193 古参がゆるゆるRPする村
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─ 診察室 ─
[ぺた。ぺた。 冷たい廊下を裸足の足が踏む。
あとに残るのは茶色い足跡。
廊下には女の澄んだ鼻歌が細く響いている。 歌声は、診察室の前で止まり]
おはようございます
[からりと開けたドアの隙間から 女の微笑と胸元に抱えられた緑が覗いた。]
(10) 2014/09/08(Mon) 11時半頃
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先生、花を摘んで来ました きれいな花を あまい、いい匂いがするんです
さあどうぞ、嗅いでみてください
[女はそう言うと、根っこごと無残に摘み取られた オオイヌノフグリをサイラスの前に差し出した。 花は季節を無視して青い花をつけている。
女の手は土で汚れている。 手だけでなく、汚れた手で擦ったのか 頬にも乾いた土がこびり付いている。 けれど女は構いもせず 花とサイラスを熱心に見つめている。
花に──女の言うような強い芳香はない。]
(12) 2014/09/08(Mon) 11時半頃
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─ 診察室 ─
[診察室の中に、女が今まで持ち込んだ青はない。
なくなるから運ぶ。 運んでも運んでも、青は増えない。
それでも女は運び続ける。 あの森の奥でいつか見た光景を、ここに再現するために。]
あまい香り、お好きですか?
[いい匂いだとサイラスが言うと 女は嬉しそうに──しかしどこか昏い眼差しで ──うっそりと微笑んだ。
差し出された手に、土ごとオオイヌノフグリを乗せる。 サイラスの手も、土で汚れた。]
(103) 2014/09/08(Mon) 22時半頃
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[サイラスの肯定を聞いて女は満足気に目を細める。 しかしカタログを目にすると、ぼんやりと首を振った。]
……いえ いいえ 先生、花瓶はいけません それは、根を張っていなくちゃいけません
だって、花瓶で花は増えないでしょう?
(117) 2014/09/08(Mon) 23時頃
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鉢は悪くないけど でも、ここに載っているのでは小さすぎる……
ねえ──先生 森には、もっとたくさん咲いています
先生 今度一緒に行きましょう 青い、花たちが群れる森へ 私が案内しますから
(119) 2014/09/08(Mon) 23時頃
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ね
, , , , ──────せんせい?
(122) 2014/09/08(Mon) 23時頃
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コリーンは、碧い瞳に狂おしい色をちらつかせた。
2014/09/08(Mon) 23時頃
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──?
先生、どうなさったんですか? 先生──
お加減でもすぐれないんですか?
[喉が引き攣ったような悲鳴>>130 続く沈黙。
怯えたようなサイラスの顔を見下ろして、 女は手を伸ばした。
冷たい手がサイラスの頬に触れようとする。]
(134) 2014/09/08(Mon) 23時半頃
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いいえ いいえ、先生
なにを謝られることがありますか もし気分がお悪いなら , , , いつもみたいに、温かいお茶を淹れましょうか?
