24 明日の夜明け
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─伝説の樹─
[月の色が、変わる。 赤から、青へ。 同時に、周囲を跳ねていたボールは動きを止めて、地に落ちた]
……終わった……けど。
なあ。
まだ、おわんねぇ、の?
[零れたのは、掠れた声。 それでも、場にいる二人には十分に届くもの]
(1) 2010/08/10(Tue) 00時半頃
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[は、と息を吐いて、その場に座り込む。 左腕は、相変わらず重いまま。微かな疼きも、感じられて]
さっすがに……これって……。
[きっついぜ、と。 掠れた呟きを落として、胸ポケットの携帯をぎゅ、と握り締めた**]
(2) 2010/08/10(Tue) 00時半頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2010/08/10(Tue) 00時半頃
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─伝説の樹─
[終わったけど、終わっていない。 返される肯定に、苦笑が滲む]
……んでも、終わってねぇんなら。 まだ……崩れちまうわけには、いかねーよ、な。
[それでも、諦めを口にしないのは、半ば意地。 ゆっくりと立ち上がり、命の実を見て。 ズリエルの、犠牲、という言葉に瞬いた直後に──カルヴィナの叫びが聞こえた]
(14) 2010/08/10(Tue) 07時半頃
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……え。会長、さん?
[思わず零れる、惚けた声。 三度目。 そんな言葉が頭を過ぎり]
なん、で……。
[続けて零れたのは、こんな言葉]
ちっ……本気、わけ、わかんねぇっ……。
[苛立たしげに吐き捨てた後。 倒れていたメアリーにズリエルが呼びかけるのを横目に、泣きじゃくるカルヴィナの側へ行って]
(16) 2010/08/10(Tue) 07時半頃
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……先輩……。
[泣かないで、とは、さすがに言えなかった。 いくら鈍い自分でも──この状況なら彼女の気持ちくらいは、察しがつく。 だから、ソフィアに良くやっていたように、ぽふ、と頭を撫でて]
……フォークナー先輩のこと……探しに、行きます、か?
[小さな声で、こう問いかけた**]
(17) 2010/08/10(Tue) 07時半頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2010/08/10(Tue) 07時半頃
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/* すっげー悩むとこではあるんだが!
しかし、こう来るとは思わなかったなー。 いやま、PC視点襲撃なら、妥当すぎるんだけどさ(汗。
ちなみに、デフォが初めて男子に行った。 本日ズリエルでした。
(-7) 2010/08/10(Tue) 07時半頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2010/08/10(Tue) 19時半頃
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─回想・グラウンド─
ん……そーっすね。 オレも、こんな形で、なんて、思ってなかったから。
色々後悔、数え上げたらキリ、ねーや。
[涙と共に零れる言葉たち>>27 >>28。 返したのは、ごく軽い口調の言葉。 立ち上がる様子に>>29に、へにゃ、と崩れた笑みを浮かべ。 ソフィアの名が紡がれると、軽く、首を横に振り]
……あの二人の、どっちか……?
[続けられた言葉に瞬きしつつ。 ともあれ、探しに行く、というカルヴィナを支えて歩き出した]
(48) 2010/08/10(Tue) 20時頃
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─美術室─
[たどり着いた美術室。 消えた二人の話に、軽く、唇を噛んで。 交わされる言葉には、口を挟まなかった。
と、いうか、挟めなかった。 口を開いたら、リミッターがどっかに飛びそうな気がしていたから]
……ざけんなっつーの。
[やがてメアリーが駆け出し、フィリップがその後を追っていった後。 口をついたのは、低い呟き]
(49) 2010/08/10(Tue) 20時頃
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若者 テッドは、がん、と音を立てて、近くの壁を殴りつけた。右手で。
2010/08/10(Tue) 20時頃
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……ん、ああ。 それは、かまやしねぇけど、なるべく早く戻ってきてくんね?
[風に当たってくる、というズリエル>>43に、返す声はやっぱり低かった。 俯き加減の背後には、何か漂って見えたかも知れない。 何故、と問われたなら、ゆっくり、顔を上げて]
(50) 2010/08/10(Tue) 20時頃
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……あのバカ先輩、一発ぶん殴らねぇと、気がすまねぇから。
[物騒な決意を口にする目は。 完全に、座っていた**]
(51) 2010/08/10(Tue) 20時頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2010/08/10(Tue) 20時頃
若者 テッドは、メモを貼った。
2010/08/10(Tue) 21時頃
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─美術室─
[カルヴィナの叫び>>52 >>53にも、何も返さなかった様子>>54に、リミッターはまた、軋んだ。 最初から、理解自体を拒絶しているようにも見える様子。 彼の内心や心理変遷、それを知らぬが故に、こちらも表層での認識が強いのは否めない、けれど]
……は。 結局、見たいのは、てめぇの居心地のいい世界だけ……ってワケ?
