207 Werewolves of PIRATE SHIP-2-
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
|
─ 厨房 ─
[音もなく忍び込んだ先では、獲物が、酒を物色していた。
その、喧しい声を漏らす喉笛を喰いちぎってやろうと、静かに近付いたその時───]
[ガシャーーーーーーン!!!]
───!!
[まさかの失態。 床に積まれていた皿に、腰に提げていた鉤爪をぶつけ、倒してしまった。]
(+4) 2014/12/13(Sat) 01時半頃
|
|
[料理人が振り向いたなら、鉤爪をつけていない筈の男の両手が、鉤爪よりずっと鋭い爪を有していることに気付くだろうか。
感情薄い貌、しかし瞳は真紅に染まり、大きく裂けた口からは、牙が覗く。]
────……
[答える必要もない……とでも言うかのように、ひといきに距離を詰める。
今まで募らせてきた苛立ちと、夥しい血臭に酔ったが為か。
いつもの冷静さはそこにはなく。 ただ、目前の男の、煩い声を漏らす喉笛を喰いちぎってしまうために**]
(+8) 2014/12/13(Sat) 02時頃
|
|
[もしいつものように、鉤爪で急所を狙っていたのなら。 もしあと少しでも冷静さが残っていたのなら。 こんな事態には、ならなかったのかもしれない。
けれど、少しずつ積み重なってきていたこの酒臭い料理人への苛立ちは、よりによって今日、限界を超えてしまった。 くわえて、あの朱い月が。 船内に立ち込めている芳醇な血の薫り、絶望の叫喚が、感覚を狂わせていた。
それに自身で気付けなかった、完全な手落ち。]
─────!
[咆哮すら上げぬまま、振り向いた料理人の首元に牙をたてる。 だが、若干浅かった。 喰いちぎった肉は、即座に絶命させるには至らぬ程度。>>+11]
(+17) 2014/12/13(Sat) 03時半頃
|
|
グル、ヴ……!
[耳障り極まりない悲鳴が、厨房に響く。>>+12 この男らしからず、全身に返り血を浴び、不快感露わな唸りを漏らし、今度こそ……今度は、喉笛食い破る程度ではなく、その首を食いちぎり頭と胴を別れさせてやろうかと。
ざわざわと毛を逆立てて、明らかに獣じみた両手……前脚を料理人の肩に掛け、人外な膂力を以って押し倒す。
───永遠に黙れ、酒狂い。
大きく開けた紅い口で、血に染まった喉笛に迫る。 ニコラスの手が、まだ手斧を握ったままであることにすら、気付けぬままに**]
(+18) 2014/12/13(Sat) 03時半頃
|
|
[ヴェラーヴァルと同じ毛色を持つ、半人半獣の化け物は、血に塗れ、息絶える時まで、咆哮のひとつもあげぬまま。
見開かれたままの瞳は紅く。
それでもやはり凡そ表情らしいもののない貌は、逆に、絶望を体現しているかのようでもあり。
───絶望を喰らおうとしていた獣は、はからずも、畏れを欠く者に牙を剥いてしまったが為に。
逆に、絶望の餌食となった**]
(+19) 2014/12/13(Sat) 04時頃
|
風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2014/12/13(Sat) 04時頃
|
[背後から聞こえた音に、声に振り向いたのは、ニコラスの身を床に強く縫い付けた直後。 普段であれば、獲物を仕留めている最中、他の物音を警戒することはあれ気を取られるなどということはありえない。 そも、背後をとられることなどがない。
今この船は、あまりの多くの血を流しすぎた。 あまりにも多くの死を見過ぎた。
暗殺者としての理性より、獣の本能が前に出る。]
……ヴヴ……ル!
[唸り、真紅の双眸を向けた先には、ヘクターとリーの姿があった。 獲物から目を離すなどという、普段ならありえない失態。 その頭に、手斧が振り下ろされる。]
───!
