297 湿っぽい古風和ホラーRP村「紫陽花奇譚」
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双子 朝顔は、メモを貼った。
2019/07/06(Sat) 01時半頃
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/* いうても、みんな雷門家で消滅見届け希望だったら、団子動かんから、突入する算段せにゃならんのだよな。
(-30) 2019/07/06(Sat) 01時半頃
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……母様もゆうちゃんも、朝にはなんも、させてくれへん。 朝かて、もすこし、なにか……思うんは、だめなんかなあ。
[ぐしぐしと、顔を擦って]
……せめて、往来だけは見とこか。 藤屋の兄さんに、見とくって言うたしね……。
[それが、役に立つかといえば、どうだろう。 運よく、そこをたえが通らないでもないかぎり――なんの役にも立ちやしないけど**]
(149) 2019/07/06(Sat) 01時半頃
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……俺にも飴なんか。
[もう飴をもらう歳ではなく思うが、くれるものを断るほど野暮でもない。 呑気だと言われればそれまでだが、なるべく小さめの欠片を選んで口に放り込む。 飴の甘さが口中に広がる。 それを味わいながら、握り飯の風呂敷包みを解いた。]
(150) 2019/07/06(Sat) 02時頃
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/* あ、おねーちゃん側に影響する独白だなこれ。
ちょっとまずった。 プロから延々やってるから、ある程度は想定内とは思うけどすまへん。
(-31) 2019/07/06(Sat) 02時頃
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足音?
[たえが帰ってきたのかと、荷解きの手止めてはっと顔を上げるが、その間に雷門が動いていた。 帰ってたのだったらいの一番に会いたかろうのは雷門のはずだ。 壁伝い歩いて行くのを追うまではせず、足音の主が誰かも確かめずに飴を噛んで砕いた。 更に細かくなった飴は、口の中ですぐに溶ける。 追いかけるように、握り飯を手にとった*]
(151) 2019/07/06(Sat) 02時頃
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/* というか、幼女むつかしいですね。いやほんと。 10歳だったらどうなってしまったのか。
どうしようこれは。 藤屋さんに突撃して、おねーちゃんとバトルすればいいの? どっちにしろ犯罪やで兄さん。いや大正やと大正義なんかな?
知らんわ眠い!!
(-32) 2019/07/06(Sat) 02時頃
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懐刀 朧は、メモを貼った。
2019/07/06(Sat) 02時頃
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─村の道─
そういやこの村って、開かれて長いはずやのに あんま村神様みたいな昔話って聞かへんなぁ。 俺が知らんだけかもしれんけど。
雨月村っちゅうからには、水とか月が関係あったんやろか。 うちも元々雨司って描いとったらしいけど、 苗字登録する時に美味そうな字に変えよったらしいんよね。
[>>141 祈る姿を見ながら、思い立った事を口にする。 たまに亀吉が信仰の対象になっている場面を目にすることもある。 村人が信心深くないわけではなさそうなのだが。 定吉の環境では、その理由を知る由もなく首を傾げる。]
(152) 2019/07/06(Sat) 02時頃
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/* これはもうな、一度寝るのが安定や。 でもって、それから行動考えよな。ん。それがいい。
(-33) 2019/07/06(Sat) 02時頃
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雷門さんやって、目に入れても痛くない位可愛がっとるんや。 たえちゃんは戻らなあかん。 戻るべきや。
[たえはある意味で雷門の元に戻ったといえるのかもしれないが。 そんな運命は知らず、無事を願う。]
…そんなん気にせんから、歩きやすいように歩いたらええよ。
[>>142 目的地は同じなので、ちらちらと確認しながらもう少し速度を調整。 のんびりするくらいの時間、と言われてほんまになーと呟いて 礼を言う言葉には、笑顔で返した。**]
(153) 2019/07/06(Sat) 02時頃
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飴師 定吉は、メモを貼った。
2019/07/06(Sat) 02時頃
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/* うちのお家は、姉妹どっちも売り出してそうやなー。
朝夕どっちかが婿とらんとOUTやろし。
(-34) 2019/07/06(Sat) 02時頃
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/* とはいえ、婿取るなら夕やろね。 朝が取っても、身体弱いから...と思われそうやし。
朝はどこぞに嫁に出されるんよ。 時代が時代なら遊郭か、あるいは三丁目の夕日やろか?
