3 ビー玉坂〜卒業式の前に視るその場所は…
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― 回想 ―
―――……っ……っ〜〜〜!
[中二階にあるその場所は、とても天井が低かった。 入口部分で、額を打って、密かに痛みと戦う赤毛が居たとか居なかったとか。]
あ〜……――――
[呻きなのか、返事なのか、>>#14チャールズの胡散臭い微笑に、声を漏らす。額を右手で擦りながら見るのは、>>#15ケイトを助け出そうとしてさり気無くセクハラをしている様。]
(87) 2010/03/06(Sat) 22時頃
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――――……
[意識して見るのは、結果を知っているからだろうか。 そんなにあからさまで、よくバレなかった、と。 そんな風に思う。]
――――……
[>>#16 変わらぬ過去だからか。それとも……。 固定された視線に、ケイトのはしゃぐ様に、ドナルドが見せる表情は、オスカーやマーゴ、おそらくはセシルと、そう変わらない。
マーゴが、出来るだけチャールズからケイトを離そうとするのを、横目に、黙々と作業をこなした。時折左手が座布団を傷つけるのは、セシルの腕と変わらない。]
(88) 2010/03/06(Sat) 22時頃
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――――……
[やがて作業が済むと、手に転がされるドロップ。 その色は、青。自分の濃紺よりも、蒼に、いつか見た涙のように見えた色に似ている―――じゅくり と傷むのは、先程打った額では、ない。]
あっ、おぃ、こら、まて!!!
[青い飴に意識を一瞬奪われたところで、チャールズとケイトが去る姿。止めなければと、反射的に思うも……―――]
(89) 2010/03/06(Sat) 22時頃
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…… セシルは オスカーでも良い? ミッシェルが、良い?
[担任が 手を見ているのを 知らない。 自分が 殺す 気でいるから。 途切れた、言葉。首を傾ぐ。]
心配 要らないって。
[彼女の裡も 知らない。 心配も 解らない。
今はただ 殺 す だけが 目的で。]
(*45) 2010/03/06(Sat) 22時頃
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理事長の孫 グロリアは、伝説の木 ―――木陰にしゃがみこんで、抱えたひざに顔を伏せる。
2010/03/06(Sat) 22時頃
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キャ ロ ル ?
[自分の影がゆらめいて視えた。足が、止まる。 左眼が 昏い 闇 色 の瞳 を 捉え て。
―――……コロリ コロコロ
手の裡にあった、あお が、少女の失った蒼のかわりのように。 影の中の左眼の位置に、転がった。]
― 現在に至る ―
(90) 2010/03/06(Sat) 22時頃
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/* 僕は センセにLW頼む気満々なのですが。(白狼だし!) これはもしや 僕が LW想定なんだろうか。 まあそうなったら、悪役がんばるだけど。 ドナっちあたりは 気づいちゃった感じだから吊る気でいそうですけど! どうなんだろ、わかんない!!w ごめんね、読解力だめなこで。
(-65) 2010/03/06(Sat) 22時頃
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俺が 皆 殺す よ?
[浮かぶ感情は 昏い、暗い 闇 よりも 冷たい 愉悦。]
(*46) 2010/03/06(Sat) 22時頃
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問題児 ドナルドは、奏者 セシルの姿を探すように、濃紺を泳がせた。
2010/03/06(Sat) 22時頃
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/* 卑怯 な手段を とってみt いや、襲撃独り占め は いけないってPLレベルでは解ってるんで 襲撃するならいいのよ?
