162 絶望と後悔と懺悔と
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[円に駆け寄ろうとして、影が遮る。
聞こえる悲鳴の怒号の中、 その影は絶対的な静寂を纏っていた。
夜のような、 あるいは死そのもののような、 吸血鬼というよりも、死神のようだ、と思って、
見開く双眸にその黄金は焼き付いた。 それから、視界に移ったのは鮮やかな緋色>>0:455、 飛び散って、頬に感じる、べちゃりとした生ぬるい温度。 サミュエルが叫ぶ声>>0:465にそちらを見た]
(12) 2014/02/08(Sat) 00時頃
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……女の子?
[西洋人形のような服を着て、 その当人も人形のような少女だ。
紅い瞳、黒いレエス、 その刃で飛び散った色は闇の色に隠されていた。 とても不思議なものを見ているような、 そんな呆然とした呟きが零れた]
(20) 2014/02/08(Sat) 00時半頃
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[頬に触れる、手にべっとりと血がついた。 あの子はこんなに簡単に殺されてしまった。 >>30 微笑む少女に困惑したのは、状況を認識するまでの空白だ。]
あなた、吸血鬼なの、 どうして、こんな……こと、
[喉を湿らせ言葉を音にすれば、 今という認識がようやく帰ってくる。 この少女が吸血鬼で、あの子を殺した]
(36) 2014/02/08(Sat) 00時半頃
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[>>31 鈍い音、手加減されてるなんてわからない。 先ほどは突然すぎて出なかった悲鳴じみた声があがった]
サミュエルくん……!
[あの子みたいに殺されてしまう、 認めたくない想像にふるふると首を振った、 でもわかっている、分別がつくくらいには子供じゃない。 ――そして戦えるほど、大人じゃない。
無力なのだということ。
>>37 彼女の言っていることがわかりたくなかった。 冷たい手が血で濡れた頬に触れるのに、背筋が震えた。 発する声も震えたのは、だから涙のせいじゃない]
お願い、……みんなを殺さないで。
[滲む瞳で懇願して、それから口にしたのは浅はかな言葉]
(46) 2014/02/08(Sat) 01時頃
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――…なんでもするから。
[震えた口唇から零れた、 出来ることなど、何も無いのに]
(47) 2014/02/08(Sat) 01時頃
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[>>51 少女が黄金の吸血鬼に語る言葉、 連れて行く、という響きだけが耳に残った。 そして>>60向けられた微笑に、ぼうっととしたまま]
……本当に、助けてくれるの、
[縋るべきものはそこにしかなかった。 >>48 必死にサミュエルは自分を助けようとしてくれているのに。 裏切りのように感じて、眼差しを伏せて、ひとつ頷いた。]
(65) 2014/02/08(Sat) 01時半頃
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[サミュエルを不安げに見やる、 彼女の言葉>>67 殺されてはいないのだろう。 すこし、安堵した]
……ごめんね、 みんなをお願いね。
[炎と殺戮と、 無事な者がどれだけいるかわからなかったけれど。 今出来ることは、これだけだ。
大人しく言うことを聞けば、 きっとここから立ち去ってくれる]
(69) 2014/02/08(Sat) 01時半頃
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[彼女の甘やかな言葉、 希望の先にあるより深い絶望を、 今は知る由も無く、縋るしかない]
