194 花籠遊里
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[ただ脳裏に浮かぶ朧月は今や好い人。 其れがどうにも泣いているような気がして、かの瞳が魅せたいつの日かの寂寥が余計に気持ちを焦らせる。余裕を見せたつもりの言葉はただ早歩きしているようにも思た。
然しそれでも、気のせいかもしれないけれども。 星に宿されたとんでもない出来事が、堕ちた月へと降り掛かる様な胸騒ぎがした。]
…――俺、急いで帰らなきゃならな、…いんだけど…さ。
[ 一刹那。 気持ちを誤魔化し弛めた頬を引き締め、神妙に言の葉を紡ごうとしたその視界の隅にて。遠い遠い道の果て。大きな屋敷に造られた窓辺>>+20。
そこに彼が、居た気を持ったならば。 …今や花に成り掛けた蝶の顔は強張り、ただその紺瑠璃を酷く揺らし咽は水に飢える。]
(+23) 2014/09/22(Mon) 17時半頃
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…ええ。昔の知り合いです。 [絞り出す声はどこかよそよそしい 出して>>+22、という言葉にゆらりと瞳を揺らめかせ。暫し考えた後]
……今は無理です。でも、脱走する手引きなら。 今はこの廓の主に買われて下さい。 水揚げまでには時間があるでしょうし、それまでに機を伺えば今ここで逃げ出すよりは逃げ伸びる事の出来る可能性は高い。
主に口を聞いてこの花を買ってと甘言することはできます。 ……どうなさいますか?
[急いで帰らなければ、と言ったその亀吉の知り合い>>+23の顔が強張るのを見れば、声をひそめて尋ねた]
(+24) 2014/09/22(Mon) 18時頃
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/*もはやブルジョワ属性以外いらなかったのではないかという勢いで小説家属性掘り下げられてない。
(-44) 2014/09/22(Mon) 18時頃
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半の目 丁助は、メモを貼った。
2014/09/22(Mon) 19時半頃
許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/09/22(Mon) 19時半頃
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[それ程の長居はせずに、おぼろの部屋を後にする。 廊下を歩む花の表情からは、僅か、曇りが取れていた。]
……おうじは。
[中庭に見かけた、二匹の蝶と会話していた花。
今夜は、昨夜の自分のようにあの二匹に呼ばれるのだろうか。 いいや、同じ戯れは二度無いだろう。
考え、軽く息を吐く。]
(79) 2014/09/22(Mon) 20時頃
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座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2014/09/22(Mon) 20時半頃
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/* さて、何をしようか。 1.花を買う 2.花とお茶する 3.展開がやってくるのを待つ 2
(-45) 2014/09/22(Mon) 20時半頃
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[こてりと。緩にちいさく余所余所しい返答へ首を傾げた。 男はただ前籠で花や蝶が行方不明になっているとは梅雨知らず、無知故に訝しむ視線さえ投げながら――そうして来たる返事にはこくりと浮かんだ疑問を腹に降ろしては「何かが在った気がした」窓辺から視線を外す。]
―――み、…水揚げ、
[ぱちり、ぱちりと瞼は瞬いた。 廓に通って居た自分が知らぬわけではない其れ。以前酒場にて小耳に挟んだことによれば其のような花を買った人さえ。]
……それ、一歩間違えば俺…ヤバいでしょ。
[伏せ掛ける瞳は凄みさえ垣間見え。自分が自分の気に入らない輩に抱かれること、そしてその姿なんて考えたくも無いと、首を振り髪を揺らし。ひとつ、瞬き。
首筋に掛かる髪先に擽ったさを覚え、その首元へと手を置いたのならば。軈ては吐息を空に混ぜ、彼の提案>>+24にこくりと首を縦に振った。]
……裏切らないでよ。
[そんな言葉を手土産に。]
(+25) 2014/09/22(Mon) 20時半頃
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[思い出す昨夜の地下。
男に弄られ、悦ぶ男。 見せ付けられる交わりに、混同したのは過去。
