193 古参がゆるゆるRPする村
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[人に会わない方角へ、と思えば、自然と足は海へ向いた。 波打ち際、濡れない身体がさざ波に押し返されて、それより先を生かせない。]
本当、よく出来てる。
[僕はここから出られない。それがいわゆる地縛霊と言うやつで、僕はまさしく地縛霊なのだから、致し方ないといえばそれまでだ。 絶望から死が生まれて、それが僕を生んだというのなら、今更何を違うだなんて僕は怖がることがある?]
あ、ははは。
[なんだ、何も違くも、ないじゃないかと、浜辺で一人笑う。 芽生えかけそうな何かに、無理やり蓋をした。]
(109) 2014/09/08(Mon) 23時頃
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─診察室─
――ええ。
[わずかな逡巡の後、コリーンの問いを肯定した。 土はひんやりと、手に冷たさを移す。 移りきらないうちに、彼女用に用意してあるトレイに野草を乗せた。 手をこすり合わせるとぱらぱら土が落ちる]
あぁ、そうだ。
[開きっぱなしのカタログに目をやると、思い切ってそれを引き寄せた]
いつも頂いているので、なにか器を用意しようかと思いまして。 どれがいいでしょう?
[花瓶も植木鉢も、ずらりと1ページに並んでいる]
(110) 2014/09/08(Mon) 23時頃
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>>106 グロリアってもしかして、すっっごい ………テクニシャン?
[少し、いいえ、とっても興味がある視線を向けてしまう。]
…確かにスタイルいいし、美人だもんね。
[はー、と大げさに溜息を吐くが、続く言葉に顔を上げ]
……、違う、とこから? え、なに、それ、どういう… ファンタジー?
スマホ…、確かになんか知らないうちに 使い方知ってた気はしたけど、
[突然の事に混乱した様子を見せる。]
(111) 2014/09/08(Mon) 23時頃
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……大丈夫。 もし、ヤニクに何かされそうになったら [わざと間をあけて]
――、…刺しちゃおっかなっ♪
(112) 2014/09/08(Mon) 23時頃
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なーんて、冗談。 じょーだんよっ。
[ぺろ、と舌を出してお茶目な素振りをみせた。]
(113) 2014/09/08(Mon) 23時頃
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>>108 素敵でいる努力って、必要だと思うわ。 女の子はいつだって可愛くいたいもの。
[うんうんと同意を示す頷きをして、]
大丈夫よ。 ローズの事、わたしも 友達だって…思ってる。
(114) 2014/09/08(Mon) 23時頃
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冗談では、ありませんね。
[にっこりと笑う。 人を見る目は養って来た。相手が同じ女とくれば、お茶目な素振りなどに誤魔化されはしない。]
――危険。ですか。 貴女も少々、危険な所があるようで。
[くすり。艶然と笑う。]
(115) 2014/09/08(Mon) 23時頃
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/* どこまで本気か解らない感を出せているなら成功です
(-22) 2014/09/08(Mon) 23時頃
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そうですね。努力は大事ですわね。
――お友達。貴女に居た事は、ありますか?
[優しく、尋ねた。]
(116) 2014/09/08(Mon) 23時頃
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[サイラスの肯定を聞いて女は満足気に目を細める。 しかしカタログを目にすると、ぼんやりと首を振った。]
……いえ いいえ 先生、花瓶はいけません それは、根を張っていなくちゃいけません
だって、花瓶で花は増えないでしょう?
(117) 2014/09/08(Mon) 23時頃
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……うわ、……あ。
[>>115グロリアの笑顔に、思わず素の声が漏れた。ダメ可愛くない。]
そうね、… 刺して、
[ひやりとした鋭利な刃物がすぐに脳裏に浮かんで、 それから ―――彼の、 太腿に――― それを、]
………、私もしかしたら ヤニクの事…ほんとに 刺した事あるかも、
[笑顔を作るのも忘れてそう言う。]
(118) 2014/09/08(Mon) 23時頃
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鉢は悪くないけど でも、ここに載っているのでは小さすぎる……
ねえ──先生 森には、もっとたくさん咲いています
先生 今度一緒に行きましょう 青い、花たちが群れる森へ 私が案内しますから
(119) 2014/09/08(Mon) 23時頃
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―カフェテリア>>107―
だァれがカワイイだ、 鳥肌が立つってェの!
[白玉にスプーンが突き立った。ざっくり。 すごく睨んだ。腹いせに刺さったまま、ぱくり。]
おう、サンキュ。 ――つか、「違う」って、なんだ?
[スマホをちらと見て、眉を寄せる。 各々に事情は複雑なよう、だ?――というかこのアカウント誰だ?]