[サイラスの知らない”いつも”を口にして 女はわらう。]
それから、一緒に森へ向かいましょう あそこへ行けば、きっと、先生にもわかります
(141) 2014/09/09(Tue) 00時頃
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私がお話した……
…──あら お話、しましたよね? 先生はご存知ないと仰ったけれど 村中に蔓延していたあまい香り それの出元が、青い花だったのだと
その匂いを嗅げば 先生が今までご存知なかったような世界が開けます
[ね、先生。 と──女は繰り返した。]
…──きらいです
私は 私は──…選ばれなかったから
(142) 2014/09/09(Tue) 00時頃
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[サイラスが聞いたことのない話を 繰り返し話して聞かせたことのように語る女は きらい──と告げる瞬間、悲しそうに目を伏せた。]
でも あまい香りは──好き
必要なんです この香りが 今度こそ、手に入れるために…──
(143) 2014/09/09(Tue) 00時頃
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茶葉がない──? そんな そんなはずは 私が先日買ってきたばかりなのに
ああ、先生お好きだからって飲み過ぎたんですね 困った方
──はい 欲しい 先生だって、一度お知りになったら きっと、もう一度……って思います
……でも…………
(149) 2014/09/09(Tue) 00時半頃
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でも…………
[女は、視線を落とし 自分の掌を視た。
それは微かに震えていた。]
……いいえ いいえ
行きましょう、先生 一緒なら、きっと
きっと────……
(150) 2014/09/09(Tue) 00時半頃
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[手を取られると女は肩を震わせた。 眉根を寄せ、唇を噛み ほんの僅かに首を振った。
いや──と呟いた声は 蚊が鳴くように小さかった。
けれど顔を上げ、目の前の医師の顔を見ると 女はほっと吐息を漏らし 今まで通りの夢見るような微笑を浮かべ、頷いた。
手の震えは止まっていた。 女はサイラスの手を解き 反対にその手を握り返した。 女の手には、痛いほどの力が込められた。]
……はい
[サイラスの手を引いて、女は裸足で歩き出した。]
(162) 2014/09/09(Tue) 00時半頃
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─ 森 ─
気をつけてくださいね 先生、もう若くないんですから
[サイラスの手を引き女は歩いた。 はじめは踏み固められた路を。 途中で逸れて、深い森の奥へ。
いつもと同じようで道は全く違うのに たどり着くのは同じ場所。
いや──同じかどうかなど 女自身にもわかっていない。
素足ではなく、今日は靴を履いている。 言われるがまま。 女にまともな判断力などない。]
(206) 2014/09/09(Tue) 13時半頃
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♪
[靴のおかげか 一人ではないせいか 今日は一度も転んだり躓いたりはしなかった。
しっかりと握った手。 女はいつものように歌う。 詩のないうたを。]
(207) 2014/09/09(Tue) 13時半頃
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[道を逸れて十分ほど行ったところで 森がひらけ、眼前に広がる青──]
───
[連れて来た女はその光景を前に立ち竦んだ。]
(209) 2014/09/09(Tue) 13時半頃
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──……ぃ? いつもより多い?
どうして……
[女の細い声が独り言のように呟く。]
でも、あの時もこんなだった ……もしかして先生が一緒だから?
ああ そうね。そうなのね あなたたちも望んでくれているのね?
[ぶつぶつと独り言を呟くうち 女は勝手に納得したように頷き、 声に喜色を滲ませた。]
(214) 2014/09/09(Tue) 14時頃
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先生──どう、ですか?
[女はサイラスを振り返った。 サイラスの問いなど聞こえていないかのようだった。]
胸が熱く しめつけられるように感じませんか……?
[女は熱い眼差しでサイラスを見上げた*]
(215) 2014/09/09(Tue) 14時頃
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/* 気持ち悪い系女子
(-45) 2014/09/09(Tue) 14時頃
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─ 森 ─
[サイラスの答え>>249に 女は碧を揺らがせた。]
……え そんな 嘘でしょう?
いつもより多く咲いているのだから きっと、この子たちは今日機嫌がいいんです 香りだって、ほら──
こんなに──あまい
[ね、わかるでしょう?
女はサイラスの手を引き 野草の中へと連れて行こうとする。]
(309) 2014/09/09(Tue) 22時半頃
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/* スマホがあるのにスマホを見ないといういつもの流れ無視設定のせいで面白い流れを拾えないけどいつものことだったね
(-81) 2014/09/09(Tue) 22時半頃
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[草むらに立ち、縋るようにサイラスを見上げる。 握った手には痛いくらいの力が込められている。 握りしめている女の手は血の気を失って白い。
女の唇がわなわなと震えた。]
…………嘘です だって“先生”は 私を大切だと言って下さったじゃありませんか
それなら それならわかるでしょう?
私があの日感じた高揚…… 胸が痛くなるような想い あれは、この、青い花たちが運んで来たものです
(335) 2014/09/09(Tue) 23時頃
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ほら……
[女はしゃがんで両手で野草を引きちぎり サイラスの顔へと押し付けようとする。]
だめなんです、他の花じゃ 違う色の花じゃ、だめなんです……!
