99 あやかしものと夏の空
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/* シメオンとラルフは林か。じゃあ僕は離脱のほうがいいね。 って思ったらシメオンが表で言ってくれた、ありがとう。
(-445) kazanemind 2012/08/18(Sat) 00時頃
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/* 景子勝手に遭遇しちゃっていいかな。 すごく申し訳ないのだけど、いいタイミングだ……。
(-448) kazanemind 2012/08/18(Sat) 00時頃
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/* 延長はしない方向かなあ、これ。 僕は日曜日出かけてしまって、また帰宅が日付かわりそうなので そうなると村に顔出せないからううううん。
ゆりとか明とか大丈夫かな?
(-452) kazanemind 2012/08/18(Sat) 00時頃
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/* ちょっとおーふーろーっ
(-458) kazanemind 2012/08/18(Sat) 00時半頃
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/* ただいm おおカリュクス無事かー。 よかった。おつかれさま。
(-466) kazanemind 2012/08/18(Sat) 01時頃
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/* 景子ごめんねーーー 勝手につれていくねーーー
(-479) kazanemind 2012/08/18(Sat) 02時頃
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/* 今気づいたけど
>>-446 あ、あらってかえす…?www お風呂でも一緒に入るのかい(正座)
しかしぼくはむしろシメオンに兄ちゃんを返すべきなんじゃとか
(-483) kazanemind 2012/08/18(Sat) 03時頃
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[様々な屋台を見て回り、食べ歩き、兄の財布を軽くする。二人がかりだから順調だった。 ……そんな時、人ごみに見知った背中を発見すれば、 ラルフ達に一声かけてから、駆け寄って。]
……景子っ!
[呼び止めれば、大人になった幼馴染が驚いた顔で振り向いた。]
よかった。やっぱりこっちに来てたんだね。 ……ほら、『お返し』しようと思って。 今日の……ええと、夕方に時間空けられる?
それでね、ゴメン。この村じゃ出来ない事なんだ。 少し手間だけど、あっちで合流できるかな? 場所は……そうだね、大ケヤキの下で。
僕、待ってるから!
[手を振ると、少年の影は人ごみへと混ざりこんで。シメオン達におまたせと走り寄り、次はアレとパスタ揚げを指さした。 お腹いっぱいでも満足するまで、容赦なくあっちこっち遊び回る。]
(99) kazanemind 2012/08/18(Sat) 03時半頃
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―夕暮れ時―
[来る時は使わなかったバスに揺られ、>>86遠ざかる祭囃子を聞いていた。 美味しい物を沢山食べた。シメオンと珍しい物を沢山見て回ったし、兄の食べている何かを一口よこせと、自分の持っているものを一口分押し付けたりもした。フリーダムといえばフリーダム。 それなり満足だった。お祭りに関しては。]
……んー。うん。 本当は何もかもやり残してて、まだまだ足りないって思うけど。 大丈夫、やりたい事は、だいたいこっちかなって。
[少しだけ考えあぐねるが>>86駆け抜けていく緑の木々を目で追いながら。 バスを降りれば、歩みは締尾様の祠へと向かっている気がして 途中で自然と足を止める。]
ん。貸すも何も、だよ? わかってる。僕もちょっと、用事があるから。
[シメオンに笑って>>90首を傾げると、二人とは別の方向へ歩き出す。]
(100) kazanemind 2012/08/18(Sat) 05時頃
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/* あっアンカーふたつ引いてる(ばか)
(-484) kazanemind 2012/08/18(Sat) 05時頃
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―大ケヤキ―
[日が傾き熱っぽさの和らいだ風が、濃い緑を揺らす。 樹の根元まで辿り着けば、幹に手を置き、 じっと目をとじると、ただ葉の揺れる音を聞いた。
ここで過ごす時間も、きっと最後。 だから、木のぼりの練習をさせてくれ、時に遊び場になった 大切なこの木にも別れを告げたくて。]
……ここも沈んじゃうのか。 宿泊所も、雑貨屋も、祠も、家も……。
[きっと『天国』へ行かずに留まり続ければ、 自分も村と共に、水中で過ごすのだろうと思ったけれど この奇跡が終われば、きっと、留まる理由はなくなる。]
(101) kazanemind 2012/08/18(Sat) 05時半頃
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[緑越しに空を見ると、木漏れ日がチラチラと眩しかった。 ここからでは、一反木綿と出会い、登って枝を折ったあの場所はよく見えない。 不思議な出会いも巡り合わせてくれたよね、なんて 数日前の事なのにどこか懐かしく、死後友達となった妖怪を思い出した。
そうして、]
――……景子?
