147 書架の鳥籠
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君の推理には穴があるよ。 開かれたカードは2枚。どちらも占い師。 伏せられたまま落ちたカードは3枚。 クラリッサ、カトリーナ、レティーシャ。 この中に狂人がいた可能性が君の穴だ。
何故省いたのか、推理を聞かせてはくれんかね。
[帽子の主は、彼の頭に乗らず尋ねる]
(39) 2013/10/07(Mon) 19時頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2013/10/07(Mon) 19時頃
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―サロンに戻る前・書架の何処か―
[ラルフを護って、と願いを命じた2つの影>>2:234 を見送って。強い魔力の混入された血とはいえ、 存外の出血量に、くらり、視界が傾ぐのを覚えれば。 書架に背を預けるようにして、その場に頽れ]
――…っ。
[ややあって、ハンカチーフを止血帯状に折ると、 左手首の傷上を圧迫するように巻きつけ とりあえずの応急処置を施した。 上着の袖に隠れているから、触られでもしない限り、 見た目では分かり難いだろう]
(40) 2013/10/07(Mon) 19時頃
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それからシメオン。 私は君を亡霊だと見る。
[オズワルドの次はシメオンへ。 涙浮かべた瞳を見る際にはいささか目を眇め]
だがそれは、 グロリアの言葉以外の確証は何もない。 今もこうして見ていても、 私の目をもってしては区別はつかんのだ。
[眺めることはあっても深く接することなかった 男にはシメオンの”いつも”は気づけない]
レティーシャ以外に、視た者は?
(41) 2013/10/07(Mon) 19時頃
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[サロンの片隅でぼんやり突っ立っていると 例の如く響き渡る鐘の音。歪む視界。
何かに護られている? 影のようなものの存在を二つ、はっきり感じ取る間もなく
気が付いた時には、例の如くサロンの床の上だった。]
(42) 2013/10/07(Mon) 19時半頃
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/* >>41 にゃ。 ……護られてるのは、メモにあるように、 護衛先には分からない感じに、と思っていたのですが (ラルフさんを護りそうな人がホリーくらいだから…)
…どうしよう、PC視点、 勘付かれても、だいじょう、かな?
(-19) 2013/10/07(Mon) 19時半頃
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さて、先に。 機を逃しては拙いからな。
[ひとつそう区切って。 猫足のソファーに座るまま、向ける声はみなへ]
ひとつ、私は霊能者ではない。 ふたつ、この宣言は続けないで欲しい。
そして君たちの中にいる霊能者へ提案しよう。 もし、クラリッサとカトリーナが亡霊でないならば 今は、――出るな。
リスクはあるが…君の力が必要なのは今ではない。 私はそう考えている。
[提案よりは願いの響きを声音にのせた*]
(43) 2013/10/07(Mon) 19時半頃
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[テーブルの上に増えた、陶器の金の髪持つ人形。] >>5それに触れるオズワルドの背を見る。
レティーシャが。さっき言葉を交わしたばかりの。 足元がふわふわ覚束なくなって、少しよろめいた。]
このままだと、みんな…いなくなる。
[その時グロリアの声が響いて>>26]
シメオン?
[ひねくれ者の少年を見る。]
(44) 2013/10/07(Mon) 19時半頃
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/*>>43ルーカスさん
あら、霊能者ではない? 非霊ブラフ? それとも?
そして2−0だと、 真占護衛しか選択肢が苦しい…どうしましょう。
(-20) 2013/10/07(Mon) 19時半頃
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/*
ということは、ルーカスさんが霊っぽかったから、 逆にとって狂人かと思ったけど、
”人”を殺すなんて、&後手後手の役職なんてミスキャスト は、ピッパさんの霊能COでしたか。
ピッパさん霊ということは、
ルーカスさんの、あの狂うほど〜は、狂人?
しかし、狂人が非霊する意味が不明なので、 素村?
とすると、ラルフさんが狂人??? にゃーーーちょっと後で、役職整理しなおします><。
(-21) 2013/10/07(Mon) 20時頃
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/* るーさん狂の可能性ってないの? ちぇ( おずさん狂でもおいしいのだけど ボリスはあんまし狂っぽくないしなー
(-22) 2013/10/07(Mon) 20時頃
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[シメオンとはあまり話をしたことがなかったかもしれない。
話しかけてもそっぽを向かれて 棘のある言葉がぽいと投げつけられる。
寂しいんだな、とわかってはいたけれど その心を和ませる役は他の誰かに任せていた。]
(45) 2013/10/07(Mon) 20時頃
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[クラリッサ、カトリーナ、レティーシャ。 シメオンの心に多少なりとも踏み込めそうな者は姿を消し 彼は、ひとりに見えた。
もしグロリアが言うように彼が亡霊なら、 もう一人の亡霊は彼と上手くやっているのだろうか?