[女はヒステリックに叫んだ。]
(336) 2014/09/09(Tue) 23時頃
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そんなことないです だって先生が チャールズ先生が言ったんですもの
ここに私を連れて来た日 今日からここにいる先生が、お前の新しい先生だよって だから先生は、“先生”なんです……っ
[女の手から、無残に引き千切られた緑と青が零れて パラパラと草の上に落ちた。]
いいえ先生 これです この花です
だって──…ほら こんなにあまい匂いが……ッ!!
(363) 2014/09/09(Tue) 23時半頃
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……ああ
[小花を握ったサイラスの手が 女の手に重なる。 あたたかい、大きな手が。]
そうなんですね……
[女は唇を噛んだ。]
先生は、嘘をついたんですね? 私を大切だと仰ったのは、その場しのぎだったんですね?
私が…………
(364) 2014/09/09(Tue) 23時半頃
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人殺し──── だから
(365) 2014/09/09(Tue) 23時半頃
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[女はわらった。 碧い目からぼろぼろと涙を流して嗤った。]
やっぱり駄目なんだ 私じゃ駄目なんだ……
あの人も私を選ばなかった
先生もそうなんですね!!
[女は、重ねられた手を振り払い 両手でサイラスの胸を強く突き飛ばした。]
(366) 2014/09/09(Tue) 23時半頃
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さわ っ らないで
先生が汚れてしまう
私の手は汚い あの子を
────あのこを殺した手だから!!
[泣きながら女は叫び サイラスに背を向けて森の奥の方へと駆けだした。]
(367) 2014/09/09(Tue) 23時半頃
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コリーンは、あっという間に藪の奥へと消えていった。
2014/09/09(Tue) 23時半頃
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/* 人殺しの多いサナトリウム
(-92) 2014/09/10(Wed) 00時頃
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/* 心理描写解禁しようかな そうだな そうしてみようね
呟きで解禁するというのをやってみようね
(-97) 2014/09/10(Wed) 00時頃
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/* 応援願われたwww
(-98) 2014/09/10(Wed) 00時頃
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[サナトリウムのある方角に背を向け 木立の間を抜け 下草を踏み分け、息が切れても止まらずに走った。
森はどこまでも続いた。 入り込めば入り込むほど、鬱蒼と繁った森は暗くなる。
汚れた白いワンピースの裾は どこかに引っ掛けたのか破れ、一部が引き千切られていた。]
(399) 2014/09/10(Wed) 00時半頃
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[視界に森の切れ目が見えた。 と、思った瞬間、女は足を止めた。]
──!!
[唐突に森は途切れ 女の目の前に高低差のある斜面が現れた。 斜面の下は幅の広い川が流れている。]
ひっ
……あ、 いや
[女の顔面が一瞬で血の気を失い 唇が震え出す。
怯えたように川面に釘付けになっていた視界に 震える掌を持ちあげ、凝視する。
女は声にならない声で叫んだ。]
(401) 2014/09/10(Wed) 00時半頃
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嫌だ。…──嫌 違う 私は、声を掛けただけで
彼女が勝手に、驚いて落ちて その 筈
(────なのに)
ぁあ、ああ な のに
[白い手を握りしめ、 森の端に膝を突いて譫言のように呟く。]
どうして……
(412) 2014/09/10(Wed) 01時頃
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(やわらかい女の肉の感触が、この手に残っている)
(413) 2014/09/10(Wed) 01時頃
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あ
──はは うふふ
……っふふふ
あっはははは……!!!
(414) 2014/09/10(Wed) 01時頃
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[女は泣きながら空を仰いだ。 高く澄んだ楽器のような声で狂ったように哄笑し 立ち上がって一歩、足を踏み出した。]
あは あはは
ふ、ふ んふふ…………
[一歩。 また一歩。
女は斜面へと近づき──]
(416) 2014/09/10(Wed) 01時頃
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[ずるり──と足を滑らし 落差のある斜面を、転がりながら滑り落ちて行った。**]
(417) 2014/09/10(Wed) 01時頃
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コリーンは、数度瞬きをした後、意識を失った。地面に広がる銀糸の間に赤い色が滲んでいる。**
2014/09/10(Wed) 01時半頃
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