(-66) 2010/03/06(Sat) 22時頃
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………まいったね。
[でも、どんなに目を逸らしても。 ついつい視線は光に向かう。そこで生きてる人に向かう]
[スケッチブックに手を伸ばす]
…ダメだな、もう。欲しくなる。 描いたら、きっと欲しくて欲しくてしょうがなくなる。
[綺麗なものが。美しいものが。生きてる人が。 欲しくて、見たくて、描きたくて、そちらに行きたくて。 全力で手を伸ばして、そして引きずり込みたくなる]
[そうしたら、彼らのその力強い素敵な光は変質してしまうのに]
[目の奥にきらりと浮かぶのは渇望と葛藤。 変質してしまった己と、ピッパが闇を吸い取ってくれたお陰でかすかに残る理性との戦い。握りこむように、手を下ろした**]
(+40) 2010/03/06(Sat) 22時頃
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[それとも 彼女が する気で居るのだろうか。
闇 は 蠢 いて 殺意を 紅玉 に向ける。
彼女の 裡を 知らない まま。]
(*47) 2010/03/06(Sat) 22時頃
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…オスカーでも、いい。
[心配する声。
ふたりともやさしい、のだ。
バーナバスも。
――――俺が死んで、終わるならどんなにか。 ――――でもそれは、有り得ないことで。]
……先生?
(*48) 2010/03/06(Sat) 22時頃
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/* 確認なのだす。PCは 自分以外は手を汚さないでって 思ってるんだけども やっぱりね、それはね。うん。 って、PLは思うので。だってもう二人襲撃したしなあ システムでは一人もぱくんちょ出来てないけどw
しかし、六日目にしてようやく 不登校児 サイモン を殺害した。 いきもの係 キャロライナ を殺害した。 サイモン以降の初犠牲者にふく。
(-67) 2010/03/06(Sat) 22時頃
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[蒼い蝶は獣と化したバーナバスの鼻先を掠め 眉を顰めるディーンのまわりをしばし ひらひらと舞い
やがてどこかに飛び去った]
(+41) 2010/03/06(Sat) 22時頃
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/* ドナルドにして、セシル邪魔するならお前も! とか やってみたい 気はするのよね。ね。
アツイわぁ。 システム的な襲撃はともかく RP的なそれはやれたらいいなあ。
(-68) 2010/03/06(Sat) 22時頃
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─回想─
[座布団運びと天日干し。 それ自体は、さして苦でもなく。 ただ、意識の苛立ちを映すよに、熱を帯びる左腕の焔が周囲に影響を及ぼさぬようにする事には気疲れした]
…………。
[一通り、作業が終わった後に渡されたドロップ。 緑色のそれ。 ケイトが嬉しげに口にする姿に、投げ捨てるのも忍びなく。 無言で口に放り込んだ。広がったのは、甘酸っぱい味]
(91) 2010/03/06(Sat) 22時頃
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…ドナルド…?
[ケイトを改めて追おうとした足が、止まる]
(92) 2010/03/06(Sat) 22時頃
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[チャールズを追うケイトから向けられた満面の笑みには、何も言えなかった。 本当に、慕っているんだ、と。 それが、感じられたから。 だからこそ──痛い、のだけれど]
……うん。
[マーゴの言葉に、ひとつ、頷く]
見つけ、ないと。 途切れたままの、『姉ちゃ』。
[無意識か、口にしたのは幼い頃の呼び名]
(93) 2010/03/06(Sat) 22時頃
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[ ドナルドの影から 1人の少女の姿が浮かび ]
[ ゆっくり ][ 唇が動いて 言葉を発する ]
" なんで私のものになってくれなかったの? "
(@28) 2010/03/06(Sat) 22時頃
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―北棟2階―
[探していた人達の姿が目に入れば、 余計な事をしないため近づかずに位置だけを確認して離れる。
体育会系の生徒が元気良く挨拶をしても、 耳に入らぬ様に黙殺して。 体育館へ向かうのと入れ違いに、 もう一つ階段を上ろうと]
……ない。
[のろのろと首を回した先に、その痕跡は無い。 まだ存在しない空間なのだから、当たり前といえば当たり前で。]
(94) 2010/03/06(Sat) 22時半頃
