202 月刊少女忍崎くん
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― 校庭 ―
[忍崎が視線を理解してくれたようで安心する>>2:147も、何やら忍崎と栗栖の視線がバチバチとぶつかっているようだった。]
?
[当の本人はよく解らない侭、どうやら事態は収縮したようなので、まあいいかとなる。忍崎が去る――鹿野の方に行くのだろうと手に持った物を見れば悟り、見送る。 >>2:159栗栖が忍崎の事を漏らせば、彼が少女漫画家だと言っても周囲から理解されなかった話を思い出して]
(96) 2014/11/15(Sat) 22時半頃
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あまり人からは理解されにくいだろうな
[とフォローをしたつもりになっている。 全くフォローになっていないとは思っていない。]
(97) 2014/11/15(Sat) 22時半頃
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ん?
[しかし、ひとつ貰ったたこ焼きは空腹をいい感じで刺激している。 なのでもう一個差し出されれば、]
いいのか? 貰う。
[さっきと同じように、ぱくりと食べる。すごい自然の動作で。]
(98) 2014/11/15(Sat) 22時半頃
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[>>2:131 カメラの音には気付くわけなく、震えた携帯にも暫く気付かなかった。 時間確認のために、スマホを見れば榊原からのメールだ。]
(いつのまに!)
[どこにいたのかさっぱり解らなくて、周囲を見ても見つけられなかった。文化祭マジック。]
(99) 2014/11/15(Sat) 22時半頃
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ライジは、すかさず返信
2014/11/15(Sat) 22時半頃
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TO:榊原 駿 FROM: 保 雷司 件名:Re:サボってるの言いつけるぞ。 --------------------------------------------- 代役頼んでるから問題なし。 空腹で死ぬ!
(*6) 2014/11/15(Sat) 22時半頃
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[2個めを咀嚼中に出された提案。>>2:160 ごくん、とたこ焼きを食べ終えてから、]
わかった。 オレも色々見たかったものがあるんだ。 ただ、おでんの後は自販機で頼む。
[喉が渇いているのは本当の事だから、そう言ってからおでん屋にいって、いとこんを4つ、と言えば、「大根味染みてますよー。」「一緒に煮卵どうですか?」と言われれば、栗栖が横から「じゃあ、おねがーい!」と言うので断る隙なく、カップに大根と煮卵も2こずつ追加された。]
…、重
[気付けば、ずっしりとしたおでんになってしまった。]
(100) 2014/11/15(Sat) 22時半頃
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『からしか、味噌いりますか?』
…俺はいらないが、 栗栖 いるか?
[と、横にいる栗栖に問う。]
(101) 2014/11/15(Sat) 22時半頃
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つゆ零れてもなんだから 座って食うか。
[校庭の中、テーブル席の方を視線で指して、足もそちらへ向ける。 箸はふたつだけれどおでんの入ったカップはひとつ。 つまり、味噌の行方は ―― まあ、薄味好きだがここは妥協しよう。]
栗栖。 どこか行きたいクラスとかあるのか。
オレはとりあえず、こいつをどうにかしつつ ブラブラできればいいんだ。
[椅子に座っておでんをつつきながら、ポケットから♪のマークのついたスタンプラリーの紙を出して、ひらひらさせる。]
(104) 2014/11/15(Sat) 22時半頃
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写真部か。 そうだな、オレも見たいな。
[白黒写真の作品もあるので、主にそっちばかり去年は見ていた。]
お化け屋敷はそこそこ混んでたが まあ、こっそり先にいれてやってもいいぞ。
[そもそも栗栖の怖がる姿が全く想像できなかったが、友達がいて「うちのクラスにも来てね!」という女同士の約束みたいのを律儀に守るタイプには思えていた。]
ま、そんな感じで…
[パンフ、と言われれば朝に担任から配布された気がしたが、]
………あぁ、鞄にいれっぱなしだ。 ま、適当に行けばどこかにあるだろ。
(106) 2014/11/15(Sat) 23時頃
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ライジは、先にいとこんを食べて、最後にもうひとつのいとこんを食べるつもりだ
2014/11/15(Sat) 23時頃
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なんでわかったんだ。
[カラーも見ろよに本当に驚いた顔をしつつ、切っただいこんを食べた。もぐもぐ。]
じゃあ、ま…人が空いてる時を狙うのが一番だぞ。
[ズルはだめ、と言われれば、そういうものなのか、と彼女の今までの破天荒というか自由なふるまいを思い出す…、…解せぬ。卵もぐもぐ。]
どっちでも。
[行くなら行く、と言って最後のいとこんを食べる。いい感じで味噌味だった。]