[そして、間髪入れず、とどめとなる重い一撃>>50が。]
(+24) 2014/12/13(Sat) 15時半頃
|
|
[悲鳴も咆哮もなく。 それどころか、表情に驚愕も恐怖も浮かべることもしないまま、頭を潰され、息絶える。
リーからの問いかけ>>54に答えることは、結局なかった。*]
(+25) 2014/12/13(Sat) 15時半頃
|
|
…………。
[己の死を理解したのは、命を落としてすぐのこと。
頭を潰されて息絶えた、半人半獣の化け物を、男は、無表情に見下ろした。 その頭には獣の耳、臀部からは獣の尻尾が垂れ下がり、確かに、彼がこの化け物であったことを、現しているのだが。]
……荒いな。
[そこの潰れた化け物の骸が、たとえ自分であったとしても。 やはり、漏らすのはいつもと同じ言葉。]
(+26) 2014/12/13(Sat) 15時半頃
|
|
[ふと見れば、喉笛に穴を空けた獲物が、血塗れでヘクターの足にじゃれついている。 もはや、興味の失せた獲物だ。
ただ……]
ああ、馬鹿ではないな。
[それが、酒に侵された脳のせいなのか、彼本来の能力だったのか、知りようもないが。 襲われながらもこちらに背を向けず、手斧を離すこともなく。 迂闊にも見せた隙に、反撃の手を振り下ろしてきた。
その行動に、男なりの賞賛を漏らした。]
(+28) 2014/12/13(Sat) 16時頃
|
風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2014/12/13(Sat) 16時頃
|
[厨房に残る者達は、はたして気付くだろうか。
斃れた時は、まだそれなりにヒトらしかった、半人半獣の化け物の姿が、徐々にその本来の姿に戻りつつあることを。
衣服に包まれ、頭も潰れた状態ではあるが、覗く手足が明らかに獣となっていることを。
もし、物好きが、血に塗れたヴェラの着衣を剥いだなら、そこにあらわれるのは、ヒトよりも圧倒的に獣に近い躰かもしれない。*]
(+29) 2014/12/13(Sat) 16時頃
|
|
[厨房に徐々に人が増えてくる。 そのたび、獣の耳がぴくんと揺れた。 グレッグがミナカに喧嘩を売り、結果、ギリアンに傷を負わせ、船長の怒りを買って殺された、という話を聞いた時もまたしかり。 表情は相変わらずだが、耳だけが時折動く。
つまりこの男、感情がなかったわけではなく。 比較的感情の分かりやすく出る箇所……耳と尻尾が、普段、隠れていただけのことなのだ。
とはいっても、やはり、常人よりだいぶ薄くはあるのだが。]
(+30) 2014/12/13(Sat) 17時頃
|
|
/* |∀゚) ヒョヒョヒョーーー
(-80) 2014/12/13(Sat) 17時頃
|
|
[ヘクターが去り、ホレーショーも去る。 今度は、モンドが厨房を覗きに来ていた。
男はその一部始終を、己だった骸の傍らに立って、何するでもなく、ただ見つめていた。 時折、尾がゆるやかに揺れる。]
───。
[ニコラスが目覚めたのはどの時か。 生前のあの騒がしさはない、いいこといだ。 また少し尻尾が揺れた。]
(+36) 2014/12/13(Sat) 19時頃
|
|
[静かなのはいいことだ。 この料理人が、普段からこうだったなら、おそらくこんな事態にはならなかったろう。
だが、後悔があるかといえば、ない。 そも浮かびすらしない。
話しかけられなければ、黙ったまま。]
[そのうち、グレッグが姿を見せた。 彼も死者だということは、ホレーショー達の会話から知っていたし、そうでなくても匂いで分かる。 だからと、特別な感情が浮かぶこともない。
紅味帯びた、無機質な双眸を向けるだけ。]
何故……?
[唸るような声に、不思議そうに耳が動く。]
煩かったから、静かにさせようとした。
(+39) 2014/12/13(Sat) 19時半頃
|
|
[振り上げられた拳>>+40を、無機質な瞳が追う。 避ける素振りも、反撃の動作も、それどころか眉すら動かない。 諌めるニコラスの声>>+42が聞こえた。 煩い、狂った笑いはそこにはない。いいことだ。]
───!
[化け物>>+41と言捨てられ、ビクンと耳が振れた。 口調どうこうより、純粋に、声の大きさに驚いたのだが。
人間から見れば、化け物であることは間違いはないのだろう。 グレッグが怒る理由も、分からなくはない。]
…………。
[声を震わせながらも拳をひいて、厨房から去ってゆくグレッグを見て、不思議そうに耳が傾く。]
(+43) 2014/12/13(Sat) 20時半頃
|
|
[こちらを見上げてくるニコラスに気付けば、ゆっくりと視線を下げる。]
うるさかったな。
[質問には簡潔に。 寧ろ、マシな理由がどんなものなのか分からないといった風に、無表情のまま首を傾げた**]
(+44) 2014/12/13(Sat) 20時半頃
|
風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2014/12/13(Sat) 20時半頃
|
[fuckin' ───クソッタレ
今まで何度となく向けられた言葉だ。 死者から言われたのは、これが初めてだが。]
?
