103 善と悪の果実
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…探したところで、自分のものになる訳でも無いからな。
[肺に残る煙を吐き出しながら、一つ目の問いかけには答え。 二つ目の問いかけには、怪訝に眉を顰めた。
窓を向いていた身体を返し、少年の顔を見詰める。]
…事故?
[問い返す男の脳裏に、蘇る遠い記憶。 あれほど、大規模で凄惨な事故は、前にも後にも無かった。 事故で死者の数さえ確かにはならず、その後の事故処理がどういう経緯を辿ったかまでは、覚えてはいない。
その頃、男は未だ警察官になったばかりだった。
実地検証のために駆り出され、向かった先で見た焼け焦げた瓦礫の山。 そこに散らばる、人間の身体の一部だったもの。 すでに人だとは判別すら難しい遺体も少なくは無かったが。
引きちぎられたように瓦礫の中に転がっていた片足だけを目にした時、当時新米だった自分はその場で嘔吐するのを堪えきれず、他の警官にどやされた覚えがある。]
(130) 2012/09/27(Thu) 19時半頃
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[あの研究所の名称は、今、少年が口にしたものだったろうか。]
十年前か。 大きな爆発事故があったのは覚えているが…、それがどうかしたのか?
[男の問いかけに、少年が答えたかどうか。
林檎を探しに行くと部屋を後にする細い足首に揺れるプレート。 テラスでも、一度目にしたそれ。
だが、その時の男は、プレートに気付く事はなく。 遠い過去に見た記憶が、それ以上蘇る事もないまま。
出て行く小さな後ろ姿を見送った。**]
(131) 2012/09/27(Thu) 19時半頃
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捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2012/09/27(Thu) 19時半頃
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/* 死亡フラグがまだ見えないな。 キリングとかやった事ないから、まず見学したいんだがw
自室にいるのもあれか。 うーん。
(-75) 2012/09/27(Thu) 22時頃
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/* あわや刃傷沙汰発生中。
狼っぽいポーが客間へ。
ペラジーがオスカーに何かのフラグ。
コリーンが自室。
トニーは殺人現場。
ウェーズリーは、そういや大丈夫か。
(-76) 2012/09/27(Thu) 22時頃
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/* そして俺は、自室で壮行会の出し物の練習中。(
(-77) 2012/09/27(Thu) 22時頃
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捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2012/09/27(Thu) 22時頃
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[ドアを叩く音に、開いていると声をかける。 入ってきたのは、煙草を頼んだ使用人だった。 二つの箱を受け取った後、短く礼を言い背中を向けたが。
背後で使用人が出て行かない気配に、怪訝に振り向き見る。]
なんだ?
「恐れ入ります…。あの―― 、お客様は、夕闇伯とはお知り合いでいらっしゃいますか」
[思いもよらぬ言葉に、数度瞬く。]
何故そんな事を聞く?
[男の促しに、躊躇いがちだった口を堰切るように使用人が話し出す。 どうやら、広間で夕闇と刺青が昨日の続きを始めたらしい。 使用人は、数度短く言葉を交わしただけの男と伯の様子を見かけ、知り合いなのではと期待をしたようだ。
あの目立つ容姿。 少しの行動も目立つのかも知れないが。]
(161) 2012/09/27(Thu) 22時半頃
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生憎だが、知人ではない。 喧嘩なら警備の連中に任せればいいだろう。
[素っ気なく言い、再び背を向ける男に、使用人はまだ暫くまごまごとその場に居たようだったが。 やがて諦めたのか、静かに部屋を出て行った。
―― 喧嘩か。 知人であろうとわざわざ使用人が救いを求めてくるのであれば、派手な喧嘩だろうが。
男は階下の喧噪を思い、鼻を鳴らし笑ってから。 新しい煙草の封を切り、その一本を銜えた。]
(163) 2012/09/27(Thu) 23時頃
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/* ペラジーC狂か狼。 やっぱり赤持ちか。
あと一人の赤持ち誰だ…?
(-79) 2012/09/27(Thu) 23時頃
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/* コリーンとこ行ってみたいけど、こっちから行く筋が見つからない。 広間は人が多い。 グロリアの死体は見たくない。
んー。
様子見w もう少し考えつつ。
(-80) 2012/09/27(Thu) 23時頃
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/* いつも出遅れる俺である。(
(-81) 2012/09/27(Thu) 23時頃
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/* 誰が死ぬかなー。
俺んとこのドアは開いてるぜ! 一人で自室に籠ってるぜ!(
(-82) 2012/09/27(Thu) 23時頃
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/* いぇーい!>>169
(-83) 2012/09/27(Thu) 23時頃
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/* wwwwww
目線ww
睨まれてるぞウェーズリーw
(-85) 2012/09/27(Thu) 23時半頃
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/* もし死亡フラグないまま死んだら、墓下ロールでいいのかな。 それとも、気がついたら、系でもいいか。 あるいは死んでるのに暫く気付かない。
(-87) 2012/09/27(Thu) 23時半頃
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/* お巡りが『お巡りさん』になるのが可愛い。
ん…? トニー悪魔、ウェズ狼、コリーン降霊かな。
(-88) 2012/09/27(Thu) 23時半頃
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[窓際にもたれ、暫く。 時折、眼下に現れては消えていく狂犬の姿を眺めていたが。 ふと、息を吐き室内に時計を探すが見つからず。
使用人が部屋を辞した後に脱ぎ捨てていた上着を掴む。 身に着けたショルダーホルスターに収めてあるリボルバーを抜き、なんとなしに弾倉の銃弾を確かめた。
この屋敷に呼ばれたからと持ってきた訳ではないが。 借金がかさむうちに身の危険を案じるようになった男は、出来るだけ拳銃を持ち歩くようになっていた。
非番であろうと署内の規則が厳しかろうと、今更、それを守るような身の上で無くなりつつあった男に、銃器の持ち出しに躊躇いは無い。 リボルバーをホルスターに戻す。
上着に腕を通し、拳銃を収めた黒いベルトが再び奥に隠された。]
(187) 2012/09/28(Fri) 00時半頃
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/* しゃきーん
(-91) 2012/09/28(Fri) 00時半頃
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/* ウェズリー狼、トニー噛み? トニー→狼かな? 悪魔って妖魔みたく襲撃死不可じゃないよな。
(-93) 2012/09/28(Fri) 01時頃
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/* どっちかなw
(-94) 2012/09/28(Fri) 01時半頃
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―階段―
[ひとつところに人が集まってでもいるのだろうか。 男が通ってきた廊下に人影はなく、手摺に掌をかけて見上げた階段にも、誰の気配もない。
一度、辺りを見回した後、男は広く長い階段をゆっくりと登って行く。
暫く、自室にいたままで迷っていたが。 黄金が盗まれただけではない。 殺された女主人の遺体がそこにあるとなれば、何もせずに見過ごすだけも出来なくなっていた。
正義漢などではない。 何年も警官として生きてきたのだ。 その習性のように動く頭と、脚と、そして、僅かに残る使命感めいたもの。 失ったと思おうとも、消えはしない。
男が、その部屋に辿り着くのは。
―― 全てが終わった後だっただろうか。**]
(208) 2012/09/28(Fri) 01時半頃
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捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2012/09/28(Fri) 01時半頃
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