あるいは彼は言うとおりに占い師で、 夢うつつに誰かの正体を暴き見るのだろうか?
どちらが真実かはわからなかったが、 彼が満たされていないことには変わりないようだと、そう思った。]
(46) 2013/10/07(Mon) 20時半頃
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[サロン内の言葉の応酬を迂回して、書見台に近付く。
カトリーナ
増えた名前を見つめる。 願いに応じて、獣へと捧げてしまった、聖母のような人。]
彼女の願い通りだった、けど。 そんな願いって、ないよね。
ただ幸せになりたかった、だけなのに。
[ここへ来た願い人はみんなそうだった。]
(47) 2013/10/07(Mon) 20時半頃
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/* 翻弄される素村人プレイをお送りしております
一人くらいいたっていいじゃないこういう人
(-23) 2013/10/07(Mon) 20時半頃
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[ふと気づいて、ボリスの姿を求めて見回す。
もしサロンにいたならば、 紅茶を淹れて黙って目の前に差し出すだろう。]*
(48) 2013/10/07(Mon) 21時頃
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[物思う故に、また目を閉じる。 人形にされたのは、レティーシャ。
あの時、オズワルドはレティーシャを探していた。 ―――迷子を探す、親のような顔で。]
……―わたしも、ごめんだね。
[目を開き、オズワルド(>>11)を見る。 あの後、レティーシャには会えたのだろうか。]
(49) 2013/10/07(Mon) 21時頃
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>>39 さすがはルーカス君、といった所か。 探偵の穴を見抜くとは…
[相変わらず口調に弱みは見せないまま、 背筋を伸ばしたままルーカスへと身体を向ける。 どこか満足そうな表情を私は浮かべて、]
亡霊は身を潜めて隠れている可能性が高いから。 というのが一番の理由だよ。
[名を上げた3人の女性を省いた理由を簡潔に答えて、]
(50) 2013/10/07(Mon) 21時頃
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[もし彼が亡霊ならば、 レティーシャを人形にするつもりだったなら、 私にわざわざ探し人を教えるだろうか。
思考の海に潜るとき、一点を見つめる癖がある。
その点が、オズワルドで停止しているものだから、もしかしたら今随分と眺めてしまっているのかもしれない。
けれど、実際には彼を見てはいない。 彼の向こうにある物語を見ようとしている。
"占い師"ではないから、 殺されなければわからないから、 悔しくて、見えないものをみようとして。 周囲の声もどこか遠い――…]
(51) 2013/10/07(Mon) 21時頃
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だが、グロリア嬢の言う事が本当で シメオン君が本当に亡霊だという事も当然ありうる。 しかしそうではなかった場合、 私達は本物の占い師を失う、という事をしてしまいかねない。
それを私は最も恐れたのだ。
(52) 2013/10/07(Mon) 21時頃
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["――珈琲"]
[と、聞き慣れた声が降ってきて、私は現実に戻る。]
…………さとうは小さじひとつ、 …………ミルクはなし、 …………よく冷ましてからでなければならないが、 …………冷たくてはだめ。
[つらつらと、条件満載の珈琲を読み上げる。 ふー、と息を一つ吐いて、ようやく起きあがった。
都合良く目の前にある珈琲のポットを手にする。 砂糖をいれて、ミルクはいれずにやや冷まし、できあがったものをルーカスに渡――――
さずに、ぐいっと飲み干した。]
(53) 2013/10/07(Mon) 21時頃
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……………………はー、落ち着いた。
[けれど友の位置からは。 きっと、刻まれた眉間の皺は見えていよう。]
あ、ルーカスも飲む?
