人狼議事


229 流水花争奪鳥競争村

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【人】 手伝い クラリッサ

[…パンケーキも、この朝ごはんも。

彼が、こんなに美味しいごはんを
作れるようになるまで、どれだけの努力をしたか。

本当にほんの少しの片鱗でしかないけど、
わたしは知っている。

じ、と彼の顔を少しだけ見て。
わたしは一つ、小さな決意を固めた。]


 …ね、ラルフ。

 その時にでもさ 
 また、お茶の淹れ方教えてほしい。

 次こそちゃんと覚えるから。
 

(398) bou 2015/07/13(Mon) 02時半頃

【独】 手伝い クラリッサ


 * * *
 

(-174) bou 2015/07/13(Mon) 02時半頃

【人】 手伝い クラリッサ


[祭りの最中は本当に、本当に忙しかった。

この祭りは、次の巫女さまを御産みになる為の祭り。

それが、わたしにとってどういうことか。
深く考える暇も与えないほどに。]
 

(399) bou 2015/07/13(Mon) 02時半頃

【人】 手伝い クラリッサ

[大人に子供。里のものや、旅行客まで。
その日の神殿の広場にはたくさんの人が溢れていた。

巫女さまの演説がこれから始まる、という事で一部を一般開放した神殿で、わたしはこの日も仕事に追われている。


神殿へとまた一人二人と来る人々を門の前で案内する中、
巫女さまの演説は始まった。

人垣の向こう、神殿の奥に見えた巫女さまの姿はとても小さく。マイクからの声が、離れた門の前まで届く。]

(400) bou 2015/07/13(Mon) 02時半頃

【人】 手伝い クラリッサ






 …………… 


[生まれてすぐに、わたしは
家族と共に巡礼の旅に出た。

文字の勉強も、巫女についても。
勉強したのは巫女さまの絵本。]
 

(401) bou 2015/07/13(Mon) 02時半頃

【人】 手伝い クラリッサ



   ……、   っ、


[巫女さまの立つあの場所で。

本当に小さなころ、
二人でかくれんぼをしたのを覚えている。

大きな柱に隠れたわたしは、すぐに見つかった。

かけっこもなんだって、巫女さまは
わたしよりもずっと上手。

巫女だから、というだけじゃなくて、
わたしは彼女に憧れた。]
 

(402) bou 2015/07/13(Mon) 02時半頃

【人】 手伝い クラリッサ



 ……っ 、 ぅ

[歳を重ねるほどに、巫女さまの力は強くなった。

いつか、フランクさまが
お亡くなりになってしまった日。
里の水のデータを集めておいて、と
頼まれたのを思い出す。>>0:301

わたしよりも、
ずっとずっと悲しかっただろうに。

それでも仕事をこなすさまに責任、という言葉を思った。

こんなに重たい仕事を、彼女は逃げずにこなしている。]
 

(403) bou 2015/07/13(Mon) 02時半頃

【人】 手伝い クラリッサ

 
[巫女さまの仕事をしている時の
彼女が、幸せであるかどうかはわからなかった。

でも、それでも
仕事に向かう姿は、かっこいいと思った。]





 ――――っ   ぅう、



[変わらないドジのわたしは
巫女さまにどんどん追いつけなくなった。]


[だからこそ、憧れはとてもとても強くなった。]

(404) bou 2015/07/13(Mon) 02時半頃

【人】 手伝い クラリッサ




 うぅう、 ぅぇ…っ


[絵本で読んだ憧れの巫女さま]

[演説をする憧れの巫女さま]


[わたしの思う最強のヒーローは、

次の巫女さまが生まれれば

いつか普通の女の子になる。]
 

(405) bou 2015/07/13(Mon) 02時半頃

【人】 手伝い クラリッサ


[巫女さまは巫女さまじゃなくたってかっこいい。
巫女さまじゃなくなったって、だいすきなのは変わらない。
わかってるのに。

ヒーローの最後には、最高のハッピーエンドを。
それを、エフさまなら任せて大丈夫だって。
わかってるのに。


だから、嬉しくて仕方が無いのに。

それでも、ヒーローのお別れがさみしくて。]



 ひっ … うええ
 
 

(406) bou 2015/07/13(Mon) 02時半頃

【人】 手伝い クラリッサ



 
[きっとわたしは、生まれてからずっと
彼女を目指して歩いてた。


彼女は 私の、道しるべだったんだ。]


 

(407) bou 2015/07/13(Mon) 02時半頃

【人】 手伝い クラリッサ


[一言一言。巫女さまの声を聴くたびに
どんなに我慢しようとしても、
わたしの目からはぼろぼろと涙が落ちた。]

[案内していた里の子供が
わたしのことを不思議そうに見ていても
泣き止む理由にはならなかった。]
 

(408) bou 2015/07/13(Mon) 02時半頃

【人】 手伝い クラリッサ





[…やがて、演説が終わる頃。


わたしは涙をぬぐって、
遠い遠い巫女さまの姿をしっかりと見届けた。

この日のことを、忘れないように。]
 

(409) bou 2015/07/13(Mon) 02時半頃

【独】 手伝い クラリッサ


 * * *
 

(-175) bou 2015/07/13(Mon) 02時半頃

【人】 手伝い クラリッサ


[……やがて、祭りもひと段落して。
約束通りに、ラルフとパンケーキを食べる約束をした。

いつかよりももっともっと美味しくなったパンケーキを
口にしながら、忙しかった日々などを振り返って
ひとつふたつと他愛のない話を零した後。

わたしは口を開いた。]


 ラルフ。
 

(410) bou 2015/07/13(Mon) 02時半頃

【人】 手伝い クラリッサ

[祭りの期間中はつけていた慣れない敬称から、
普段通りの呼び方で、わたしは彼の名前を呼ぶ。]


 うまく言えないかもだし、
 なんか、ごめんかもだけど。

 今言わないと今後絶対言わないだろうなって思うから

 わたしいま、
 すごくすごくまじめな話するね。
 

(411) bou 2015/07/13(Mon) 02時半頃

【人】 手伝い クラリッサ


 ラルフはさ

 かけっこ、どっちが速かったか覚えてる?