氷の指先。 花の咲き方を教え込んだ籠の主。 嫌悪感に満たされながらも、受け入れ悦ぶ身体。
未知から、力任せに咲かされる夜。]
…………
[全身を這うような気持ちの悪さに、頭を振った。]
(*38) 2014/09/22(Mon) 20時半頃
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/* ニコラスさん暇かなー行くべきかなー って思うけど、もう少し、えーと誰か来るの待つかな。
その間におふろとかしてこよう
(-46) 2014/09/22(Mon) 20時半頃
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……そうですね。間違えば貴方は汚されますでしょう。 でもそれは私が身体を張って止めましょう。 亀吉君の知り合いなら、此処へ繋がれているのは本意ではないのでしょうし。 この薄汚れた身で誰かを助ける事ができるなら、その方がいい。
[亀吉の名を切なげに呟いていた彼>>+25、もしかしたら淡藤と良い仲なのかもしれない ならばそれを助けるもまたいいかと笑み零し]
裏切ったならこの首へし折っても構いません。 助けますよ――空にかかる月に誓って。
[逡巡の後この提案を受け入れた彼に微笑みかければ、主へと声をかけに馬車を後にしたろう]
(+26) 2014/09/22(Mon) 20時半頃
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[僕は櫻子が去った後も広間でゆっくりしていた。
今宵は別に花を買う気はない。 さりとて独りは寂しいし…。 話し相手を求めて花を買うのもいいだろうか。]
うーん……。
[だとしてもどの花を。相手は誰でもいいのだが。]
花主さんに言えば適当に見繕ってくれるかなあ。
[だがお茶の相手を見繕って下さいなんて文句は些か間抜けに過ぎるなと、冷えきったとうもろこし茶を飲みながら思案顔。*]
(80) 2014/09/22(Mon) 21時頃
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まって藤之助さん筆早い
(-47) 2014/09/22(Mon) 21時頃
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[視界の隅に捉えた二つの影>>+23>>+24 遠目からと、一瞬の出来事にそれが誰であるかなどは分からない。
だからこそ青年が望むのはただ一つ]
(……どうか、知り合いでありませんように)
[首元を繋ぐ鎖に視線を落としながら、唇を噛み締める。 舌に広がる鉄錆。少し乾いた唇を湿らせては、張り付いた喉を潤す。]
(…お腹、空いた)
[呑気なあまりにも悠長な生理現象。自身に呆れつつも、下げた顎を上げ睫毛を上向かせた先は扉の向こう]
(+27) 2014/09/22(Mon) 21時半頃
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……俺は『花』じゃない。『人』だ。
[いつか、彼は告げていた。 物語を紡ぐのは人であると。
花籠を壊すことは出来ない。 花は翅を望んではいけない。
(それは花に与えられた運命であるけれど)
小鉢にて尾びれを揺らした梅の花。 小さな水面の下でしか咲けぬ命。
箱庭にて根を下ろす花々達の香りは未だ忘れることはない。]
(…でも、俺にはあの手がある。 月の下で、引いてくれたあの人の手の感触を俺は…覚えてる)
[月が綺麗だと謂って『外』へと導いてくれた手。 青年の脳裏に浮かぶは霧雨の中でもはっきりと歪んだ脣。がなり立てる金属音は騒々しく空気を軋ませる。]
(+28) 2014/09/22(Mon) 21時半頃
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/* どち神
1.朧 2.丁助 3.両方 1
(-48) 2014/09/22(Mon) 21時半頃
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──…ッ、こんな、モン…っ
[爪が革に食い込み、厭な音の後鋭い痛みが走る。 青年は眉間の皺を刻みつつも、やめる気配も見せず続けること少し。
閉ざされていた扉が開かれた]
(+29) 2014/09/22(Mon) 21時半頃
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[“煩い”その理由一つに見張りだろうか。屈強な男が現れては此方を見下ろす。青年はたじろぐことなく睨み返せば男の舌打ちが小部屋を揺らす。
それでも怯むことなく視線を投げつければ、やがて歪められた男の脣は弧を描き、下卑た笑みを浮かべて]
「嗚呼、紫とは大違いだ」
[と、比較するような言葉を投げつける。]
…紫?
