283 突然キャラソンを歌い出す村2
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[>>150 波打つ心に流し込まれるlyric、 まるで推理小説の入れ替わりのtrick
言葉を伴わない間奏曲(Intermezzo)は しとしと霧雨のように部屋の中なのにふたごを包んでいる。 隔てる硝子に涙のような雫が浮かぶ。 ああ、伊達眼鏡が酷く煩わしい。]
… 、…
[ヨスガ、って呼んでいいのかゆかり、って呼ぶべきなのか 迷って、僕は声に出すこともできやしない。 笑って、って言われても>>151 上手に笑うことができない。 へたくそなんだ。 傍にいたんなら 知ってるくせに]
(240) 2018/09/13(Thu) 11時半頃
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[瞼が重い。
今手を離しちゃいけない気がするのに、 離れていく気配に追いすがった手は彼の何もつけてない手首を滑り落ちていっただけ。]
(241) 2018/09/13(Thu) 11時半頃
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─── 夜が明ける。
(242) 2018/09/13(Thu) 11時半頃
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―天地家:朝―
[目覚まし時計の音がする。 体が重くて、体が妙に冷えているのが分かる。]
……ん、
[瞬き 一度、二度。─三度。]
………!!!
[ば、っと起きあがる。]
ヨスガ……
[息が強張っている。 寝台から転び落ちるように駆けだして、 広い家の、日本家屋の、あちらこちらを見て回る。 息が上がるのとは別に、嫌な感じに心臓が暴れていた。]
(243) 2018/09/13(Thu) 11時半頃
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―自宅から→外へ―
……いない……
[血の気が引いていく。 時計を見ればとっくに登校時間は過ぎている。 でも、それどころじゃない。]
探さなきゃ…。
[呟くが早いか、荷物を手に走り出す。 スマホが光っていて着信を知らせていた>>3 もしやと開けばそこには向気の気遣いの言葉。]
……っ
[向気に“彼”は名前を貰ったって謂っていた。 僕の知らないところで沢山のことが動く。一番近くにはいられないと分かっているつもりだったのに!今更、僕は。]
(244) 2018/09/13(Thu) 11時半頃
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向気宛のメッセージ 「ヨスガは学校にいる?」
[返事は短く、問いかけの答えにすらなっていなかった。庭に飛び出した僕は、自転車がないことに気づいた。山に置いてきたまま、なのか。 外は雨。濡れるのも構わないで走って、走って。*]
(245) 2018/09/13(Thu) 11時半頃
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/*ここはうたうとこか?????
(-145) 2018/09/13(Thu) 11時半頃
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/* 青春しててめっちゃ歌あるのわらうし こころちゃんのスイートボイスが聞こえてくるようなのわらうでしょ…なんだこれは…。
(-146) 2018/09/13(Thu) 12時頃
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/* 耐えきれなくて村に参加してなくて雑談を聞いてくれるひとに「 やべえwwwwwwwwwwwwwwwwwwたすけてwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」とか吹き散らかしてるのとてもめいわくだとおもいます ごめんね こんなの正気でやってられるかよ
(-147) 2018/09/13(Thu) 12時頃
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/* ログを書こうとすると歌が目に入ってきておおむね吹っ飛ぶこの現象…歌を歌うのと歌を書くのとログを書くのは…並行できない…新体験…たすけてくれ
(-148) 2018/09/13(Thu) 12時頃
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/* >>260
なんでだよ。 wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
(-167) 2018/09/13(Thu) 14時半頃
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―朝:町を走る―
[何も考えずいつものパーカー、いつもの制服で出てきてしまった。 悪目立ちしてしまうかもしれないけれど、時間が惜しい。]
……、あのっ、 僕と同じ顔をした人、見ませんでしたか
[交番の人に尋ねる。答えはNo、 学校だろうか、と走り出すけれど運動が得意なわけじゃない。 直ぐ息が上がってしまう。 >>246不意に震えるスマホ、僅かな期待とほのかな落胆。]
……、
[唇噛んで一言だけ。
向気宛メッセージ:「いないんだ」
と]
(293) 2018/09/13(Thu) 19時頃
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[向気が名前を付けたらしい。 名前のは大切なもので、 名づけられたものは形を持つ、とか。 父さんがそんなことを謂っていた気がする。
向気が悪いわけじゃない、 分かっているけど、 どうして、名前を付けたの、なんて 今会ったら責めてしまいそうな自分が嫌だ。
ヨスガにあてたメッセージ 「今どこにいるの」
器用な言葉なんて出てこない、 焦燥が高らかにエレキギターの弦をかき鳴らす──!]