[しばしの後、幼馴染が姿を現せば 10年前と変わらない少年が、柔らかく笑んで出迎えた**]
(102) kazanemind 2012/08/18(Sat) 05時半頃
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/* とりあえず合流まで。 ねむいーねむいーねるーおやすみっ
(-485) kazanemind 2012/08/18(Sat) 05時半頃
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/* ただいまー。 兄ちゃんおかえりー。
さて、僕は景子をつれていかなきゃっ。
(-515) kazanemind 2012/08/18(Sat) 20時頃
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オスカーは、兄ちゃんと背中合わせにちょこんとすわった。
kazanemind 2012/08/18(Sat) 20時頃
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/* ちょ レティ
おま!!
(-518) kazanemind 2012/08/18(Sat) 21時半頃
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[待った待ってないとか、お祭りは楽しかったとか、 他愛のない話をしながら草の中を進む。 先を歩くのは少年。道案内は勿論、人の入った形跡が全然ない野道なのだから、背の高い草を分ける必要もあった。]
虫さされとか、気をつけてね。 前は容赦なく突っ込んだけど……。今は問題あるでしょ?
[やろうと思えばそんなの無関係に草を歩けるのだろうけれど、今の女の子らしくなった景子は気にかけるべきかなと。 なのにこんな場所に連れてきてしまったのは申し訳なくもある。 苦笑して、暗くなった夜道をかき分け進んで――]
あ、着いた着いた!
(136) kazanemind 2012/08/18(Sat) 22時頃
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[幼馴染は、『お返し』が物質だと思っていただろうか。
木を抜けた先には、自然にできただろう小さな空間があった。 中央には泉と、苔の生えた倒木、 そして――眩い程の、蛍たち。
泉の上部には葉がなく、瞬き始めた星々に見下されている気になれる。 人工の光が存在しないはずなのに、蛍と星のおかげか、 足元がわかるほどに、その空間は明るかった。
少しの間、お気に入りの幻想的な光景を目に焼き付けて。]
『お返し』。……気に入ってもらえた?
……これが、僕の、とっておき。 他に誰も知らない自信があるけど、 僕はもう、何も持ってないから。 これくらいしか、あげられないけど……。
(137) kazanemind 2012/08/18(Sat) 22時頃
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でも、もしかしたらここもダムに沈んじゃうのかな。
[哀しげな色を乗せて、ぽつり。 それが皮切りか、景子を一度見て、顔を伏せる。]
……ゴメン。 突然死んで、かと思ったら10年経って突然出てきて…… ものすごく悲しませただろうし、驚かせたよね。
[悪夢については>>1:123知らなかったけれど、 それに匹敵する程衝撃だっただろう、身近な死は、小学生だった彼女にどれほどの傷を残したのだろうと。]
(142) kazanemind 2012/08/18(Sat) 22時半頃
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でもね、僕は嬉しいんだ。
死んだのは確かに……後悔ばっかりだけど。バカみたいに足滑らせてさ。 景子が帰ってくるタイミングで、こんな奇跡が起きた事。 また、逢えて……話ができた事。 モノじゃないけど……これのお返しも、ちゃんとできた。 ずっと引っかかってたんだよ?
