70 領土を守る果て
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[暫く進んでいると、丘陵を登りきる。どうやらここが国境のようだった。 セドリックは馬から降り、メアリーとソフィアの前に立つ。]
お別れだ。ここからはアウストの兵もそういないだろう。 私にはやり残したことがある。アンゼルバイヤに戻るよ。
[皮袋から一冊の本ほどの大きさの、小さなキャンバスを取り出してソフィアへ差し出す。]
私が描いた、アンゼルバイヤの街並みだ。 美しかったこの国を忘れぬよう、思い出しながら描いたものだ。 いつだったか、ローレライで拍車が壊れて困っていた時に助けてくれただろう? あれの礼だ。…受け取ってくれるか?
[ソフィアが受け取れば、二人の肩を抱き寄せる。ソフィアとメアリーの髪に顔を埋め、唇がそっと祈りの言葉を形作った。]
(85) 2011/11/25(Fri) 23時半頃
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[二人を離し、ドナルドを振り返る。]
すまんな。後はさっき話した通りだ。 お前に預けた紹介状を見せれば、きっと受け入れてもらえる。
[ドナルドは唇を噛みしめたまま、セドリックを見ようとしない。...は少し困ったというように眉を寄せる。]
そんな顔をするな。もう会えぬと決まったわけではないだろう。
[言いながら、どの口がそれを言うのか、と思う。このシチュエーションは身に覚えがありすぎる。 と、それまで黙っていたドナルドが不意にセドリックを抱きしめた。]
『俺が戻るまで死ぬな。』
あぁ、死なぬ。約束するよ。
[だが、その約束はおそらく裏切られるだろう。 泣きたいような気がした。]
(86) 2011/11/25(Fri) 23時半頃
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グロリアは、一人遊びが得意にry
2011/11/25(Fri) 23時半頃
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[別れを告げた後、一人来た道をアンゼルバイヤへと戻る。 赤いフードの男、ヤニクをこの手で討ち取る。それだけを胸に馬を走らせる。 と、丘陵の向こうにまばらに人影が見えた。]
アウスト兵かっ!!
[ちらりと後ろを振り返る。 ソフィアたちと別れてからかなりの時間が過ぎている。 やれるだろうか。一人でも多く、一人でも。 不安を胸にランスをランスレストへ装着し、馬の腹を蹴る。馬がスピードを増しぐんぐんと距離を詰める。]
(87) 2011/11/25(Fri) 23時半頃
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グロリアは、ヤニク発砲どぞ
2011/11/25(Fri) 23時半頃
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う…ぁ…ッ!!!
[銃声が響き渡り、熱いものが腹を貫いた。]
撃たれたのか…?
[右手でランスを構えたまま、痛む箇所を左手で探ると鮮血がべとりと手を濡らす。あぁ、死ぬのか。どこか他人事のように考える。間近に迫るアウスト兵に向かって冷静にランスを構え直し、]
(89) 2011/11/26(Sat) 00時頃
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ドン…ッ!!!!
[そんな音がした。 チャージの衝撃で銃を構えていた前方のアウスト兵が数人吹っ飛んだ。人馬合わせて500kgもの体重の乗ったランスチャージをモロに食らったのだ。おそらくもう生きてはいないだろう。]
もし生きていたら…それはそれで地獄だな。
[呟くと口端からなにかが零れた。 手の甲でぐいと拭う。濃いピンクがかった血がついていて、服の裾で拭う。 アウスト兵が数人走り寄ってくるのが見え、...はランスを捨てると馬を下り、腰から剣を引き抜いた。]
(90) 2011/11/26(Sat) 00時頃
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グロリアは、書いてくれたらあとこっちでまきまきする!
2011/11/26(Sat) 00時頃
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ガキィン!!!!
[振り下ろされた剣を、下からすくい上げるように放った一撃で受け止める。腹の傷がごぼりと音を鳴らして鮮血を吐き出す。]
く…っ、、
[力任せに剣を押してくるのをタイミングを見て僅かに剣を引くとアウスト兵の体がバランスを失いぐらりと体が傾ぐ。...はその瞬間を逃さず蹴りつける。倒れた相手の頭上高く剣を振り上げ――打ち下ろした。]
(92) 2011/11/26(Sat) 00時頃
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[腹に空いた穴から血が噴き出している。 ...は傷を庇いつつ手綱を掴み、引き寄せる。馬が首を下げ、体を起こしてなんとか跨るとハァハァと荒い息を吐きながら思い切り横腹を蹴り飛ばした。 驚いて嘶いた馬が、猛スピードで疾走を始める。 朦朧とする意識の中、意識を失った後落ちるのを防ぐため両手首に手綱を絡ませると、...は馬の背に体をあずける。出血が激しいのか既に手足は重く、もう動くことは出来そうになかった。]
(まだだ…まだ、死ぬわけにはいかぬ……。)
[馬は急斜面を転がるような勢いで走ってゆく。既にアウスト兵の姿は遠く、銃声さえも聞こえない。]
(女が戦列に加わっていたとあってはアンゼルバイヤの恥… 死体から武具を奪われて、その恥が露呈せぬようせめて…)
[まるで一直線に切り取られたかのような丘陵の端が迫る。 その向こうには真っ青な空とアンゼルバイヤの王都。眼下に王宮にはためく国旗は今や炎に包まれていたが、霞むグロリアの目にそれは見えなかった。 馬は速度を増しながら、崖に向かって吸い寄せられるように走る。]
(94) 2011/11/26(Sat) 00時頃
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(アーサー様…)
[ドドド、という馬の足音が耳から遠ざかって行く。もうほとんど聞こえなくなっているのかもしれない。グロリアはひとつのことだけを考える。]
(…優しい抱擁しか残していってくださらなかった貴方に、私はすべてを捧げよう)
(この身も心も。命も。すべて――)
[「そなたには、幸せに暮らして欲しいと思う。」アーサーの声>>5:214が脳裏に甦る。]
(後悔は ない。)
[丘陵が途切れ、馬の脚が宙を掻く。 ふわり。 力強い腕に抱かれた気がした。そしてそこで、
グロリアの意識は途切れた。]
(95) 2011/11/26(Sat) 00時頃
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[切り立った崖を、一人の騎士を乗せた一頭の馬がどこまでもどこまでも落ちてゆく。 そして永遠に続くかと思われた落下に、終わりが訪れた。**]
(96) 2011/11/26(Sat) 00時頃
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はぁぁぁーーーーー 書いててよかった!
書くの遅いから先回りして書いて、相手のに合わせてちょいちょい変更して落とすんだぜ。 ヤニクは相手に合わせないといけないから大変だな。おつかれおつかれ。
(-104) 2011/11/26(Sat) 00時頃
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グロリアは、ヤニク卑猥な台詞だ
2011/11/26(Sat) 00時頃
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