214 サンタ養成学校卒業試験
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/* 鼠の寿命は約3年で、1年で言語を習得したとして、 学校生活で1年。卒業しても就業……。
細かいこと考えたら負けなパターンですね。もふもふ。
(-2) 2015/01/23(Fri) 11時半頃
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/* >文明レベルは現代と同等ですが、学校内のものは機械ではなく、妖精とか魔法とかでファンシーな感じに動いてます。
>外部から機械を持ち込むのは可です。(wikiより)
コピー機は……妖精さんかな?
(-3) 2015/01/23(Fri) 13時半頃
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/*
こっそり掌で押し固めた雪の欠片を、室内に戻って来た友、 サミュエル[[who]]の背中に入れたのはここだけの話だ。]
(-4) 2015/01/23(Fri) 14時半頃
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─ 校庭で ─
[白もふの捜索に掛かるのはさて、これで何度目だろうか。 彼の白い毛皮はともかく、あの赤い目は虚弱の徴。
かといって、外に出るなと釘を刺せる筈もない。 相手は鼠だろうと成年。更に言えば、自分より年上だ。
ヒトの言葉を覚え、小さな体で鉛筆を握り、時には雪に埋没。 捜索に人が集まるのも彼が努力家で、それに見合う人望故に。
背後から掛かる耳が痛む言葉>>4は、聞こえないふりをして。 雪はまだ舞わないが、明日の実技はどうだろう。思考が逃げ、 足元不注意で橇>>0:191に引っ掛かり、新雪に転がる始末。
舌を噛んだが大丈夫かと、言おうとした矢先にこれか。 体の前面が雪に隠れたのを良いことに、笑い声に渋い顔。]
(15) 2015/01/23(Fri) 18時頃
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……此処にはいないようだ。
[というより、いたら困る。
素手で雪を掬い、転倒を捜索にとあまりに苦しい偽造の所作。 その場の雪を掻き分け、窓から落下した地点に近付いて行く。
駆け出した姫君>>0:195は、T−305号を呼ぶために。 猟犬ならぬ、猟馴鹿。何度も活躍した助っ人ではあるが、 尾っぽの焦げ茶が餌にでも見えるのか、幾度となく齧られた。
動物のやることだから、と大目に見てはいるのだが。 ぶち、と嫌な音と共に数十本を毟られてからというもの、 彼の前に立たないように、後ろを晒さぬようにしていた。
奔放な彼から距離を取り、先程の転倒で髪に付いた雪を払い。 一歩進んでは、冷たくも白く柔かな海に遭難した級友を探す。
泳ぐなら雲の海にしろ、と無茶なぼやきを口にしながら。]
(16) 2015/01/23(Fri) 18時頃
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[やはり、人の身では力不足だったようだ。 見付けたらしい声>>0:197に、探す手を止め頭を上げる。
咥えられた白は雪と同色だが、四肢の先端と尻尾は桃色だ。
彼を受け止めた彼女の、悲痛な叫びに近付く足が速度を増し、 ハンカチを取り出しながらアシモフにと手を伸ばした。]
…………冷たいな。 だが、わざと体温を下げて体力を温存したのだろう。
[ハンカチで雪と水気を拭い、襟巻きの中に放り込む。 手早く暖める為にも、彼の腹が首の動脈に当たる位置に調節。
不安がるアリスには、鼠の中には冬眠する種族がいる、と。 彼がそうでないと知りながら、元気付けるための一言を。]
(17) 2015/01/23(Fri) 18時頃
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[意気消沈する薄紅姫の額に、つん、と軽く指を押し付け。 冷えた指先でも感じる冷え>>0:198に、 どれだけの間、彼女が捜索に当たっていたかが窺い知れた。]
お前も早めに教室に戻れ──…っ、ん?