(-35) 2019/07/06(Sat) 02時半頃
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/* ……いやでもな。 こんなへちょいの奉公には無理があるな。
ンンー。
よしねむいねようねるべきだねるるるる。
(-36) 2019/07/06(Sat) 02時半頃
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[少女は首を横に振りながら、一歩後ずさる(>>140) 心底心配そうな雷門の表情と気遣いに、少女の良心はなお呵責されるようだった。それなのに、むしろそれだからなのか、湧き上がる暗い感情を抑えられなくなった。]
嘘や… もうたえちゃんは居らん! うちが…うちが山に返したもん!!
… うちだけなんで…もう無理や。 おとうもおかあも、なんで出稼ぎから帰ってこんの… うちだけで田んぼやって、奉公やって、子守やなんて…
せやし……… 村から子供が居らんようなったらええ… 山に返したらええんや!
そしたら…そしたら…… **
(154) 2019/07/06(Sat) 07時頃
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子守り 日向は、メモを貼った。
2019/07/06(Sat) 07時頃
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/* ひなちゃんに疑惑が集まったあたりで神隠しして、なのに終わらない、を、やりたい気持ち
(-37) 2019/07/06(Sat) 13時頃
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─村へ向かう道>>132─
ん、…どしたん
[定吉に言われたほうを向いてみれば、小柄な姿があった。>>125]
……ほんまやな、 朝顔ちゃんは、いつも家におるもんな。 夕顔ちゃんのおつかいかな?
[定吉に同意する。 朝顔は本を読むのが好きな少女。 あまり外に出ない同士、少しの興味で好きな本について話したことがある。]
(155) 2019/07/06(Sat) 13時頃
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>風に舞う花弁のように村へと流れていった。 定吉さんめちゃくちゃきれい
(-38) 2019/07/06(Sat) 13時頃
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―村の道>>137>>138―
うん、…広うない村やと思ってたけど こうして探すと知らんとこ多いもんな…。
[ふー、と深く息一つ吐いた。 話し終わったのち、中年の女性に頭を下げて>>137]
……せやな。 えらい可愛がってるの、 見てるだけでもわかるしなあ
[うっすらと微笑まし気に目を細めた。]
(156) 2019/07/06(Sat) 13時頃
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―紫陽花の前>>138―
……、なんやろ?
もしかして遠目に見えたん、 これなんかな。
[奇妙な緊張感が背に走る。 それと同時、奇妙に惹かれてやまない感覚も覚えて、 じ、と透明な花びらの紫陽花を見つめた。]
……ぁ、
う、うん。ごめん、行こ。
[慌てて頷き、後に続く。 後ろ髪を引かれながら時折振り返りつつ。]
(157) 2019/07/06(Sat) 13時頃
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―家の方角へ>>152―
……なんか拝んでたりしててもおかしうないのにな。 お地蔵さんくらいよな。
[沼のじいさまが手を合わせる、 何かの折に置かれた苔むした地蔵、それくらい。]
あー、そうかもなあ。 お月さん、きれいやし。
雨司?雨司のほうがかっこええやん。
[もったいな、とちょっと笑ってから。]
……、なんや、昔、昔は、 なんか信じとったらしいよ、死んだばあ様が言うとったけど、もう皆忘れてしもうたんよね、って…… 小さかったから、よう覚えてないんやけど……
(158) 2019/07/06(Sat) 13時頃
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[血筋か、呪いか? 白子が時折生まれという箕島の家に、かけら、伝わる口伝。]
……のこってない、ということは もう社とかもあれへんのやろなあ…
なんかそれってちょっと寂しいな。
[のんびり、歩き、歩き。 >>153たえを気遣う言葉にうん、と一つうなずいた。]
……戻るべき、 せやな。そう思うわ…まだ7つなんやし…
[子守の日向はきっと己を責めているだろう、 と、手前勝手に心配する。気にしてはいけない、と声をかけるべきか、と移ろう思考。]
(159) 2019/07/06(Sat) 13時半頃
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……そか、ありがとうなあ。 ええひとや。
[>>153少し眩しげに、定吉に微笑む。
芙蓉や朧が見たらのんびり過ぎると指摘しそうな歩みで、 雷門の家へを向かう、道すがら。]
──あれ、
朝顔ちゃんちがう?
[>>149 往来を見ている、少女の姿。 小首を傾げて定吉を見てから、]
おおい、どないしたの
[と、声をかけたものの、相変わらず声には少し張りがない。 きちんと届いたであろうか**]
(160) 2019/07/06(Sat) 13時半頃
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―雷門の家>>150―
せや、せや。 甘いもんは、ほれ、疲れをとるいうやろ。 たえ、探してくれとったんやろ、 お礼と思うて。
[難しい顔をしがちな朧にも、雷門は穏やかに笑った。]
(161) 2019/07/06(Sat) 13時半頃
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―雷門の家の廊下>>154― [日向が家にいるのは自然なことだが、様子があまりにおかしかった。]
……日向や…?
