人狼議事


201 【誰歓】森に来た日【RP】

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【人】 道案内 ノックス

(困ったな)
(何を言っているのか、全然わからないぞ)

[男は何やら興奮しているようで、こちらの問いかけに答える様子は全くない。
ただ帰りたい、帰りたいと。
うわ言のように呟くばかりで。]

帰りたいって…?
あの、あなたももしかしてボストーカから?
ああもう!お願いだから落ち着いて!

[今は身長差で何とか抑えられているが、
気を抜けばあっという間に走って行ってしまいそうだ。
男はノックスの存在になど気付いていない様で、虚ろな眼で唾と文言をまき散らす。]

『此処は生と死の狭間』
『俺達は本当は死んでいるはずだった』
『いや、違う』

(129) 2014/10/30(Thu) 00時半頃

【人】 道案内 ノックス

[このままここにいると、

                死んで、しまうんだ。]

え。

[今、なんて?
問いただそうにも、話が通じる状態ではなく。
あとはただひたすらに繰り返すのみ。
帰りたい、帰りたいと。]

"ボストーカに。"


『帰りたい…』


[ぽろり、と。
一筋の涙が、男の頬を伝う。
その言葉から彼は自分達と同じ境遇なのではと、推測することは可能で。]

(130) 2014/10/30(Thu) 00時半頃

【人】 道案内 ノックス

え、えと…どうか落ち着いてください。
こんなことになっちゃって、不安なのは…分かりますけど。
その、


"それってぇノックス君の悪い癖よね?"


[耳元で 何処かで聞いたことのある声が  嘲笑う。]


"軽々しく大丈夫だなんてぇ"

―――!

[初めてそれを言われた時に思った。
最もだと。
確かに彼女の言う通りかもしれないなと。
反省したのは記憶に新しい。
ただ、それでも。]

(131) 2014/10/30(Thu) 00時半頃

【人】 道案内 ノックス


"ダーラ無責任だと思うのぉ"


だ、大丈夫ですよ!

[口から出た言葉は、思いのほか強く響き。
男の手をぐっと握りしめ。
焦点の合っていない瞳に向かって訴えかけた。]

帰れます、絶対。
ボストーカに…必ず。

[そう言わずには、いられなくて。
少しでも伝わるようにと、握る手に力を込める。]

(133) 2014/10/30(Thu) 00時半頃

【人】 道案内 ノックス

……え。

[やはり此処は、夢の世界にいるのだろうか?
自分でも何が起こっているのか理解できなかった。

瞳に映った光景、それは。
包み込む手。そこから生まれた一筋の光が。
ゆっくりと、眼前の男の身体を満たしていく。
その輝きはどこか。
あのボストーカを旅立つ瞬間に見た、薄色に似ていて。]

これって…。

[呆然としているうちに、光は男の全身を包み込み。
同じように、ただ呆けたように現象に身を任せていた男は。
やがてああ、と得心の言ったように頷いて。]

(134) 2014/10/30(Thu) 00時半頃

【人】 道案内 ノックス



"これで、帰れる。"



[ちいさく、わらった。*]

(135) 2014/10/30(Thu) 00時半頃

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