人狼議事


99 あやかしものと夏の空

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【人】 教え子 シメオン

―林―
……わたしは自分で思っていたより我儘らしい
正体を隠したまま見守っているだけでいいと思っていたのに、こうして「締尾」としてお前を林に連れて来てしまった。

[ラルフより少し後ろを歩く狐はいつの間にか白い着物姿へと戻っている。
着ていた服はラルフの荷物の中に入っていることだろう。

迷わずに祠へ向かってくれたならば、彼が既にこの場所に来ていたことを知らない故に表情に出てしまう程に喜んで]

(91) 歯車王 2012/08/18(Sat) 00時頃

【人】 教え子 シメオン

―祠前―
……懐かしいのう。

[そうして祠の前につけば、見慣れ過ぎている筈の風景をじっと眺める。
幻か夢か、昔のラルフの姿なら彼が村を去ってからも何度だって見ていた。
けれど、こうして成長した彼がいるのは不思議なものだ。]

お前はいつだってあそこに座っていた。

[あの木の根元に座る姿>>2:340は祠からよく見えて。
真似をするように自分もそうした>>1:116ものだった。]

(93) 歯車王 2012/08/18(Sat) 00時半頃

【人】 教え子 シメオン

わたしにも分かる程に変わり者のお前を眺めるのは、とても楽しかったぞ。

ラルフ
ずっとずっと、お前を見守っていたよ。

[ぽつりぽつりと思い出を語って、微笑する
それから何か言いたげに、ためらうように視線をあちらこちらに向けて]

オスカーのことは……すまなかった。

[一言、絞り出すようにやっと言葉にする]

(94) 歯車王 2012/08/18(Sat) 00時半頃

【独】 教え子 シメオン

/*
とりあえずここまでにしておこうか。

(-460) 歯車王 2012/08/18(Sat) 00時半頃

【独】 教え子 シメオン

/*
雪女、お帰り

(-468) 歯車王 2012/08/18(Sat) 01時頃

【人】 教え子 シメオン

……そうじゃ。

オスカーは事故だった。
どうしようも無かったんじゃ、わたしも、お前も

[責められない>>106ことで気持ちは軽くならなかった]

あの時こうしてたら、なんて思ってやるなよ?
そんなことオスカーは望んでいないさ
分かってるじゃろ、あの子は今も純粋にお前を慕っている。

……決して恨んでなど、いないんじゃよ。

[きっと、ラルフは自分自身を責めていたのだろうと分かってしまったから]

(108) 歯車王 2012/08/18(Sat) 11時半頃

【人】 教え子 シメオン

……嗚呼、見たのか。
その通りじゃよ

[同じように>>107祠を見て]

呼びやすいように呼べばいい、
今更改まられても困るぞ。

[まじまじとこちらを見やるラルフに今はただの人の子だと苦笑いする]

(110) 歯車王 2012/08/18(Sat) 11時半頃

【人】 教え子 シメオン

[続いた声に焦るような調子が滲んでいることに気付けば目を丸くして]

勿論、村と運命を共にするぞ。
引越すあやかしもいるとは聞いていたがな、わたしはそんな簡単には出来ない。

何も変わらないさ、ただダムに沈み誰もいなくなるだけで。
わたしはいつも通り、ずっとここに在り続ける。

[語る声は只静かに、哀しみもそこには無い。
ほんの少しの寂しさだけを漂わせ、それでも神として当然のことだと思っている]

ああ、そうじゃ……万年筆、またわたしにくれないか?
あの時はあれを無くしたまま沈むのが嫌で探していたんじゃよ。

何を忘れたってお前のことだけは忘れたくはないからのう。

[にっこりと、まるで転校し友達と離れることを惜しむ子供のような
その程度のことのように笑う]

(111) 歯車王 2012/08/18(Sat) 11時半頃

【独】 教え子 シメオン

/*
頑張れ全裸

[尻尾ぱたぱた]

(-489) 歯車王 2012/08/18(Sat) 11時半頃

【独】 教え子 シメオン

/*
すまんのう。
タイミングを掴めなかったんじゃ

(-494) 歯車王 2012/08/18(Sat) 12時半頃

【人】 教え子 シメオン

……ラルフ?

