194 花籠遊里
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/*ニコラスの幸運スキルたけぇ吹いたw
(-5) 2014/09/21(Sun) 08時半頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/09/21(Sun) 12時半頃
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/* 吹き出した
ふらんすじn
(-16) 2014/09/21(Sun) 15時半頃
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[昨晩の夢がまだ脳裏にちらつく。 手荒な腕の感触。求められる熱。背徳の香り。 強く抱擁されれば暴虐の腕さえ暖かく感じて。 体内も胸中もあの男に暴かれてしまった。
体液を吸ってべたつき甚振られる度に揺れていた金髪も、 もうその面影も無くさらりと流れる。 現実感の無い昨晩の淫靡な出来事が実際にあったことなのだと実感させるものはもう疼く腰の痛みだけであった。
それにしても…と思う。 欲のままに求められることのなんと心地よかったことか。 泥の沼に沈み込み、穢れた温い泥に包み込まれるようで。
ああそういえば幼い頃は身体を泥だらけにして遊ぶ農民の子が羨ましかったな、なんて昔の記憶が甦り自嘲気味に口角をあげる。
そうしてまた訪れるは花の館。 花主はお決まりの文句を告げる。]
(15) 2014/09/21(Sun) 15時半頃
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[館に足を踏み入れれば「ああ、あちらの廊下は地下牢へ続く廊下だな」なんて、思考がどうしても淫靡な暗い宵へと連れ去られる。
何度も何度も熱い白濁をこの身の裡に受けて。 満たされゆく感覚すら好かった。 最後の方では突き上げられる度にごぽりと接合部から精が溢れ出したものだと回想すれば、無意識に舌舐めずりをする。
自身も男の腕の中で何度も達した。 宵の熱も精も尽き果てた頃には、僕はへらりと力なくも艶めいた笑みを顔に貼付けて、自分の内からぬるりと剛直が引き抜かれるのを最後に愉しんだ。]
気を取り直さないと…。
[誰にともなく僕は呟いた。 流石に二晩続けてあんな甘い悪夢に浸ることはできない。 ああいうのはたまに見るのだから好いのだと思う。
昨日は果たすことのできなかった用事を果たすために、 僕は再び片手に包みを持って中庭に足を運んだ。 そこならあの可憐な櫻の香り漂わせる花がいるだろうと。]
(16) 2014/09/21(Sun) 16時頃
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おっと。
[目的の花はそこに咲いていたが>>9同時に悪辣な毒蝶も存在していた。>>13
気まずいから顔を会わせづらいということでもない。 だが彼が珍しい格好をしているものだからなんとなく立ち入っては行けないような気がして、僕は見つからぬように回廊からそっと中庭の様子を窺った。]
(17) 2014/09/21(Sun) 16時頃
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/* にゃ〜ん
(-21) 2014/09/21(Sun) 17時頃
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[ああしていればまるで昼の世界の住人のようだ、なんて窺い見て失礼な感想を抱く。当たり前だが彼にだって昼の顔はあるのだろう。考えても見なかった。 急な現実感が昨晩の出来事を夢のように霞ませるが腰の疼きは変わらなかった。
…なんだか胸の動悸が激しくなってきた気がする。 そうか、そうだ。きちんと夜も昼もこの世に実在している人間に昨晩の痴態を見られてしまったのだ。 後悔するわけではないが、これ以上ない程羞恥を感じたと思った昨晩の出来事にまた新たな羞恥を加えられた。]
(23) 2014/09/21(Sun) 17時頃
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[櫻子とヘクターの会話はよく聞こえてこなかったが、自分の名を呼ばわる小さな呟き>>=0は何故か妙に耳についた。]
ふぁ、はい…!
