191 忘却の箱
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[ああそういえば、昨日だったか一昨日だったか。 治療の折に、腕に花の咲いた医師か…患者かに、症状について聞かれた気がする。 あの人の手は花にすっぽり覆われてて、あんなにすっかり覆われた状態は初めて見て。 …その時はつい、黙り込んでしまった。
病に罹った人間の末路、その姿が『どうなるのか』。 過去について、何とか点繋ぎを試みるの、は。
意識を現実に戻せば、真っ白な皿の上には、5×5=25の柔らかく白い立方体が整然と並んでいる。 そして指先には力を入れ過ぎたのか、ぺたんこになった乾いた白が一つ。 やめよう、と呟いてそれを口に弾き入れ。 冷めたマグの中のスープを一瞥して、水面に映った自分の口元に、一瞬呼吸を止めた。]
(100) 2014/09/04(Thu) 00時頃
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あ゙…?、…そういうオマエは育ってんじゃねーか、随分。
[クリスとは少し話をしただろうか。 不意に後ろから聞こえた声に、口元を拭いながら顔を上げる。>>98 表情の乏しい顔に、揺れる頭頂の花。 見ようによってはなんだか少し間抜けなその青年は、よく見知った患者の一人で。
遠慮の無い問いに、鼻白んで皮肉で返す。 ふらつく足で立ち上がると、その目の前まで近寄って。頭半分ほど低い位置にある青年の顔を両手で無造作に挟んだ。
むに、と圧迫しながらやや強引に視線を合わせるように上向かせ、その瞳を覗き込む。 そこに自分の姿が映り込むのを、確認するように。]
オイ…オマエ、ちゃんとまだ覚えてるかよ。サミィ。 オレの名前、言ってみな。
(101) 2014/09/04(Thu) 00時頃
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[口ずさむ歌にわずか重なるように 聞こえてくるのは自分のものより低い声>>1:94]
…ご機嫌よう
[声をする方へ視線を移せば 書架の間から、白衣姿の男性が現れた]
…先生
[やはり、名前は思い出せず 自分の名を呼ぶ彼へはそう返しておく]
(102) 2014/09/04(Thu) 00時頃
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[近くのソファへ腰を下ろして問う彼へ ふわりとほほ笑んでから 読んでいた日記帳>>1:38をちらり見て]
桃色の秋桜を咲かせた女の子 …誰かに思いを寄せてた思い出、みたい
[淡い恋心、その想い人へ語りかけているような もしかしたら、手紙代りだったのだろうか?
始めの方は、少女らしく 可愛らしい甘酸っぱい想いが綴られていた]
(103) 2014/09/04(Thu) 00時半頃
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[「早く貴方に会いたい」 毎日そんな言葉で締めくくられていて
会ったらこんな話をしたい こんなことをしたい 一緒にどこへ行きたい あんなことがあった、こんな話をした
明るい希望に満ちた話題が多いのだが やがて、語りかけてた相手の名前が失われた
名前が失われた途端 言葉から一気に熱が失われてゆき その想いも色褪せてしまったようだった
散ってまた咲く花の色も それに合わせるかのように変わっていった]
(104) 2014/09/04(Thu) 00時半頃
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―食堂―
[中庭から貰った鼻唄を連れながら、見えたのは「食堂」の目印。足を踏み入れた瞬間、料理の香りが一際強く漂う。すぅっと、ゆっくり息を吸い込んで、吐く。
唐突に背後の廊下、それも結構遠方の方から、食堂の談笑に太鼓のような音>>74が聞こえた。鼻唄を止め、弾かれたように振り返る。 リズムの無いそれは…誰かが苦しんでいる音だろうか。]
………コリーン、ミッシェル、オスカー…シーシャ……
[…誰だろう。 名前を覚えているうち、激情を持ち合わせている人を声に出して復唱した。もし会えたのなら、話でも聞いてみようか。 すぐには向かわない。 男にとっては喧騒さえも愛しい日常だったから。
ようやく食堂に足を踏み入れて、カウンター横の砂糖とミルクを右手の袖の中に入れる。 皿に乗った料理とコーヒーを同じ手に持って手頃な席を探し始めた。]
(105) 2014/09/04(Thu) 00時半頃
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[何と無く知り合いを探してウロウロしていた所、大柄な男性>>99の背後を通り過ぎた所で数歩後ずさって二度見をした。 だって彼の皿の上に、パンとは思えないキューブが陳列していたから。 興味を惹かれてソワソワしている男を、もしかすると相手は気がついているかもしれない。
考えるよりも先に、彼の皿の隣に自分のプレートを並べる。]
食事中に失礼、君のお隣に座っても?