[青年が不思議そうに鸚鵡の如く問いかければ、男は瞳に愉悦を滲ませ言葉を転がす。]
(+30) 2014/09/22(Mon) 21時半頃
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[そしてその“紫の人”が此処にいる男娼の一人であること。 艶やかな黒髪の持ち主であること。 そして、訪れた日にちを耳にして、瞳を強張らせただろう。]
………嘘、だろう。
[“藤之助さん?”問う声は儚く響く。
(あるはずがない。そんなこと。けどあの花見習いが嘘を吐いたのか?本当に?)
憔悴はまともな思考を、判断を鈍らせる。
狼狽しきっていた青年は気付かなかった。厭らしい貌をした男が一歩、二歩と距離を縮めていることに。 顎を掴まれてしまうまで。]
(+31) 2014/09/22(Mon) 21時半頃
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[通りかかった広間に、一人きりの蝶の姿を見つけたならば、ごきげんよう、の挨拶ひとつ。>>80]
おうじとご一緒だったのでは? ……何か、困りごとですか?
[と問いかけた。]
(81) 2014/09/22(Mon) 22時頃
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/* とつげきしちゃった(*ノノ)
(-49) 2014/09/22(Mon) 22時頃
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[早々に談笑を切り上げてしまうと、 男はその足で、迷わず花主の下へ向かった。 中庭に残した二人を振り返ることもなく、秋風渡る回廊を闊歩。
冷たい夜気は、人肌を求めさせるには良い塩梅。 されど、余り誰かを抱く気に慣れなかったのは、 外装で花籠に訪れてしまった為か。 謎掛け言葉を櫻子に飛ばしたものの、 買うてやろうか、やろまいか。と、茶化して、 別の花を選んだ事など幾らもある。
揶揄の対象にはなるが、同衾の対象にはならない。 まるで花としての彼を評価しないとでも言いたげな態度は、 廓を寄る辺とする彼を深く苛んだだろう。
男が花籠に訪れ、数ヶ月。 ずっと櫻の咲き方を、言葉で態度で、否定し続けてきた。]
(82) 2014/09/22(Mon) 22時頃
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あ、丁助さん。
[ごきげんようとの言葉に顔をあげると赤い花がそこに>>81。]
ああ、櫻子さんとは一緒だったんだけど、 他の蝶に買われてしまったみたいで。
[困りごとがあるわけじゃないよ、と安心させるようににこり微笑みを浮かべる。]
丁助さんは?今暇なの? それなら一緒に…いっ、
[丁助のそばに寄ろうかと椅子から立ち上がりかけたところで、昨夜の出来事で疼く腰が少し痛んだ。]
(83) 2014/09/22(Mon) 22時頃
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[されど、今宵、花主に申し付けたのは一輪ではなく梢であった。 切花でなく花籠に深く根を下ろし、毎年同じ場所で咲く櫻。
彼の苦労など知らず、彼のしあわせなど知らず。 ただ、巡りあわせを引き寄せる。
それは蝶の遊泳でなく、それは夜蛾の誘引でなく、人の業。 覚めない夢でも、一時の幻でもなく、確かなる現実であった。]
……へぇ、とうとう枝切りねぇ。 まぁ、聞けば永く居たものじゃねぇか。
(84) 2014/09/22(Mon) 22時頃
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もうちと稼げる気もするが、お前さんの商いは 肝心なところで法を抜けやがるからな。 今後とも精進潔斎してくれっと在り難てぇ。
―――…此処は仕事で来るところじゃねぇよ。
[花主と馴染み然として交わす言葉は、 肝心な言葉を避けて深入りせず、小さく笑んで金子を放る。 選別代わりと少し多めに包んだが、オマケとばかりに 櫻には未だ告げていないとを教えてくれた。>>67>>68
男は指先に落とした視線はそのままに、 ふぅん。と気のない相槌で取り繕った。*]
