168 LOVEorDEATH2〜死者は愛を知りたいようです
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きゃぁぁぁああ!!!
[反射的に、喉のつかえが取れるように、悲鳴がほとばしる。 あの時出せなかった声が、思い出したように溢れ、同時に金縛りが解けた。 半ば夢を見ていたのだろう、そこはいつもの見慣れた部屋で。
どっどっと痛い位に胸をたたく心臓を宥めながら、手近なクッションを抱える。 どうしよう、息が、苦しい。]
はっ…はっ…
[これあれだ、と思うと同時、3年前からずっと枕元に常備してある、紙袋を見もしないでひっつかんだ。 紙袋の口を口元にあてて、深呼吸を、ひとつ、ふたつ。 徐々に落ち着く呼吸と共に、背中を嫌な汗が流れ落ちた。]
(189) 2014/03/19(Wed) 17時半頃
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[漸く冷静になってきて、先ほどの悲鳴、誰かに聞かれていなかっただろうかと不安になる。 無駄な心配をかけるのは、あたしの本意ではなかった。 けどまぁ、誰も来なければきっと聞こえなかったという事なのだろう、と判断しようと思って、そのままベッドに転がる。 クッションを抱えたまま寝返りを打つと、リモコンをまさぐり、テレビの電源を入れた。]
…ぁ。
[テレビには、今最も見たくなかった顔が映っている。 例の、通り魔。 写真の下に記されていた、容疑者の文字が、いつのまにか被告に変わっていて。 あたしはそれを無感動に眺める。]
(192) 2014/03/19(Wed) 17時半頃
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[ベッドに転がったまま、頭上方向にある勉強机を、ぼんやりと眺めた。 正確には、その上の、倒した写真フレーム。 無精して、ん、と手を伸ばしてみると、流石に届かない。 しょうがない、とベッドの上に起き直り、その写真フレームを手に取った。
いつだったろう。これは。 中学生の時、とうさんの職場見学に行った時。 写真の中では、今よりちょっとだけ小さなあたしが、たくさんのおまわりさんに囲まれていた。 この時のあたしは、巡査と警部の違いも分からなかったし、正直今でもわかる気はしないけど、皆あたしを歓迎してくれたっけ。 それは要するに、とうさんの人徳のせいなんだと思うけど。 その真ん中で、ちょっとふてぶてしい顔をしているあたしを、指先でそっと撫でた。]
(193) 2014/03/19(Wed) 18時頃
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/* うん、あんまり一人遊びしてる喉の余裕って無いんだよね。 知ってた。
(-58) 2014/03/19(Wed) 18時頃
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[躊躇いがちな、ノックが聞こえて扉に目をやる。 少しぼやけた頭では、一瞬誰だか声だけでは判別つかなかったけれど、相手はちゃんと名乗ってくれた。]
(あ…槇村、さん。)
[多分心配してきてくれたんだ、と思うと、それが、申し訳ないような、何故かちょっぴり嬉しいような。 そんな風に思ってしまって不謹慎なことに頭を振る。 あたしはベッドから降りると、写真フレームを机の上に戻し、部屋の扉に近づいた。
…寝起きの格好だから、扉を開けるのははばかられる。 だから、扉越しに。]
すみません、大丈夫です。 ちょっと、夢見が悪くって。
[務めて落ち着いた声で、答える。]
(196) 2014/03/19(Wed) 18時頃
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[扉越しに聞えてくる声に、優しさがにじむようで、あたしは気づかぬうちに乱れていた心が落ち着くのを感じた気がした。 ちょっと、待ってて、という言葉と共に離れていく気配を追うように、扉に触れる。 どうしたんだろう、と少しドキドキしながら、申し訳程度に乱れた髪を手で撫でつける。 戻ってきた気配が孕む申し訳なさには思い至らないけれど、若干、慌てたように…だろうか?謝りながら離れていく気配に、無性に手を伸ばしたくなって。]
あ、待って…!
[思わず呼びかけながら、扉を少しだけ開けた。 半分だけ顔をのぞかせて、様子を伺う。 置いておいてくれたらしい水が目に入り、やっぱりこの人は、良い人だと思う。 もしも、彼が呼び掛けに立ち止まったならば、お礼の言葉を付けたすだろう。]
あの…ありがとう、ございます。
[彼からは、寝起きの姿を隠しているように見えたかもしれないけれど、その実あたしが本当に隠していたのは、何故か少し赤くなってしまった自分の顔だった。]
(199) 2014/03/19(Wed) 19時頃
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/* みっちゃんの中の、まっきーの好感度はとどまることを知りません、急上昇し続けております。
…なんだこのちょろ過ぎる子。
(-60) 2014/03/19(Wed) 19時半頃
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/* くそう、この神様可愛いな。 でもみっちゃんは真顔で猫缶とか差し出したりする気がする。 にぼしとか。
(-61) 2014/03/19(Wed) 19時半頃
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/* やるなら999本とかにしろよ! 厳密には生まれ変わりじゃないけど!(
(-64) 2014/03/19(Wed) 22時頃
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[思わず呼びかけた声に、彼は振り向いた>>212。 簡易な礼を口にしただけだけれど、何故かじっと見つめられてしまって。 また頬に熱が集まるような心持がするとともに、何となくいたたまれない気持ちになる。 が、ついと伸ばされた手に、思わず固まってしまった。 その指が、長くてきれいだなー、なんて、場違いに、思って。 額を掠める感触が、その指先なのかあたしの髪なのかは分からなかったけど。 くすぐったさに、思わず目をつぶる。 決して、嫌な感触ではない、のだけれど…]
『──────っ!、わ、ご、ごめん、その…っ』
[慌ててしまったのは、触れた彼の方だった。 え、と開いた視界に、赤面した彼の顔が一瞬写った。 思わずあたしの目がまるくなる。]
(244) 2014/03/19(Wed) 23時頃
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『ホントにっ、勝手に触って、ごめんッ!!!』
[相当パニックになっているらしい彼が、逃げてゆくのを見送って、少しぽかんとしてしまうあたし。 隠されてしまった顔はあんまりちゃんと見れなかったけど。 多分、絶対、赤くなっていた。]
〜〜〜ッッ
[それを脳裏に呼び戻したら、羞恥は突然あたしにも襲い掛かってきて。 左手でドアノブを掴んだまま、右手で口元を覆った。
うっわ、何コレ、すごい、恥ずかしい…!
かぁぁ、と熱くなった頬を感じながら、その場にへたり込んでしまう。 ドキドキと胸をたたく心臓が、痛い位… けど、寝起きに感じたそれとは、まったく別種の鼓動で。 不快感は一切感じないのだった。
置かれたままの水のボトルや、半開きのままの扉にあたしが気づいて、ぎゃっとなるのはまた少し後の話。]
(245) 2014/03/19(Wed) 23時頃
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