[笑ってペンダントトップを持ち上げた手は――薄っすらと、透明になっていた。 景子がそれに気がつけば、困った顔で首を傾げる。]
大丈夫。……元のかたちに戻るだけさ。
(143) kazanemind 2012/08/18(Sat) 22時半頃
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/* (冷蔵庫の上に奉られる締尾像想像して吹いた)
(-546) kazanemind 2012/08/18(Sat) 22時半頃
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……景子、ありがとう。 僕を覚えていてくれて。遊んでくれて、――好きになってくれて。
[あの頃向けられていた気持ちには>>4:75なんとなく気づいていたから、最後のひとことを出す時には照れた笑顔を見せる。 本当は、素直な言葉を伝えたかった。 でも、もうその気持ちには応えられないから。 向けるのは想いではなく、感謝。]
僕は、そろそろ行かなきゃ。 ……ほら景子、前向いて。蛍がまた集まってきたよ! 星もよく見えるし……、綺麗でしょ。流石僕のとっておきだろ?
[少し強く押して、泉に向かわせる。 こちらを絶対見させないように。 背中合わせで、弾んだ声で――]
ねえ、景子。 ずっと、ずうっと応援してるからね。
(146) kazanemind 2012/08/18(Sat) 22時半頃
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[幼馴染が振り返った時、 そこには……もう誰も居なかった**]
(148) kazanemind 2012/08/18(Sat) 22時半頃
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/* 大丈夫。飛ぶから。(まがお)
(-558) kazanemind 2012/08/18(Sat) 22時半頃
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――ジェフのもとへ――
[兄貴分はどうしていただろう、 誰かと歩いているのであれば、ほんの僅か孤立した瞬間、ふわりと目の前に降り立った。 少年の体は半透明。そこが人ごみだったとしても、ジェフ以外に姿は見えないだろう。]
ジェフ。 ……やりたいこと、できたよ。
[表情はとても晴れやかで、 兄と和解できた事は伝わるだろうか。]
ジェフのおかげで、この何日か、本当に楽しかった。 昔の……ほら、酒飲もうって約束も果たせたし。嬉しかった!
(151) kazanemind 2012/08/18(Sat) 23時頃
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[外見も登場もまごうことなき幽霊で、彼は今更驚くか、どうか。]
ジェフはさ……もうひとりの、兄ちゃんだったよ。 たまに本物の兄ちゃんより兄ちゃんらしいと思うくらい。 勉強だって教えるのうまくて、わかりやすくてさ。
[一瞬黙りこんで、 表情は哀しげなものに変わる。]
僕が死んでるって、これで信じれるかな。 もう、あんまり時間がないみたいで……。 ……だから、挨拶だよ。
(156) kazanemind 2012/08/18(Sat) 23時頃
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[そこまで言って、また笑った。 10年ぶりの再会、そしてきっと、永遠の別れ。 なのに明るく笑えるのは、彼との思い出が同じように楽しいものばかりだったから。]
……さよなら、ありがとう。ジェフ。
僕のこと、忘れないでよ。 もし忘れたら、化けて出てやるんだから!
[顔面をびしりと指さしてやって、 悪戯坊主は、ゆらりと空気に溶けて消えた**]
(160) kazanemind 2012/08/18(Sat) 23時頃
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―川辺―
[降り立ったのは村を流れる川のうえ。正確には橋の上だった。 よくここから亀吉に突き落とされたものだ。 思い出して、身を乗り出すと遠い水面を見た。
この川で自分は溺れて死んだ。 けれど溺れる恐怖はあっても、川に対しての恐怖はない。 むしろどこか落ち着いてしまうのは、死に場所だからこそか。]
…………。兄ちゃん、どこ。
[呟いて、両手を広げる。 身体はもうすっかり薄くなっていて、感覚はあるがいつ霧散するか。 人の感覚を辿って移動する事はできたが、 焦りからか兄の居場所が掴めない。
不安な顔で、周囲を見渡した。]
(162) kazanemind 2012/08/18(Sat) 23時頃
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/* 亀ちゃん、明、たまこ、リサ、よーさんにもいきたいけど 時間が!ない!ごめんッ!!!
(-573) kazanemind 2012/08/18(Sat) 23時頃
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/* そのかわりよーさんは大ケヤキ行った時にちょっとだけ思いだしt
(-576) kazanemind 2012/08/18(Sat) 23時頃
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/* なにかwwww あいさつにいったよ!
(-579) kazanemind 2012/08/18(Sat) 23時頃
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