1 とある結社の手記:6
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
4
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
|
―自室―
[震える右手。寒さや腕の痛みの所為ではない。 何度も何度も書き直し、最後に選んだ一つの名。 自身の投票用紙には、二人の名が二回ずつ記されており、その内の三つは二重線で消されているだろう。
―――本当に、ヤニクさんで良かったのかな。
親友の能力、そしてそれが使われる先など知る由もなく、殺されるかもしれないという恐怖に怯え、その中で繰り返していた自問。]
明るい……、朝、来た……、 私…―――生きてる。
[震える手で、一晩座ったままの車椅子を窓際へ。 窓の外では、陽に照らされた雪が眩い光を放っている。 常と変わらぬ景色。 それを黒檀に映しながら、問いの答えを掴もうと、記憶を甦らせた。]
―回想突入―
(2) 2010/02/23(Tue) 10時頃
|
|
―回想―
生き延びるために、利用できるものは全て利用する。 人の命だけじゃなくて、心も、思い出さえも奪うなんて……
[結社員の話>>2:@55に、声が震える。 此処に居るのは顔馴染みの人ばかり。程度は違えど、皆一人一人に思い出があった。 偽者だと、半ば決め付けているウェーズリーにさえ。]
女の人や子供の姿……
[結社員と同じ言葉を漏らす。 黒檀は一度、その人々に向けられる。 しかし、すぐさま振り払うように首を振った。]
……はい。騙されないように。
[口はそう紡ぐけれど、マーゴになら騙されてもいい。 一瞬、そんなことを思ってしまったが、すぐに思考は戻る。 ―――マーゴは人狼じゃない。絶対に、疑わない。]
(8) 2010/02/23(Tue) 12時半頃
|
|
[そして、暫く周囲の声に耳を傾ける。 ふと、ある言葉が強く鼓膜に響き、俯いていた顔が上がる。
―――死んだ人間の魂を、見分けられる力がある人。
カルヴィンの瞬きには気づけない。]
(死んだ人の魂、私には見えるけど…… ”見分ける”ことなんてできないから……だから違う。)
[心の中で呟くが、黒檀は揺れる。 もしかしたら……そうは思うも、確証はない。 皆の言葉が名乗り出るのを待ち望んでいるように聞こえても、ただ無言で俯くだけ。]
(9) 2010/02/23(Tue) 12時半頃
|
|
[時は夕刻から夜へ。 自身の存在が足手纏いになるかもしれない。それでも、死にたくないという思いは、きっと誰よりも強いだろう。 ベネットが掛けてくれた言葉>>2:291が嬉しくて、肩に置かれた手に応えるように黒檀を彼に向ける。]
……あいつ?
[緑の瞳の動きを追う。 その先には、彼の妹と―――]
そうだね。 でも、もしもじゃなくて……ベネットも一緒、
[一瞬向かった先の名は、彼の口>>2:293から紡がれた。 親友への想いに気付いたのか、嬉しそうに口の端を上げて]
―――でしょ?
[悪戯っぽく、片目を瞑ってみせた。]
(10) 2010/02/23(Tue) 12時半頃
|
|
[その後、再び周囲の声に耳を傾ける。 右腕の痛みの所為か、車椅子が動くことはない。 誰を調べるか、誰を処刑すべきか―――その声は皆苦悩しているように聞こえた。]
(……怪しいよ、)
[小さく呟いて、膝の上で投票用紙に記した名はドナルド。 ウェーズリーの名を記さなかったのは、メアリーとの遣り取りと、そして嘘をつく人間の話を聞いた所為。 尤も、本物だと思っているのは、自身のために痛み止めを調合してくれると、指きりを交わしたサイラスだが。]
(人狼と遭遇したことがあるのに、どうして生き残れたの?)
