99 あやかしものと夏の空
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― →宿泊所2階 ― [ちらりと外の様子を窺った。 まだ「オスカー」は外か、或いは、厨房の方か――。 そう考えて。
結局、痛む腰をさすりつつのろのろ二階へ上がった。]
痛てて、水撒いた奴見つけたら、とっちめてやる。
[完全なる私怨だった。]
さて、さっき鞄を置いた部屋は――と。うん?
[足早に部屋へ向かうと、子犬の吠え声がした>>9]
(24) 2012/08/11(Sat) 00時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2012/08/11(Sat) 01時頃
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2012/08/11(Sat) 01時頃
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……ああ。 もしかしてさ、君の部屋だった? どかすよ、すぐに。部屋はたくさんある。
[特に悪びれもせず、ゆり>>36に告げた。 ボストンバッグに手を伸ばし、床を引きずる。
腕の中の子犬を見ると、ぴくりと肩が揺れた。 けれども、あくまで平然と。]
十年ぶりに戻ってきたから勝手も分からないってわけ。 …………君は?
(48) 2012/08/11(Sat) 01時頃
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ラルフは、いつの間にやら、働かない自分の食い扶持が危機に陥っている>>53ことは知らない。
2012/08/11(Sat) 01時頃
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/* 明さん、しっかり者でかわいいな。
そしてちゃらんぽらんでなんにも働かない僕。
明日は僕と明さんとオスカーと。 もう一人くらい落ちるかなー、さすがに。
(-13) 2012/08/11(Sat) 01時頃
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/* たまこさんちょうかわいい。 ロール傾向が大分ナカノヒト好みなんである。
ぴゃっと逃げるクラリッサもにゃんこかわいい。
(-16) 2012/08/11(Sat) 01時半頃
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[毛並みに誘われそうになる指をぐっと握りこむ。
引き寄せた鞄を担ぐと、ゆりの方をじっと見て。]
ところで、……僕の顔、覚えてる? なんかさ、見覚えがある気もするんだけど。
[人が入れ替わり立ち替わりで慌しい。 人付き合いが最低限レベルの男の記憶領域は、既に限界だ。
彼女の目を患っていたことなど知らぬがゆえに、 自分の顔を*指差してみせた*]
(76) 2012/08/11(Sat) 01時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2012/08/11(Sat) 01時半頃
ラルフは、くしゃみをした。ついに労働が足音を立てて忍び寄っている>>72ことは知らぬまま。**
2012/08/11(Sat) 01時半頃
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― 昨日:宿泊所二階 ― [ゆりの言葉>>93に、ぽんと手を打った。]
目が……ああ。診療所の?
[乗り出されて、両手を軽く挙げながら肩を竦め]
あれ、もしかしたら人探し?
だったら悪いけど、僕じゃないんじゃないか。 診療所で見かけてちょっとお話したってだけだから、さ。
[当時のことを思い出して、頬をかいた。]
(148) 2012/08/11(Sat) 16時半頃
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― 回想 ― [親戚を見舞った診療所で見かけた、弟より幼い少女。 それが目の前の娘であるのかどうかは知らないけれど。
目が見えないと聞いたならば、 「へえそうか、それはとても勿体無いことだ」 真顔でそう言って、医者先生の見ていない隙に、 一方的に、本で読んだ話をいくつか語って聞かせた。
仔狐の買い物話まではよかったが、あとに窮する。 完全に、ラルフ少年の趣味に走ってしまった。
……結局、続いたのは、鼻の大きな僧侶の話、 小鳥とねずみとソーセージが同居するシュールな話。]
(150) 2012/08/11(Sat) 16時半頃
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[幼い少女向けの物語でなくとも、気にしない。 好きなだけ語って少年は満足した。一方的に。
外への憧れは聞いたか否か、聞いたとしても、 年齢相応の分別と慎重さがあった分だけ、 それは僕には叶えてあげられないね、と応える他なかった。
もっともそれも、親戚の骨折が治るまでの数度だけ。 その少女が転院したことも知らないままだった。*]
(151) 2012/08/11(Sat) 17時頃
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― 昨日の夕食前:宿泊所2階 ― [思いつく名前を何人か挙げる。]
僕より小さかった子たちに聞くほうがいいかもしれないね。 団野とか、あとは……戸塚の姿も見たような気がするし。
でも。
[ゆりの姿をじいと見て、目元を緩めた。]
もしあのときの子だっていうならさ。 ……よくなって、よかった。
(152) 2012/08/11(Sat) 17時頃
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でなきゃ、本が読めないじゃないか。 人生における重大な損失だ。
[機嫌よくそんなことを言いながら、 ゆりに促されるままに>>112頷いて、階下へ向かう。]
食いっぱぐれたら、流石に体が持たない。 ここへ来るには、たくさん歩かされたしな。
[途中、ボストンバッグは別の空き部屋に放り込んだ。]
(153) 2012/08/11(Sat) 17時頃
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― 昨日:夕食 ― [降りてゆくと、ちょうどジェフが音頭を取っていた>>105]
はいはい、乾杯ー。 ……で、ワインあるの?