(120) 2014/09/08(Mon) 23時頃
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>ちがう?なにが。
(*46) 2014/09/08(Mon) 23時頃
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………、 どうしてそんなこと、聞くの。
[ヤニクの動揺がまだ抜け切れないまま、]
友達、なんて、… 女友達なんて…、最初は群れて仲良しでも 男が絡めば一気に敵になる 汚いものじゃない。
…散々だわ、もう、こりごりよ。
でも、ちがう。 ここは学校とかじゃないし… ローズはそう言う感じが、しなかったから。
[今は、とは付け加えないまま伝える。]
(121) 2014/09/08(Mon) 23時頃
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ね
, , , , ──────せんせい?
(122) 2014/09/08(Mon) 23時頃
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コリーンは、碧い瞳に狂おしい色をちらつかせた。
2014/09/08(Mon) 23時頃
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そう……。 何か、あるのかもしれませんね。
「知ってしまったら、戻れない…」
思い出す事を、拒否するような何かが。 ――…ねえ、メアリーさん?
(123) 2014/09/08(Mon) 23時頃
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グロリアは、メアリーに優しく微笑みかけた。
2014/09/08(Mon) 23時頃
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……、 やめ、て。 やめてよ、なん、なの。
[優しい微笑みが、すごく嫌な感じになってきてしまって 息がつまる 錯覚がまた、やってくる。
『あれはだれだ。』]
…、… わたしは、だって、 ただ、へまをして 怒られて だから殴られて …ここに、きたの。
…その、 はずなの、に。
(124) 2014/09/08(Mon) 23時半頃
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……忘れちゃ、だめな 気がする 忘れていたら、だめな 気がしてるの
ねぇ、 あなたは 誰?
(-23) 2014/09/08(Mon) 23時半頃
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ねぇ、だれ。 だれなの…、…
[まるでうわごとみたいに、言い出して]
どうして、 思い出せないの。 すごく大切なはずなのに、…
(125) 2014/09/08(Mon) 23時半頃
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私と、友達になりませんか?
――私は、女の嫉妬には慣れています。 それがどんな物かも、知り尽くしています。 貴女のように、異性に依存したり、暴力を受けた人も見て来ています。
貴女を決して憐れまないし、妬まない。
年の離れた友達と言うのも、良い物でしょう。 いかがです?
(126) 2014/09/08(Mon) 23時半頃
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――大丈夫ですか?
[うわ言を言い出した彼女を心配して手を差し出す。]
(127) 2014/09/08(Mon) 23時半頃
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[ぼろ、と耐え切れないなにかが形になって目から落ちた。 ぶさいくだ、と心の中で悪態ついてたら、]
は??
[友達になろう、とか聞こえてきて、変な声を出した。>>126]
意味わかんない… わかんないよ。
……、友達とか そういう上っ面な言葉 ほんとは 大嫌いよ。
私はね…寂しい時に慰めてくれる人が、 私を必要として使ってくれる人が…、いれば
……それでいいの。それで、よかったの、…っ。
(128) 2014/09/08(Mon) 23時半頃
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そうですね、根を張らないと枯れてしまうから。
[微かにため息をつき、カタログを隅へ追いやった]
私に沢山の花を見せてくれるんですか?
[それでコリーンの気が済むのならば、同行しようかと口を開いた、が]
(129) 2014/09/08(Mon) 23時半頃
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ひっ――!
(130) 2014/09/08(Mon) 23時半頃
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[開きかけて、そのまま止まった。 と同時に、背筋を何かが駆けぬけていく。
数秒後、我に返って口を閉じ、また開こうとして、絶句した。 こんな時、一体どう対応すればよいのか。 教科書には何も載っていない]
(131) 2014/09/08(Mon) 23時半頃
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大丈夫じゃないわ。
全然、だめよ。 ぜんぜん、……整理がつかないよ。
思い出せないし、… 傷は痛いし…っ、
も、やだ。 やだやだ、…こんな私可愛くない。 ブスな自分、大嫌いよ。
[また、ぼろ、と目から毀れ落ちていく温かいもの。]
慰めてよ…グロリア。 上手なんでしょ、…そういうの?**
(132) 2014/09/08(Mon) 23時半頃
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―――…過去形。ですのね。
(133) 2014/09/08(Mon) 23時半頃
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──?
先生、どうなさったんですか? 先生──
お加減でもすぐれないんですか?
[喉が引き攣ったような悲鳴>>130 続く沈黙。
怯えたようなサイラスの顔を見下ろして、 女は手を伸ばした。
冷たい手がサイラスの頬に触れようとする。]
(134) 2014/09/08(Mon) 23時半頃
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[彼女の涙が溢れるに任せ、腕に抱く。 幼子をあやすように、背中をさすり。]
――可愛く無くても、ブスでも、貴女は綺麗よ。
[睦言のように、言葉を紡げば、寝付くまで優しくあやすだろう。雛鳥を抱く、母鳥のように。**]
(135) 2014/09/08(Mon) 23時半頃
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