[眉をしかめ首を振るラルフ>>128、沈むこと自体には何の疑問も持っていなかった狐はすぐに言葉を返すことが出来ず]

……わたし、は

[この地から人の子がいなくなる、それは狐の役目が終わるということ。
だから、]

(130) 歯車王 2012/08/18(Sat) 22時頃

【人】 教え子 シメオン

お前はいずれわたしを忘れる
わたしなどいなくても一人では無い。

[その言葉>>129は嬉しいけれど
それは違うと首を振って]

……お前に忘れられるのなら、思い出があるこの場所で沈むのがわたしの幸せじゃ。

[そして先程と同じようににっこりと笑み、近寄って]

(131) 歯車王 2012/08/18(Sat) 22時頃

【人】 教え子 シメオン

[爪先立ちをし、ラルフの頬に唇を押し付けて]

――……大切な人間が出来て家族を持っても、わたしを忘れないと言えるなら

……連れていけばいい。

[ぎゅっと袖を握り、か細い声でそう言った]

(132) 歯車王 2012/08/18(Sat) 22時頃

【人】 教え子 シメオン

[袖を掴んでいた腕は、少年は、消える

ほんの一瞬、ラルフの前には九尾の金狐が現れて
「締尾」の名の通りにその尾を縛っていた縄が解け、存在すらもしなかったように消えていった。]


[からん]

[鳴き声すらも残さず狐は消えて、音を立て地に落ちたのは無くなっていた「締尾様」の像]


[その像の尾も、何にも縛られていなかった*]

(133) 歯車王 2012/08/18(Sat) 22時頃

【独】 教え子 シメオン

/*
さあ、弟の元にいくがいい。

[何にもしなかったようにしれっとした表情で]

因みになんで尾が縛られてたのかなんて設定は無いから気にするな

(-527) 歯車王 2012/08/18(Sat) 22時頃

【独】 教え子 シメオン

/*
おい千切れるふらぐじゃぞそれ

(-533) 歯車王 2012/08/18(Sat) 22時頃

【独】 教え子 シメオン

『結局わたしもあの犬神と同じか。』

『全く……数百年前のわたしが見たら何と言うことかの。』

『けれど、嗚呼。』

『こんなに尾とは軽いものだったか』

(-547) 歯車王 2012/08/18(Sat) 22時半頃

【独】 教え子 シメオン

『わたしを土産屋の置物か何かと勘違いしとるのかお前は?』

『じゃが……ふふ。側にいれるのなら、どこだっていいさ』

『……全く、どうかしとるわ。』

(-552) 歯車王 2012/08/18(Sat) 22時半頃

【人】 教え子 シメオン

[ふ、と祠の前に狐火が灯る。
まるですぐ戻って来るとでも言うように、ラルフの周りをくるくると回って
どこか上空へと、飛んでいった]

(145) 歯車王 2012/08/18(Sat) 22時半頃

【人】 教え子 シメオン

―山―
『全部、終わったぞ』

[雪女の元に辿り着けば、狐火は人の子には見えぬ狐の姿に変わり
彼女を背に乗せて住家へと送ったことだろう]

『もう夏になど目覚めるんじゃないぞ?』

『わたしは二度と助けてなどやらんからな。
倒れたお前を見た時のあの気持ち……こっちまで倒れそうじゃったわ。』

[もう二度と会う事はないだろう、ほんの一度だけ振り返り]

『……達者でな』*

(150) 歯車王 2012/08/18(Sat) 23時頃

【人】 教え子 シメオン

―月明りと狐火と―
[空に咲く花火も散った後、祭りの後の静けさと寂しさを漂わせる夏の夜]

