198 かるらさんのうなじ争奪村
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[どうして胸が苦しくなるのだろう。 喉が痛むのだろう。 溢れた涙を手の甲で拭う。 音に籠められた感情に共鳴でもしたのか。
――恋がどんなものか、知ったから。
知っていると思っていた。知っているつもりでしかなかった。
愛しい。愛しいあの人。 逢いたい。振り向いて欲しい。触れて欲しい。傍に――居たい。
想いが溢れて止まらないのに、肝心の相手の姿が思い出せなかった。
実らぬ初恋は、曽井にも在ったけれど。その切なさは時と共に消えたのに。>>36>>37]
(51) k_karura 2014/10/14(Tue) 15時頃
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[ ―――恋を、すると良いよ。
僕は、誰に、恋をしているのだろう?
想いばかりが熱を帯びて、思慕の焔に焼かれていく。*]
(52) k_karura 2014/10/14(Tue) 15時半頃
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/* >>-330玲 寧ろ初回が僕で良かったかもとか思ったり。 物語展開的に。
ほくほく!
>>-331友 夢の4DAYSでした、ありがと! 『君次第だ』(正面からきりっ) 皆言うと良いよ!
(-334) k_karura 2014/10/14(Tue) 15時半頃
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/* >>-333玲 ゾロ目だ、おめでとう!
赤い花を咲かせた相手は僕ではないのに……からの、実は初恋相手でしたCOは胸抉られる気がしたという!
(-335) k_karura 2014/10/14(Tue) 15時半頃
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―夏祭り―
[遠くに響く祭り囃子。 和楽器も良いものだと懐かしい故郷の街を歩く。
『相賀』だったはずの家は別の表札が掲げられており、隣人曰く、離婚だとか都会に引っ越したとか。
中学に上がる時分、何の連絡もなしに消えた同級生を思い出した。 トラウマを植え付けたいじめっ子と、天才だと垣根を作る淡い初恋の相手。
離れて良かったと思ったのに。 同時に、寂しくも思っていた。]
(55) k_karura 2014/10/14(Tue) 15時半頃
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/* キャッチコピー 「誰にでも、一生忘れられない人がいる。」にも惹かれたけど、忘れてる人も居るんだよね……。
『君がいた夏』『めぐりあいの夏祭り』 うぐぐ。
╰(*´︶`*)╯♡<ちやほや、もてなされ
(-341) k_karura 2014/10/14(Tue) 16時頃
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[参道を歩く。人にぶつかる度にごめんなさいと小さな声で謝る。
見覚えのある光景。 見覚えのある屋台。
そぅ、こんな風にお面を手にとって。]
乗せるのが美味いね……。
[赤い獣の面を買い、頭の後ろにくるように紐を通した。]
(56) k_karura 2014/10/14(Tue) 16時頃
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[誰か――誰かを、探していた。
ふらふらと、特にあてもなく人を探しながら屋台めぐりをしていたが、ラムネを売る屋台を前にしてふと思い出す。
そういえば、ここで――…]
(57) k_karura 2014/10/14(Tue) 16時半頃
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っ!
[背中というよりは脚に衝撃。 振り返ると小さな女の子が居た。 可愛らしい浴衣姿で、手には金魚の水袋。 泳ぐ赤に、とくりと鼓動が跳ねた。 そっと身を屈め顔を覗き込む。 途端。]
「お母さんじゃない〜っ」
[泣き始めた。]
(58) k_karura 2014/10/14(Tue) 16時半頃
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/* >>-345勝丸 ニヤリ。
だって、君の記憶を貰ったんだものー(だものー)。
(-347) k_karura 2014/10/14(Tue) 16時半頃
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………あ、の。その……ね。 お母さんと、はぐれちゃった?
[オロオロとしながら頭を撫でる。 ちょんとリボンが揺れた。]
確か、迷子の……警察の、あったはずだから……
[周囲を見渡す。 赤いフードと、綿飴を持つ二人。 すぐに友と玲だと気付いたが、苦笑いが漏れる。
だって、不思議だろう? どうして、友と親しく話せる?
玲が友との事で悩んでいると、知っている?]
……行こっか。
(59) k_karura 2014/10/14(Tue) 16時半頃
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[人形のように可愛らしい女の子の手を引いて。 曽井は警察テントのある方へと歩き出した。**]
(60) k_karura 2014/10/14(Tue) 16時半頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
k_karura 2014/10/14(Tue) 16時半頃
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/* そろそろ離れる時間……。 友と玲を見掛けたけど、感情と記憶の齟齬に悩み悩み。
気付くかどうかは、任せるよ!
