168 LOVEorDEATH2〜死者は愛を知りたいようです
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截拳道 カイルは、メモを貼った。
2014/03/19(Wed) 19時半頃
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…ええっと、だな。 ひとまずシーサーを呼ぶか。
[共用スペースにまだ残っていた草餅をひとつ手に取り、呼んでみた。 多分草餅があれば来るんじゃないかという期待があった。 ま、草餅を食わなくても出てきてくれれば問題ないのだが。]
すまんけどもっかい耳貸してくれ。 確か確認していなかった筈だから聞いておく。 …告白とかその他諸々は衆人環視の状態でやらなきゃだめとかそういうのある?
[シーサーが出てきたタイミングを見計らって、手招き。 聞きながら草餅での餌付けを試みるおれなのだった。]
(205) 2014/03/19(Wed) 20時頃
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あ、うん。ごめん。 今ちょっと重大なこと聞いてるから待ってほしいんだ。
[ごめんちょっとだけ待って、とジェスチャーを返し。]
だめって言われたらここで話するかもしれない。たぶん。
(208) 2014/03/19(Wed) 20時頃
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…おっけ、わかった。
[まあ、シーサーはどっかで見てるんだろうけどそれはもう割り切って。]
おれの部屋で、話すよ。 …あんまり整頓された部屋じゃないけど、足の踏み場もない程じゃないから。
おいで、莉乃ちゃん。
[自室の前で一度立ち止まり、振り返る。 ドアは開いた。後は招き入れるだけ。]
(210) 2014/03/19(Wed) 20時頃
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截拳道 カイルは、メモを貼った。
2014/03/19(Wed) 20時頃
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[部屋の中は本棚だらけ。 中身は料理やお菓子のレシピ本しか入っていない。 本棚のない壁には、コックコートやエプロンの替えが何着かかかっていた。 あとは、シンプルなベッドがひとつだけ。]
椅子ないから、ベッドに座って。 おれは床に座るから。
[ベッドに並んで座るのはあまりに照れくさいのだ、実は。]
…おれがスピリタス頼んでぶっ倒れて。 そんな情けないおれにブランケット貸してくれたの嬉しくてさ。
それもだけど、はちみつミルクを作る前。 無理しなくていいって言ってくれたよな、莉乃ちゃんは。
なんかさ、料理人じゃないおれも認めてくれてるんだな、って思えて。 すっごく嬉しくなったんだ。
[床にどっかり腰を下ろしてから、おれはぽつりぽつりと話を切り出す。]
(217) 2014/03/19(Wed) 20時半頃
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…で。まあ、その。
[そろそろボキャブラリーがネタ切れだ。 ちょうどいい頃合いかな。]
さっき、シーサーに頼んでさ。 一度だけ、『魔法』が使いたいって頼んだんだ。
…バァン!
[右手の指を銃の形にして、それを天井に向けて射撃の真似事。 同時に、ピンク色の薔薇の花束が降ってきた。 …99本だよな? 正確な数はわからないけど、リクエストしたのはその本数。]
これがおれの気持ち。 嫌じゃなかったら、受け取って。
[おれは降ってきた花束をうまく受け止めて。 そのまま莉乃ちゃんに差し出した。]
(218) 2014/03/19(Wed) 21時頃
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…ん。 来てすぐの頃は確かにちょっといいな、とは思ってた。 …んだけど、もしかしたら初恋の延長線上だったのかな。
[あの時のことを思い出しながら、苦笑する。]
今好きなのは、莉乃ちゃんだよ。
[家族? 唐突に出てきたワードに首を傾げて]
家族がいないことと、おれが傷付くかもってのはイコールにならないと思うよ。
まあ、うちは賑やかな家族だし。 案外ちょうどいいかもよ?