[分かっている。 本物だと思っているサイラスも、過去に人狼と遭遇してること。 二人の差は、今までの思い出。 嫌いだから―――そう言っても過言ではないだろう。]
(11) 2010/02/23(Tue) 12時半頃
|
|
[しかし、その名の上に咄嗟に二重線を引いた。 ずきんと心が痛む。]
フィリップ……
[ペンで刺された名をみつめる彼の声は、常よりも低く、何かを抑えているように思えた。 ドナルドの名は書けない。たとえ、嫌いな相手でも。 そう思い、一度思考を改める。]
(どうして、疑いを広げるようなこと言ったんだろう。 それに、占われるの嫌そうだった……。)
(12) 2010/02/23(Tue) 12時半頃
|
|
[疑えない人を除外して、次に記した名はヤニク。 ”人間判定”を疑わせるように感じたあの誘導。 暫し、記した名をみつめる。]
(でも、ヤニクさんは……)
[思い出すのは、車椅子での世界が廻った時のこと。 囁かれた言葉>>1:150、彼は人狼でないと自身に告げる。 黒檀は揺れ続ける。 そして、二重線で名を消して、再びドナルドの名を。 けれどまた再び消して―――最後に記した名を、もう消すことはなかった。]
(13) 2010/02/23(Tue) 12時半頃
|
|
[軽く食事をとり、夕分の薬を服用して。 小さく震える声>>2:481が、何を紡いでいたのかは分からなかったけれど、ゆっくりと車椅子を近づけて手を握る。]
……マーゴ。
[光を湛える深緑をみつめ、そっと指で掬う。 その指の震え、きっと親友にも伝わっていただろう。 名を呼ぶだけで、他は何も音にならず。 哀しく、けれど努めて柔らかく笑みを向けて]
また、明日ね。
[それだけを何とか伝え、自室へと戻った。 もう一人、同じ言葉を届けたかった人が居たが……どこか後ろめたい気持ちもあり、ちらと黒檀を向けるだけだった。]
―回想・了―
(14) 2010/02/23(Tue) 12時半頃
|
|
/* ぜぇぜぇ。
(-11) 2010/02/23(Tue) 12時半頃
|
|
―現在・自室→―
[結局、記憶を甦らせても、問いの答えは掴めなかった。 自室を出て、向かうは同じ一階に部屋を借りた彼の部屋。]
フィリップ?
[軽く扉を叩いて声を掛ける。 返事はない。 けれど、昨日のような鉄が錆びたような臭いも漂ってはいない。 ほっと息をつき、一度広間へと向かうが……
車椅子は広間を出て、二階に続く階段の前。 マーゴは大丈夫だろうか。 階上を見上げたまま、深い深い溜め息が漏れた。]
(19) 2010/02/23(Tue) 14時半頃
|
|
―一階・階段前―
[見上げていると、黒檀に映る一つの姿。 溜め息はより深く、彼も気付けるくらいのもの。]
……何でもない。
[ふいと視線を逸らし、車椅子は広間の方へ。 彼以外の人になら頼んだだろう。 マーゴが無事か、確認して欲しいと。]
(24) 2010/02/23(Tue) 15時頃
|
|
[背で受ける声には何も答えない。 名を呼ばれても、車椅子は止まらない。 けれど、車椅子と彼の足、どちらが早いかは明らかで。]
……マーゴ、
[車椅子を止められて観念したのか、小さく呟く。 勿論、背は向けたまま。]
(27) 2010/02/23(Tue) 15時半頃
|
|
―広間―
[ドナルドがマーゴの安否を確認する間、車椅子は広間の中へ。 ウェーズリーの姿>>5を認めれば、ぎこちなく頭を下げる。 けれど、馴染みの顔があることに意図せずほっと息を吐いた。
コルクボードの前には上下逆さに置かれた投票箱。 それは開票が済んだことを意味していて、誰が処刑されたのかと、黒檀は激しく揺れる。]
……ありがと。
[しかし、親友の無事が分かれば、黒檀の揺れは僅かに治まる。 大きく息を吐いて、口篭るように礼を呟いた。]
(32) 2010/02/23(Tue) 16時頃
|
|
[礼の言葉に対し、返ってきた言葉は意外なもの。 思わず振り向いて、しかしすぐ視線を逸らす。]
謝って欲しいなんて思ってないから。 話がしたいって言ってたけど、もしかしてこれ…? そうならもう済んだでしょ。
[だから、あっち行ってと言いたげに、車椅子を窓際へ。 水溜りと化した雪達磨を黒檀に映した。]
(35) 2010/02/23(Tue) 16時半頃
|
|
[窓に淡く映る、ドナルドの背。 ハンドリム(車輪を回す部位)を握る手に力が篭る。]
…………きゃ、……かった、
[小さく掠れた声は、全てを音にしない。 後悔の念に苛まれると同時、改めて思い知る。 この男の親友に、どれだけ惹かれているのかを。]
嫌われ、た、く……ないから……
[たとえ、想いが届かなくても。]
(38) 2010/02/23(Tue) 17時頃
|
|
[どれだけ窓の外を眺めていただろう。 次に淡く映る小さな姿にほっと息を吐いて]
カルヴィン……、
[振り返り、直接黒檀に映す。 少年の瞳に映る表情は、きっと常と同じ。 頭を撫でようとするのは、瞼が微かに赤いからか。]
一人で夜を…?