[何故これが天罰なのか、獣には理解できない。 厨房から去るというなら、話すことがないのだから、止める理由も特にない。
一瞬だけ振り向いたニコラスが、向いていなかったなと呟くのが聞こえた。]
……そういえば。
[ふとした気まぐれ。]
ヘクターは、聲が聞こえるらしい。
[何の声であるか、とか、魂がヒトかどうかまで分かるらしい、とか、そこまでは話さない。 いつもの言葉足らず。]
(+49) 2014/12/13(Sat) 22時頃
|
|
おまえは、あれによくまとわり付いていただろう。
[半ば独り言のように言うと、ふらりと、どこかへ姿を消した。*]
(+50) 2014/12/13(Sat) 22時頃
|
|
/* ミナカタチ
(-103) 2014/12/13(Sat) 22時頃
|
|
/* どこ行こうかなー
のさのさ。
(-120) 2014/12/13(Sat) 23時頃
|
|
/* くそー ヘクターかっこいいよなー
もっと懐いときゃよかった。 コイツじゃ無理だが。
(-122) 2014/12/13(Sat) 23時頃
|
|
/* いちおーニコラス襲撃フラグはたてたとはいえ、急だったよなぁやっぱり。 申し訳ないことをした。
でも、美味しい殺し方してくれてアリガトウなんだぜ! と埋めておく。
あとあれよ、ヘクターきて頭潰された時はキタ - .∵・(゚∀゚)・∵. - ッ!!てテンション上がったよね!! スプラッタは浪漫。
(-123) 2014/12/13(Sat) 23時頃
|
|
/* ま、アレよ。 かっこいいは、皆かっこいいんだけどもね! 一部なんか可愛いのもいるけど。
(-124) 2014/12/13(Sat) 23時頃
|
|
/* そして、船名を船長に丸投げした自分は、GJだったとおもう!
なによ絶望《デゼスポワール》って! 格好良すぎるだろ!!!!(ダンッ!!!!!
(-126) 2014/12/13(Sat) 23時頃
|
|
/* やーしかしほんとどうしようね!!!!!
(-127) 2014/12/13(Sat) 23時頃
|
風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2014/12/13(Sat) 23時頃
|
─ 甲板・船首楼 ─
[ふらふらと漂うように、足は、甲板へ向いていた。 月が出るには、まだ少し早そうだが、空は少しずつ黄昏色に変わりつつあったろうか。
誰も居ないことを確かめて、船首楼へと向かう。 いたところで、どうせこちらの姿は見えないのだが。]
[覗き込んだ黒い海には、殆どと言っていいほど波がない。 そういえば、昨日からずっと風も吹いていない。 今頃になって、この船が、ずっと止まったままになっていることに気が付いた。
……止まっているからどうするということは、多分生前だとしても、何もないのだけれど。]
(+58) 2014/12/14(Sun) 00時頃
|
|
/* この船の猫科は概ね狼らしい。
(-146) 2014/12/14(Sun) 00時半頃
|
|
[やや時を置けば、漸く、東の空に月が顔を見せはじめた。
───ああ、今夜も、朱い。
思い出すのは、己の力を知った、あの日のこと。
物心ついた頃には、もう親はいなかった。 とはいっても、人ではなく、獣として。 路地で残飯を漁ったり小動物を食らったりな、どこにでもいる野良犬。 ただその野良は犬ではなく、狼だった。 もっといえば、ヒトオオカミだった。 いつの頃か、ヒトの姿をとれることに気が付けば、路地に干されている服を盗り、周りの人間がするように、着てみたりした。
ただ、まだその頃は、自身の幼い爪が、簡単に人間を引き裂けるほどの力を持つことなど知らなかった。 そして、人間の血が、肉が、残飯や小動物よりずっと美味だということも。
───あの日、路地で襲われるまでは。>>*15
そして、返り討ちとした男達の血肉を齧るまでは。*]
(+60) 2014/12/14(Sun) 00時半頃
|
|
[生粋の獣は、ずっと、闇の中に生きてきた。
はじめの頃は、人間に見つかり、危うく殺されかけたりもした。 しかしやがて、音なく獲物を狩る術を覚えた。 そして年齢が13を数える頃、路地で、狩ろうとした男に逆に捕まった。 殺されるのかと思ったが、逆に、暗殺の仕事を持ちかけられた。 寝床、食事、身柄の保証。 怪訝に思いながらも頷き、その男のもとに1年ほど身を置いた。
今思えば、あの男もまた人狼だったのだろう。 自分と同じ、生来のものか、後天的なものかは知らないが。
───いつの頃からだろう。
裏社会で『闇猫ヴェラ』などと呼ばれるようになったのは。]
(+62) 2014/12/14(Sun) 01時頃
|
|
………─── ォーーン ……
[ゆらりと、本来の獣の姿となった男は、朱い月を紅い瞳に映し、吠える。
遠吠えは、はたして誰の耳に届いたか。 届かなかったか。
新たな血の匂いを感じたか、それとも───……**]
(+63) 2014/12/14(Sun) 01時頃
|
1
2
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る