142 紅月の村【人狼vs吸血鬼RP】
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[暗雲が彼らを覆い始めたのは、音もたぬ子の祖父が同族と彼を引き合わせようとし始めてからだった。
老い先短いであろう老人の心配は身に染みるほど分かった。 けれど、引き合わせる同族の全てが善なる心を持ち合わせているとは限らない。 何度か対話の機会を持って説得を試みたが、老人は首を縦には振らなかった。
アルフレッドは村人に害が及ばぬよう、彼らの動向に目を光らせる事にした。 幸いにも、客人たちによって村が荒らされる事態はなかった。
しかし、アルフレッドは不慮の事故による怪我が原因で、息子に吸血鬼への対抗手段を告げぬまま、妻の後を追うようにして逝った。 残された息子は何も知らぬまま、三年の時を膨大な本に満たされた屋敷の中でそれらに埋もれるようにして過ごした。*]
(56) 蒼生 2013/09/04(Wed) 12時半頃
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/* …うな。 長い。
>>-138ベネット ありがとうございます。 赤のお二人とも忙しそうだなと思って…。 でも何とかなりそうで良かったです。
命乞いするベネットくん優しい…。
>>-139シメオン ですよね…。 良かった良かった。 PC視点でもPL視点でも村人には幸せになって欲しいですもの。 三つの陣営が幸せになれたら、よりいいのですがね。
シメオンくんもありがとう。[なでり]>討伐反対
(-145) 蒼生 2013/09/04(Wed) 13時頃
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/* サミュエルくんはエンカまで進めてくれてどうもありがとうございます。 どうぞ宜しくお願いしますね。[深々]
取り敢えず離脱ー。 サミュエルくんのオンまでには落とせるよう頑張ります。**
(-146) 蒼生 2013/09/04(Wed) 13時頃
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− 夜道 −
[シメオンと別れ、仔馬のマーティアを伴って道を戻りはじめる。
しばらく進んだところで、交わった別の道の向こうから、嗚咽まじりの声が聞こえた。 ベネットが弟を呼ぶ声だ。>>42
苦しげな声。哀切の響き。 だが、それは肉体の痛みを伝えるものではない。 血の匂いもしない。]
わたしが出かけたことに気づいて追ってきたか…?
(57) enju 2013/09/04(Wed) 13時頃
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あるいは──真相に辿りついた?
[そう呟きながらも、足を向けていた。]
── 兄さん。
[闇の中から呼びかけ、蹄の音とともに近づいてゆく。]
(58) enju 2013/09/04(Wed) 13時頃
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兄さんにリアクションしつつ、また夜にー
今、村長の家では見張りがNPCしかいないから、ユンは意識取り戻したら逃げてもいいと思うんだ。>>40
マグダレンの意図はともかく、中の人は悲劇エンドは回避したいからね。 気合いでハッピーエンド!
(-147) enju 2013/09/04(Wed) 13時頃
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全滅EDや、ヤンデレED、メリバED等々 救い様のない終わりかたでもおいしく頂くかりょさんです。 でも、ハッピーED陣営が多いので、そっち方面は目指してた。
(-148) karyo 2013/09/04(Wed) 14時頃
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─ 夜道 ─
[返答が聞こえた気がして、はっと立ち止まる。 ……いや、聞き違いではなかった。別な道から>>57やってくる影がある。 人だけではない。聞き慣れた蹄の音]
あ……。
[動けないままに待つ。 ごく近くに来てやっと、名を呼んだその人とまだ名無しの仔馬だと判別ついた。 思考と感情が千々に乱れ、何を拾えばいいのか、分からない。
ルカがいなくて、 サミィが襲われて、、 ライおにいちゃんが、 ……人狼]
(59) karyo 2013/09/04(Wed) 20時半頃
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こんばんわ。 ゆるゆると参上。
>>-147 俺が目を覚まして、ただ去るだけだと思うか!?
