人狼議事


255 【RP村】―汝、贖物を差し出し給え―

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【独】 掃除夫 ラルフ

/*
>>-198 みゆラス
前者は了解。ごめんね。
うん???村の外???って青い鳩以外浮かばないんだけど、
青い鳩については村中だから無茶苦茶気を遣ってた自覚あるし
村を放置して遊び回ったりしてたわけでもないと断言できるんだけど、ひょっとしてそう思われるような何かを話してた?わたし。
確かに特に2d死ぬほど寡黙でそこは本当に反省してるし申し訳ないと思ってるけど箱前で頑張ってはいたからそう思われてると悲しいんだけど

ってこれ以上は村の進行関係なくなるから、もしアレなら村の外で話し掛けてくれていただいて構わないです。
ミユさんおやすみ!

(-200) kazanemind 2016/10/14(Fri) 02時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

―― それから ――

[――どれだけ時間が過ぎたんだろう。

>>52>>53 僕としては……あくまで、僕としては……そんなつもりはなかったのに、おじさんが僕を泣いてる人みたいな扱いでハンカチを差し出すものだから、
つい、泣く準備が出来てしまった気がして、止まらなくて。
台無しだと言われても、心のどこかから押し寄せる涙に勝てなかったから、しばらくハンカチを借りることになった。

そのうちに泣き疲れて眠っていたから、
>>27 解放された知らせもどこか夢みたいで、微睡みに溶けちゃって。
他の人よりも遅い脱出になったんじゃないかな。]

(54) kazanemind 2016/10/14(Fri) 17時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[今が何時なのかなんて、検討もつかなかったけど、
起きてみてから、ようやっと暗い廊下を照らす光を見つけた。
顔を出してみればそこは見慣れてしまった館内で、初めて、僕が地下にいたことに気がついた。

一直線に玄関に向かうと、
あの重たい扉が開け放たれていて、馴染みのないクルマが誰かを待っているのがわかった。

他には誰もいない。
――僕を拘束しそうな堅苦しいスーツも見当たらない。


なら、僕には先にすることがある。]

(55) kazanemind 2016/10/14(Fri) 17時頃

【人】 掃除夫 ラルフ



 ブローリン! どこにいるの!?


[憎くき組織の連中じゃなくて、
ここで出逢ったみんなでもなくて。

僕はただ、彼に、 君に、あいたかったんだ。]

(56) kazanemind 2016/10/14(Fri) 17時頃

【赤】 掃除夫 ラルフ


……っ、

ブローリン!ニコラス!聞こえる!?
……ねえ、二人は、大丈夫なの!?

[暗くて息の詰まる場所に移動させられてから、パンがつっかえたみたいに響かなかった僕の赤い声が、また通るようになっていた。
空気の流れに乗せて呼びかけるけど、半端者の僕の声は元々遠くまで届きにくいし、"仲間"の気配なんて探れやしないから。
呼びかけて反応がなければ、もう、そこまででしかないんだ。]

僕は外に出られるようになったよ!
だから二人も、早く逃げようよ、ねえ!

(*5) kazanemind 2016/10/14(Fri) 17時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[呼びかけながら屋敷の部屋を、広間を、調理場を、開いていくけれど、
結局、僕が探していたふたつの金髪はどこにもなかった。
共通の、ちいさな友達さえ、もうそこにはいなかった。

……出遅れちゃったせいだろうか。それとも僕が地下にいた事にさえ気づいてない可能性もある。
だって僕自身、さっきわかったんだから。

それに気がつけば、こんな籠に長居は無用だよね。]

(57) kazanemind 2016/10/14(Fri) 17時頃

【人】 掃除夫 ラルフ


[開け放たれた重たい扉の向こう側へ。

目の前に広がっていたのは――、


朝焼けかな。それとも、夕暮れだろうか。

悲しいくらいに底抜けな、紅と碧が交差する空だった。]

(58) kazanemind 2016/10/14(Fri) 17時頃

【独】 掃除夫 ラルフ

/*
のそのそ表に出て来るこんにちは!