[ちょうど相手がスープに口を付けた時>>100であった。 答えを聞く前に席に着いたのなら呼吸を止めたような相手を覗き込もうとして]
……もしもし?
(106) 2014/09/04(Thu) 00時半頃
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[色素の薄い髪から覗く二対の瞳>>101 視線が合ったのなら、軽く会釈を。 きっとここに住み着いてからの癖のようなものを彼にも向けただろう。
会釈の度、頂点にて揺れる花は、目覚めてすぐ手で萎れさせたというのに。時間が経てばやがて、瑞々しさを増していく。]
…雑草みたい。
[その姿と相手の皮肉には、“育ち過ぎ” と、皮肉には曖昧な言葉ではぐらかそうとして。
そのまま約束が果たされるまで何処かで時間を潰そうか。踵を返そうとした矢先、何処か覚束なくも見える足取りに視線を向ける。]
(107) 2014/09/04(Thu) 00時半頃
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[一歩、二歩。近くなる距離。 それは気付いた頃には腕を伸ばせば届く距離になっていたか。 クリスがその場にいたのなら、一瞬だけ僅か開いた瞳を向けただろう。]
──ッ。……。
[頬が彼の両手により圧迫され、上へと上がる。息が少々詰まり、覗き込んでくる瞳をぼんやりと眺めながら、きっと間抜けな顔をしているんだろうな。そんなことを思いつつ、この光景に心が揺れないのはきっと。]
……シぃ、シャ
[まだ、彼を覚えていた。からだろう。]
(108) 2014/09/04(Thu) 00時半頃
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お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2014/09/04(Thu) 01時頃
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……、ハ。上出来。
[名前を呼ばれる。さやさやと鼓膜を揺らす、その音。 発した言葉よりもずっと満足げに、笑い声を漏らして。固定した顔を解放してやる、ついでにわし、と一回、その癖のある髪を撫でた。
実際それは、そう珍しい遣り取りでもない。名前、言ってみな。サミュエルと行き会えば、数日に一度はそう声を掛ける(半ば強要とも言えるが)。
他の患者がどう考えているかは知らないが。忘れたなら、思い出せないなら、覚えればいい話だ。覚えられないなら、何度でも教えればいい。 疑う事を忘れたペラジーに、何度でもおかしな悪戯を仕掛けるのも。その辺りが、彼なりの理由であって。]
鬱陶しいなら剪定しちまえ、そんな花(モン)。 なんならオレが毟ってやるよ。
[それでも、いずれ忘れられる事に、何も思うところが無いわけでは無く。 心情が表情に出ぬよう、押し殺すように、忌々しげに。人差し指で、ぴ、と目の前で揺れるその花を弾いた。]
(109) 2014/09/04(Thu) 01時半頃
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/* タラしてない…よ…ね…?だいじょぶだよね…?(ソワァ
(-15) 2014/09/04(Thu) 01時半頃
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/* もっとクズい描写したいんだが、うまくゆかぬ 今までで一番駄目な奴にしたい
(-16) 2014/09/04(Thu) 01時半頃
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[––––食事中に失礼、
呼吸を止め、マグに口を付けた瞬間に側から掛かる、『聞き覚えのある』声。 ぱちり、瞬きと共に狭範囲に固まって居た意識が広がり、この時漸く人物の気配を認識した。 隣で小気味良く鳴る高めの音、傍に別の食器が置かれて…ひょいと覗き込まれ。
あ…は、はい。どう、ぞ?
[顔を向けると ぱ とかち合った、瞳と瞳。 あれ、声は解るのに、顔、知らない。 目付き悪いの、見られてしまった、と反射的に逸らした先、飛び込んで来る、ばっつりと失われた、左腕。 ああ、と声が漏れる。花絡む腕、花覆う掌、包帯の巻かれた腕。散々吸われ空洞の多い脳裏に滑る患者達の肩から指先。 だが目の前の男は、その質量すら肩から失われている。]
……そう、かぁ…。
[まじまじと、空っぽの袖を見下ろすぎょろりとした目。彼はどんな顔をしただろうか。 何か、告げただろうか。どちらにしろ、彼の肩からかけられた馴染みの音色を守る箱に。 そして彼が男の『よく知る』音の持ち主だと、すぐさま気付く事はない。]
(110) 2014/09/04(Thu) 01時半頃
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/* あかんズリちゃ可愛過ぎか おおきい臆病クマちゃんかわええ むぎゅーてしたいわ かわいがりてえ
(-17) 2014/09/04(Thu) 02時頃
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あ…えっと……要ります? ソースか、塩か、芥子か、何か。
[プレートに乗った料理を見て、ふと聞いてみる。 何か頼まれれば、少し腕を伸ばして取り渡すつもりで。
流石に、まだ互いを良く知らぬ同席者が居る状況で、手遊びに没頭する事は無く。 マグに口を付けながら、相手の様子を伺うが…その目はちらちらと、失われた左腕に向かう。 相変わらず整列した、手元の皿の上の5×5は時々何の気無しに積み上げられるかもしれないが。 一定間隔でスープに浸され口に運ばれる弄り残しのパンや、その茶色い皮。 彼のトレイの上にはスプーンもフォークも、無い。**]
(111) 2014/09/04(Thu) 02時頃
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先生、チョコレートコスモスってご存知ですか?