……、一緒に行きます。
[安堵をもたらすものではない、 けれど彼女の声はひどく優しげで、混乱しそうになる。 ――その手をとればきっと冷たいのだろうけれど*]
(73) 2014/02/08(Sat) 01時半頃
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― なまえ ― [ここにきたのは物心ついてから、 突然たくさんの家族が出来た。
とにかく自分は世間知らずで、 あまり外で駆け回ったり遊んだりしたことなどなくて、 はじめは慣れないことばかりで、とても戸惑っていた。
だから一人の女の子と共通点を発見したのが嬉しくて、 全力で一緒に遊んでそれから孤児院に馴染んでいけたのだと思う。彼女の名前にそんな小さな意図があったのかは、わからない>>78
弓矢ごっこ、はびっくりしたけど、 はじめて抱えた小さな子は、あたたかくてやわらかくて、 とても優しい気持ちになれた。 あの橋の向こうにいるという顔も知らないきょうだいとも、 いつかこんな風に遊べたらいいな、と思ってた*]
(113) 2014/02/08(Sat) 14時半頃
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―回想― [何が起きているのか、 目と頭に薄もやがかかっていたようだった。
先ほどまでの食堂でみんなの帰りを待っていたのに、 絢矢に手を引かれて食べかけのシチューもそのままで。
外に――あの橋の向こうに行きたいなんて、思っていたせいだろうか。まるで自分が吸血鬼を喚んでしまったような、そんな気持ちになっていた。 行っちゃだめ、と引き止められた手の感触がずっと残る。 真剣な表情の絢矢の言葉に、いつになくしっかりと同意を示した明乃進の頷きも]
[守備隊の軍人さんたちもやられてしまったのだろうか、 安吾はどうしたのだろう、ジャニスの白い軍服はもう紅く染まってた。あの黄金の闇のもたらす絶対的な畏れ、抵抗しても適うわけが無い。 >>52 視線が向けられただけで、動けなくなる。 あれは人間の捕食者で、自分たちはその前に圧倒的に無力なのだ]
(114) 2014/02/08(Sat) 14時半頃
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[今、彼らが去るのであれば、 少なくともサミュエルはここで殺されない。 制服のスカーフをはずして、踏みにじられて傷ついた彼の手に巻いた。
――制服を着始めた頃から、 女の子だから、そんな扱いをされ始めたようで、 すこし、さみしかったのを思い出す。
キャロラインや、円や、リカルダや、明乃進や、涼平や、直円、 近くにいたみんなと小さな子たちは、いつの間にか見えなくなっていた。
戻らなかった零瑠は、どうしのだろう。 こんな風に血を浴びてしまったら、どうなるか。 周は我慢できただろうか、抵抗したらきっと簡単に殺される。 絢矢はここからちゃんと逃げられるだろうか、 外へ出るのもあんなに怖がっていたのに。
何も出来ない、運命に手は届かない、 無事を祈ることも意味があるのか、わからなくて]
(115) 2014/02/08(Sat) 14時半頃
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[それから――、 >>101 聞こえた声に顔を向けた。 どうして?と問うような、悲壮な顔。 けれど音にすることは出来なくて、 ただ漆黒の少女に従った。
燃え落ちていく家、家族の家。 みんな家族だから苗字は別に要らなかった。
円はまだあのハンカチを持っていただろうか、 刺繍されたイニシャルは『Mayumi.S』
――白兎真弓、 それがその日行方知れずになった子供たちの一人の名前**]
(116) 2014/02/08(Sat) 14時半頃
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―城内― [――夢はなにもみなかった、 見たような気もするけど忘れてしまった。 柔らかなものに包まれて、泥のように溶けていた意識は、 小さく交わされる声にくすぐられる]