ごちそーさん。
[食べ終えれば立ち上がって、「捨ててくる」とおでんのカップと割り箸を近くに供えてあるゴミ箱に入れた。]
行くか。
(108) 2014/11/15(Sat) 23時頃
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白黒の美がそこにあるのに見ないわけがないだろ。
[普段は口数少ないがこういう時だけは熱弁する。 周知のはずだ。栗栖には、特に。]
クラス展示は…、… パンフがいるな、やはり。
[栗栖が立ち上がれば、校庭から校門の方にぶらぶらと歩いていく。お日柄もよく客入りは良好のようだ。]
いろんな人が来てるんだな。
(110) 2014/11/15(Sat) 23時半頃
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ち゛ょ 、 っ
… ま、 お゛ ちづ け
[黙って話を背後で聞いていたけれど胸倉を掴まれれば軽く爪先立つ。栗栖は女子の中でも結構背は高いのだ。落ち着かせようと掴んでくる手に自分の手を添えて、どうどう、と動物を落ち着かせるみたいに手を何度か優しく叩く。
既に栗栖の友達は校門を過ぎて、小さくなって見える。あんな恰好を栗栖も昔していたのか、とぼんやり思いつつ。 過去に不良で、高校デビューしたの、みたいなキャラがいてもいいのではないか?と漫画のネタにならないかと考えてしまうのはどうやっても忍崎の影響だった。]
(118) 2014/11/16(Sun) 00時頃
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っ、はー。
[地面に足がちゃんとつけば、襟の辺りの形状を戻しつつ、]
ユキさん、だったか?
良かったじゃないか。 書道部、見に来てくれてるんだろ。
(119) 2014/11/16(Sun) 00時頃
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パフォーマンスにも間に合うといいな。
[総長という言葉を聞いても、やっぱりさほど気にせず。 どんな人にでも、書に触れてもらえる、という方が嬉しいと思う書道馬鹿っぷりを発揮した。
校門入口ではパンフを配っている生徒が、不良友達を知り合いでその後、突然男の胸倉を掴んだ栗栖を「恐怖対象」として見ていた。ある意味正しい。 なので、そっと配っている横に積んであるパンフを2部ほど貰った。]
ほらよ。 さ、行くぞ。
喉の渇きがそろそろ限界だ。
(120) 2014/11/16(Sun) 00時頃
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― 校内 自販機前 ―
[自販機で、柑橘系の炭酸を買えばその場で、半分くらい一気飲みする。喉がぐわっと痛みを感じる。たまらない。蓋が開いたまんまのペットボトルを栗栖の前に出して、]
ひと口いる?
[たこ焼きの時と同じように自然にそうする。]
(121) 2014/11/16(Sun) 00時頃
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手を抜く理由はない。
[書に関しては至極、真面目だ。故に、パフォーマンスも(準備段階含めてかなり面倒ではあったけれど)頑張るつもりではある。だいぶ減ったペットボトルが戻ってくれば、残りを一気飲みしてゴミ箱にぽいっと捨てた。]
…しかし、あのロケットは総長のだったのか。
[鎖が切れる程の年期もの。貰った時から少し傷があったりしたのは、きっと色々と激戦を共にしていたからか、と勝手に納得する。]
やらんからな?
[貰った今、そこには大事な王羲之の肖像画。やっぱり返せは通用しないぜオーラを出した。]
(127) 2014/11/16(Sun) 00時半頃
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それを聞いて安心した。 よし、…ま、とりあえず白銀のクラスか写真部を目標に歩くか。
[胃も満たされたし、喉も潤った。 いざ、と校内をパンフレット片手に回り始めるが――――]
(130) 2014/11/16(Sun) 00時半頃
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見ろ、栗栖。 あのポスターの字。
あのポスターの「ね」だけ異常に味がある。
[廊下にべたべたと貼られているポスター。それを眺めながら内容を無視して字を観察している。文化祭は人の書いた字を色々と見れる機会でもあり、保としてはいい勉強になる、と思って過ごしている。]
(131) 2014/11/16(Sun) 00時半頃
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[そして各教室展示へと視線を向けつつ歩いていると、人が多くてぶつかったのか栗栖の身体が急に接近して肩と肩が接する。それと同時に、耳元近くで、]
…、可愛らしいな。
(137) 2014/11/16(Sun) 01時頃
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見ろ、あのクラスの看板の文字。 篆書を用いてアートと融合したかのような出来になっている。
[ピンクをベースとした看板で、象形文字みたいのを使いつつ花やリボンなどで看板全体を装飾していた。どうやら喫茶店をやっているクラスのようだ。]
ある意味これもまた、ひとつの作品だ。
[実に良い物を見た、という声色でうんうんと栗栖の横で頷いている。]
(141) 2014/11/16(Sun) 01時頃
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作品展ではそういうのは却下だが、 来年の文化祭の作品ならいいんじゃないか。