[溜め込んだ水があふれ出るように、 零れ落ちる叫ぶような声に、細くする癖のついた眼を雷門は見開いた。>>154]
な……、
……な、何 言うてるんや、 山に、って、どういうことや、
日向、……日向? 待ちい、わからん、何言うてるんや… 夕顔が嘘ぉ吐くわけないやろ? な、なあ…?
[近くにいるのだ、と言っていたのに。雷門は狼狽あらわに来た廊下を振り返る。**]
(162) 2019/07/06(Sat) 13時半頃
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座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2019/07/06(Sat) 14時頃
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[声>>160の方向を見遣れば、連れ立った二人の姿。 先刻、山から降りてきていたのは、彼らだったようだ]
いや、さっき藤屋の兄さんと話したんやけどね。 珍しい紫陽花の花びら、村ん中に落ちててな。 それで、おたえちゃん、村に戻ってるかもいうんで。 もしかしたら、おたえちゃん通るかも思て、外見てたんよ。
[それにしてもと、二人連れの片割れを見遣って]
飴司の兄さんはともかく、箕島の兄さんも山に入っとったん?
[農を営む頑健な若者である定吉が、山狩りに参加するのは自然として。 お世辞にも体力があるとはみえない亀吉がというのは、些か意外だった]
(163) 2019/07/06(Sat) 16時頃
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箕島の兄さん、山歩きなんてしはったら。 きっと明日、足腰立たへんのと違います? そしたら、ほんまの亀みたいに、這って動かんといけんね。
[亀吉と渾名される彼が、亀のように這っている。 そんな姿を頭に浮かべて、口元がくすりと緩む]
お風呂んときに、ちゃんと足揉んどくんやね。 それか、芙蓉の姉様が来とるし、疲れに効く薬でも頼むとかな。
[軽く、疲労を案じる言葉を向けてのち]
そろそろ冷えてきて、風も出てきはったし。 おたえちゃん、見つかっとるといいんやけどね……。
[呟いて、たえが暮らす雷門の家の方向に、視線をやった**]
(164) 2019/07/06(Sat) 16時頃
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『 お に さ ん
こ ち ら
て の な る
ほ う へ 』
(*25) 2019/07/06(Sat) 16時半頃
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―朝顔と>>163―
ああ、朧、先に降りてたんか…、
って、…そうなん? 村にも?
[これ?と手に摘まんだままの花を示してみせる。]
そうかあ、たえちゃん、 この紫陽花持ってたんかな。 女の子は花が好きやもんなあ。
……え。
[はた、と瞬きをした。 それから、少し困ったように笑む。]
(165) 2019/07/06(Sat) 17時頃
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まあ、そうはいうても、 僕だけじいっとしてんのも、あれやん?
……明日についてはちょっと…うん、朝顔ちゃんの言う通りやろと思うけど…
[朝顔、と迷いなく呼んだのは 彼女の家の近くにいたからだ。 夕顔はあちらこちら歩いていて、 朝顔は家に居がち、というそんな判断。 双子の見分けは難しい]
……ぅー、そういう亀は勘弁してほしわ… 足、気を付ける、ありがとうな。 薬も芙蓉さんにお願いしとく…。
[あは、と情けなく笑う。それから、ん、と目を伏せて]
……ほんまになあ、…花こぼすくらいやから、帰ってきてると思いたいんやけど……。…妙に、冷えるし、な。
[羽織を掻き寄せ、息一つ吐いて**]
(166) 2019/07/06(Sat) 17時頃
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おみやげ、えぇの……
[妹へのお土産に持たせてくれると>>135、その言葉に嬉しそうな色を見せ。 少女は袂から、小さな手巾を取り出す。 ちゃっかりというか、なんというか。 琥珀色の欠片を数粒つまみ、そっと布に包んでしまう。
そうするうち、叫び声>>154が聞こえて、びくりと肩を揺らした。 ころりとひとかけら、飴が転がるり、何かの隙間に消えた。]
(167) 2019/07/06(Sat) 18時半頃
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[転がった琥珀色を、幼い子供が攫って行った。]
(*26) 2019/07/06(Sat) 18時半頃
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