……、
[覚醒までは届かない、 ただ柔らかなものが寝具だと気づいて、 ――昔の家に戻ってきたのかと一瞬錯覚する。]
――………、、ん、
[まどろむ意識は、もういない人を呼ぶ音を紡がせた]
(*27) 2014/02/08(Sat) 14時半頃
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[>>*25 囁きが意味を成したのは、 自分の名前を呼ばれたからだ、重い目蓋を開く。 見慣れぬ、場所。目の前にいたのは理衣、一瞬であの惨劇が目蓋の裏に蘇った]
っ、……、ここは、
[吸血鬼の居城、なのだろう。 あの漆黒の少女は、黄金の死神はどこにいったのか、 見渡せば、他にも数人の姿が室内にある]
なんで……、 なんで、理衣くん来ちゃった、の。
[待ってて、という言葉に首を横にふった]
(*28) 2014/02/08(Sat) 15時頃
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[柔らかすぎる寝台から、身を起こす。 血で汚れたままで着てた服もぼろぼろで、 悪い夢じゃないことは、はっきりとわかる。
腕を捲くれば――サミュエルが布を巻いて、 円が手当てしてくれた包帯も、痛みもそのまま残っていた。]
……明君、
[>>*29 常から穏やかな明乃進が亡羊と呟く声]
ごめんね……、
(*30) 2014/02/08(Sat) 15時半頃
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あの女の子、言ってたの、 何人か連れて行きましょう、って、 愉しそうに言ってたの……。
でも、わたし、止められなくて、 ……何もいえなくて……、そのまま、
[明乃進は、ここにいるみんなは、 その連れてこられた子たちなんだろう。 >>37 思い出すわかりたくなかった彼女の言葉]
(*31) 2014/02/08(Sat) 16時頃
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[材料を選ぶ、犬猫を飼う。 そんな基準で殺したり捕まえたりする。 吸血鬼にとって、人間は違うことなく家畜なのだろう。
あの時にわかってしまった、 彼らは人間を捕食する存在で。
みんなを殺さないで――命乞いの結果がこれだ]
(*35) 2014/02/08(Sat) 17時半頃
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[漆黒の少女の、酷く冷たかったあの手、 ――感情まで凍りついていくようだった。 触れてくれた明乃進の手はとても暖かくて、 添えられた微笑みに心が脆くなるような気がした]
……明君、ありがとう……
[感謝の言葉を口にする、 >>*33 直円も気にするなと言ってくれた、 どうしてかあまり目はあわせてくれなかったけど]
直君も、ごめんね。 あんまり、……喜べないけど、みんな無事でいてほしい……
[もちろん、彼の様子は知らなかったから、その善意を疑うことは無い。祈るような言葉と共に、重なる明乃進の手をきゅっと軽く握った]
(*36) 2014/02/08(Sat) 17時半頃
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[その温度には、少し覚えがあった]
明君、……熱ある?
[看病に付き添ったりすることはよくあった、 彼の平熱はこんなに高くなかったはず、寝込んでた時に額に触れたことを思い出して、 その時と同じように額へ手を伸ばす]
……ちゃんと寝てて、お水貰ってくるから。
[足は震えない、きちんと立てる。 大丈夫、人間だって家畜の面倒くらい見る。 だから、水を貰うくらい平気だろう]
(*38) 2014/02/08(Sat) 17時半頃
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[すとん、と寝台から降りて、 結果、理衣を追いかけるように扉に向かった]
……理衣くん?
