94 眠る村
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[ローズマリーが食べ物を持ってきた心遣いに感謝し、甘えてばかりもいられないと常のように働き出す。
まくしたてるように部屋に帰るフィリップを見送って。]
仲、良いよね。 兄弟みたい。
[シメオンに漏らすのは、当然フィリップと彼のこと。 部屋を借りる、と言われればうなづいて。]
うん、部屋数多くないから、 相部屋、助かる…
[埋まっているわけじゃないけれど、状況が状況なら泊まるという人は増えるかもしれず。 ローズマリーが酒場に居てくれるのなら、空いている客室をすぐに使えるよう*準備をしに*]
(195) 2012/06/15(Fri) 01時頃
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― 客室 ― [シメオンの答えに、自然と表情がゆるむ。 体で払う、に瞬いた後に労働ととらえ、"ありがとう、でも大丈夫"なんてまじめに返して。 その背を送った後は、使われていない客室のチェックに。 手入れを怠ってはいないが、シーツなどのチェックを入れつつ、廊下で目に入る、鍵をかけたあの部屋の扉を見つめる。]
手遅れ……
[よみがえる言葉。 自身の痣に手を這わせ、腰骨から腿までぐるりと伸びる茨を服ごしになぞる。]
でも、どうすれば……
[敵は、人ならざる力――できることは知れている。 対峙したとして、非力なものにはどうすることも――無遠慮に知識を与えた刺青は、今はなにも答えてくれない。 小さくため息をつくと、食堂の方へ。]
……ぁ、 いってらっしゃい?
[ローズマリーに声かけられ見回りに行く人の姿を認め、見送る後は宿にいるもののため、なるべく常と変わらぬ*ように*]
(209) 2012/06/15(Fri) 12時半頃
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――んフ、 わざわざみんなで 獲物を探しにいってくれるわけだ。
[ふふ、と笑って、出かけるらしきを面々を眺める。]
……いってらっしゃい、 気をつけてね?
[冗談めかし、エイトを*送る*]
(*30) 2012/06/15(Fri) 13時頃
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[ラディスラヴァの申し出に、微かに笑う。 気分転換――目を閉じ、村を想う。 大丈夫、大丈夫……異常な事態に忘れていた口癖ほろりこぼして]
ぜひ、 …――ありがとう。
[ハナが手伝うならば、三人で。 人付き合いがうまくない娘にとっても、それは非日常だけれど。 やがて漂う甘い香りを吸い込み、目を閉じる。
やがて家に戻ると言うラディスラヴァにうなづくと、いってらっしゃい、と声かけて。]
あ、 あの お手間じゃなければ、 …せっけん、いただきたいです。
[香りはやはり、精神をやわらげるから。 落ち着くものを、と*背をおくり*]
(236) 2012/06/15(Fri) 16時半頃
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[クッキーの香りが店内にほのかただよう頃、時折、うろ、と眠くなりそうなのを耐えながら食器を片す。
仮眠のひとつもとればいいのかもしれない。 けれど、目を閉じてしまうのは"起きている"という事実がある以上、ひどく怖かった。 だから、眠らなくていいように動いているのかもしれない。]
――いろんな、 匂い。
[クッキーの香り、紅茶の香り、せっけんの香り。 それと、少しの消毒薬。 日常の香り―――じわり、涙が出てきた。]
(261) 2012/06/15(Fri) 18時半頃
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[涙をぬぐうと、クッキーを数枚、包む。 眠ったままの祖母――つまみ食いが好きな、かわいい人。]
…――ヨーランダ、さんも。 よかったら。
[クッキーと紅茶。 常なら楽しいだけのものに、救われる――おかしいほど。]
きっと、 大丈夫。
[自分に言い聞かせるかのような言葉。 ヨーランダに、ぎこちない笑みを向ける。]
(263) 2012/06/15(Fri) 18時半頃
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……―――エイト?
[呼ばわる声は、甘い。]
収穫は、あったカナ?
