218 The wonderful world
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[結局、リンネに過去何があったかとか、わからないままで。 それでも、聞く気にはなれず、なぁなぁで放置していた。 時折、悩むことがある。それでいいのか。 それで、リンネは救われているのかと。 オレは成長しているのかと。]
……構わないだろ。今はこれで。
[少なくとも、自殺に走るような。 そんな精神状態でないならばいい。 生きたいと思ってくれているなら、それだけでいい。
いつか、オレも現実を見れるようになったら。 理想を、きちんと追いかけられるようになったら、その時は。]
(137) pepaki 2015/03/24(Tue) 00時半頃
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どこでもない、今を、現実を生きている絵を、描いてみたい。
[いつか見た、父さんのように。]
(138) pepaki 2015/03/24(Tue) 00時半頃
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[生き返った世界は、相変わらずだ。 クラスメイトは近寄って来ないし、馬鹿は馬鹿だし、先生のコーヒーは不味い。 けれど、模試の点数は全国でもかなり上位だったし、身長は6ミリ伸びたし、新発売の舞茸の里は大当たりだし。 案外、悪いことばかりじゃない。そう思う。
準備室を出てから、伸びをひとつ。 さて、今日はヒラサカの喫茶店にでも行ってみようか。くたびれた白衣の気に食わないオッサンに会いたいだなんて、これっぽっちも思っちゃいないけれど。そう、決して**]
(139) ふゆのひと 2015/03/24(Tue) 00時半頃
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― 数日後?/ヒラサカ ―
[カフェで一息のつもりが溜息をついて、カウンターに腰掛ける胡桃は憂鬱そうに、湯気たつ珈琲を口に含む。
前回のゲームは全員生き返るという『不思議な形』で終わったらしい。もやもやの理由はよくわからない。 結局、何も変わらなかったような気がする。 ヒラサカも、自分も ]
(@40) kaboo 2015/03/24(Tue) 00時半頃
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/* すげー駆け足になった( 多分一番悩むのはここだろうので、どう描写すればいいかで本当に時間が掛かる。
リンネが全部捨てる辺りで、「(; ゚д゚)えっ!?」ってなってて全力で悩むポイントに。 テル君自体は力手に入れて邪魔者倒せばハッピーエンドになるってヒーロー脳だったわけなので(
それが違うって現実を見てどう転ぶかなーと思ったけど、多分リンネを守らなきゃって感情が今に繋ぎ止めてるはず。ifはあるかもだけど、バッドルートは多分ない。
ってなわけで〆でした。あとからめるところあったら絡みたいが……脳が働かぬ……。
(-285) pepaki 2015/03/24(Tue) 00時半頃
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『…胡桃っ、みつけた!』
[突然の後方からの声にびくっと肩を揺らす。 珈琲カップから零さぬように、机に置いて、振り返ると
――そこにはかつてのパートナーの姿。 今まで見なかった彼女の姿に驚いて、口をぽかんと開ける]
どう…して…?