おじさんの返しがすごく好きだったんだけど、
更に続けちゃうとキリがないなって唇噛みちぎりながら切った……!!!!!
うううおじさん格好いいじゃん……ずるい……年上の貫禄っていうの……

(-226) kazanemind 2016/10/14(Fri) 17時頃

【独】 掃除夫 ラルフ

/*
スージーこんばんは!
ねえええおじさんイケおじだよねええええ。最初あんなに気弱そうだったのに(褒め言葉)ずるいよね。
気が優しくて、あったかくて、でっかい背中。

僕スージーのロールすごい好きだよ。
今回偶然一人称ト書きが何人か被ったから結構見てたんだけど、
自分視点だと説明って意外と淡々としがちで、後自分が知り得ない情報に触れるのってちょっと難しくなる……と僕は思ってるから、
スージーのト書きはそんな事なかったし、感情が乗ってるのに泥臭くなくて、女性らしい柔らかさと思考の動き方があって、すごくきれいで、憧れるなーって見惚れてた。

(-228) kazanemind 2016/10/14(Fri) 17時半頃

【独】 掃除夫 ラルフ

/*
なんだよぉ!

もうずっと〆までソロール予定だからのんびり書くよ!

(-230) kazanemind 2016/10/14(Fri) 17時半頃

【独】 掃除夫 ラルフ

/*
超ソロールの予定あるからみんなもっと灰を僕以外のアイコンで埋めてくれていいんですよ(自分勝手)

(-236) kazanemind 2016/10/14(Fri) 21時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

―― 紅と碧のゆくさき ――


[――僕は駆け出した。

まんじりともせず乗り込む誰かを待つだけの、
得体の知れないクルマなんて、目もくれてやらない。

あんな騙しがなければ。僕らがここに集まらなければ。
知る必要のなかったものだって、僕らの距離だって、
なにひとつ変わらずに顔を合わせられたはずなのに――。

ソレを齎したあちらさんの用意したものなんて、
どんなに気の利いたものも二度と触ってやるもんか。


森から伸びる影法師を、全部、全部、追い抜いていく。
坂道と泥が僕の足を掴んで引きずり倒しても、止まってなんかやらない。

この道をゆっくり歩いた数日前がいやに遠く感じた。]

(62) kazanemind 2016/10/14(Fri) 21時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ



はっ…………は、ぁ ……っ

[見慣れた景色までようやく辿り着いた頃には、
完全に息切れしちゃって、肩で息を整えながら膝で身体を支えてた。

……グラデーションを頭上に、変わらず佇む、山小屋。>>35

彼はきっと待ってるに違いない。
意を決して、僕は古びた扉に手をかけた。]

(63) kazanemind 2016/10/14(Fri) 21時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ



[『ねえ、どうして僕を置いて帰っちゃったんだよ。
幸せだった、なんて言い方、ふざけてるの?
馬鹿みたいな考えをしてるなら今すぐ改めさせてあげるから、
歯を食いしばって耐えてよね!
僕はそれくらい怒ったんだから!』


――投げかけたい言葉のひとつひとつが。

扉から来て、窓から逃げる風に、全部持っていかれてしまった ]

(64) kazanemind 2016/10/14(Fri) 21時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ


――…… え?



[>>37僕を待っていたのは、何一つ変わらない彼の部屋。
だけど、それを異常な空間にみせているのは。


部屋中に舞い上がった、ビリビリのノートの頁。

そこここに散らばった、果物の食べのこし。

開け放たれたままにされた、ベッド際の窓と。

――ひとりぼっちで丸くなって眠る、小さな友達の姿だった。 ]

(65) kazanemind 2016/10/14(Fri) 21時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[強盗でも入ったんじゃないかと一瞬焦ったけど、
よくよく見れば部屋自体が荒らされた形跡はなんにもなくて、
それが余計に、馴染んだ部屋を奇妙に歪ませて見えた。

頁が落ちるまでのほんの数秒だけ、僕は固まって動けなかった。
残された友達は、僕に気がつけば飛んで来ただろうか。

もうすぐ秋になる空気の中で残されていたんだ。心細かっただろうし、寒かったでしょう。
背中を撫でてやろうと手を伸ばしたら、丁寧に折りたたまれた手紙を見つけた。]