[普段は、怒りは面には出さない。 本気で怒った事は、数えるほど。 もっとも、それと知る者の方が少ないから。 今の危険度は、多分、他者には測れないかも知れないとかなんとか]
(55) 2010/08/10(Tue) 21時頃
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/* さて、どーしよっかな!
正直、オレはそろそろ落ち時かなとも思うんですが。 どーなるのかしーらー。
んー、フィル残すんなら、ズリエル残したいのだが。 そうなると、投票先はカルヴィナになるのだが。
フィルが落ちたいのか残りたいのか、未だに読みきれん(汗。
(-30) 2010/08/10(Tue) 21時頃
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[それでも何とか、しばらくは気持ちを落ち着けようと試みた。 気持ちの乱れは、写真に映るから、とは師の口癖で。 平常心や無心を保つ方法は、自分なりに見つけてはいた]
……あー……そっか、誤魔化す以前の問題の可能性。
[それなりに落ち着けた、と思った所で聞こえたカルヴィナの言葉>>57。 ひとつ、ふたつ、と瞬いた]
なら、余計に聞く耳持たないモードに入る、か……。 んでも……んー……。
[メアリーが、という言葉>>58に。 やはり、浮かぶのは、思案のいろ]
(59) 2010/08/10(Tue) 21時半頃
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メアリーが、関わっているとして。 ……なんで、ソフィや、先輩方が……っていうのが。 みんな、メアリーや……それから、フォークナー先輩とも、仲良かったじゃないっすか。
[引っかかる疑問。 カルヴィナの言葉もズリエルの言葉も、ほとんど疑ってはいない。 何せ、祖母の御守りに効果があったくらいなのだから、どんな事態も不思議はない、という認識もどこかにあった]
……ん、そーっすね。 かえんないと、絶対。
[肩を叩かれながらの言葉には、微か、笑った]
(60) 2010/08/10(Tue) 21時半頃
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……取りあえず、どーしますか。 ここで、悩んでても仕方ないし。
……もっかい、話に行った方がいいっすかね。
[一発は殴りたいし、と付け加える辺り。 やっぱり危険度はあんまり変わっていないらしい]
(61) 2010/08/10(Tue) 21時半頃
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ですよ、ね。 行き違いや蟠りはあったかもしんないけど、そこまでっていうのは、なかったはずですし。
……助けたいって気持ちは、みんな、誰かしらに持ってたから。 助けるために、っていうのが……自然、なのかも知れない。
[カルヴィナの言葉に>>64、一つ頷いて]
んー……オレじゃなくて、ソフィになら、或いは話してくれたかもしんないけど。 ちょーっと難しいんじゃないっすかね? だから、そっちは先輩に任せますよ。
[自分になら、という言葉には、肩を竦めてこう返し。 真面目な顔での返答には]
(65) 2010/08/10(Tue) 22時頃
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殴り合いになんなら、上等ってもんっすよ。
[真顔できぱっと言い切りました]
(66) 2010/08/10(Tue) 22時頃
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若者 テッドは、なんて、物騒な事を言いながら、二人を探して歩き出す。
2010/08/10(Tue) 22時頃
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/* なんかね、うん、そのね。
……みょーなスイッチ入ったっぽいっす。 [お前な]
(-34) 2010/08/10(Tue) 22時頃
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─ →屋上─
[とはいえ、どこに行ったのかの宛があるわけではなく。 取りあえず、校舎の中から当たってみるか、とあちこち眺めながら進んでいく。 カルヴィナを気遣いながらの歩みは自然、遅くなりがちで。
屋上にたどり着いた時には、二人の話は終わっていたか]
……っと、ここにいたっすか。
(67) 2010/08/10(Tue) 22時頃
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若者 テッドは、鳥使い フィリップの姿を見つけると、ぼそり、と呟いた。
2010/08/10(Tue) 22時頃
若者 テッドは、それからすたすた、フィリップの前まで歩いて行って。
2010/08/10(Tue) 22時頃
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……唐突っすけど。一発殴らせてもらえないっすかね。
[じとん、と座った目で睨みながら、無茶言った]
(68) 2010/08/10(Tue) 22時頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2010/08/10(Tue) 22時頃
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[元より、メアリーにとばっちりを出す気はさらさらなかったから、距離を取るのは構わなかった]
理由は……そーっすねー……オレとしても、どっから言い出せばいいのか、そろそろわかんなくなってきてんですけど。
[がじ、と頭を掻きながら、綴る口調は、軽い。 声は低いが]
一番の理由は、あんまりにも甘えてるのが許せねえ、ってとこっすかね。
今、ここにいる中で、一番恵まれてんのに。 ただそれに甘えるだけで、周りちゃんと見てねぇのが。
[言いながら。 無意識か、右手は胸ポケットに一度触れて、離れた]
(73) 2010/08/10(Tue) 22時頃
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……なに、勝手にわかってんだっつーの。
[大体わかった、という言葉>>72。 声の温度が下がった。下がりまくった]
そーやって、人の話ちゃんときかねぇーで、自己完結して。 自分の世界にだけ閉じこもってんのが、むかつくんだってぇのに……っ!