[ぼうっと昨夜のことを夢想しかけていたところに声をかけられたので、なんとも情けない声をあげて返事した。 彼の事が恐ろしいわけではないが緊張はして、背筋がぴんと伸びる。]
(=1) 2014/09/21(Sun) 17時頃
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/*銀星エクトゥールか…
(-23) 2014/09/21(Sun) 17時半頃
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[>>26手招きされれば流石に出て来ざるを得ないだろうと観念して、中庭へと僕は姿を現した。]
だ、大丈夫です…まだ少し痛いですけど。
[櫻子の前で昨夜のことを暴かれたような気分になって、顔を赤らめた。どうやら格好は変わっていても中身は変わらないようだ。]
その、チョコレートクッキーをもってきたので 櫻子さんにあげようかなと…あはは。
[赤い顔で笑って誤魔化した。 櫻子とヘクターの会話の内容は聞こえなかったとはいえ、盗み聞きしていたような形となったのだ。 そのことも少し気まずかった。]
(27) 2014/09/21(Sun) 17時半頃
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[僕の姿を見るなり櫻子が明るい笑顔を見せるので僕はびっくりしてしまった。けれどもその微笑みは好きだったので僕も微笑み返す。
そして交互に僕とヘクターさんとを見比べる櫻子の視線に、どうやら悟られてしまったなと微笑が苦笑に一寸変わる。]
ん、なあにチョコレート好きなの? じゃあクッキーじゃなくて ザッハトルテでも持ってくればよかったかな。
[なんてチョコレートの膜で覆われたケーキの名前を口に出す。 こんなに嬉しそうにしてくれるのなら会いに来て良かったと思う。
僕がどこで何をしてようと櫻子は会えば毎回こんな笑みを向けてくれるのだろうか。 もしそうなら、僕はずっとこの館に通ってもいいなって。未来のことを少し考える。]
(32) 2014/09/21(Sun) 20時頃
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うん、一緒にお茶しようか。
[頷いて、傍に寄ってくる櫻子にまるで何かの小動物みたいだなと思う。猫、よりも人懐っこい犬の方が近いだろうかなんて。]
良かったらヘクターさんも食べます?
[櫻子が近寄ろうとしない毒蝶にも僕は微笑みを向けて、チョコレートクッキーの包み一つ取り出して見せる。 丁助など他の花にも会ったときに分けれるように、クッキーを小分けに包んでおいたのだ。
彼と一緒にお茶する姿など想像もつかないが、クッキーくらいは受け取ってくれたらいいななんて。]
(33) 2014/09/21(Sun) 20時頃
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ひゃっ
[忍びやかに伸ばされた指先の感触に小さく悲鳴を上げる。]
や、やめて下さいよヘクターさん…!
[これには流石の僕も赤い顔で抗議した。>>=2 櫻子の前で痴態を演じる羽目になるのは避けたい。 櫻子も廓の花なのだから慣れてはいるだろうが、あのくりくりとした大きな黒い瞳に見られるのはなんだか憚られた。
多分、物凄く恥ずかしいだろうから。]
(=3) 2014/09/21(Sun) 21時頃
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えへへ…はい、貢物です。
[ヘクターの軽口>>37をあっさり肯定して笑う。 クッキーだなんて可愛らしい貢物だ。 金に換算すればいくらもない。 それでも櫻子が笑ってくれるのだから、何度でも持ってこようかななんて思ってしまう。]
そう、クッキーも好き?よかった。 よかったら他に好きなものが あったら教えてくれる?
[今後の貢物の参考にしようかと無邪気に笑う櫻子>>38に問いかける。]
(43) 2014/09/21(Sun) 21時頃
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[やはりヘクターはクッキーを受け取ってくれなかった。>>40 それに僕は気を悪くするでもなく、ヘクターさんらしいやとくすりと微笑んだ。]
お茶、ご一緒しますか?
[けれどもお茶は一緒に飲んでもいいということだろうか。もしそうならと僕はわくわくと胸が高鳴った。
櫻子へ感じる愛おしさ慈しみとはまた違った、胸を焦がすものを微かにヘクターには感じる…。]
(44) 2014/09/21(Sun) 21時頃
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ニコラスは、ヘクターに話の続きを促した。
2014/09/21(Sun) 21時頃
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/* 許婚相手にも櫻子相手にも感じてるのは一足飛びに愛だよな。博愛精神(但し目の前にいる人限定)は持ってるからニコラス。
え、もしかしてヘクターさん相手に初恋? うわー洒落になんねえぜそれニコラス。
(-26) 2014/09/21(Sun) 21時頃
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/* ソリッドな櫻子さんの発言に噴出しかけた。
(-27) 2014/09/21(Sun) 21時半頃
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[不謹慎ながら僕は櫻子の放った冷たい一言>>45に噴き出しそうになってしまった。 真面目な場面でもにこにこしているものだから怒られるのは僕にはよくあることだったが、流石にここで笑ってしまってはいけないだろうと櫻子の儚げな表情に思う。
なので、僕は頬をぴくぴくと引きつらせて耐えた。]
へえ、珈琲も好きなんだ。意外。
[子供らしい姿をした櫻子には珈琲は苦すぎないだろうかとつい思ってしまう。>>46 実際櫻子はいくつなんだろうか。まさか僕より年上ではなかろうと思うが。]
ああ、元々そのためにたくさん持ってきてあるよ。
[と僕はクッキーの包みを次々取り出してみせる。]
(47) 2014/09/21(Sun) 21時半頃
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/*きた!人たらし属性きた!これでかつる!