……………………。

[胸の奥が、ざわざわと音を立てて重くなっていく。
けど、……目を逸らしたくはなかった。
こうやって過ぎった時点で、僕にも覚悟はあったんだと思う。
ゆっくりと引き抜くと友達を膝に乗せたまま黙って読み進めた。]

(66) kazanemind 2016/10/14(Fri) 21時半頃

【赤】 掃除夫 ラルフ


………………、ばか、だなぁ。


[宛名も差出人も何もない手紙。
だけど、僕にはわかる。

いつだったか、この子が床を足跡だらけにしたものだから、
これからは開けっ放しに気をつけようと笑った墨も。
僕がいつ来てもいいように用意してくれた、
彼にとっては余分なはずの皿や小柄な服も。
雨の避難時に慌てて持ち出したはいいけど、
意味を成さずにびしょ濡れにされたおんぼろ傘も。
街で見かけるたびに嬉しかった、僕が選んだキャスケットでさえ。

何もかも"残した"ままの、思い出が沢山詰まった部屋。

僕がここに来ることを確信した上で、
僕の目の前にこうして、全部全部用意したままで、
忘れてほしい――だなんて、ふざけた望みを書き残すんだから。]

(*6) kazanemind 2016/10/14(Fri) 21時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

僕だって、君と会えて本当に幸せだとか、
大好きだったから、守りたかったんだとか、
……結局なにも言い返せないまま、置いていかれちゃった。

[本当に、自分勝手で、一方的で、ずるくて、優しい奴なんだから。
だけど、それでも、僕の中には確かなものが残ってる。]

……いいよ。全く。
君が置いていきたい過去なら、勝手にすればいい。
僕からすれば、いつまでだって、友達なんだからさ。

(67) kazanemind 2016/10/14(Fri) 21時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[――僕は、彼を忘れなかった。
あの時確かに思ったんだ。宝物の一つや二つ、惜しくないって。
僕の記憶の根幹と引き換えに、彼との日々を守れたなら、どんな宝物も惜しくなんてなかった。

だけど直後は、足元が真っ暗で、生きる理由もわからなくなって。
あまりに空いた穴が大きすぎたものだから、どう歩いていいのかわからなかったけど、
彼は僕の記憶を食べることで"ヒト"だって訴えてくれたから。
助けられた分の空っぽは、大事にとっておこうと思う。

だって、この穴を埋めるのは食べた君でしか有り得ないんだ。
君が僕といた確かな証拠を抱えて、逃がされた分を生きていく。
僕がそう決めたから、そうやってこれからを歩き出してみよう。


――僕は、彼を忘れなかった。
>>*2 "記憶を消すことが出来ないなら――"
……それなら、大丈夫。彼も僕を覚えていてくれるはずだ。

それなら、僕は、独りじゃない。]

(68) kazanemind 2016/10/14(Fri) 21時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

――……まったく。
ここから仕事に通うのは骨なのにね?

[膝の上にいる小さなともだちが髪を繕いにくる前に、ぐるぐる撫でてやる。
泣き果てたと思ってたのに、僕の瞳からは懲りずにぱたぱたと雨が降っていたから、
大丈夫だよと先手を打って落ち着かせてやるんだ。

……今日からはこの子のお世話が待ってるんだから、
清掃会社の片隅で寝泊まりするだけの生活では居られなくなっちゃう。
部屋には、何もかもが残ってる。
それなら容赦なく使わせてもらうよ。

君が置いていった思い出を、これからの僕のために。]

(69) kazanemind 2016/10/14(Fri) 21時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ


ん。…………朝、だね。


[開けっ放しの窓から強い陽が差し込んで、顔を上げる。
今が何時なのかなんて、知らずにここまで走ってきたから、
久しぶりの日差しが目に痛い。]


ああ……、今日も一日、いい天気になりそう。

……出立日和だなぁ。


[もうここに戻らない友達に思いを馳せる。
今はどこにいるんだろう。
どこにいたって、僕はずっと君を忘れたりしてやらないから。
そう確信できる事そのものが、僕の仕返しだと思っておいてほしい。