(74) 2010/08/10(Tue) 22時頃
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─屋上─
……反論、しねーのかよ。
[自嘲の笑み。眉が寄る]
んで、そうやって、自分だけが痛い思いして。 そんで、耐えてるオレカッコいい、とか思いながら、慰めてもらうわけ? そうやって、てめーの弱いとこ正当化しながら、ひょろひょろ生きたいって事っすか?
……そんなんで、本気で。 大事なもの、まもれるとか思ってんじゃねーだろーな。
[ぐ、と右手に力がこもる。 まだ、動かない、けれど。 視線は厳しさを帯びる]
(76) 2010/08/10(Tue) 22時半頃
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/* ……は。 勢いで書いてしまたが、神視点なってないよな!? 一応、今日の段階で見えた部分しか、思考には、入れてない、つもり、なんだけど。ど。
PL視点入ってたらすいません、と今更ながらorz
(-40) 2010/08/10(Tue) 23時頃
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─屋上─
……自覚あって、反論しねぇとか、どんだけなんだよ……。
[苛立ちをこめた呟きが零れる。 いらつく。もどかしい。 いらついているのは、こうしているのが八つ当たり込みの自覚があるから、なのだけど]
なんて、か。 別に、なんだって、いいんすよ。 オレは、ただ。 アンタが、自分の世界から出ないのが。 ……メアリー守る事に託けて、自分守ろうとしてるようにしか見えないのが。
それが…………なんでって。
[ぎ、と。 俯いて、きつく、唇を噛む]
(79) 2010/08/10(Tue) 23時頃
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大事なものが。 側にいて。 話ができて。 触れ合えて。
それが、当たり前に、できるのに。
なんで……そんな風なんだよって……。
それが……。
[ぐ、と。 再び、拳に力が入る]
それが、どーしよーもなく、許せねぇんだよっ!
[きっ、と上がる顔。 直後に、握った拳がフィリップの頬に向けて繰り出された]
(80) 2010/08/10(Tue) 23時頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2010/08/10(Tue) 23時頃
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/* ちなみに、>>80は自分だけでなくて、カルヴィナの事も入ってるんだよ!
というのは。
ここで言っても伝わりませんねー(´▽`)
(-48) 2010/08/10(Tue) 23時頃
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─屋上─
[自分も万全の状態じゃないから、まともに当てられるとは思っていなかった。 それでも、一度感情をぶつけたくて、繰り出した拳は弾かれて、それる]
自分の世界に閉じこもってないってんなら。 なんで、全部、自分のせいとか言うんだよ。 自分が死ななかったから、とか……。
[はあ、と。大きく息を吐き出す]
……そんな風に言われる回りが、どんだけ辛いか、とか。 どんだけ、傷つく、とか。 そこまで考えてるように、思えねぇんだよ。
(86) 2010/08/11(Wed) 00時頃
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[囮の話。 一瞬、目を伏せる]
……あん時、オレにできたのは、それだけだった。 正しかったのか、間違ってたのかは、今でもわかんねぇ。 ただ、それで、ソフィ苦しめたから。 んで、謝れねぇまんまだから。 ……そんなてめぇに、腹たって仕方ねーけど。
けど、いつまでもその事、悔やんで、自分責めて、それで。 ……誰か、喜ぶのかよ。
喜ばねーし、逆に、苦しい思いさせちまうかも知れねぇじゃんかよ。
[声が掠れてきたのは、多分。 一つの感情が鎮まって、別の感情が波打ってるから。 右手が落ちて、顔もやや、俯いた]
(87) 2010/08/11(Wed) 00時頃
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[上手く言えないのが、伝わらないのがもどかしくて悔しくて。 わかって欲しい事は、多分、単純なのに上手く言えなくて。
そんな自分が情けない、と。 そう、思った矢先に響いたのは──覚えのある、咆哮だった]
(88) 2010/08/11(Wed) 00時頃
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