[そうっと覗いて、その姿を探してから、 しんと冷えた気配のする廊下へ足を踏み出した]
(*40) 2014/02/08(Sat) 17時半頃
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/* 直くんいいキャラしてますね、 真弓さんはちょっとなんだろうこの、 恥ずかしい立ち位置は。
だがしかし。
>>:39 なんだと。
(-57) 2014/02/08(Sat) 18時頃
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―むかしのおはなし― [直円と話す機会が減っていったのは、 彼がその読書会に行き始めてからだったような気がする。 「直にーちゃんが遊んでくれなくなった!」 とちびちゃんたちもおかんむりだったが勉強の為だから、 と養母さんに諭されて、それでもしばらくは収まらなかった。
――もしかして絢矢と自分が弓矢ごっこの時に、 散々、的役に抜擢してしまったせいだろうか、とも思ったけれど。
陰謀という言葉をよく聞くようになってから、 一度はっきり言ったこともある
『直君、その読書会やめたほうがいいよ』
今思えば「読書会」なんて急に大人ぶられているようで、 それが嫌だったのかもしれない*]
(169) 2014/02/08(Sat) 18時半頃
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[>>*44 直円の言葉は、 なんだか少し寂しそうに聞こえた。 先のことや、わからないことばかり考えて、 つい喜べないなんて、言ってしまったけれど]
ちゃんと、みんなには直君も入ってるよ。
[今、ここにいる皆のことは心配してないみたいな言い方に聞こえたのかもしれない、と、しっかりと念を押していった]
(*54) 2014/02/08(Sat) 18時半頃
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[>>:46 声が、重なる。 その響きの先が確かに聞こえて、口唇を噛む。
理衣はもう先へ行ってしまったのだろう。 この部屋で待ってる、なんて少しも肯定してないのに。 思い出すのは「女の子だから」という言葉に感じる寂しい気持ちだ。
戻る部屋の扉をよく見てから、歩き出す。 多分厨房へ向かえばよいのだろうけれど]
……、……あの、
[じっとこちらを見やる、眼差し。 吸血鬼のような怖ろしさは感じなかったから、 おそるおそる声をかけて、場所を尋ねようとした]
(*55) 2014/02/08(Sat) 18時半頃
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[感覚的な怖ろしさはない、 多分自分たちよりも、少し年嵩の女性だろう。 とはいえ、得体の知れぬ城の中だ、緊張は滲む]
あの……、 水がほしくて、厨房はどちらかご存知ありませんか? 兄弟が熱を出して、それで……。
[問いかけに応えは無い、ただ近づけばわかった。 覆われた首筋、精気のない眼差し、少しふらつくような足取り。 眉根を寄せた、この人は吸血鬼に血を差し出している人だ。
“家畜”という言葉の意味を知る]
(*59) 2014/02/08(Sat) 19時頃
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あ、……、
[>>*58 少し遅れて返事があった。 どうしてか深く頭など下げられて、酷く困惑する。 しかもなんだか早口で、怯えているらしかった]
(*62) 2014/02/08(Sat) 19時頃
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[>>*63 反応は当然予想外で瞬いた、 困惑と戸惑いに少し後ずさる、首を横に振る]
……あの、違うんです。 違います、そうじゃなくて、……普通の水を。
[酷く震えている女性は、憐れに見えて、 でも恐ろしく感じた、ここにいたらこんな風になってしまうのか。 自分の言葉はまるで通じていないようだった。
後ずさる足、そのまま踵を返して、 どうにか厨房らしきへ辿り着いた。 ――人間がいるなら、必要な場所だ。
そして、水差しを手にした時に冷たい手に捕まれた]
(*116) 2014/02/08(Sat) 23時半頃
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―雛鳥の巣― [そのまま血を吸われるのだと思ったのに 相手はそんな敵意もあったのに、なぜか最初の部屋に連れられて来た。 いぶかしんだまま、扉は開かれて。 すぐに気配を感じた、――あの絶対的な黄金の闇]
……あ、
[足が竦んで震えた、けれど]
(*118) 2014/02/08(Sat) 23時半頃
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――……やめて!
[>>*122 響いた悲鳴が事態を認識させる、 喉の張り裂けるような声が出た。 けれどそれは何も止めてはくれなくて]
零瑠くん……、
[縺れる足で駆け寄ろうとした、 彼もあの女の人のようになってしまう、それが怖くて。 けれど事態はもっと恐ろしいことだなんて、知らなかった]
(*122) 2014/02/09(Sun) 00時頃
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[明乃進の傍らに、零瑠の様子を見やる。 明乃進だって随分辛そうなのに、と手元の水差しを握る。 口唇を噛み締めて]
……光栄なこと?そんな、 だって、血を吸われたら……あの“家畜”の人みたいに、
[漆黒の少女が笑う、 彼女に縋ろうとしてしまうのは、 年の頃も自分と近く見える少女だからだ。 彼女も吸血鬼であることには変わりないのに]
(*128) 2014/02/09(Sun) 00時頃
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