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[ ドナルドに向けて 名前を呼ばれた少女は ] [ 昏い闇色の瞳 が きろりと 動いて ]
" なんで殺してくれなかったの? "
[ 呪詛のように ことばを 紡ぎ ]
(@29) 2010/03/06(Sat) 22時半頃
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美術部 ミッシェルは、問題児 ドナルド達は彼女を見つけられれば良いと願う。
2010/03/06(Sat) 22時半頃
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/* え、これ墓RP ? こwwwwえwwwえwwww
(-69) 2010/03/06(Sat) 22時半頃
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文芸部 ケイトは、メモを貼った。
2010/03/06(Sat) 22時半頃
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[深いモノクロームの景色の中、飛び去るは鮮やかな蒼い蝶。
かなしみのいろだと、ふと思った。]
(+42) 2010/03/06(Sat) 22時半頃
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―伝説の木―
――……、っ………
[大粒の涙は 頬を伝うことなく 零れ落ちて、 草生す地面に、抱えたひざに 吸い込まれていく。
本当に 泣いてばかりだ。
でも、壊れゆく音が 耳に 響いたから。 こころ のいたみを抱えていたい。あともう少しだけ]
……ごめんね、頼りない先生で。
[夕暮れ、燃える あかい 空。 視線を 彷徨わせる。 その空よりも まだ あかい 紅 へ と ]
(95) 2010/03/06(Sat) 22時半頃
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[寄り添う恋人達の上を 蒼い蝶は ひらり ひらり と飛んで行く]
(+43) 2010/03/06(Sat) 22時半頃
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― 体育館付近 ―
せ し ……―――
[濃紺は薄紫を見つけて。名を呼ばれて名を呼び返そうと。 オスカーとマーゴが、用具室でなく伝説の木に向かおうとしているようなのは、あまり聴きとれていない。 けれど、先に行けとセシルに告げようとした唇は、一旦動きを止める。]
――――……俺は、分裂できたりしねぇから、な
[影に縫いとめられたように、動かない足。 聴こえた声に、濃紺を薄紫から昏い闇色の瞳へ移す。]
(96) 2010/03/06(Sat) 22時半頃
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─体育館近辺─
[追った所で変えられないだろう過去。 だから、未来を追いかけるために、と。 もう一つの手掛かりの所へ向かおうとした時]
……え?
[ここにいない少女の名が聞こえた気がして、そちらを振り返る]
なに……また、なに、か?
(97) 2010/03/06(Sat) 22時半頃
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……ちょうちょ
[鳶色の眸にも蒼い蝶は映るか。 戯れるように手を伸ばし、くるりと身体を回転させた。]
(+44) 2010/03/06(Sat) 22時半頃
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―伝説の木→北棟―
放課後、北棟 東階段…
[向かう場所は そこ しか思いつかない、 よぎる少女のうすむらさき、 あの子は彼が見ていてくれる、だから。]
……先に、見つけて
[ さがさなくちゃ ] [ さがさなくちゃ ]
うん、さがそうね… さがして あそんであげよう…
[北棟に迎えば、校舎内へと足を踏み入れた、長い 影]
(98) 2010/03/06(Sat) 22時半頃
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[蒼い蝶は 戯れるように差し述べられた、鳶色の少女の白い指先で しばし羽を休める]
(+45) 2010/03/06(Sat) 22時半頃
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それは、悪かったと思ってる
[視界が あか く 染まるのは夕暮れの所為か。]
殺すつもりは、あったさ……――― それしか、方法が、なかったなら、な
[否、おそらくは、後悔のような感情が視界を赤に染める。]
俺は……――――
[続かぬ言葉、キャロライナのような少女の、呪詛のような言葉がドナルドにしか聴こえて居ないなら、要領を得ない言の葉達。
零した あお(飴) は、もう、あか の中どこに行ったのか分からない。]
(99) 2010/03/06(Sat) 22時半頃
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