[日記帳の最後の方に出てきた花の名 それをセシルに問う]
彼女は、それを最期に咲かせたそうです ほら、ここに…書いてあります
[日記を綴った少女とは違う文字で 彼女の症状と、その後の報告が最後にあった
その部分を指し示し彼を見つめる 一体何と答えただろうか?
「恋の終わり」という花言葉を持つ花を 自分はまだ知らないことすら、*覚えていない*]
(112) 2014/09/04(Thu) 02時頃
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[頭上で空気が揺れる。 相変わらず頬を挟まれたまま眺める相手>>109の様子は何処か満足げ。
圧迫感がなくなったのなら、少し爪先立ちになっていた踵を下ろして。]
……、と。…何。
[ぼふりと広がった髪を押し付けられれば、肩を竦めつつも口元には弧を一つ描いた。]
(そう、俺はきっと…知ってる。)
[依然として右手の花びらを押し潰すように握りしめる。萎れた花びらが一枚床下に落ちたようだけど、気にもとめずに顔を上げて。]
…あんたに毟られたら、剪定どころか…穴が空きそう。
[本来風通しをよくするための誘いには、からりと軽い調子で返した。]
(113) 2014/09/04(Thu) 02時頃
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[未だに存在感を表す花びらを、指先で揺らされたのなら、笑いながら双眸を眇めただろう。]
…植木鉢より。 路地でいいから、外で咲きたい。
[頑丈に出来た硝子を眺めながら、新しく咲いた花を隠すように右手を後ろへ。]
…今日はどんな悪戯やってきた?
[記憶の端から掴む前に、唇が紡いだのは、世間話。 何も変わらぬ怠惰な日常であっても、それを普段通りだと。 その感覚を、ただただ求めようと。
胸の内で根を下ろし出す花に気付かぬふりをしつつ、問いかけてみた。忘れてしまう前に。]
(114) 2014/09/04(Thu) 02時頃
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お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2014/09/04(Thu) 02時頃
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/* シーシャさん素敵 皆さんの動きとト書きが素晴らしくて…ええ
(-18) 2014/09/04(Thu) 02時頃
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/* ううむ。 ぽっと相談無しに入れてしまったセシルさんにごめんなさいです。
スプーン及びフォークが無いのはアレです。 それらと一緒に纏めて置いてあるであろうナイフを避けてるんです。 あんまり、「失った記憶」や元の人格(=殺ヒャッハー系)に焦点を置かない方がいいと思ってるのでその辺なるたけ詳しくならない。 そういうものを吸い上げられた「残り滓」がどんな挙動をするのか、という様なアレで。 何でこんなん覚えてるんだろ、て記憶 小学校の図書貸出票が何故か本に挟まって残ってたのをずっと何となく残してる みたいな哀愁がありますよね 若干アレカレコレ漏れちゃい気味ですけど
発病初期に咲きまくってた花はやっぱり惡の華です とか言ったらきっと私の膝にあおいたんぽぽ生えて抜けない抜けない☆つよい になるので決して口には出さない
(-19) 2014/09/04(Thu) 02時半頃
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[廊下の途中に設えられた、小さな休憩スペース。 ベンチと、小さな観葉植物。ウォーターサーバー。
水の入ったコップを手に、ぼんやりと、ベンチに座っていた。
自分は今何をしていたか。 何の目的で歩いていたか。指を折って、確認する。 そう、シーシャに飴を貰った。 それを、あたらしいひとにあげたら仲良くなれる。]
……うん。おぼえてる。
[記憶を辿って、一人頷く。]
(115) 2014/09/04(Thu) 05時頃
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[ここに来るまで、とりあえずそれらしき人物には会っていない。 クマみたいにおおきい―― 確か、そう聞いた。 まだ、人の顔と名前は覚えてる。覚えてる、はず。 だから、見たらわかるはずだ。忘れていなければ。]
………。 あたしだって、忘れるのは …いやだな。
でも……なんで いやだったんだっけ。
[青い花は、元から左手にあった気がする。]
……うーん。
[ただ、なんとなくの、モヤモヤ。 別に、なんてことはない。ないけれど、それはそのままある。]
(116) 2014/09/04(Thu) 05時半頃