[開口一番そんなことを言ってのけ、ジェフを見やる。 勧められると嬉しげにひとくち含んで、…眉間に皺を寄せた。]
ん。どこのだ、これ。……まあ、我侭は言わないけどさ。
[新酒のような酸味ながら、香りはほとんどない。 まさか二十年前のボージョレだなんて思わないから、大人しくちびちび飲んでいたのだが。]
(158) 2012/08/11(Sat) 18時頃
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[ワインのコップ片手に、誘われればシメオンの隣>>114に座る。]
なんだ、僕のことが苦手なんじゃなかったのか。
[わけはわからないながらに、悪い気はしない。 ぐいぐい勧められるフルーツヨーグルトにはきょとんとしたが、 スプーンをとって、一口。]
ああ本当だ、悪くない。 ……もしかしてさ、君、甘いものが好きか?
[カレーもあまり進まない様子。 荷物の中に菓子かなんかあったかな、と思いながら。
そんなとき。 隣で突然カレーにチューハイが投入された>>110のには驚いた。]
(159) 2012/08/11(Sat) 18時頃
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オス、
…………っ、
[つい強く声を上げかけて、口ごもる。 昔、やんちゃな弟をたしなめたときの口調が出た。]
……いけないよ。人を困らせることしたらさ。
[眉を下げ、他人行儀にやんわりと。]
(161) 2012/08/11(Sat) 18時頃
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じゃあ、僕のを半分……、と、ああ。
[辛いの駄目なんだっけ、と思い至る。 立ち上がり、新しい皿にごはんをよそった。
甘口の鍋は、ほとんど空のようだったから、 大人向けのカレーを冷蔵庫の牛乳で伸ばして。]
僕のうちでは、弟が小さい頃はそうしてた。
[騙されたと思って、と金髪少年に差出して。
その牛乳入りカレーは受け入れられたか否か。 ともあれ、彼が恙無くカレーを食べる様子>>117は、横目で見守っていたのだった。]
(162) 2012/08/11(Sat) 18時頃
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おーい、団野。 僕と飲むんなら、自分の酒量くらい弁えるんだね。
……まあ、それだけべろべろに酔っ払われると、却って愉快だけど。
[出来上がった彼女>>146に水のコップを押し付けた。
食後、風呂の話>>72は誰かから聞いた。 結局、ぶーぶー文句を言いながら、風呂掃除当番に。]
…僕の一番嫌いな言葉は、働かざるもの食うべからず、だ。
[今きめた。
そうして、風呂の後には倒れこむように寝台に横になり、ぐっすりと*]
(163) 2012/08/11(Sat) 18時頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2012/08/11(Sat) 18時半頃
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/* もうwww 締尾様がかわいすぎるだろちょっとwwwww
弟もかわいすぎてブラコンになりそうだし。 この村かわいい人多すぎるだろうもう。
(-44) 2012/08/11(Sat) 20時頃
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/* いろいろな人から補完が来て、どこに返事すべきかとても悩む僕。いや、嬉しいんだ、とても嬉しいのだが!