[彼のオーダーを目の前で飲み干しておきながら、 思い出したように問いかけた。
是と言われれば同じ物。 否と言われても同じ物。
友の鼻先にカップを寄せる。 受け取られねば、己が飲むだけ。]
(54) 2013/10/07(Mon) 21時頃
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[グロリアが、シメオンを亡霊と言ったのは直後のことか。 レティーシャが人形になって、今まで泣いていた子。 何か言おうとした声は、 次いでのシメオンの占い師宣言に飲まれた。]
本物と、偽物――…。
[現れた二人をただそう表現した。 ―――ふと思う。
霊能者という配役。 "手を下す前にわからないなら意味がない" "亡霊を生きたまま判別できない後手の力"
果たしてそうだろうか。 ようやく気づいたのかもしれない。
"霊能者"の役割は――――]
(55) 2013/10/07(Mon) 21時頃
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――しかし、 仮説を立てれば、いくらでも立つ。 …推理というものを証明するのは こうも大変なものなのだな。
[探偵である私は名探偵とは程遠い呟きを溢しつつ、]
いくらでも喋れるが、これでは喉が枯れてしまう。
[ふぅ、と落ち着かせるように息を吐いてから ルーカスの推理>>43を聞き終えれば、ふむ、と口髭に触れながら]
成程。 筋が通っているな。
だが、それならば…、――
[口元を手で覆いながら、切れ長の瞳を細めて]
(56) 2013/10/07(Mon) 21時頃
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―――…、狂人はどこにいるのだろうな。
(57) 2013/10/07(Mon) 21時頃
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――本物の"占い師"を見分ける力。
(-24) 2013/10/07(Mon) 21時頃
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[友の声は、いつも絶妙のタイミングで降ってくる。]
霊能者の力が必要なのは今じゃない、か。 ……霊能者の"役割"って何だと思う?
[興味を装い、問いかける。 ――今はまだ、名乗らない*]
(58) 2013/10/07(Mon) 21時頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2013/10/07(Mon) 21時頃
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―鐘が鳴る前―
[そうして、サロンに戻ろうとしていた時、 ひとつ目の鐘の音が、空気を震わせて。 焦る心のままにサロンに向かう途中で、意識が薄れ。
カトリーナに襲いかかる黒い獣の影と、 レティーシャが人形に変じる様に、 声にならない悲鳴が、喉にこみあげて。
そうして――訪れたのは、再びの地下室の悪夢]
(59) 2013/10/07(Mon) 21時頃
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―夢の中・一年前の或る夜の記憶―
[あの夜、亡き母を蘇らせる為の、地下室の儀式で。 >>>>2:49>>2:50>>2:51>>2:52>>2:53 父と、奇妙な人達――魔術師達だったと後から知った―― が、オスカーの命と血を生贄に呼びだした “この世ならざる者”の正体は、知らない。
けれど、“ソレ”に感じた、圧倒的な畏怖と、 凍えそうな冷たさを思い出せば、今でも身が震える]
((我を呼び出しし者は誰ぞ))
[“声”ではなく、頭の中に直接響く、“聲”。 父と魔術師達が、歓喜に打ち震えるような声。 父が名乗り、母の蘇生を請い願おうとしたのだろう、 その瞬間――……]
(60) 2013/10/07(Mon) 21時頃
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―夢の中・一年前の或る夜の記憶―
(…にゃあ、にゃあ)
(にゃあ、にゃあ、にゃーあ)
[突如として、”夜“と”闇“の鳴き声が地下室に響。 2匹の黒猫が、金色の瞳を爛々と輝かせ、 白く鋭い牙爪で、父に襲いかかった]
(“夜”、“闇”…っ、オスカー…! )
[けれど、父と戦う2匹の黒猫は、暫しの後、 壁に叩きつけられ、短剣に薙ぎ払われる。 目の前には、横たわる兄の命を失った虚ろな瞳。 全てを失うのだと悟ったその時に。 私の脳裡に差し込んだのは――…一筋の光]
(61) 2013/10/07(Mon) 21時頃
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―夢の中・一年前の或る夜の記憶―
[この魔物が、母を蘇らせる力を持つならば] オスカーも。蘇るのではないかと]
『…私よ! 』
『呼んだのは、私よ!! 兄の命と私の血よ!』 『オスカーを生き返らせて、お願い!』
[黒猫達が命懸けで作ってくれた、チャンス。 父が契約を交わす前にと、 ”この世ならざる者“に向かって、 私は、最後の命をかき集めるようにして、 あらん限りの声で、叫んだ]
[怒りを孕んだ父の反論、どよめく奇妙な人達。 生贄の戯言と分かっていただろうに、 当の魔物は、興味を引かれた様子で]
(62) 2013/10/07(Mon) 21時半頃
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