14 Digital Devil Spin-Off
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[それから首を横に振り 自分の言葉の拙さに、歯噛みしながらも 藤島に伝えようとするのだ。]
… ――わからない。 ……どれくらい辛いのか ……それは 僕には、分からない。
でも、きっと そう、――
[唇を噛んで、一度きつく眼を閉じた。 強くあろうとして少しだけ綻ぶ。]
…すまない。 ――つらいな。……亡くすのは。 ……せめて、あいたかった …な
[そうして、藤島の肩をに触れた。]
(95) 2010/06/10(Thu) 22時半頃
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落胤 明之進は、博徒 プリシラの肩に触れることは叶ったか。上手い言葉を持たない自分が、苦く感じられる。――また重なる、浅見の声。◇
2010/06/10(Thu) 22時半頃
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―ロッポンギ/たまこらからは少し離れ―
[虚ろな目が、不思議そうな顔が 少年を映していた。>>102]
…――ああ、…そうだな。 ……まったく、
突然、 すぎる――な。 …… ――本当に
[謂いながら、胸に額を押し当てられれば 不器用にだが頭の後ろをとん、と撫でた。]
…いたい、…つらいとき は、 …泣いていい。 そうでないと、…こわれてしまう。
(108) 2010/06/10(Thu) 23時頃
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[>>108 藤島に言葉を紡ぎ、沈黙が降りたなら 少しだけ、浅見らの方を窺う。
尋常ではない、声の調子。 仔細聞き取れないが、 裡で小さく、鈴がなるのが聞こえた。]
(118) 2010/06/10(Thu) 23時頃
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…そうか。 ………自分で謂っていれば、世話はない。
[>>120謂いながらも、 もう一度、不器用に撫でて。 服をきつくつかまれるにまかす。]
…――
[少し、眼を瞠る。 ゾーイは少年に謂った。 ――死なないでね 濁川は少年に謂った。 ―――君を死なせたくないな
そしていまひとたび。]
(127) 2010/06/10(Thu) 23時半頃
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……――ああ。
[頷いた。少しの間。ゾーイのときと、同じように。 心の機微に特別聡いわけではない少年が、 ――望む言葉を紡げたかは、あやしい。]
…――
[たまこが語る。 人だかりから少し離れた其処へも、不思議と、声が透っていた。]
(129) 2010/06/10(Thu) 23時半頃
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… …――何だと…?
[小さな呟き、 表情が険しくなる。]
(133) 2010/06/10(Thu) 23時半頃
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―中心から少し離れ―
……そうか。 笑われるのは御免だな。
[藤島に向けた口調は静かで少しだけ、柔らかい。
――たまこらの方を警戒しながら やはりあやすように藤島の髪と、 それから背を撫でた。とても慣れたものではなかったが]
…… …なら、…お前も死ぬな。 さもなくば同じようにわらってやる。
[なくしてきたものを重ね思い、少年はそう返す。 そうして、淡い燐光を放ち始めた 離れた場所の中心を、睨んだ。]
(142) 2010/06/11(Fri) 00時頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2010/06/11(Fri) 00時頃
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―中心から少し離れ―
……――そうか。
[それならいい、と藤島に頷く。 失う痛み。少年はまだ泣けない。泣かない。 気恥ずかしさなど知らず、また背を撫でた。]
…―― … ……
[此方を見ない藤島を少しの間流し見て 逸らし、燐光の方をまた向いた。――あれは、死神の光。 黒い眸の奥で微かに蒼の光が揺れる。]
死ぬな、と謂ったのだ …… 死なれて悲しくない者に そんな事は、謂わない。
[遠まわしな謂い方だった。藤島の顔は見ないままだ。 警戒したまま、片手を剣に触れた。]
(153) 2010/06/11(Fri) 00時半頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2010/06/11(Fri) 00時半頃
落胤 明之進は、店番 ソフィアと浅見が互いを守るように立っているのもまた、見えたか。◇
2010/06/11(Fri) 00時半頃
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……――ラン
どうやら最後の《理》が開いたようだ。
[りいん ―― と鳴る神剣は 裡のペルソナと共鳴する。
“《あれ》 は 私に《近い》 ものだ”
根源神である、世界の礎である クニノトコタチノカミが囁く]
…随分と、……大きなものが 潜んでいたものだ。
[睨みすえる。いつでも飛び出せるよう柄をきつく握った。 彼女は、団子屋であったとキリシマは謂った。 遠い情景を重ねる。あれは、世界の欠片だったのか。]
(162) 2010/06/11(Fri) 00時半頃
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――、…憶えておこう。
[ストレート。 藤島に返事はしたものの少年には少々縁遠い。 浅見や、ゾーイがそれだろうか。]
… ―― あのひとは、…、 キリシマさんのペルソナに 少し、気配が似ている。
[――《死神》。 根底にある恐怖を呼び覚ますそれ。 はっきりと謂われ、眉を寄せた。 《あれ》は、大きい。大きすぎるほどに、大きい。]
(165) 2010/06/11(Fri) 00時半頃
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/* >>164 なんというマキシムザry
(-77) 2010/06/11(Fri) 00時半頃
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…ああ。 ……お前か?
[瞬いて、ひとつ。]
――… …それほど似ているとは思わないが。 …何故だ?
[藤島の知る「彼女」と胎動する者を知らず。 そんな風に答えたのだが――]
っ 浅見…!
[たまこの拳が浅見を狙う。 離れないで呉れよ、と謂われれば その足は引きとめられてしまう。]
(174) 2010/06/11(Fri) 01時頃
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/* というか浅見なのか 浅見なのか!!!!
(-81) 2010/06/11(Fri) 01時頃
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/* 犬が出てきたときアマテラスだと思ったぜ…!! 大丈夫アマテラスは使わない
あれ ちょっと ちかしいひと 死にすぎ まって壊れる
(-82) 2010/06/11(Fri) 01時頃
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[友人か。 尋ねられれば是と頷くが]
付き合いは 短いが
……僕はお前も、 …、友人だと 思っている。
だから。…置いていけない。
[鮮やかな黄金の光が空を灼く。 アマテラス――浅見の声が響く。 裡の《ヒルコ》が懐かしげに眼を細めた気配がした。
数えるならば、 アマテラスはかれの、妹となる。]
(180) 2010/06/11(Fri) 01時頃
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/*
なんて甘いんだろうと 自分でも …思うぞ
(今つっこむのが無粋というのもある)
(-94) 2010/06/11(Fri) 01時半頃
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/* あれこれ 誰に投票したらいいんだろう ソフィアかな
(-96) 2010/06/11(Fri) 01時半頃
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[――繰り返し、繰り返す問い。 取捨選択。
選び続ける。
理を叶えるために。]
――っ、
[高く猫が鳴く。 声が――届いた。]
…浅見!!
(188) 2010/06/11(Fri) 01時半頃
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