65 In Vitro Veritas
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……みんな、バラバラだね。
[おなじしごとを言われたのに、一緒にいなくていいのかな? 何となくほかのひとを見てたら、それぞれおなじ顔同士で一緒にいるみたいだった。]
ねえクロダフランシスカ。 聞きたいことがあるの。 あなたは、わたしのどこかほしいところってあるの?
(43) 2011/09/30(Fri) 23時頃
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―病室― ああ、ありがとう。 此処には、あたしとクロが居るわ。
[人数分に分けられた食料。 その小袋を見ると、あまりおいしそうには見えずに居た。 まあ、それでも無いよりは良いかと苦笑すると]
クロ、ご飯みたいよ。 仲良く分けましょうね。
[持って来た本人には見えないように、クロを見て片目を瞑って見せた]
(44) 2011/09/30(Fri) 23時頃
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― B1F:廊下 ―
[スタッフルームを出て、音のした方へと足を向ける。 その途中に、ニックと出会う事はあっただろうか。 もし彼とすれ違えば、今何か落ちる様な音がしなかったかと彼に問いかけただろう。
彼からの反応はあっただろうか。]
(45) 2011/09/30(Fri) 23時頃
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シュミがワルイ。 どういうこと?
[趣味という概念もそれが悪いという意味も知らなかったが、胸をもまれるのがとても不快そうなのは理解できた。 それがやめる理由にはならなかったけれど]
ヘンタイオンナ? 難しいことばが多いよ。
[手術台はそう広くない、あまり動くとベッドから落ちてしまうのではと逃げる身体を引きよせ、さてどうしようかな。
――そうだ、大事な事を思い出した。 自分はオリジナルと一つになるんだったね]
(46) 2011/09/30(Fri) 23時頃
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― 非常階段 ―
[周囲を見渡し、病室などを一応身ながら歩みを進めてゆく。 けれど何かが落下した様な音はしないし、この階より下の方、B2Fの方で音がしたようにも感じた。]
下に行ってみようか…。
[リーネはその場にいただろうか。 ひとりごちる様に小さく呟いて、非常階段へと足をかけた。
階段の先に広がる赤に気付いたのは、階段を半分降りた時だった。]
(47) 2011/09/30(Fri) 23時頃
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―― B1階:倉庫前 ――
[下と同じような部屋の並びを見つけ、その扉に近付いた。 下の部屋には、食料があった。 けれどその量はあまりに少なくて。 このままではきっと、“オリジナル”達はいつか“クローン”の分を奪うに違いない。 それはある種被害妄想であったが、けれどその意思を持つ者が確かにいたのは既に知っている。 だからこの部屋にも食料があれば、と思ったのだが]
……開かない。
[扉の前に立っても開く気配は無い。 手で開けようとしても、ぴくりともしなかった。 ガタガタ。ガタガタ。 音を立てて揺する]
(48) 2011/09/30(Fri) 23時頃
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/* 時間軸が迷子になりそう。 しかしリンダがすぐ非常階段のほうに来ると鉢合わせして犯行バレるので移動ロール落としてしまっていた。 まあ口封じに殺してもいいですけd
(-27) 2011/09/30(Fri) 23時頃
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あれは…、
[階段を駆け降りる。 遠目に一目見ただけでも頸椎骨折をきたしているのがわかる。 恐らくもう死亡しているだろう。 彼の隣にしゃがみ込むと、彼の顔に耳を近づけて呼吸を確認する。]
息、してないわね…。
[頸動脈も触知しない。 目を開かせると散大した瞳孔が彼女を見つめた。]
対抗反射なし。
[手でかげりを作り、確認すると力無く呟いて、彼の手を組ませてやった。]
(49) 2011/09/30(Fri) 23時頃
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[なんなんだこの女は。 殺すつもりでは無いらしいというのはわかったが、尚の事行動理由がわからない]
君のやっていることは、気持ち悪くて、最低なことだって言ってるんだ。
[趣味が悪い、を本来の意味とは若干異なるが多少は平易な言い方に直してもう一度言ってやる。 逃げる身体を引き寄せられたが、すぐにまた逃げようともがいた。
彼女が何を考えているかなど、この時はまだ知らなかった]
(50) 2011/09/30(Fri) 23時頃
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[その頃か、あるいは少し前だったかもしれない。 リーネ……いや、どうやらオリジナルの方らしい。 顔を合わせる]
……音? 知らない。僕は、聞いてないけど。
[それは嘘というよりも。 突き落としたあの瞬間は、思考がまっさらで。 だから激突の音も、怨嗟の言葉も、耳に入ってはいなかった。 だからそれだけ言って、去る背を見送る]
(51) 2011/09/30(Fri) 23時頃