[それとも獲物はすべてそろっているか――]
(*33) 2012/06/15(Fri) 18時半頃
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[常、あまり話すことのない墓守の彼女と、ひとこと、ふたこと。 交わす言葉は少ないけれど。]
……ぁ……おかえり、なさい。
[おかえり――祖母がいつも言って呉れる言葉。 帰りの遅い自分は、言うことがない、言葉。
ただいま、と言われると、こんな事態なのに、あったかい。 些細なことが、うれしい。]
ありがとう ございます。 ――いい香り。
[ブローリンとラディスラヴァにもまだ残っているクッキーを置き、並べられた石鹸の香りを利く。]
(267) 2012/06/15(Fri) 19時頃
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[落ち着く香り――きっと様々あるけれど。 一番落ち着くのは、きっと一番好きな香りなのだろう。]
ふたつ、いただきます、ね。
[祖母が好きな香りは後でクッキーと共に家に。 もう一つは、宿に。]
これと、これに。
[いつも、名前は指定しない。 香りをみて、これ、と選ぶのはあえて。 香りは、気分や体調によって感じ方が違うことをしっている。]
――これで、
[と差し出すのは、常のように代金で。]
(270) 2012/06/15(Fri) 19時頃
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/* 会話べた全開でうざーい! きゃー、きゃー、あばれたーい!(中身があばれています
(-78) 2012/06/15(Fri) 19時頃
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―――そう。
ありがと。
[かける言葉はねぎらい。]
事態はいたってシンプルさ。 9人殺せば、食べられるモノがまた増える。
[女の子、と言われれば、目の前の光景に舌なめずり。]
いっそ、一気に食べちゃう?
[加護の力のほどは、まだ知らず。 ひとくちめには――― 含み笑い。]
(*36) 2012/06/15(Fri) 19時頃
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[帰されたソレに、瞬き。 ぺこりと頭を下げて、礼を添える。]
――おうちは、大丈夫 でした?
[と言っても、彼女を多く知るわけではないのだけれど。]
……なんだか、不思議。 宿として、人を泊めたのは、 ほとんどなかったのに。
ココが、 集まれる場所で、良かった。
[一人じゃない、という安堵。 不安に押しつぶされそうな自分の弱さを*笑うよう*]
(272) 2012/06/15(Fri) 19時半頃
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なんの意味もない――……
つくづく、無駄が好きだね、
人間、ってのは。
[徐々に日は、*落ちてゆく――*]
(*38) 2012/06/15(Fri) 19時半頃
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クラリッサは、クリストファーに話の続きを促した。
2012/06/15(Fri) 20時半頃
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/* そういえば、ご一緒するローズマリーが 大体赤いです。
…なんてこと。
あ、僕じつはおまかせじんろーなんだ、ぜ(*ノノ) グロリアで入村したむくいですか(滅)
(-82) 2012/06/15(Fri) 20時半頃
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― 宿 ―
[常のごとく訪れるクリストファーにぺこり、頭下げて。 あの時から、顔が見られない――という状態からは脱したようで。]
あの、 あ… ありがとうございます……
[代金はいらないと、たくさんのお茶を前にして瞬き。 何かお返しを、と想えども思いつくものがなく、せめて宿でゆっくりしてもらえれば、と頷いて。]
これ――、
[知ってる香り。 大切な人が、好きなお茶。
袋を ぎゅう、と抱きしめて―― その恐ろしげな顔へ、*微笑んだ*]
(279) 2012/06/15(Fri) 21時頃
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――フフ、とても、 しんせつだね。
[意味を与える。 わらうエイトに、くすくす笑う。]
もう少しだね―― 嗚呼、 待ち遠しいな。
[傾いてゆく太陽] [*もうすぐ――*]
(*40) 2012/06/15(Fri) 21時頃
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/* よもや夜行バスの待合所のPCがあいているとは思わなかった。
(-84) 2012/06/15(Fri) 23時頃
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― 少し前 ―
[代金のことをハナに言われるとは想っていなかったか反応は遅れ、見守る間に描き出される絵を渡されれば、にっこり笑う。]
……ありがと。 充分すぎるくらいよ。
[もらった絵を大事そうに抱えて周囲を見やり、やがてカウンターからよく見える位置に貼り付けた。 いいこいいこ、と懸命に励ます小さな手のぬくもりを思いだし、目を閉じた。]
……ぁ、いってらっしゃい、 気をつけて ね。
[やがてフィリップと共に猫を探しに行くらしきを見送って]
(318) 2012/06/15(Fri) 23時頃
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[一気に泊まりが増えた宿は、いきわたらない面もあったかもしれないけれど、シメオンの"体で返す"が想像以上でとても助かっていたから。 ハナの絵を視野にとらえつつ、もらった茶葉と石けんを片づけ]
これだけあれば、しばらくは大丈夫そ――………
[言い掛けて、しばらく、という言葉に物思う。 この非日常は、一日も早く脱するべきで。]
……、大丈夫。
[こぼす口癖。 強請られれば酒と、お湯を沸かし、紅茶をいれて。 がんばってくれたシメオンにもと姿を探しつつ、ラディスラヴァに客室を問われればうなづく]
うん、 是非つかってください。
[空いてる部屋と鍵とを渡し]
(328) 2012/06/15(Fri) 23時半頃
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