(85) 2014/09/22(Mon) 22時頃
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― 最後の地下牢 ―
[連日連夜の遊戯も今日でお終い。
コートを皺にならぬよう、安楽椅子の背に下げ、 ネクタイは捨てなかったが、背広の釦を全て外してしまった。 着慣れない訳でも、格式ばった装いを厭っているわけでもない。ただ、この花籠と乖離するようで、居心地が悪かった。]
―――……、……遅せぇな。 これで、香でも焚いて居たと言えりゃ立派なもんだが。
ま、駄々でも捏ねていような。
[どっかりと牀榻に腰を落ち着け、背筋を伸ばす。
最中に、想像に易い押し問答を口にしてみるも、 茶々を入れに赴く事も、面倒くさいと寝てしまうことも、 煩わしいと余所の花に浮つく事もなかった。>>70>>71]
(86) 2014/09/22(Mon) 22時頃
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[彼が来ないというなら、それはそれでも構わなかった。 だが、思考に反し、必ず来るだろうと予想を立てていた。
彼にとって此処は花籠、己は蝶。 そして何より、彼は花。
必ず、訪れるだろうと踏んでいた。 あの寒々しいほど白い衣を身に着けて。]
(87) 2014/09/22(Mon) 22時頃
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……成程、おうじは仕度に向かったのですね。
[蝶の言葉に頷くと、広間に入り彼へとゆるく歩み寄る。]
ええ、僕は暇、ですね。
[微笑む蝶には、にこやかに。 脳裏に過ぎる不安やそれ以外を見せぬよう。
立ち上がり、痛みに小さく呻く彼に、足は少し速くなる。 昨夜の名残を理由に想像しながらも、それは口にせず。]
無理は、なさらず……座ってください。
(88) 2014/09/22(Mon) 22時頃
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[そして、彼は己の予想通り、花として牢へと降り立った。 黒衣を纏う男は、膝に前腕を乗せて、足の合間で指を組む。 ふらりふらりと舞い遊ぶ蝶でなく、悪辣な夜蛾でなく。
人として、得体の知れぬ男が、彼を待っていた。>>72]
―――…年がら年中咲いている櫻が、青天の霹靂語るなよ。 [口を開いて最初に飛ばすのは、相変わらずの減らず口。 彼が己に抱く苦手意識は、こうして直ぐに 真実をはぐらかしてしまう所にあるのかもしれない。
お前さんの慰めなど要らない。
―――と、突っぱねる強さがいつも言葉の裏に隠れていた。]
(89) 2014/09/22(Mon) 22時頃
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言っただろうや、今宵は屋根を借りにきたと。 そうも不満げな顔をするんじゃねぇよ。
[安宿なら花街以前に幾らもあって、彼を買うだけの金があれば、 コンシェルジュ付きのホテルとて宿泊できる。 しかし、そんな事実を世間知らずの彼は知らぬだろう。
この廓が櫻にとっては全てなのだ。]
……それとも―――、
[ひょいと、持ち上げた瞳が彼の夜色の瞳を覗きこむ。
明けない夜など無いと知っている。 けれど、彼の瞳は永劫続く常夜に似ていた。 明けない夜はないけれど、咲かぬ花はあるとでも言うように。]
(90) 2014/09/22(Mon) 22時頃
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俺に抱かれたかいね、櫻子よ。
[せせら笑う悪辣な顔。 ひらりと櫻の香を掻き混ぜる右手。
歪んだ唇から吐き出す言葉は、また、彼を傷つける。*]
(91) 2014/09/22(Mon) 22時頃
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/* 誤字かと思ったら、誤字じゃないけど、 方言だから多分通じないみたいな言い回しになってしまっああああああ!!
(-50) 2014/09/22(Mon) 22時頃
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