[引っ張られ、何事かと振り向けば見た目は草食、瞳は肉食。 茫洋と、爛々とした黒檀に身を引くより早く、強奪される毛髪。 痛む頭皮を撫で摩り、腹を壊すぞと横面を掌で軽く上下。
外よりかは暖かい室内に戻るべく踵を返し、 途中で落とさぬように掌で支え、襟巻の上から塊を指圧する。 血液の循環と、気付けを狙っての素人手当て。]
もう少し人を頼れ。お前の手足はいくらでもある。
[聞こえているかどうかはさておき。 心配を押し付けるでもなく、迷惑だと詰るでもなく。 お互い無事卒業するのだろう、と言われた言葉を繰り返して。]
(18) 2015/01/23(Fri) 18時頃
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[教室に戻る前。こっそり掌で押し固めた雪の欠片を、 すぐには溶けぬようポケットの中に忍ばせて。
室内に戻って来てから油断を見せた隙に、 ピート[[who]]の背中に投入したのは*ここだけの話だ。*]
(19) 2015/01/23(Fri) 18時頃
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/* この人数でパルック出るのはやめろ。
29pt分削除、と。 自分の背中ならどじっこうめぇで誤魔化せたのに……。
ピートにはすまぬが、未エンカだし美味しいので許せ。 そして、寮に行きたいんだが……。 前日夜とはいえわざわざ教室にいるのかな、と。
(-5) 2015/01/23(Fri) 18時頃
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/* しかし、喉減り早い。そりゃ長文落としたしな。 身長は……160+12+4
(-6) 2015/01/23(Fri) 18時頃
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懐刀 朧は、メモを貼った。
2015/01/23(Fri) 18時頃
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/* やだ、あれで遊ぶ。 くっそ[ばしばし机を叩いて笑っている]
何やらアシモフを巡ってアリスと、に見えるが気のせいだな。 半確定の譲り合いだと大変かと思ったが、しょぼんとしたのを見て『うぁ、すまん!』とな。うむむ。 恋愛推奨ではないから諸々のセンサー切っているのです。
(-7) 2015/01/23(Fri) 19時頃
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/* 右に垂らした三つ編み。イメージ画像:病人キャサリン
メモ。箱前寒すぎて駄目だ。
(-8) 2015/01/23(Fri) 19時頃
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─ 夜・寮 ─
[寮に戻り、動きやすい服に着替えると髪を縛り直していた。 後頭部に高々とあった尾っぽは右側に寄せ、軽く編み込む。 胸元に垂らした荒縄は、頬杖を突けば机に触る長さにもなる。
実技の復習なら、何も夜でなく昼にやるべきだろう。 だが実際の配達は夜だ、より実践的に……というのは建前。 調子が悪くない限り、及第点なのだし回避したい、が本音。
防寒兼毛髪保護用の耳当て付き帽子を被り、寮の外に出る。 帽子以外は、大体いつもと同じ実習時のスタイルだ。
冷風が頬を撫ぜ、教室での温かい紅茶>>7が早くも恋しい。 あれのお陰で悴んだ手を、友人の体温で暖めずに済んだ。 手っ取り早いが、悲鳴が耳に痛いのと心証悪化は宜しくない。]
(30) 2015/01/23(Fri) 20時半頃
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─ 厩舎 ─
[道中や実習場所は等間隔に設置された蛍光灯で照らされ、 昼間程ではないが適度な明るさを保っていた。
寒い屋外でも光源の蛍達が然程機嫌を悪くせずにいるのは、 日夜努力する生物学部の研究の賜物だろう。>>0:103]
やはり、夜になると冷えるな。 終わった後は、汗が冷えないようにしないと。
[同じ様に実習練習に向かう級友と一言二言交わしながら。 厩舎に着くと重い扉を開き、一番大人しい馴鹿に近付く。]
……明日、頼むぞ。
[ぽすぽすと顔を撫でながら角の根本を掻いてやり、 ご褒美用の角塩をちらつかせた。]