 確かね、13勝15敗3引き分け。
 …あ、うそついた。16敗だったかも。
 

(412) bou 2015/07/13(Mon) 02時半頃

【人】 手伝い クラリッサ


 ご飯とお茶は、ラルフのが上手で
 シークレットのおもちゃが出るくらい、運がいい。

 でも、わたしは髪結ぶのなら出来る。
 掃除だって負けないよ。
 

(413) bou 2015/07/13(Mon) 02時半頃

【人】 手伝い クラリッサ


 …わたしね、巫女さまみたいになりたくてね。
 ラルフをライバルだと思ってた。

 どっちが巫女さまみたいにかっこよくなれるかって。
 巫女さまに追いつけるかって。


 でもね、大人になったら巫女さまとの差が
 どんどんはっきり見えてきてね。

 無理なのかもって思った。 
 

(414) bou 2015/07/13(Mon) 02時半頃

【人】 手伝い クラリッサ


 そこに、祭りのはなしは来るしさ。

 次の巫女さまが生まれたら、
 巫女さまは巫女さまじゃなくなるじゃない。


 …巫女さまに追いつけないまま、
 巫女さまが普通の女の子になったらね

 今まで巫女さまを見て色々頑張ってきたけど、
 その目標がみえなくなっちゃう気がしたの。
 

(415) bou 2015/07/13(Mon) 02時半頃

【人】 手伝い クラリッサ



 巫女さまが巫女さまやめたって、
 巫女さまがすごいのは変わんないんだけど、

 …それでも、なんかこう。
 すっごくさみしくって。


[なんだか言ってて情けなくなって、恥ずかしくって。
わけわかんないよね、ってわたしは言って
まるでいつかの彼みたいに眉を下げて、
困ったように笑う]

(416) bou 2015/07/13(Mon) 02時半頃

【人】 手伝い クラリッサ


 …そしたらね

 ラルフが巫女さまの試験も受かって、
 最後の試験に残って。

 びっくりした。すごいなって思った。
 ラルフは巫女さまの隣に立てるんだって。

 結果がどうとかじゃなくてね。
 ちゃんとラルフの頑張りを
 認めてもらったんだなって、思ったの。
 

(417) bou 2015/07/13(Mon) 02時半頃

【人】 手伝い クラリッサ



 かっこいいって思った。
 巫女さまとおんなじくらいすごいって思った。

 

(418) bou 2015/07/13(Mon) 02時半頃

【人】 手伝い クラリッサ



 ……でも、ラルフが立てるんなら。
 わたしもやっぱ頑張れるかもって。思った。

  

(419) bou 2015/07/13(Mon) 02時半頃

【人】 手伝い クラリッサ


 
 だから、

[沢山話しているうちに
やっぱりちょっと恥ずかしくなって。]


 ありがと。
 

[一番言わなきゃ、と思っていた言葉は
いつかの応援みたいな短い言葉になってしまった。]

(420) bou 2015/07/13(Mon) 03時頃

【人】 手伝い クラリッサ

[数秒だけの沈黙。
恥ずかしいから、ラルフが何か返す前に
わたしは、俯きかけてた顔をラルフにパッと向けて
誤魔化すように少しだけ茶化したように言う]



 ………なんて。

 今かっこよくたって、
 すぐ追いついてやるんだけどね!
 

(421) bou 2015/07/13(Mon) 03時頃

【人】 手伝い クラリッサ


[かけっこだってなんだって。
負けたままつもりはない。

お茶だってそう。

彼の好意になんとなく気付いていたから、
お茶の淹れ方を覚える気がなかった。

意味なんてきっとなかっただろうけど。
巫女さまと彼を繋ぐ機会が
少しでも生まれるだろうかと思って。

でも、それもやめよう。]
 

(422) bou 2015/07/13(Mon) 03時頃

【人】 手伝い クラリッサ


[お茶も、髪を編むのも、わたしが出来る事で。

少しでも、巫女さまに認めてもらえるくらい、

昔、二人で遊んでもらった時くらい。

もっとずっと近くにいれるような、
すごいひとになろう。]
 

(423) bou 2015/07/13(Mon) 03時頃

【独】 手伝い クラリッサ



[巫女さまが遠くて遠くて、
見えないなら。

巫女さまとおんなじくらいかっこいい、
彼を追って、歩いていこう。]

 

(-176) bou 2015/07/13(Mon) 03時頃

【人】 手伝い クラリッサ





[わたしはラルフへ向けて笑う。

昔、食玩を片手に笑ったように、誇らしげな笑顔で。**]
 

(424) bou 2015/07/13(Mon) 03時頃

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