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[ああ、だけど]
[音というのは、エビエヤニクを壊した時のことだろうか]
[壊したことを知られたら]
[今度は自分が壊されるのだろうか]
[だってこのもう一人のリーネは]
[壊す奴らの、仲間みたいな話を聞いた]
[なら]
[壊される前に]
[―――………。]
(52) 2011/09/30(Fri) 23時頃
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/* こっちは赤で落とそうかとも思ったけど、襲撃先分かりやすい方が他の人も助かるかなあと思って表にしてみた。 というわけで▲リンダにセットしてみよう。
(-28) 2011/09/30(Fri) 23時頃
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[たまらず部屋を飛び出した。 運命を悟った者の怨嗟の声が聞こえるような場所、 走れば呼吸も動機も乱れて、 それが見たもののせいでもたらされたのだとはわからなくなる。
映像ではなく、実際に目にした生々しい犠牲の痕跡。]
[たまらなく気持ち悪い] [それは何に対してなのか]
――……、ッ、
[階段へと向かったのは、 無意識にでもこの場所から逃れたかったに違いなく、 そうたとえば空でも見たかったのだ。けれど]
(53) 2011/09/30(Fri) 23時頃
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/* 吊りは赤さんありかなとも思うけど(負傷したので手当てしなければ失血死もありえる?) ニックはそれ知らないしクローンに吊り票入れるとキャラ崩壊しちゃうからなぁ。 シスカに入れるか、吊り票もリンダにあわせるかにしようかな。
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(-29) 2011/09/30(Fri) 23時半頃
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/* じゃあとりあえずシスカセットで。 でも襲撃がオリジにしか行かない赤陣営なので吊りはクローン吊りたい。 あとそろそろセシル襲撃したい。 俺が吊られる前に半狼を赤ログに迎え入れたいんだ!
(-30) 2011/09/30(Fri) 23時半頃
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―――… 、
[階段は高さはあるとは言えど、自分で足を滑らせたのならば少しでも受け身を取れるはず。 頸椎骨折まで至る事はなかなか無いだろう。
やはり誰かに殺されたのだろうと見当をつける。]
(54) 2011/09/30(Fri) 23時半頃
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― コントロールセンター ―
[声の元を探して、その入り口にたった。 開く扉、そっと覗き込む。 次に見た光景に目を丸くする。>>35]
――……赤毛……!!
[そう、声より先に身体が動いて、 そして、赤毛の手をその背後から掴もうとする。]
何、やって る!!
[その背中から、赤毛の前に横たわる人物、その顔が、目の周りが血濡れているのを見る。まだ、そのときは、赤毛の顔は見ていない……。
ただ、その人物の目にはめ込まれた、その何かが…。 一瞬自分を見た、
ような、幻影。]
(55) 2011/09/30(Fri) 23時半頃
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― 地下2階 非常階段 ― [そこに天上の青はない、ただ赤がある。 倒れ伏した誰かの傍ら、>>49しゃがみ込む牧野の姿。 祈りのような形に組まれる腕の、その主は]
死んでいるの か? ……蝦江君、だったか。
[ゆっくりと、近づいていく。 亡骸を前に牧野の姿は酷く冷静に見えたけれど、 巡る思考は別のことを考えていた]
――……なるべくして、こうなった。 そんな気も、するな。
[ぽつりと零れる言葉、事故という想像すら過ぎらない。 コントロールルームでのあるいはゴミ処理場の前での、 彼の様子を思い出して、いた]
(56) 2011/09/30(Fri) 23時半頃
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[男女なら繋がり方は知っているけれど、同性同士はどうすればいいんだろう? 困ったな、試してからすればよかったかもしれない。
ふらり、視線を巡らせると手の届く所にあるのは――]
気持ち悪いの? 普通なら触られて気持ち良いのに、おかしいちるはな。
だったら教えてあげるよ。
[かちゃりと留め具を外して下衣に手をかけ力任せに下ろす。作業着と似た構造だからそれは簡単に脱がせられるだろう。ブーツに阻まれて中途半端な位置までしか下がらないとしても、それで充分だ]
(57) 2011/09/30(Fri) 23時半頃
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赤毛……ッ なん で……。
[それは、目玉、であると、 認識して、
声にならない悲鳴をあげた。]
(*11) 2011/09/30(Fri) 23時半頃
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[緑がかった灰は、死んだ男の顔に向けられていたが、聞こえた声と誰かが近付いてくる気配に顔をあげた。]
ええ、死んでる。 私が来た時には、既に死んでた。
[雨宮の姿を認めると小さく頷いて応えた。 けれど、続く彼の言葉にはゆるりと首を傾げた。]
どういう意味?