[涙のわけ、尋ねるように。]
(47) 2010/02/23(Tue) 18時頃
|
|
/* サイラスは偽黒出すかな。 出しそうだ。
(-23) 2010/02/23(Tue) 18時半頃
|
|
[常の表情を向けたのは、努めてのこと。 少年に気遣わせることのないようにと。 髪の流れに沿うように、柔らかく頭を撫でて]
―――十四歳?
[数度、黒檀を瞬かせる。]
そっかぁ、歳聞いたことなかったもんね。 もっと幼いかと思ってた。……ごめんね?
[年齢を聞けば、大丈夫という言葉を真に受ける。 頭から手を離し、語尾を上げて一つ謝罪。 少しだけ離れた場所に居る兄妹と、一人の占い師。 それらの声は聞こえてきただろうか。]
(51) 2010/02/23(Tue) 18時半頃
|
|
[カルヴィンの頭は、此処に来てから何度も撫でてきた。 だから、少年は気付いたかもしれない。 頭を撫でる時の黒檀が、僅かに哀愁帯びてることを。]
うん。
幽霊……うん、見えるよ。
[淋しげな視線には気付けなかった。 黒檀は、広間に漂う灰色の魂に向けられていたから。 つられるように小さな声で頷く。]
……人間、か。
[親友に惹かれているような同年の彼。 昨日、疑えないと除外した中の一人だった。]
(57) 2010/02/23(Tue) 19時頃
|
|
サイラスさん、無事だったんだね。 ……良かった。
[声が聞こえ、黒檀を一度サイラスへと向ける。 ほっとした表情を浮かべ小さく笑みを零した。]
痛み止め、欲しい。 ――…占い?
(60) 2010/02/23(Tue) 19時頃
|
病人 キャサリンは、薬屋 サイラスがカルヴィンを調べようとしてること、知らなかった。
2010/02/23(Tue) 19時頃
|
霊能者……なのかなぁ。 魂は見えるけど、見分けられないから……違うのかなぁ。
[まだ、此処に在る魂はどれも同じ。 気遣ってくれる理由分からずに、自身の能力にも確信は持てず。 不思議そうに首を傾けた後]
ありがとう、サイラスさん。 綺麗な色……何だか、飲むのが勿体無い。
[ふふと嬉しそうに笑みを漏らし、小瓶を受け取る。 そして、目の前で行われる占いをじっとみつめて]
……人間、か。 カルヴィン、良かったね。 サイラスさん、ありがとう。私、信じてる。
[初めて、”人間判定”を嬉しく思った。 それは、二人が対立しなくて済んだゆえ]
(67) 2010/02/23(Tue) 19時半頃
|
|
[痛みを問われれば>>65]
車椅子から落ちた時にね、腕打っちゃって。 大した怪我じゃないから大丈夫。
[右腕を擦りながら、小さく微笑んだ。 少し、ずきんと痛んだけれど。]
(68) 2010/02/23(Tue) 19時半頃
|
|
うん、すごく良い色。 私がサイラスさんを疑うわけないでしょ。 だって、命の恩人みたいなもんだもん。
[小瓶を弄る様子を楽しげにみつめる。 心中気付かぬまま。]
……ローズマリーさん?