(31) 2015/01/23(Fri) 20時半頃
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懐刀 朧は、メモを貼った。
2015/01/23(Fri) 20時半頃
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[どれだけ髪を乱されようと、直すのは手慣れたものだ。>>26 解いた髪紐を咥え、階段を下りながら纏めた髪を括り上げる。
咄嗟の行動で防寒を怠った中年見習いに一言向ければ、 大人気なく振り下ろされた鉄槌に、痛む頭を押さえた。
存外元気じゃないか、と呟いたのは自身の口腔の中だけに。]
相も変わらず、見た目に反して面倒見が良いな。 見方を変えたら幼女愛好者のようだ。
[ふ、と目を細めては、彼を小馬鹿にして拍手喝采。 アリスは幼女と呼ぶには大人びているが、対比的にだ。
自分には出来ない気遣いが自然と出来るのだから、 年を言い訳とせず胸を張れば良いのにと。 言った所で舞い上がるだけだ、と伝えてやるつもりはない。]*
(43) 2015/01/23(Fri) 21時半頃
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[アシモフが見付かった後。 口を動かす馴鹿にどつかれる、哀れなミナカタ。>>27 赤鼻であっても、漂う加齢臭でか仲間意識は薄いらしい。]
大丈夫か、おっ……ミナカタ。
[あからさまに言い直し、視線だけは同情を向けてやる。
ここにいる皆で、同じことを目指す最後の授業日。 あまりそう思えないのは、まだ続いて欲しいと願う所為か。 何気なく見上げた空は、泣きたくなるくらい澄んでいた。
教室に戻った後。 冷えた体に染みる温もりに、仄かに纏う空気を緩めながら。]
ありがとうな。
[入れてくれたポーラに、ゆる、と尾っぽを揺らして感謝を。*]
(44) 2015/01/23(Fri) 21時半頃
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/* 二十日鼠っぽいが、冬眠するんですね。 知らなかったってことでひとつ! (知らないが、と織り込もうとしたけど上手く書けなかった)
ゴールデンハムスターは冬眠するらしいけど、 よくよく考えたら体長15cm。その大きさならいけるか。
実技で空を飛ぶには橇で良いんだろうか。
(-9) 2015/01/23(Fri) 21時半頃
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/* 既に500切ってるけど大丈夫な、はず!
アシモフを寿司握りしたくなる衝動が[手をわきわき] 周りの級友達に距離取りすぎてないよな?と無闇な不安が。
(-12) 2015/01/23(Fri) 22時頃
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─ 夜・寮 ─
新聞の勧誘なら間に合っている。
[間違った訪問の声>>49には、こちらも間違った返答を。 出る直前だったが、訪ねて来るのなら部屋に招き入れた。 手元に甘味もあることだ、と。]
手早いな。疲れているだろうに、助かる。
[甘味作りは彼の息抜きにでもなっているのだろうが、 そうであっても払ってくれた労力に感謝せずにはいられない。
ちら、と一瞥だけに留めるのは、即座に食べないように。 実技の復習が終わった時の、自分へのご褒美にするためだ。
片手で甘味を受け取り、傍の机に皿を置く。 散々使って疲労した頭を労るように、ぽん、と掌で一撫で。]
(66) 2015/01/23(Fri) 22時半頃
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……口? んぐ。
[強請る声に、何かあるのかと控え目に開いた口。 押し込まれた甘さ>>50に、驚きから瞬きが増える。
唇のクリームと餡子を舐め取りながら、口をもごもごと。 毒味だからと悪びれず、どこか嬉々として募る口調。
眉間に皺が寄ったのは不快ではなく、飽和した面映ゆさだ。]
無理矢理押し込まずとも、一人で食える。 ……初めてにしては、美味いんじゃないか。
[覗き込む視線に狼狽が隠せず、見開いた目が行き場を無くす。 額を掴んで視線を遮り、照れ隠しに前髪を掻き混ぜた。]
これから俺は厩舎に行くが、テッドはどうする?