[彼女は死んだ男と言葉を交わした事すらない。 クローンに対してどんな考えや思いを持っているのかも知らなかった。]
(58) 2011/09/30(Fri) 23時半頃
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― コントロールセンター ―
[右の瞼、触れる。 これをイワセの右の眼窩に、と。
思った時、腕が掴まれる。>>55]
コーダさ、ん
[三白眼気味の、青墨の瞳。 右の眼球だけが、彼を見て。]
イワセ、起きなくて
目がないから、 起きないかなって思ったんです
[笑おうとしたけれど、上手くいかなかった。
左の目が、痛かった。]
(59) 2011/09/30(Fri) 23時半頃
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/* 誰か薔薇ってくださいお願いします。
(-31) 2011/09/30(Fri) 23時半頃
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[億劫そうに階段をのぼっている時だろうか。 背後に誰かの足音が聞こえ、振り返った。]
何だニック、どーした?
[食料を投げ渡したあと、岩瀬のクローンを追ってその場を離れたはずの自分のクローンが、またそこにいた。]
何だよ、食料だったら渡したろ。 ちゃーんと等分に分けてあるってーの、疑うンなら他も見せっか?
[舌打ちし、他の食料袋を見せながら言う。]
ったく。 これっぽっちしかねーんだから、お前らクローンはちっとは遠慮しろよなー。 俺らあってのお前らだろ?
(+3) 2011/09/30(Fri) 23時半頃
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>>59
――……ぃッ
[振り向く赤毛。その顔を見て、悲鳴をあげそうになって、こらえる。ただ、青灰は驚愕に揺れて、しばらく、それは見開かれた。]
おま……え
[開いてる片手を自分の口に宛がう。 息が一瞬詰まって……でも、それどころじゃないのは、赤毛のほうで……。 赤毛のオリジナルが起きないことよりも、その赤毛がとったであろう行動に、すっと一瞬血の気は引いたけれど…。]
ばかっ…お前、それは、
[ペナルティといおうとして……その言葉に、今、そのオリジナルが壊れた今、意味があるのかさえ、一瞬わからなくなって…。
とにかく、赤毛の腕はそれでも放さず…。その身体を、オリジナルから離そうとした。]
(60) 2011/09/30(Fri) 23時半頃
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[せっかく、お前が無事であるようにと、 お前の目は、お前だけの!!
そう叫びたくなったが、息が詰まって、言葉も詰まった。]
(*12) 2011/09/30(Fri) 23時半頃
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[自らのクローン、16番に話しかけると一つ乾パンを口に放り込む。 途中で汲んだ水を口にふくみ、飲むかと16番に勧める素振り。 彼女と同じ様によく噛み、飲み下した]
さっき踊ってたでしょ? 私は踊るのが大好きで、踊りがなきゃ生きていけない。 同じ顔したあなたもそうなのかなって、気になっただけ。
[知れば知るほど情は湧くのかもしれないが]
そか、音があると楽しいよ、私も。
[少し考え込んでいると、唐突に16番から問いかけられた]
あなたの欲しいとこ? えぇ……そうだなぁ、無垢なところ?
[自分は既に汚れてしまったから。 それで恋人も去って行ったのだと、思い返してため息をついた**]
(61) 2011/09/30(Fri) 23時半頃
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牧人 リンダは、メモを貼った。
2011/09/30(Fri) 23時半頃
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[牧野が首を傾げ問う言葉には、小さく眉根を寄せた。 恐らく言葉は無意識だった、 嫌悪するのはそんなことを呟いた、自分自身に対して]
いや、彼は――…そうだな、 雪織ヨーランダの亡骸を前に、クローンに向けて怒鳴ったり、 犠牲のシステムを当たり前だと思っていた節があったからな。
[思い出していたのは去り際に>>2:307聞こえた言葉か。 あの時、その場にいたのは誰だったか]
……思うことを、率直に口に出す傾向もあった。 その考えを“彼ら”が聞いていたら、 恨みが向かっても、おかしくない。
[ヨーランダが何故死んだのか、 口に出さずとも皆考えることは同じだろう、と]
(62) 2011/10/01(Sat) 00時頃
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………?
[ペナルティ、という考えはなかった。
目の壊れたイワセの為に、イワセのくろーんである、自分の目を宛がう。 それはあの映像のままではないか。
何が間違っているのだろう。]
コーダさん、 痛い、 です
[薄らと、口元に笑みのようなものを浮かべながら。 引き摺られるようにしながら、その身体はイワセから、離れる。]
……寝てる
[少しも起きないイワセに、また、ゆるく首を傾げた。]
(63) 2011/10/01(Sat) 00時頃
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何だよ、そんな目で見んなって。
ほら、映画とかドラマなんかによくあんじゃん。 尊い犠牲ってヤツ。
……って、あぁ、映画だドラマだなんて知らねーか!
[声を出して笑いながら、続ける。]
そりゃまーな、お前らも助かるってーのなら、万々歳なんだろうけど、やっぱまず優先されんのは俺らでしょ。 心配すんな、もし死ンじまっても、お前らの事は忘れねーって!
[まず助かるべきは、オリジナル。 クローンは二の次。 それを、さも当然のように考えて。]
美談だよなー、美談!
(+4) 2011/10/01(Sat) 00時頃
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