では!**
(-349) k_karura 2014/10/14(Tue) 16時半頃
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―警察テント―
宜しく、お願いします。
[女の子を届けて、終わりかと思ったら。メモ用紙とボールペンを見て、勧められるまま伊須に座った。]
………書き終わりました。はい。
[メモ用紙に指を添え、曽井は甲斐を見た。]
(106) k_karura 2014/10/14(Tue) 23時頃
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……仕事、ここだったんだ。甲斐くん。
[何の仕事をしているのか。 話したことを思い出す。]
覚えてる? 前は教えてくれなかったけど、そうだよね、警察だって、言いにくいよね。
[覚えて――? 自分は何と答えたか、思い出せなかった。*]
(107) k_karura 2014/10/14(Tue) 23時頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
k_karura 2014/10/14(Tue) 23時頃
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/* ニコラウス先生って、呼びやすいな! 僕、先生だからちゃんとしてないといけないのに。
さぁ、勝丸はどこだい?
そうだ、翔はうちの学校に演奏会しにおいでよなぁ。
(-457) k_karura 2014/10/14(Tue) 23時頃
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/* >>-210勝丸 [気を付けて――…と、別れしなの笑みに良く似ていた。]
いいよ……君の我が儘は、可愛いものだから。
[添える手から視線を上げ、勝丸をじっと見やる。ややあってから、深く頷いた。]
……うん、うん。 幸せに。
君も、幸せに……ね。
[繰返し頷く。あぁ、白花はほんのり温かい。**]
(-463) k_karura 2014/10/14(Tue) 23時頃
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/* (勝丸にあわわっ。返す、べき?) (友をぽかぽかっ<うなじ)
警備テントで待った方がよい、かな? 陸と会う前に櫓に行っておきたいのは、ある。
(-464) k_karura 2014/10/14(Tue) 23時頃
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ニコラスは、あぁん……
k_karura 2014/10/14(Tue) 23時頃
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/* あ、そういえば、勝丸くんに3日目の墓下から過去話を振ってたのでした!
玲は、これから?うん、そうだね。
(-469) k_karura 2014/10/14(Tue) 23時頃
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ニコラスは、アランの肩に、ちぅって返したよ!
k_karura 2014/10/14(Tue) 23時半頃
ニコラスは、サミュエルにはぐはぐ。消毒……?
k_karura 2014/10/15(Wed) 00時頃
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/* なんという転身www せんじゅさんにエア手振りをしておこう、ぶんぶんっ
(-491) k_karura 2014/10/15(Wed) 00時頃
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[こんなお祭りの時でも大変だと、思ったが、口にしたのは感謝の意。>>111]
……ありがとう。 甲斐くんのようなお仕事をしている人達のお陰で、お祭り、楽しめてるよ。
休憩時間に……ぁ、いや。 イケメンって、はは……困った、な。
[お面を手に取り、顔を覆う。]
いないいない……ばぁ?
(114) k_karura 2014/10/15(Wed) 00時頃
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―警備テントを後にして―
[数分しか経って居ないのに、見上げた空は暗く、満月が煌々と輝いていた。 祭り会場のあちこちに提げられた提灯も、闇を払う。]
……金魚すくい、あるんだな。
[迷い子が手にしていた水袋には、赤い花のような金魚が泳いでいた。 赤い獣のお面は、泣き止まぬ女の子にあげてしまった。
祭の名残代わりに、1度挑戦してみようか。]
(117) k_karura 2014/10/15(Wed) 00時頃
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あのー、すみません。
『ごめんねー、ちょっと混んでてねー!』
あぁ……、なら、また来ます。
[残念だが仕方ない。屈んだ腰を伸ばす。水槽の向こう側に居る人と目が合ってしまった。
瞬き、会釈すると、気恥ずかしくなって身を返した。>>100]
(119) k_karura 2014/10/15(Wed) 00時頃
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/* >>-120 あ、まだ居るよ!陸が警察テントに今すぐ行く用事がなければ!
(-500) k_karura 2014/10/15(Wed) 00時頃
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/* 勝丸が来てくれて楽しい、よ? (主に見てるだけのニコラスだったけど!)
(-501) k_karura 2014/10/15(Wed) 00時頃
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[雑踏に身を紛らわせ、曽井は足を速めた。 あの場に居なければならないとも思ったし、 早く立ち去るべきだとも思った。
祭り太鼓の鳴る方へ。 櫓の方へ……。*]
(123) k_karura 2014/10/15(Wed) 00時半頃
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―警察テント―
ここに? この街、に?
[手際良くメモ用事が回収され、メモが書き込まれていく。>>120]
もぅ、自分でおいさんとか言わないの。 甲斐くん。
[女の子の相手は楽しい。 泣き顔が止んだ頃、新たな泣き顔がふたつ。]
(126) k_karura 2014/10/15(Wed) 00時半頃
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/* >>-499陸 ぎゃうぅぅ!!
(-509) k_karura 2014/10/15(Wed) 00時半頃
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きれーって、普通は男に使わないからね……? 甲斐くんはあまり変わらない、なぁ。
いいって、まだ僕たち20代なのに。
こ――…
[恋をしている? 生徒たちに話すような言葉をかけようとして、胸が詰まった。]
……ぷっ
[野球部の? 振り向き見上げ、笑ってしまった。]
(135) k_karura 2014/10/15(Wed) 00時半頃
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/* おやすみおやすみ!甲斐くんおやすみ!
(-518) k_karura 2014/10/15(Wed) 00時半頃
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