[手を離し。くい、と顎で外を示した。 彼が、何処か向かう先があるのなら無理強いはしない。*]
(67) 2015/01/23(Fri) 22時半頃
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懐刀 朧は、メモを貼った。
2015/01/23(Fri) 23時頃
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─ 厩舎 ─
[現実逃避で馴鹿の横面を撫で回すこと、数分。 鬱陶しい、と撥ね除けられた手に、昼間のことを思い出す。
避けようとし、首に当たる冷たさと落とす忌避に回避が遅れ。 冷えで痛みは鈍かったが、一撃は一撃だ。>>69
たまに傾けていたスキットルを、盗み飲みしてやろうか。 それともブラックコーヒーと称し、砂糖飽和な差し入れを。
実に馬鹿げた復讐劇を考える最中、外から人の気配。>>68 練習に来た級友だろう、と気を抜いていたのが失態だった。]
(85) 2015/01/23(Fri) 23時半頃
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───っ、誰だ?!
[パシッ、と背中に軽い衝撃。>>80 急に振り向いたせいで帽子がずれ、視界が隠され踏鞴を踏む。 馴鹿はというと、縛りきれなかった毛先を暢気に食んでおり。]
ぅ、こら、離せ。食うな。
[柱に何とかしがみつき、転倒は避けたが地味な痛みは点々と。 帽子を直し、悪戯の主が昼間悪戯を仕掛けたピートだと認識。]
ふ……………後で覚えておけ。
[鋭い眼光を向け、指先で引き金を引く仕草。 だが、馴鹿に髪を咥えられた姿は、何とも格好悪かった。]
(89) 2015/01/23(Fri) 23時半頃
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/* >>0:165
29+47も無駄にしてしまった。誤字め……。 テッドに飴を投げるか。ぽーい。
(-16) 2015/01/23(Fri) 23時半頃
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朧は、テッドならこうも馴鹿に遊ばれないだろうに、と嘆息。
2015/01/23(Fri) 23時半頃
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細かいことを気にしていると、ミナカタみたいにハゲるぞ。
[真正面から言い返され、反撃の弾は明後日の方角に。>>93 まだハゲていない?将来性を鑑みて、だ。 髪を心配してくれた級友>>78が、若ハゲの心配までもして いてくれてる、とは知らぬが華というものだろう。>>21
立ち上がろうにも髪を引っ張られ、膝を折ったまま。 ピートの声掛けにパッと口を離す馴鹿に、やれやれと溜め息。]
どうにも、じっとしていられなくてな。 一頭引きくらいでも感覚を掴んでおこうかと。
[背中の雪を払う彼に、吐息に消えた感謝の言葉を引き出し。 繋いでいる馴鹿の縄をゆっくり解き始めた。]
空でも飛べば、少しは気も晴れるかもしれんからな。
[テッドや他の仲間に比べ、乗りこなす確率は半々なのだが。]
(97) 2015/01/24(Sat) 00時頃
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─ 昼・教室で ─
[カップを受け取り、はにかんだ彼女>>81の頭上に揺れる耳。 ぴょこぴょこと小刻みに動くそれに目が奪われ、凝視数秒。
ここの生徒の何人かは耳といい、尻尾といい、何と誘惑の 多い外見をしているやら。異性に気安く触れられぬ気質上、 触ったことや、触らせてくれと頼んだことは、一度もない。]
コンビと呼べる程のものかは、どうだろうな。 俺が相棒を張れる程、あいつは小さな男じゃない。
[視線を遠くに投げて誘惑を振り切り、肩を竦めて誤魔化して。 意識を朦朧とさせながらも、労りを忘れない小さな手。>>42 あの中に詰まった情熱には敵わんさ、と緩く頭を振る。]
ポーラの紅茶にも敵わないように、な。
[卑下でなく、どちらも純粋な称賛。 付け足した言葉は、今思い出したようなふりをして。*]
(104) 2015/01/24(Sat) 00時半頃
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[まだではあるがな、と笑い声>>98に茶々を返す。 これを陰口にしない為にも、後で本人に直接言わなくては。