目を細めれば、天気雨が伝う頬を、新しい光が照らした**]

(70) kazanemind 2016/10/14(Fri) 21時半頃

【独】 掃除夫 ラルフ

/*
はいソロールどーん

なおまだ先を考えてる

(-239) kazanemind 2016/10/14(Fri) 21時半頃

【独】 掃除夫 ラルフ

/*
最初は母親と同じように、いいよいいよって喰われておいて記憶の整合性を失って飛び降りるバッドエンドという
救われないルートの予定でずっといたんだけどさ
ブローリンがあんまり大事にしてくれるから、ついUターンしちゃったよね。僕も。
ブローリンのせいだ。

(-244) kazanemind 2016/10/14(Fri) 21時半頃

【独】 掃除夫 ラルフ

/* ウォールラルフとは

wwwww恥ずかしいからみんな流して!いいんだよ!
こんな生きる道に進むつもりなかったのになぁ!!!
ブローリン罪深い!

(-247) kazanemind 2016/10/14(Fri) 21時半頃

【独】 掃除夫 ラルフ

/*
ああああブルーノさん
いいのかもう 髪飾り……

(-254) kazanemind 2016/10/14(Fri) 22時頃

【独】 掃除夫 ラルフ

/*
地下の小窓周辺(部屋じゃなくて外)に落ちたんだっけ?

(-256) kazanemind 2016/10/14(Fri) 22時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

―― いつかいつかの ものがたり ――


[――ミャアミャア、ミウミウ。

甲高い鳴き声が遠くから聞こえる。
最初にここに到着した時は猫が沢山いるのかと勘違いしたけど、
ここら一帯に住む、猫に鳴き声が似た鳥なんだって知ってからは、地面を気にしすぎるのは止めにした。

僕が今までいた街では、そろそろ新しい掃除夫が雇われた頃だろうか。
小さな猿を連れたキャスケットの掃除夫は、仕事ぶりはなかなか丁寧で、それでいてのんびり屋だった。
そんな奴でも居なくなっちゃえば、足りない分を補充しようとすると思う。

お世話になったおじさんには一応声を掛けておいた。
名前を知らない時期よりも、名前を知った後の方が、ほんの少しだけ甘えるのが上手くなった……気がする。
っていっても、お喋りしたり、ランチを一緒に食べたり、
たまには奢ってもらったり、レモネードを一口もらったり。
やることは、あんまり変わらなかったけど。]

(74) kazanemind 2016/10/14(Fri) 22時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

…………ん、そろそろ乗れるかな。

[積荷が降り切ったのを遠巻きに眺めながら、買い足したマスカットを一粒口に運ぶ。
僕にとってはおやつみたいなものだ。ナマモノは早めに消費しておかないとね。

何せ、はじめての海と船だ。
どこまでも広がる青色に、期待と不安が綯い交ぜになって溶けていく。
……わからない事だらけだけど、多分、何とかなるでしょう。
旅ってきっと、そんなもの。

つばの浅いキャスケット帽をかぶり直して。
僕は、肩でマスカットを頬張る小さな友達を撫でた。]

よし。 船旅の覚悟は出来た?
僕は出来てない。

[なんて笑い掛けたら、お食事中の黒い瞳が僕を見つめ返した。]

(75) kazanemind 2016/10/14(Fri) 22時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ



もう会えないなんて、お前も寂しいよね。

行こ、ヴォワル。


[風を受けて僕を導く帆。僕の推進力。
新しい願いを込めてつけた名前、そろそろ覚えてくれたみたいだ。
キッと元気に返事を聞いてから、
僕はそう多くない荷物を背負って歩き出した。]

(76) kazanemind 2016/10/14(Fri) 22時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ



[僕をあの街に縛り付ける理由はもうない。

僕はどこへだってゆける。

僕は自由だ。



だから、行こう。  君を探しに。  ** ]

(77) kazanemind 2016/10/14(Fri) 22時半頃

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21回 (4d) 注目

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