[そして、鍵が外れる音の後、結社員が集会場に姿を現した。 誰を処刑したのか、伝えに来たのだろうか。
彼女をみつめる黒檀は、初めは常と同じもの。 しかし、次第に小さく揺れだす。 傍に居るカルヴィンとサイラスは気付くだろうか。]
(72) 2010/02/23(Tue) 20時頃
|
|
[揺れる黒檀が見据えるものは、ローズマリーではない。 その背後に漂う、一つの魂。] ………?
[彼女は票に従ったまで。 けれど、命の終止符を打たれた憎しみか、それとも甘い香に誘われたのか、はたまた他の何かか。 魂は漂うだけだから分からないけれど、確かに彼女の背後に……]
(73) 2010/02/23(Tue) 20時頃
|
|
ぁぁ……、ぁああっ、
[唇が、声が震える。 そのわけは、魂が誰の者か分かること。 そして、周囲の魂とは色が違うこと。]
カルヴィン……やっぱり、私……
(74) 2010/02/23(Tue) 20時頃
|
|
[暫くの間、震える唇は音を失った。 ローズマリーは不思議そうに黒檀を見るだろうか。 自身の声が止めば、彼女は常のように淡々と報告するだろう。 常の、感情が見えない、淡々とした声で。 ―――Bassam・ibn・Yanick・Al-Qahtaniを処刑したと。
それは、きっと鼓膜を震わせない。 聞かずとも、分かる。]
カルヴィン、私……視える。
そこにヤニクさんが居る…―――黒い魂。
[少しだけ持ち上がった、場所を示す指は小刻みに震えている。]
(81) 2010/02/23(Tue) 20時頃
|
|
怖いよ……サイラスさん。 ヤニクさんの魂が、怖い。
[畏怖を抱くのは、魂の存在ではなく、それが放つ色。 禍々しく光る色は、自身に真の姿を教えてくれる。]
―――人狼……ヤニクさんは、人狼だよ。
[震えは大きい。 背に触れる少年の手をも震わせるほどに。*]
(83) 2010/02/23(Tue) 20時頃
|
|
/* つーか、私お役目終了。 さぁ喰え。殺せ。
病人はまずいとか言わないで☆
(-31) 2010/02/23(Tue) 20時半頃
|
病人 キャサリンは、小僧 カルヴィンに光を湛えた黒檀を向けただろう。*
2010/02/23(Tue) 20時半頃
|
[魂は黒い光を放ちながら、曖昧な輪郭を描いている。 指示された彼は、今何を思っているのだろう。 自身はただ、名を呼ばれても>>89>>93身体を震わすだけ。 常のように、魂に声を掛けることなどできなかった。]
……だいじょ、う、ぶ、
[周囲の人だかりに気が付くと、震える唇を動かす。 笑みを浮かべることはできないが、それでも何とか涙を堪えて]
ありがとね、カルヴィン。
[小さく礼を一つ。]
(107) 2010/02/23(Tue) 22時半頃
|
|
[広間に漂う魂は一つではない。 けれど、黒は灰色を侵食するように、黒檀には全て闇に映る。
―――君が幸せを諦めたら…きっと誰かが幸せを諦める。
いつしかの、彼の言葉。 自身には、倖せを諦めるなと言ってるように聞こえた。 だからこそ、一晩寝ずに問いを繰り返したのだ。 本当に、これで良かったのかと。]
ピッパさん……
[信じるという言葉>>103が聞こえ、未だ揺れる黒檀を向ける。 彼女の信用を得て、ほっとする反面、彼女の心中探るように。 仲が良さそうに見えた二人。 自身の判定を聞いて、今何を思っているのだろう。]
これが、人狼なんだね。
[それは自分に言い聞かせるような言葉。]
(112) 2010/02/23(Tue) 23時頃
|
1
2
3
4
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る