無駄に律儀なことを考えながら、手綱を腕に巻き付けて。]
それくらい、聞かずとも好きにすれば良い。 俺より上手いのだから、そう気負うな。
[ぐりぐりと直した帽子を撫でてずらし、扉を顎で示して。 トナカイもピートの肩に懐き、鼻先を擦り付けていた。]
迷いやすいならトナカイの声を聞け。 誰しも、一人で飛ぶ訳ではない。
[違うか、とは形だけの問い。 トナカイを引き連れながら、共に練習場まで歩こうかと。]
(109) 2015/01/24(Sat) 00時半頃
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─ 厩舎→練習場 ─
礼の言葉より、現物の甘味が欲しいな。
[視線が遠のいた感覚>>112を気にもせず、さらりと。 上手く素直になれない彼を真似ての言葉だったが、 存外熱が籠ったのは、部屋に置いてきた存在の所為か。
外に出ると、ひやりとした外気に帽子の紐を顎下で結び。 雪に足を取られぬ速度で、橇の轍を踏みしめる。]
トナカイとて、不安はあるだろう。 だが、彼らは背後の操縦者を信用しているからこそ、 前だけを真っ直ぐ見て走ってくれるのではないか。
[俺のようにちらちらと振り向かれては、信用がない証拠だ。 そう口にすれば、橇を引くトナカイ本人が同意を示すように上下した首を、分かってるなら止めてくれ、と軽く小突く。
練習場に着けば、もたもたと橇をトナカイに括り付ける。 しゃがんだ頭を齧ろうとする口を躱しながらの攻防付きだ。]
(121) 2015/01/24(Sat) 01時半頃
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/* >>0:198のしょんぼりをフォローしたつもりが、逆効果? それとも妄想癖の発露だろうか。牽制球、とか?
……もしくは、女子PCが怖いのが透けているのか。 どう接するか、接し方が分からなすぎるんですよね、うぐぅ。 頭を素直に撫でるべきだった?PL的にそれは厳しい。
サミュエルは体調でも崩しているんだろうか。生きて。 俺は一人で動きすぎなんだろうか[飴を二個食い1000pt消費]
(-17) 2015/01/24(Sat) 02時頃
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[橇が外れてしまわないか、ハーネスが留まっているかを確認。 怠れば、自分の怪我やトナカイの故障にも繋がる重要事項だ。
ピートにもチェックを頼み、大丈夫との声を機に橇へ乗る。 橇に乗る際、立ったり座ったりは個人の自由らしく千差万別。
尻が痛くなるから空を舞うまでは立ち、安定すれば座る者。 最初から最後まで空気抵抗を甘受し、空の旅を満喫する者。
自分はというと、地上では座った状態で飛び立った瞬間につい立ち上がるという、不器用極まりない走行法しか出来ない。
そもそも、何故配達学部以外にも橇の実習があるのか。 一通りの技能があってこそ一人前のサンタクロースだと、校長の言いくるめに合ってからは文句を言わずにいた。
橇制作も、実際に乗らなければ分からないこともある。 それに配達以外に、普段の移動手段としての活用も出来る。
理に敵っている。だが、表情が乏しかろうと怖い物は怖い。 級友に対してもそうだ。冷やかしを混ぜてしまうのも、 近付き過ぎ、関わり過ぎ、深入り過ぎてはないだろうか、と。]
(138) 2015/01/24(Sat) 02時半頃
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つっ。……すまない、考え事をした。
[トナカイが振り向き、ガタ、と揺れた橇に顔を顰めた。 ひらりと謝罪を籠めて手を振り、操縦に意識を集中させる。
考えてどうになる。 いくら思考を巡らそうと、実行しなければ無も同じだ。
は、と白を吐き出しては手綱を握り締め、トナカイを操る。]
そろそろ体は温まったか? あまり遠くには行けないが、少しだけ空を舞おうか。
[く、と縄を引いて向きを変えた先には小さな傾斜。 空へと旅立つ為の、射出台。
加速して地を蹴るトナカイの躍動を手綱に感じ。振り落とされぬように、飛び立つ邪魔をしないように橇全体の均衡を保つ。
ぐんぐん速度を増したトナカイは、練習場の上空を旋回させようとした意図に反し、目的の高度を増して行き──。]
(139) 2015/01/24(Sat) 02時半頃
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