198 かるらさんのうなじ争奪村
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[分かっているじゃないかと眉尻を下げる。]
………嫌、だよ。 友は――赤い花を、咲かしたんでしょう?
僕じゃない、誰かを想って。 大事な、恋 だろ?
[じわり、浮かびそうになる涙を堪えた。]
僕が、言いたいのは――…、そういうの、大事にしてって、こと、で。
……でない、と、僕が 惨めじゃ、ないか。
(+77) 2014/10/12(Sun) 22時頃
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[シャツを掴んだままの、手の甲を唇に当てる。]
………ばか。 僕がされたがってるから、キス――してやる、とか、そういうの、要らない……から。
したいって、思った時に、するもの、でしょう?
[あれ、そう思ってくれたのかな?と、言ってから考えてしまう]
(+79) 2014/10/12(Sun) 22時半頃
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蕾を貰った時のように、取っておくことは出来る。 待って、待って、また咲く日を待つことは――出来るよ。
それは、大事にするって、ことと同じになるって、思うんだ。
[困らせている。そのことに、困惑する。]
友が忘れないのは、事実と――悔恨なら、そんな重荷は忘れて欲しいって。ただ、そう思っただけ、で。
………っ、どうして、ばれ
[た、の。開いた唇は震える。忘れるから、と。嘘だと。]
(+80) 2014/10/12(Sun) 22時半頃
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初恋…は、
[その子に? それとも…]
………また、いつか。 本当に来るかどうか、分からない不安は 大きいよ。 当然だと、思う。
[唇を結んで、唸る。]
………これは、理由があって……
[むむむ。前にされたように、その頬をつねってやろうか。 服から手を離すと――…]
わっ! え、カミちゃ……
(+82) 2014/10/12(Sun) 23時頃
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……僕には、何も残らない、から、だよ。
なんで、聞かないのさ。 見破った、のに。
[項垂れそうになる頭を持ち上げる。 カミちゃんと友の間で、一触即発の事態は避けようと。]
(+84) 2014/10/12(Sun) 23時半頃
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…………花は、集まった?
[もしかして、と問う。]
(+85) 2014/10/12(Sun) 23時半頃
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/* お?勝丸くん、から? もしかして、花とか、いいません、よ、ね?
忘れるを選択しそうじゃないですか!
(-73) 2014/10/12(Sun) 23時半頃
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ぇ、預り……もの?
[掌に小さな袋が乗る。 差出人の名前は意外で、どうしてと思うばかり。]
(+86) 2014/10/12(Sun) 23時半頃
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そう……。 じゃあ、1人でみる、よ。
………えと、充電式電池の方が経済的、かも知れないよ。
[電池の話に返す言葉は短い。]
そっか。あの子の願い、叶うと……いいね。
(+88) 2014/10/13(Mon) 00時頃
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[首を振った。違う場所で見るから自分が移動すると告げて立ち上がった。]
………友。
あの日のことを忘れるのが無理、ならさ。
(+89) 2014/10/13(Mon) 00時頃
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いいよ。 ………忘れない、で。
そうして、今日の事を忘れてしまった僕に、本を――返してよ。
僕を、………
[―――助けて。
唇だけが動き、声にならなかった。]
(+90) 2014/10/13(Mon) 00時頃
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そして、いつか――…… 忘れて。
[本のことも、僕のことも。
唇に指先触れ。 あんな風にされるキスは初めてだったと、手扇で隠した。]
(+91) 2014/10/13(Mon) 00時頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/10/13(Mon) 00時半頃
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/* 勝丸の持ってたものだから、彼の記憶だと思うのだけども、ね!
うぉぉ(照れた)
そして、陸が金魚すくいしてる!!
(-78) 2014/10/13(Mon) 00時半頃
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……行ってらっしゃい。
[カミちゃんが去った後、改めて思うのだ。 SF(少し不思議)な鬼灯だったのに。
妙にリアルで残念だった、と。]
え、……友。 不意にされたら、困る……だろ。
[前髪ごと額を押さえた。 教えるのは職場近くの住所。実家から、離れたとこ。 番地までは言わず。]
あとは、探してよ。友が。
[歩き難いなら別に、と、見上げて。]
(+93) 2014/10/13(Mon) 00時半頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/10/13(Mon) 01時頃
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