[人数の割には、ほんと色々賑やかなのだ。ほんとうに。]
(228) 2014/03/19(Wed) 21時半頃
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愛し方がわからないのはおれも同じ。 今までお付き合いしたこと、ないしさ。 そこら辺は、ふたりで擦り合わせていけたらいいな。
[家族構成についてはおいおい話そうかな。 歳の割に案外元気なじいちゃんがいることなんかも。]
ありがとう、莉乃ちゃん。
[改めて、ピンクの薔薇の花束を差し出した。]
(237) 2014/03/19(Wed) 22時頃
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…あ、どうなんだろ。
[持って帰れないかもしれない、とは思ったのでアクセサリーの類ではなく花束を贈ろうと決めていたのだけど。]
まあでも、持って帰れなかったらもう一度贈るよ。 今度はちゃんと本数も数えて。
[実際問題、おれ自身は数えてないからなあ。 案外1、2本少なかったり多かったりするかも。]
(242) 2014/03/19(Wed) 23時頃
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截拳道 カイルは、メモを貼った。
2014/03/19(Wed) 23時頃
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…そういえば、さ。
[ここに来たばかりの頃に受けた説明を思い出す。]
青い扉って、どう開けるんだろうな。 シーサーから合鍵かなんかをもらえるんだろうか。 相思相愛になったら開く、つってたけど。
[逆に言えば、そこまでしか聞いてないよなと今気付いた。 でもま、たぶん見てるんだよな今の様子。]
(246) 2014/03/19(Wed) 23時頃
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行ってみようか。 …案外、もう開いてるかもしれないし。
[行ってみる?と言いたげな視線を受け、おれは頷いた。 案外、クラッカーかなんか持って待ち構えてるかもな…。 とか思いつつ、莉乃ちゃんと一緒に部屋を出た。]
(249) 2014/03/19(Wed) 23時半頃
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あ、薔薇なんだけど『ずっと一緒にいよう』って意味合いで99本にした。 告白とかだったら3本らしいんだけど、それじゃちょっと少ないしな…。
(-67) 2014/03/19(Wed) 23時半頃
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…っと。 シーサーいるか?
[シーサーを呼びつつ、青い扉の様子も見る。 が、特に変わった様子はないようにも思えた。]
(250) 2014/03/20(Thu) 00時頃
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截拳道 カイルは、メモを貼った。
2014/03/20(Thu) 00時頃
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…だろうなあ。
[なんとなく、そんな気はしていた。]
共用スペースに花瓶置いて飾るってのはどうだろ。 …あ、そうそう。冷蔵庫の試作品ケーキ食っていいぞ。 味見して味覚えたし、戻ってから完成品作るから。直径5cmくらいのが5個入ってる。
で、扉の前に行くんだな?
[花束の処遇を決めた後、おれは莉乃ちゃんを連れて扉の前へ行ってみることにした。]
(253) 2014/03/20(Thu) 00時頃
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截拳道 カイルは、メモを貼った。
2014/03/20(Thu) 00時頃
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えっと、莉乃ちゃん。
[扉が開く前に、これだけは伝えておこう。]
新作のケーキ、楽しみにしてて。 向こうへ戻ったら、すぐ持ってくから。
(256) 2014/03/20(Thu) 00時半頃
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截拳道 カイルは、メモを貼った。
2014/03/20(Thu) 00時半頃
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…ん、待ってる。
[おれも、彼女の笑みに応えるように微笑みかけて]
おれの方から押しかけるかもしれないけどな。 新作のケーキを引っさげて、さ。
(257) 2014/03/20(Thu) 00時半頃
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截拳道 カイルは、メモを貼った。
2014/03/20(Thu) 00時半頃
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ま、完成品を一番最初に食べるのは莉乃ちゃんなんだけどな。
[しれっとした顔で言い放った後、ふたりで同時にノブへ手をかける。 ほんとうに、あっけないほどあっさりと扉が開いた。]
手、繋ごうか。
[おれは右手を差し出す。]
…絶対じゃないにしても、可能性はゼロじゃないだろ? 覚えてる方に賭けるさ。
[仮に忘れていても、思い出せると信じて。]
(262) 2014/03/20(Thu) 00時半頃
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[差し出した右手を握る、小さな手。 そのぬくもりを感じながら、おれは一度だけ頷いた。]
ああ、そろそろ行こうか。
[彼女と一緒に、扉の向こうへ。**]
(264) 2014/03/20(Thu) 00時半頃
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ところでおれの死亡エンド回避は簡単なんだよなたぶん。 …路地裏入らなければいいだけという。(笑)
(-70) 2014/03/20(Thu) 01時頃
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