(294) 2018/09/13(Thu) 19時頃
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―scampering―
回らない脚 もつれそうな爪先 振り切って走る 探し物は何ですか
回らない頭 砕けそうな心臓 見ない振りで翔る 失せ物はなんですか
scampering 街の喧騒がうるさくて 君の声が聞こえない
scampering 大事なもの見落とさないようにしたくて
ちっぽけな両手は雨空を掻いてもがく Oh…Woo…
(295) 2018/09/13(Thu) 19時頃
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[僕は誰か頼るなんて上手に出来ないまま来てた。 ぐるぐる回る頭は、 悪い方に悪い方に考えてしまって。 不意に、思いだしたのは 昨日、真っ黒い眸の女装男子から僕を助けてくれた人。]
……、──
[あの人なら話し、聞いてくれるだろうか。 葛籠 つづり、あの人になら、ちゃんと、話せるだろうか。
雨でずぶぬれになりながら、 やみくもにまた走り始めた*]
(299) 2018/09/13(Thu) 19時頃
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/*異言語コーラスやめろwwwwwwwwwwwwwwwwmwwwwwww
(-220) 2018/09/13(Thu) 20時半頃
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―すでに授業は始まって:雨の校門―
……、──
[町を探しても探してもヨスガが見つからなくて、 結局学校に来てしまった。
こっそり、電柱のあたりから様子を窺うのは風紀委員や先生がいないか心配だからだ。 捕まってしまっては、時間をロスしてしまう。 傘をさすのも忘れて濡れねずみ。 流石に布が重くて少し後悔した。]
……、──、
[向気から何か連絡があればいい、とスマホを気にしてはいるけれど。 本当に、あんまり人と連絡先を交換していないのを心底悔やんだのはこれが初めてだ。 抜き足、差し足、──そ、っと校門から中へ──]
(349) 2018/09/13(Thu) 22時頃
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……え
[>>331 思わず、声が出た。 其処に立っていたのは、]
……葛籠さん…?
[おずおず声をかける。 どうしてこんなところに居るのだろう、僕には皆目見当がつかなかった**]
(350) 2018/09/13(Thu) 22時頃
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/*なんなんwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
(-263) 2018/09/13(Thu) 23時頃
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エニシは、今のは一体……?
2018/09/13(Thu) 23時頃
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─ 午前: 九尾塚学園校門前 ─
……葛籠さん……
[アコーディオンの残響がそぼ降る雨に溶けていく。 濡れた眼鏡は情けなく、葛籠さんの姿を何重にも映した。]
……、…、どうしよう、… ヨスガが、……いなくなって、 “ゆかり”、に、なった……
[要領を得ないまま言葉が零れた。]
僕にも何がなんだか、わからないんだ、でも、 ……ヨスガが、ヨスガじゃない、って…。
(392) 2018/09/13(Thu) 23時半頃
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─雨の校門>>405─
此処まで、いろんなとこ探したんだけど、見つからなくって……
[溢れ続ける言葉は 女性にしては低い、女の子たちが王子様と噂する落ち着いた声に一旦は、宥めてもらえた]
ご、めん、……ありがとう。
[頭を下げると雫がポタポタと落ちた。 ひどい、泣いてるみたいだ。これじゃ。 いや、泣いてるのかな、わからない。 背中を叩かれるのが頼もしいと思う。 濡れ鼠の僕は、校舎の中に入ったとたん、なんだか少し寒く感じた]
……向気が、ヨスガ、学校にも来てないって……
[ぽつ、ぽつ、道中説明しようとする断片]
(408) 2018/09/13(Thu) 23時半頃
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/*
>>403 なんか体育祭wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwまじか
(-282) 2018/09/14(Fri) 00時頃
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─雨の校門>>408─
僕は、天地…エニシ、だ。 名前、名乗ったことなかったよね…。ごめん。
探してる……天地ヨスガは生徒会長で、 僕の、双子のきょうだいなんだ。
[そんな説明をしながら、向かったのは保健室。 一部生徒たちの憩いの場だ。]
……ありがとう。 う、うん、困ります…。
[勢い良く頷いた。 余りにも恥ずかしすぎる。]
(447) 2018/09/14(Fri) 01時頃
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─保健室─ [酷い格好だった。鏡を見て眉を下げる。]
笑って、だなんて
[ヨスガみたいに、笑えない。 目を細めて、苦手な表情を真似てみるけれど、どうしてもぎこちなかった。鏡映し、同じ顔、でも、触れれば今は冷たい。 だって鏡、だから。
ふる、と首を横に振って何とか最低限身だしなみを整える。 下手をすると風邪をひいて倒れてしまうかもしれないし。それはいけない。探しに行けない。ヨスガも、…“ゆかり”も。]
(452) 2018/09/14(Fri) 01時頃
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─保健室→移動─ [遅ればせながら、 学校に連絡は入れておくべきだろうか。 いや、もうここ学校だけど。
保健室の隅っこで、風邪を引いた演技と一緒に、先生に連絡した。多分、さして不振には思われていない、はず、多分。]
(455) 2018/09/14(Fri) 01時頃
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[ヨスガが来ていないなら、 うん、ヨスガも一緒に風邪ってことにしよう。
嘘を吐くのはとんでもなく緊張する。]
(457) 2018/09/14(Fri) 01時頃
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/* wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
グリッモワ
(-328) 2018/09/14(Fri) 01時半頃
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/*僕にはわかるぞ これはリアル風邪気味……!!(すいません
(-388) 2018/09/14(Fri) 07時半頃
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/* こ、これとうひょうするの?? みんなやばいもんな……どうする
(-390) 2018/09/14(Fri) 08時頃
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─学校昼休み前に>>492─
……うん、よろしく、 葛籠さん。
[一方的に知っていた名前だけど、 これでちゃんと名乗りあえた。 茶化すでもなく聞いてくれるのは、なんだか安心する]
……いい名前、うれしいな。
[ほんのちょっと、笑えた。 でも──ヨスガは。]
昨日、裏山で嵐が起きてて。 帰りが遅かったから、迎えに……行ったんだ。ヨスガを。
そしたら、様子がおかしくて
[保健室前までで話せたのはこれくらい。
(558) 2018/09/14(Fri) 08時頃
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