[にんまり笑った由実の笑顔は昔とは少し違うけど、懐かしい。いつの間にか、隣に座った彼女は此方にチョコドーナツを差し出して]
(@41) kaboo 2015/03/24(Tue) 00時半頃
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[モルコ周辺のドラッグストアに立ち寄り、 深夜の紅茶「ムーディーアップル」と「アバンチュールミルク」を一本ずつ購入。
店から出ればモルコはまたしても賑わっているのが見えた。 また近々、マブスラの大会が行われるらしい。
あの大会の異様な盛り上がりは未だに理解できないけど、また今度見に行ってみてもいいかもしれない。 何か絵のアイデアが浮かび上がることに繋がればいいかな、とか思いつつ。
掲示板に大きく貼り出されているポスターには、大会のキャッチコピーと。 『混沌の貴公子』を初めとした出場者の顔写真――というか仮面――がでかでかと載っていた。
仮面からはみ出している金髪に、見覚えがあるのは気のせいかもしれない。 だけどそれを見て思い出すのは、クレープ・ヘグリで出会ったコスプレ外国人2人組。 ジャパニーズを堪能していた彼ら兄弟……というか兄のほうは、こういう大会にも興味を持ちそうだなと思った。 もし生き返っていたのなら、存分にこの国を楽しんでくれていればいいな、と。]
(140) myu-la 2015/03/24(Tue) 00時半頃
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[先生のお陰で授業の疑問を解消出来たのち、しばらく3人で会話を交わしただろうか。 曰く、最近のテストの事や はたまた新しいゲームの事まで
気が付けば終わりを告げるチャイムまで後わずかの時間になっているだろう。 ぬるくなってしまった薄いコーヒーを飲み干し、ゆっくりソファーを立つ。 楽しい時はあっという間に過ぎるなんて、よく言うものだ。]
じゃあ、俺はこれで 先輩に先生、ありがとうございました。
…また、今度
[照れくさげに最後の一言を付け足して、扉を開く。 制止の声がなければそのまま自分の教室へと。 少しだけ、来るときよりも足取りが重いことには、気が付かずに]
(-286) ui6 2015/03/24(Tue) 00時半頃
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『まあまあ 昔のこと、話そうよ 色々あって、私もこっちに来られなくってね』
私はおいしく…変わりたいとずっと思ってた…
『…まずは、過去と向き合おうよ 謝りたいこと、怒ってること、言いたいこと いっぱいあるから』
[今まで、自分が変わろうとしてこなかったことを4年も一緒にいなかった友達に見抜かれていたことが恥ずかしい。
けれど、なぜだかこの状況にほっとしていた。 由実は『私とヒラサカ』が嫌いになったわけじゃなかった。
大切な人はヒラサカに必要だから大切? おいしいヒラサカって何? まだわからない … 自分も変われるだろうか。 チョコドーナツを頬張る幸せ。友が成長した幸せ]
(@42) kaboo 2015/03/24(Tue) 00時半頃
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[ ―― せかいは単純で複雑で とっても すばらしい ]*
(@43) kaboo 2015/03/24(Tue) 00時半頃
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/* >>-285 おつかれー いやすまんな、テル置いてけぼりで、そういや詳しい事情は打ち明けてないままだったわ( 悩ませてしまったみたいでごめんよ。
(-287) myu-la 2015/03/24(Tue) 00時半頃
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/* えっと今日までですか。 皆様お疲れ様でした。 動きが硬くて申し訳ありませんでしたが。 それぞれのペアを眺めながら、まったり楽しませていただきました。 ありがとうございます。 また出会ったときはよろしくお願いします。
PS IOS版のすばせか復活はよ!
(-288) kurobita 2015/03/24(Tue) 00時半頃
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― if /変わらなかった未来 ―
[――いつもと何も変わらない世界。
ヒラサカ消滅の危機があったことは知らぬまま、 人ごみの雑音の中を誰の視界にも入らず歩く。 片手には、チョコのソフトクリーム。 ルンルン気分で、舌で舐めれば、口いっぱい甘さが広がる。
結局のところ、 ゲームは『不思議な形』に終わったらしい。 詳しくはわからない。変わらない『過去』なんてどうでもいい。
嫌なことだって、時が経てば、忘れてしまえる。 人間も死神もそういうもの]
(-289) kaboo 2015/03/24(Tue) 00時半頃
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― 少し未来:英語科準備室 ―
