人狼議事


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新聞配達 モリスは、メモを貼った。

taru 2014/09/25(Thu) 01時頃


新聞配達 モリスは、メモを貼った。

taru 2014/09/25(Thu) 01時半頃


【人】 新聞配達 モリス

― *** ―

[空はとても青く、快晴だった。]


[公園は、旦那との思い出の場所。]


[よく散歩をして、よく鳥を見て、
よく川を見て、よく笑って。

きっとたくさん思い出すのは、あの公園での出来事。]


待たせちゃいましたか


[首を横に振られる。
もっと待たせても良かったのかもしれない。]

(0) taru 2014/09/27(Sat) 00時頃

【人】 新聞配達 モリス



ふふ


[そっと手をつなぐ。
とても楽しげな、 *笑みを浮かべた*]

(1) taru 2014/09/27(Sat) 00時頃

【人】 新聞配達 モリス

― *** ―

[空は暗く、しとしとと雨が降った。]


「こんな日は雨が降るっていうけど」


[誰かがそんな事を言った。
式場の前、泣きながら空を見上げた。]

(2) taru 2014/09/27(Sat) 00時頃

【人】 新聞配達 モリス

― *** ―


「さいごはね、笑顔だったって」


「苦しまずに、すっと」


「きっと、苦しむ前におじいちゃんがつれてったんだねえ
 優しい人だったもんね…」
 

(3) taru 2014/09/27(Sat) 00時頃

【人】 新聞配達 モリス

[少しだけ祖母に似た口調の女性は、そんな話をする。

数日前から体調を悪くし、日課の公園にも行けなくなった祖母は、急に小さく見え始めた。元々小さかったけれど、どこか不自然に。
夜にも寝つきが悪いらしく、どこか宙を見つめては笑ったり、手を伸ばしたりする事もあった。

「そうね、そうかもしれないわね…」
「どうしようかしら」

「あらそうなの?」

そんな独り言が部屋から聞こえてくると決まって孫は部屋を覗いたが、ただ目を閉じた祖母が独り言を呟いていただけだった。

――ちゃん、―――ちゃん、――くん、
親しげな友達の名前を呼んだり、
――、――、――…、
子供や孫の名前を呼んだりもした。

「おばあちゃん?」

声をかけても、聞こえてない様子だったから、夢を見ているようにも見えた。けれどそれを見つめる孫の視線は、どうしても不安そうになってゆく。]

(4) taru 2014/09/27(Sat) 00時頃

【人】 新聞配達 モリス


[認知症でも発症したのか、
それともお迎えが近いのか―――。

今回は、後者だった。

何も忘れることなく、
最後までしっかりとした記憶を持ったまま、
穏やかにゆけたことは、幸せだったのかもしれない。]
 

(5) taru 2014/09/27(Sat) 00時頃

【人】 新聞配達 モリス

[ふと、思い立ったように昔の知り合いに手紙を書く。
字はいつまでも達筆だ。おげんきですか?そんな内容の他愛もない手紙。]


――… 公園の、

お友達にも、挨拶しなきゃねえ…


[そんな言葉を呟いた後、いつも通りの支度を整えて公園に行った。
そしておはようございます、本格的に寒くなってきたわね、と挨拶をして。
少し他愛もない話をして、それぞれの用事があり去るのを見送り。

少し笑ってから、手紙を投函し、帰宅して。

ゆっくりゆっくり、帰宅して。


倒れたのは玄関先だった。緊急搬送をされて、そのまま少し入院をして、そしてそのまま家に帰ることはなかった。公園に行くことも、*もうない*]

(6) taru 2014/09/27(Sat) 00時頃

【人】 新聞配達 モリス

― *** ―

[空はとても青く、快晴だった。]


[公園は、旦那との思い出の場所。]



[今日も、鳥の声や、羽の音や、川の音や、話し声が、*聞こえるだろうか?*]

(7) taru 2014/09/27(Sat) 00時頃

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