[あかりは果たしてどこにいたか、何であろうと本来の姿に戻った狐には見つけることは簡単なことで]

[結局嘘をついていた理由も聞きそびれてしまった
もう彼の揚げ入り味噌汁を飲むことも名前を呼ぶことも出来ない、だから。]

『あかり、お帰り』

『それから、いってらっしゃい』

[あの時のように、見送るように、ただ狐火は灯っていた]

(157) 歯車王 2012/08/18(Sat) 23時頃

【独】 教え子 シメオン

/*
雪女とあかりは勝手にすまんな
どうしてもお前達のところには行っておきたかった

引き摺ったり粗末にしたら実家(ダムの底)に帰ってやる

>>-565
まあ力がある悪戯妖狐が縄で封じられて色々あって神様になったのではと
だから出来ることが悪いもの(あやかし)から人の子を守ることとか

……なんのことかのう?

[つんつんされきょとんとした表情を作りたかったが、堪えきれずまた口角を上げる癖のような笑みになって]

案外わたしとお前は似た者同士だったのかもしれないのう……くく。

(-574) 歯車王 2012/08/18(Sat) 23時頃

【人】 教え子 シメオン

―いつか ラルフの家―
[像を持って帰った、いや狐を連れて帰ったラルフは怪現象に悩まされるようになるだろう。]

[彼が家を空け帰りが遅くなったならば、しまっていた筈の本が散らばっていたり
じゃんくふうどと言われる食べ物を買ってきたなら少し減っていたり。]

『とかいは好かんが……この暮らしも悪くは無いのう。』

『ふふ、…お前は後悔しているか?』

[そんな狐が、ある村に奉られていた神様だとはきっと誰も思わない*]

(167) 歯車王 2012/08/18(Sat) 23時半頃

【独】 教え子 シメオン

/*
クラリッサはクラリッサで何より

何だかんだでラルフが結婚したら狐は拗ねると思う、取られた気がして

(-582) 歯車王 2012/08/18(Sat) 23時半頃

【独】 教え子 シメオン

/*
これでもいきなり変わりすぎかと悩んだんじゃが、ひっそりかのう?
じゃあラルフが寝てる間にこっそり人型で隣に寝たりするか、まあ結局見えんが。

亀吉はそれでいいんじゃよ、ひっそりした亀吉など亀吉の皮を被った何かよ

(-585) 歯車王 2012/08/18(Sat) 23時半頃

【独】 教え子 シメオン

『……お前は、まさか』

『ふふ、わたしも耄碌したものじゃな』

『わたしも……あかりに、お前達に会えて幸せじゃったよ』

(-597) 歯車王 2012/08/19(Sun) 00時頃

【人】 教え子 シメオン

―ラルフのとなり―

[そうして、狐がまた彼の側に帰って来た時にはオスカーはいなくなってしまっていたことだろう
くるくると回った狐火は、像の中に溶けるように消えた*]

(182) 歯車王 2012/08/19(Sun) 00時頃

【独】 教え子 シメオン

『この10年、時が止まったように退屈じゃった』

『勿論、こんな思いはもうさせないでくれるじゃろうな?』

[見えもしないのにまた人の姿となり、触れられない手をラルフのそれと重ねる真似事をした*]

(-605) 歯車王 2012/08/19(Sun) 00時頃

【独】 教え子 シメオン




『お帰り、ラルフ。』

[狐も、ドアが開いたラルフ>>180にそう返すのが日課となっていたのだった*]

(-609) 歯車王 2012/08/19(Sun) 00時頃

【独】 教え子 シメオン

/*
歯車王もしくはmadara、ツイッターに生息しとります!
ラルフ、雪女、あかり、とにかく皆皆ありがとうじゃ!

お疲れ様でした!!楽しくて切なくてとにかく思い出に残る村でした

またの!

[尻尾ぱたぱた]

(-611) 歯車王 2012/08/19(Sun) 00時頃

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