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[まあいいか。と、思う心に偽りはない。 心は凪のよう。ただ モヤモヤにつながる、何か、決定的な部分が、ぷっつり、切れていて―― 考えようとすると、目眩に似た感覚に襲われる。
やめよう。
それより、さっき聞いたあたらしいひとに会いに行こう。 誰かと一緒にいるのは、楽しい。 自分の中を見るより、自分の外の何かと関わっている方が落ち着く。]
(117) 2014/09/04(Thu) 05時半頃
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[ただ、行くあてナシに、探すのは流石に不安だった。 誰かに聞くのがいいか。]
…せんせい、とか。食堂の人なら知ってるかも。 ――シーシャに聞いとけば、良かったなー。
[そんなわけで。立ち上がって、来た道を引き返す。 のんびりと。
そうして歩いていれば、中庭の見える辺りにも差し掛かっただろうが、そこにはまだ誰かいただろうか。 誰かがいたならば、手を振って、人なつこく挨拶をしただろう。**]
(118) 2014/09/04(Thu) 06時頃
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― 廊下 ―
[向けられる屈託ない笑顔。>>79 その背後に広がる中庭。 太陽の光が降り注ぐ中、サァ、と白い風が動き花弁が舞う。]
おはよう、そうかい今日はおしまいか。 描いていたら過ごしてしまった、これから食堂だよ。 また後で来るなら、一緒に日向ぼっこしようか。
[まぁさん、と呼ぶ声にくしゃりと皺を寄せて笑い視線を自らの右腕へ落とす。 黄色の花弁が太陽を追いかけるかのように、中庭の方を向いて咲いて。 彼女のように、笑っているような気がした。]
(119) 2014/09/04(Thu) 09時頃
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[彼女に出逢ったのはいつだろう。 中庭で日向ぼっこをしているところ、建物の中からこちらを見ていた彼女を手招いたのがはじまりだったか。
彼女が忘れてしまったとしても、恐らくまた手招くのだろう。 そうして繰り返す出逢いは、どこか遠い記憶に重なりながら。]
(120) 2014/09/04(Thu) 09時頃
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[顔を上げて彼女を見れば。 皺がれた手を伸ばして金色の髪に絡んだ花弁を摘まんで落としてやり。]
今日のは、おいしかったかい?
[世間話のように問うそれは、記憶の味か。食事の味か。**]
(121) 2014/09/04(Thu) 09時頃
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本草方士 麻雀は、メモを貼った。
2014/09/04(Thu) 09時頃
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―回想・廊下―
[まぁさんに、彼女の髪に成るリンゴの話をしたことがあったろうか。 その記憶は定かではないけれど。 どちらにせよ、食堂へ行く、と言った>>119後の問い>>121に、朝食の話と思いこみ。]
うん、今日のご飯もとってもおいしかったのよ。 ピーマン入ってたけど。
[顔をしかめながら緑の天敵にアタックしていた青年の姿を思い出してくすりと笑いをこぼして。 後の日向ぼっこのお誘いには快く頷いた。]
えぇ、しましょ、日向ぼっこ。 …そういえば、まぁさんは、最近お外の絵は描かないの?
[ふと思いついたことを尋ねる。 まぁさんの絵は、結構好きなのだ。*]
(122) 2014/09/04(Thu) 09時半頃
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―角を曲がった廊下―
[触んな、と鋭く放たれた言葉>>96に、びくりと伸ばしかけた手を止めて。 行き場をなくした手を、空中にさまよわせながら、そわそわと青年の表情をうかがう。 怖い…とは、思わない。 けれど、途方に暮れてしまって。
なんでもない、どうってことない、と繰り返す青年。 こんな時、どんな顔をすればいいのか、わからなかった。 …笑えば、いいのだろうか?]
…大丈夫…
[微笑と共に、大丈夫だよ、と言いかけて。 何が大丈夫なのだろうと自問しかけたところで、耳に届いたスリッパの音>>97に、思わず口をつぐんだ。]
(123) 2014/09/04(Thu) 09時半頃
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/* いらんネタを仕込むのは、癖である。
(-20) 2014/09/04(Thu) 09時半頃
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