[例の如く、安っぽい味のコーヒーを啜りながら聞いた言葉>>129に、ぐ、と喉がおかしな音を立てた。 いや、まあ、彼の成績は、確かに素晴らしいのだけれど。 だからこそ、かえって笑えないお話に、男は数度程咳き込んだ後、口を開く。]
……いや、まァ、確かにお前なら無茶な話ではないだろうが。 また、随分と、大それた発言だな。
[ンじゃ、話を聞こう。大真面目な顔で姿勢を正したのは、教師としての矜持である、とか。
ひと通り、彼の言葉を聞き遂げれば、返すのは割にあっさりとした台詞である。]
……いいんじゃないの。自分でよーく考えたんだろ。 言う事ねェよ。そう無謀な話でもないし。
[気ィだけ抜くなよ、と、つい癖で彼の頭に手が伸びる。 ぽんぽん、と軽く撫でて、それでも付け足したのは。]
(141) nabe 2015/03/24(Tue) 00時半頃
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[これが、生前で彼らと最期に交わす会話になるとも知らずに]
[翌日、学校中にひっそりと "邪崎真白が死んだ"という知らせが広まっていただろう*]
(-290) ui6 2015/03/24(Tue) 00時半頃
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――マ、ただ、無茶はアイツに任せときゃいいんだよ。
[ふ、と力を抜いて浮かべた苦笑。 はにかんだこどもの、こどもらしい笑みに、何の心配もなさそうだなァ、なんてのは言い過ぎだろうか。]
……取り敢えず、今日はコーヒー、もう一杯、オマケしておいてやるよ。
[なんて、大して喜ばれもしなさそうな言葉を吐いて。 再度、ほろ苦い香りが室内を満たした。*]
(142) nabe 2015/03/24(Tue) 00時半頃
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『ひさし…り…ヒ…サカ…な…』
[何処かで聞いた声…それはかつてのパートナーのもの。 男女五人ほどのグループで 楽しそうに笑いあい、ヒラサカ地区を出ようとしている。 あの日以来、彼女を見るのは初めてだ。 かつての面影がほとんどないから、すぐにはわからなかった。
彼女はRG ここはUG それだけじゃない 絶対的な壁を感じて
離れる後ろ姿をぼうと見つめる。 ぽたり ぽたり チョコ色のクリームが地に落ちた
――変われていないのは誰?]
(-291) kaboo 2015/03/24(Tue) 00時半頃
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―― いっただっきまーす
[誰も聞かない声を出して、にっこり笑う。 こういう時は たくさん食べて、おいしくなればいいでしょう]*
(-292) kaboo 2015/03/24(Tue) 00時半頃
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/* というわけで締めでした。 バッドになりそうだったけど、後味悪いのでifに。 分岐はほんの少しの差なのでどっちもありえる未来。 色々挟んで申し訳ない…。
(-293) kaboo 2015/03/24(Tue) 00時半頃
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『目が離せないくらい輝くスマイル 見せまSHOW☆ もうどうにも止まらないZE 走り出した俺達が……』
[どこかの店の前を通り過ぎた際に、耳に聞こえた楽曲。 CLAPの曲……であるような気はするのだが、こんな感じだっただろうか。 どうにも、生き返り後は感覚が鈍くなった気がする。
CDジャケットのデザインを担当した経歴も消え、景くんや雅くんとの接点は完全に無くなった。 アイドルとお近づきになれたなんて、まあ、夢みたいな話だったな、と。
個人的に私を訪ねてきてくれた雅くんは、まだ私を覚えているだろうか。 アトリエ・イヴェールに私はいない。だから記憶が交錯しないかが心配だったが……まあ、そこはマリアちゃんが上手くやってくれたと信じたい。
もしもまた彼らと一緒に仕事をする機会があれば。 彼ららしいジャケットデザインをまた考えてみたいなと思うのだ。]
(143) myu-la 2015/03/24(Tue) 01時頃
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/* >>-287 うんにゃ、だいじょうぶだよー。 ジェノサイドルートとかも考えてた程度にはどうなっても動けるつもりだったし。
そのうち生活とかリンネの仕事とか落ち着いてきたら、世界中回って絵を描こうとするテルが見えた。
(-294) pepaki 2015/03/24(Tue) 01時頃
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― ???:英語科準備室 ―
[人の気配に、男はゆるやかに顔を上げ、扉へ向けた。]
どうぞ、開いてる。