(-149) tani 2013/09/04(Wed) 20時半頃
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/* ベネットくん、攻芸さん。こんばんはー。
ゆるっとおります。
(-150) 蒼生 2013/09/04(Wed) 21時頃
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>>-150 うぇーい
(-151) tani 2013/09/04(Wed) 21時頃
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/* >>-151どもですー。
>>-150 Σ去るだけじゃないんですね。 相方さんの活躍を楽しみにしてます![尻尾パタパタ]
(-152) 蒼生 2013/09/04(Wed) 21時頃
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― 地下倉庫 ―
ぐうぅ……。
[体が焼けるように熱い。汗が滝のように流れる。
すでに体の傷は癒えている。人を食わずに生活し、人狼としての力が弱まっていたユンとは言え、その程度の回復力はある。 しかし、体内に入った吸血鬼の因子がユンの意識の覚醒を妨げていた]
(60) tani 2013/09/04(Wed) 21時頃
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>>-152 描写間に合う気がしないけど、なるだけやってみる。
本当はここまでを3日目までには終わらせておくつもりだった。
(-153) tani 2013/09/04(Wed) 21時頃
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[複雑な推理や、立場や、根源の恐れや……、 泥のような思考が渦巻いて、最後に。 誰にも言わずにいた、ごく無防備な本音が、こぼれた]
どこにいってたの。 ルカがいなくて、 ほんとうはさびし、かった。
[ひく、と子供のようにしゃくりあげた。 ぐしぐし、と涙を拭く。 使われていない冷たい寝台が、3年の空白に重なって]
(でも、ルカは帰ってきたんだ)
[ずっとずっと刺さっていた痛みをこぼしたことで、急速に心が静まって行く。 「23歳の村長候補ベネット」に、戻って行く]
(61) karyo 2013/09/04(Wed) 21時頃
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/* 自分もちまちま落としていきます。
サミュエル君のおじいさんとライジの関係はどうだったのかなと考えたんですが、ライジが‘声’を交わした同族は家族だけだった、と既に折ってしまっておりました…。
お父さん生きてる間はさりげなく接触を邪魔され、 一人になってからは引き籠ってたのであんまり接触なかったのかなとか。
色々と矛盾があったらごめんなさい。
(-154) 蒼生 2013/09/04(Wed) 21時頃
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あ……、こうま?
[クリアになった視線が、ルカの傍へ行きついた。 乗って探しに来たということはないだろう。それならマーゴに乗った方が確実だ。 仔馬が先に逃げてルカが追ったという方があり得そうに思えた。 馬の世話をしていたサイモンがいないから、きっと不慣れな者が、いい加減な鍵の掛け方をしたのだろう。 ……まさか、まさにその言い訳の為に仔馬を連れ歩いていたとは知らず]
仔馬、もしかしてい居なかった、の……? 僕、ごめん……。
[ぎゅ、とランプを握り、罪悪感に震えた]
ルカ……。 君が部屋にいなくて、僕は、君を疑った……。 僕は兄さん失格、だ……。
(62) karyo 2013/09/04(Wed) 21時頃
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/* >>-153 悔いなく攻芸さんの物語紡げたらいいですね…! けれど無理なく!><
(-155) 蒼生 2013/09/04(Wed) 21時頃
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はっ、ゆっくり書いてたら皆さん来てた。 こんばんはー。
(-156) karyo 2013/09/04(Wed) 21時頃
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あと一回はエピ伸ばせたんじゃないかな? サミィ君も遅くなると言ってたし、伸ばしたら間に合うのなら、僕も延長希望に一票いれておこうかな。
(-157) karyo 2013/09/04(Wed) 21時頃
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[吸血鬼の間で交わされる声は人狼の青年には聞こえない。 けれど闇夜に突如浮かび上がった宿敵の気配>>52に獣の本能は敏感に反応し。
いつもの青年ではありえない速度で振り返り、相手を視認すれば名前が零れ落ちた。]
…っ…、サミュエル…。
[じわりと冷たい汗が背中を伝う。