(-29) 2014/09/21(Sun) 22時頃
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/*ふええ、しょぼーん(´・ω・`)
(-32) 2014/09/21(Sun) 22時頃
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誑かされて?
[小首を傾げて言葉>>48を繰り返してみるが、割かしどうでもよくてすぐに気にならなくなった。
ヘクターさんと一緒にお茶ができる…!と彼の台詞にわくわくするが、それは途中で断たれてしまいその代わり告げられるのは心変わりの意。>>49
そうか、ヘクターさんといえど自分を嫌っている相手と一緒に茶はしたくないのかと納得し、その背を見送った。]
(55) 2014/09/21(Sun) 22時半頃
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そっか、牛乳入れるんだ。 僕、カフェオレにクロワッサン浸すの好きだよ。
[櫻子との歓談を再開させる。 別にヘクターさんとの時間に拘るほどのことはない…と思う。]
あはは、そうだね。 僕もお茶したかったなあ。
[けれども次の言葉にはおや?と違和感を覚える。]
それほんと? ヘクターさんは櫻子さんに 愛着があるって言ってたけど。 櫻子さんが嫌ってるんじゃなくて。
[あるいは嫌うから嫌われるのかしらなんて、櫻子の不思議な微笑みを眺めながら考える。]
(56) 2014/09/21(Sun) 22時半頃
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うん、いこっか。
[手繋ご?と僕は手を差し出して、櫻子と共に広間に向かった。>>54]
(57) 2014/09/21(Sun) 22時半頃
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/*うん、ヘクターさんと櫻子さんの組み合わせは前々から見たいと思ってたんだ。
僕も混ぜてくれ!と言いたいが、やめておこう。
(-37) 2014/09/21(Sun) 23時頃
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え?びちゃびちゃになるのがいいんだよ?
[広間まで櫻子と手を繋いでやってきた僕は、彼の驚いたような声に何がおかしいのかと続ける。>>58 悉く湿った感触のものが好きな僕には、サクサクの生地の良さなど分からなかった。
チョコレートクッキーと、櫻子の用意してくれたお茶が卓上に並ぶ。 僕はやはりそのお茶をふうふうと吹いてから口にする。]
ん。おいし。 甘いものも落ち着く味だけど、お茶の味もいいね。
[なんてにっこりと隣に座る櫻子に笑ってみせた。
櫻子が先ほどの問いに答えないようなら、僕は追及しないで忘れた振りをした。]
(60) 2014/09/21(Sun) 23時半頃
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/* めっさ重大な誤字してた。>>56「嫌ってるんじゃなくて。」じゃなくて「嫌ってるんじゃなくて?」やん。何寝ぼけとんねん自分。
(-38) 2014/09/21(Sun) 23時半頃
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/*流石にお茶にくっきーはつけないよ!?!?
(-39) 2014/09/22(Mon) 00時頃
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/*あ、しまった座るときに腰がアイタタタろる回すの忘れた!
(-41) 2014/09/22(Mon) 00時頃
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このお茶は緑茶じゃないみたい だけどなんていうお茶なの?
[緑茶は一回飲んでみたきりだが、あれとは多分味が違うと思う。そう思って尋ねてみた。
櫻子が僕の手先を見つめる視線の意味は分からなくて、小首を傾げてみせる。 筆胼胝が気になるのかなと勝手に合点して。]
ああ、これ? 僕ちょっと小説を書くんだよね。
[なんて説明してみせる。
櫻子の視線が空席に向けばその意味はきちんと了解して。]
まあ、お茶会なんてまた今度できるよきっと。 一緒にお茶したいのなら。
[なんて未来のことを*語ってみせた。*]
(62) 2014/09/22(Mon) 00時頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/09/22(Mon) 00時頃
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へえ、とうもろこしかあ。 そんなお茶もあるんだね。
[櫻子さんの好きなものをまた一つ知れた、と僕は嬉しく思いながら会話に相づちを打つ。>>65
小説を書いていると漏らせば櫻子が感嘆の声をあげるので僕は慌ててしまった。]
そ、そんな大したものじゃないんだよ? ただの趣味……で。
[なんて頬を桃色に染めて、櫻子の瞳の輝きから目を逸らす。]
う、ううん…僕の話を? それはやめた方がいいんじゃないかな…。
[櫻子は僕の人柄通りの物語を希望しているように見えたから、口に出すのは躊躇われた。しかし変に誤魔化すのも良心が咎めて白状することにした。]
(73) 2014/09/22(Mon) 14時半頃
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