[くるくると動いていたペンは動きを止め、 穏やかな口調で扉の外へと声をかけた男は、ゆらり、長身を揺らして立ち上がる。]
コーヒー、飲むだろ。 ……あァ、いいよ。座ってろ。
[湯気を立てるマグカップと、スティック・シュガーとフレッシュをそれぞれ二つずつ。 彼の前に差し出して、自分もまた、すぐに埃の立つ古びたソファに体重を預けた。]
(144) nabe 2015/03/24(Tue) 01時頃
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……ン、いや、ちょっと、安心してな。 来なかったら、どうしようかと、少し、考えてた。
[始めて声をかけた日と同じだ、と笑う。]
晴れの日に相応しい部屋じゃないからなァ、悪い。 少しは片付けておくんだった。
[言い訳をするように目を反らし、苦笑を浮かべて、頬を掻く。 そうしてから、背筋を伸ばし、小柄なこどもをまっすぐに見て、そして、微笑んだ。]
(145) nabe 2015/03/24(Tue) 01時頃
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/* ちょっと駆け足だけど、過去イフロルしめたー。 ありがとう先生と先輩。 真白が死ぬ前日の話でした、なんて
サクラの財布はいじめるもの…なんて 大丈夫、キャサリンほどはいじめないさ
(-295) ui6 2015/03/24(Tue) 01時頃
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――竜宮。卒業、おめでとう。
[恐らく、既に何度となくかけられた言葉だろう。 ありふれた祝辞ではあるが、許して欲しい。 ――言葉が、出てこないのだ。こうして、この言葉を贈る日が来るなんて。
年を取れど、口下手なのは変わらないなあと、自らに呆れを含みながら、 それでも少しの間、何も言えずに黙っていた。
実感と、記憶。確かにその間にある差は大きく、確かに感じた死と、それから、記憶として存在する数日間の乖離。 結果オーライだろ、と笑う自分と同時に、よくまぁ、無謀な真似を、と悲鳴を上げそうになるのも事実で。 随分と彼には謝ったり、情けのない台詞を吐いたモノだけれど、まあ、それについては今更言っても仕方がない。
どうにも落ち着かない気持ちを押さえつけようと、数秒、息を止めてみて、 ふ、と笑った。これがセンチメンタルか。]
(146) nabe 2015/03/24(Tue) 01時頃
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ダメだ。畏まった挨拶、って柄でもないしな。
[表情を隠すように天井を仰ぎ見て、アー、と無意味な呟きを。
改めて、真っ直ぐに顔を向け、ほんのすこし困り顔で、笑む。]
また、いつでも遊びに来いよ。 お前、ウチの高校のスーパー・ヒーローだしな。
[他の先生方も喜ぶ、とは、別にそういう事が言いたいわけではないのだけれど。 どうにも、素直でなくていけない。このこみ上げる、得体の知れぬ感情も。
ツン、と通り抜ける何かを誤魔化すように、立ち上がる。 至近距離で、その頭をわしゃわしゃと乱暴に撫で回して。]
(147) nabe 2015/03/24(Tue) 01時頃
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……よく頑張ったよ、お前、
[本当に。と続けた最後、語尾が掠れたのは、誤魔化せただろうか。
本当は、もっと、言いたい事もあったのだけれど。 自分の道を歩めよ、とか、ちゃんと幸せか、とか、いつだって待ってる、とか。 どうしようもなく震える喉は、それらを音にする事もなく。
視界が滲むのを誤魔化すように、その肩を抱いた。力強く。 幼いこどもにするように、頭を撫でながら、どうしようもなく、手が震えるので。 堪え切れず零れた涙が枯れるまでは、そうしているしかなかったのだ。]
(148) nabe 2015/03/24(Tue) 01時頃
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["センセイ"は、泣き顔を見せたりしない。絶対に。**]
(149) nabe 2015/03/24(Tue) 01時頃
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/* 今度こそ〆! いっぱいお付き合いありがとうお子様。 ぎゅっとしやすい身長差32cmは無事回収致しました。 最初から最後までめんどくさいセンセイだったり無謀な男でごめんね! どっちも君のことが相当大好きだよ!
あとじゃっくんはな、あのな、センセイ辛い…………死なないで……
(-296) nabe 2015/03/24(Tue) 01時頃
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/* せんせえええええええい;;;
(-297) myu-la 2015/03/24(Tue) 01時頃
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