彼が此処にいるという事は、攻芸はどうなったのか。 四肢が緊張で強張る。]
(63) 蒼生 2013/09/04(Wed) 21時頃
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『原初って言うのは人狼であり吸血鬼なのさ』
[うなされながら、いつだったかの師の言葉が、頭の中で響く。 以前、師に訊ねたことがある。人間以外で原初に勝てるものは居ないのかと]
『人間以外が原初に勝つには、それこそ何かを超越しないと駄目さね。お前がお前のまま、人狼と言う殻の中に入ってちゃ勝てない。だからまあ、人間になるしかないねぇ。それか、お前自身が原初に……。いや、この話はやめておこうかね? それこそ修羅の道だ』
(64) tani 2013/09/04(Wed) 21時頃
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[青年は彼の姿を目に収め、距離を取りつつも手話を交えながら質問を投げ掛ける。 暗闇への配慮は、恐らく闇の眷属には必要ないだろう、と。]
攻芸さんには会った? …彼は無事なのかい。
[彼から返事が返ってこなかったのは、返り討ちになった所為なのか。 出会ったのならば、戦いは避けられなかっただろう。
どうか無事であって欲しい、と祈りを込めて彼に問う。]
(65) 蒼生 2013/09/04(Wed) 21時頃
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[サミュエルから返事はあっただろうか。 宿敵を前にして、昂ぶる獣の本能を理性でねじ伏せて更に質問を重ねる。]
サイモンを殺したのはルーカス? それとも君?
この村から離れていた間に何があったんだい。
…ずっと吸血鬼だったわけじゃないだろう。 だって君は…。
(66) 蒼生 2013/09/04(Wed) 21時頃
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[…誰よりも僕に近かったんだから。
青年は苦しげに奥歯を噛み締める。]
(-158) 蒼生 2013/09/04(Wed) 21時頃
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[もし何かあっても、彼は味方だと思っていた。 サミュエルからは、薄らとだけど同族の気配を感じていたから。
けれど今対峙するサミュエルからは同族ではなく、宿敵の気配を感じる。 …それも先日に感じたものよりもずっと濃い気配が。
―村を離れている間に、何かがあったのだ。 彼の在り方を覆すような何かが。]
(67) 蒼生 2013/09/04(Wed) 21時頃
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[青年は父の教え子達と他愛もない話をするのが好きだった。 中でも、サミュエルといると妙に落ち着く。 それは彼が同族の気配を纏っているからだと青年は思っていた。
彼と初めて会った時に分かった。 サミュエルは自分と近い存在だと。
けれど彼に‘声’を飛ばしてみたけれど返事は返ってこなかった。 何度か繰り返した後に父に尋ねたが、そういう子もいるのだと言われた。
―青年はサミュエルを人狼に限りなく近い存在として認識した。]
(68) 蒼生 2013/09/04(Wed) 21時頃
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[震える手が、自分の胸元を握って]
あつっ……!?
[驚いて離した。 サイモンの十字架が、彼を殺害した者が近くに居る危機を知らせるように、淡く輝き、熱を発していて。
……でも、 己の誤認で弟を疑ったことを恥じる身は、それは神から拒絶されたように感じられた。 呆然と、ただ立ち尽くして]
(69) karyo 2013/09/04(Wed) 21時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
karyo 2013/09/04(Wed) 21時頃
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何で君が…
吸血鬼なんかに。
[血を吐くような思いで言葉を紡ぐ。
知ってしまえばもう、後には戻れない。
獣の本能が告げる。 ―人狼と吸血鬼は共には在れない。 どちらかが倒れない限り、平穏は訪れないのだ、と。
鉄色に薄らと涙が滲んだ。]
(70) 蒼生 2013/09/04(Wed) 21時頃
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『真に見極めるべきは敵の動きではなく、自分の心なんだよ』
『戦いって言うのはね、相手を理解するってことなんだ』
『どうしても分からなければ、流れに身を任せてみるのさ』
『原初とて所詮は二本の足で大地に立つ生き物さ』
『血が出るならば倒せる』
『人も狼も魔物も全部、生き物であることに変わりはない。何も変わらない』
(71) tani 2013/09/04(Wed) 21時頃
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