まだ会ってないひとはいっぱいいるものの。 今日落ちるんなら、手を広げるべきじゃない、か?
(-47) 2012/08/11(Sat) 21時頃
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― 早朝:宿泊所自室 ― [ごそごそと手だけ伸ばし、時計を確認する。 半ば自由業ゆえの体内時計の狂いは、昨夜の早寝によってリセットされたらしい。]
ここでこのまま本でも読んで……いや。 五月蝿そうだよね、ここ……。
[うう、とうめいて、起き上がった。 着替えて本を手にすると、宿泊所の外へと出て行った。涼しげな木陰でもあればいいが、と散歩がてら。]
(179) 2012/08/11(Sat) 21時半頃
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― 雑貨屋前 ― [おや、と足を止める>>170。
昔は、店主は老人だった気がするけれども……なぜか、その顔がうまく思い出せないことにも首をひねった。]
おはようございます、と。 あれ、君……昨日宿泊所にいたっけ。
[店番の少女に声をかけて。 興味深そうに、古い商品の並ぶ店内を覗き込んだ。]
そういやボールペンが切れたんだけど、置いていない?
(180) 2012/08/11(Sat) 22時頃
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[レティーシャに続くようにして、店内に入る。 ぶら下げてあるボールペン>>187、一本手にとって。]
最近はパソコンばっかだからさ、うっかりしてて。 ああ、これでいいや、安いし。いくら?
[財布をごそごそとやりながら、何気なく問うた。]
お孫さん?
[当時の店主の、という意味だ。 孫だろうと思っていたから、彼女の姿はラルフにとって、二十歳に満たないくらいに見えていた。]
(192) 2012/08/11(Sat) 22時半頃
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― 雑貨屋 ― [少女の笑み>>204には、なるほど孫か、と合点した。]
そうそう、それから駄菓子か何かあったら……、 ああ、これでいいよ。これも一緒に。
[手にしたのは、小さな30円のチョコみっつ。 包み紙に顔を近づけて見て――生活に困らない程度ながら視力は良くなかった――目を丸くする。]
……この期間限定のフレーバーってさ。 何年も前に販売中止じゃなかったっけ。 すごいな懐かしい、まだあったんだ。
[財布から言われるままに金を出し、少女に手渡した。]
(212) 2012/08/11(Sat) 23時頃
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ラルフは、30円チョコと限定版チョコバットを両手に、ちょっと嬉しそう**
2012/08/12(Sun) 00時半頃
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2012/08/12(Sun) 00時半頃
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― 少し前:雑貨屋 ― [店番少女の言葉>>238に、棚へ向く視線を外して。]
好きだったから、復刻されたのなら嬉しいけど。
……うん、おまけ? 随分、気前がいいね。
[嬉しげにチョコバーに目を近づけてから、声を上げた。]
うわ。これも、限定のホワイトチョコの……! なんだここ、宝の山みたいだ。
…もしかして、ここの商品買い占めてネットオークションにかけたら、ひと儲けできるんじゃ……。
[ちょっと悪い顔で、夢の欠片もないことを呟いた。]
(338) 2012/08/12(Sun) 16時頃
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― 午前中:外→林 ― [結局、勧められるままにサイダーも買ってしまった。 昔なつかし、瓶のものを一ダースとちょっと。
その結果、当然ながら。]
……う。おっも。
[普段は、運動不足のケがある。 なにせ、家に篭もって翻訳の仕事をしていて、昼夜すら時折逆転しかかるような生活だ。
ぜいぜいと息を切らしながら、林に分け入った。]
(339) 2012/08/12(Sun) 16時頃
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たしかこの辺に涼しい木陰があったはず……。
[よく通った林を、迷いなく進む。 とりわけしっかりした楠の木の根元に荷物を置いた。
勝手知ったる…とばかりに腰を下ろす。]