普段できない作品作りができるのが醍醐味だが… まあ、来年は受験もあるから忙しいだろうが、
[書道のパフォーマンスも1,2年がメインで行うものだ。だから、後輩たちが来年の準備をしていているのを見ても、手伝う事は出来ても、もう参加はできない。
少し、しんみりとした空気が流れたその時、]
なあ、栗栖。 [真面目な顔で栗栖の方に顔を向けて、―――]
(143) 2014/11/16(Sun) 01時頃
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[ゆっくりと腕を上げれば、栗栖の顔――― よりさらに後ろ、]
あの後ろの看板の文字… 絶対、ゴロウ先輩の字だ。
ふぉぉぉお、…おぉぉ、流石だ。素晴らしい。 すまん、もう少し近くで―――
[感心した声を出せば、いそいそと足を運ぶ。 こうして、うろちょろうろちょろしながらの移動は時間ばかりが過ぎていくだろう。**]
(144) 2014/11/16(Sun) 01時頃
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― 一階廊下 掲示板前 ―
[当初の文化祭の予定にはない突発企画がそこにはあった。>>#0:16 パンフレットにも載ってなかったので、最初「??」となったけれど、]
成程な…
[笠原先輩の姿がまだ廊下にあれば、納得する。>>#1:1]
何とも、 まつり、っぽいな。
[ふ、とこれからの事を思えば僅かに緩む口元。]
しかし、字の宝庫だな。見てて飽きない。
(180) 2014/11/16(Sun) 22時半頃
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[見れば、掲示板には写真がいくつも貼ってあり、
『審査員はそこのあなた!』 『気になった写真にイイネ!してネ!』
と笠原の字だろうか、手書きで書かれている。各写真が貼られた周囲にはスペースがあり、イイネ!といろんな人が持っているペンや数本備え付けてある色ペンで書きこんでいる。他にも、『先輩カッコいい!』とか書いていたが、まあ、コメント数がそのままポイントになるんだろうと思った。]
(181) 2014/11/16(Sun) 22時半頃
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[貼られた写真は、2年の栗栖達のクラスと3年の氷見山先輩のクラスの写真がメインだったけれど、他にも仮装している人の写真なら何でもいいと思ったのか、結構色々貼ってた。 その中に、栗栖の友達だと言っていた特攻服の姿もあれば、仮装であれば何でもあり感を感じた。 横にいる知らずのうちに巻き込まれていたクラスの張本人の様子を見れば、この企画がいかに突然のものなのかがよく解る。]
栗栖。
投票していくか。 せっかくだし。
[個人的には和装の方が好みではあるけれど、勝敗が絡むとなれば友人のクラスの方に票を投じてあげようとは思っている。後、さっき見たばかりの驚きの光景>>0:90の写真がそこにあったので、鷹野…あの写真を、とは内心で思った。写真はまだ貼られたばかりなのかイイネ!は少なめだったが、『壁ドンキター』とか既に誰かに書かれていた。]
(182) 2014/11/16(Sun) 22時半頃
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ライジは、携帯が震えたのでスマホを見れば…
2014/11/16(Sun) 23時頃
ライジは、そっと今は見なかった事にして、ポケットに戻した。
2014/11/16(Sun) 23時頃
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うん、気のせいだ。
[それはメールの内容に対してか、メールそのものに対してか。 正解は、両方。]
(185) 2014/11/16(Sun) 23時頃
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ライジは、掲示板の前で良心の呵責と戦っている。
2014/11/16(Sun) 23時頃
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…そう、だな 迷うな
[榊原、すまん!と心の中だけで謝罪をした。 鷹野の写真を選ぶ栗栖を横目で見つつ、保はポケットから筆ペン(常備)を取り出して、例の壁ドン写真の下に、超達筆で「イイネ」と書いた。]
(188) 2014/11/16(Sun) 23時頃
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…あ、いや、これは榊原か ―――
(190) 2014/11/16(Sun) 23時半頃
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栗栖。 オレらって 何時から、 だ った?
[すっかり文化祭(の文字)を楽しみモードだったが、この後の予定として大事な書道パフォーマンスがある。その為には、準備と着替えで最低でも30分は必要で、確か、集合時間に遅れると部長が―――]
……急げ。
[真顔だ。]
(191) 2014/11/16(Sun) 23時半頃
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…だよな。 って、オレのせいか!?
[突っ込みをいれつつ、ほらいくぞ、と人ごみではぐれないように栗栖の手を引きつつ既に部員が待っている部室へ急ぐ。]
― →書道部部室へ ―
(193) 2014/11/16(Sun) 23時半頃
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