そういえば、僕、この木が好きだったっけ。 どうしてだったか――、
[ふと、周りを見やる。 見知った瓦屋根>>0:10が目に入って、顔をゆがめた。]
(340) 2012/08/12(Sun) 17時頃
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― 回想 ― [いつしか一方的に、友達のように親しく思っていた。 「締尾様は、お前のことをいつも見守ってらっしゃるよ」 そう笑った祖母に、うん、知ってる、と大きくうなずいた。
それなのに、一番援けてほしいとき、 締尾様は、何の手も差し伸べてはくれなくて。
それならば、神などいないのだ――そう思うほうが楽だった。 締尾様は見守ってくれてなどいなかった、そう認めるよりは。]
(341) 2012/08/12(Sun) 17時頃
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[本当の本当は、解っていた。
弟が助からなかったのは締尾様のせいなんかじゃない。 僕が止めれば、弟は死なずに済んだかもしれないことも。]
(-86) 2012/08/12(Sun) 17時頃
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― 午前中:林 ― [そうだ。ここは、締尾様の祠が一番良く見える場所。
開きかけた本を静かに閉じて、ふらりと立ち上がった。]
……どこか他に、涼しいとこ。
[足早に傍を通り過ぎるとき。 半開きになった祠の扉の隙間から、見えた。 否、正確には、「見えなかった」というべきかもしれない。
――その中に九尾の狐の像がないことを。]
いや、僕のことだし、見間違いだろう。 なにせ、視力表の一番上の輪っかも見えないくらいだ。
[どうしてか今も、ここが無くなるのは悲しい――そう思った。]
(342) 2012/08/12(Sun) 17時頃
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― ゆうべ:夕食前>>171 ―
うん、何度か読み聞かせの真似事、みたいなことを。
[微笑んで礼を述べるゆりには、たじろいだ。足を止める。]
……あ、ああ。そう?
[なんだかきまり悪い。調子が狂うな、と頬をかいた。 素直な少女を前に茶化すほどにはひねくれていなかった。]
そうだ。……僕は、ラルフ・ブラックストン。 いつまでも「読み聞かせのお兄さん」じゃ不便でしょ?
[とりあえずは、ぶっきらぼうに名乗っておいたのだった。]
(343) 2012/08/12(Sun) 17時半頃
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― ゆうべ:夕食時>>166 ― [隣の席の金髪の少年は、くるくると表情を変えた。 震えてみたり、目をまんまるにしてみたり。 思わず、皮肉に歪むことの多い口元が、柔らかく緩む。
零された謝罪>>166だけは、何か雰囲気が違って聞こえて。 気になりはしたのだが、そのうちに忘れてしまった。
服の裾を引っ張られて>>168、そちらを見やる。]
いいや、どう致しまして。 それにしても、随分と古風な喋り方するね、君は。
[アニメの真似?なんて、失礼なことをぽつりと。]
うん、シメ、オン……?
[なんだか、聞き覚えのある名前のような気がした。 だが、知っている誰の名前とも一致はしない。 頭を悩ませているうちに、彼は去ってしまったのだった。]
(344) 2012/08/12(Sun) 17時半頃
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― ゆうべ:就寝前 ―
トモダチ相手にふざけて何が悪い……か。
[寝台に仰向けになりながら、「オスカー」の台詞を繰り返す。
あれは、弟がよく自分にした口答えだった。 聞くたび、自分は眉をしかめ、「親しき仲にも礼儀あり、だろ」と祖母の受け売りで応えたものだ。…弟は、ほとんど言うことを聞かなかったが。
夕食の席では、何も言うことが出来なかったけれど。]
それに、ジェフにヒキガエルを……ね。
[計画を打ち明けられたときは、一切怒らなかった。 「ヒキガエル? かわいいよねえ、あれ」とだけ返し、ジェフも喜ぶだろうと(本気で)思ったのだが、あにはからんや。]
そのことも覚えて……なんて、まさか。有り得ない。
[顔をしかめて、目を閉じる。 じきにうとうとして、翌日はすっかり意識の外だった。]
(346) 2012/08/12(Sun) 17時半頃
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