213 舞鶴草の村
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?? 困っている人が居れば、助けるのは当然だろう!
[格好いいと言われて気をよくした訳ではないけれど。 寧ろ笑われたり、きょとんとしたりされることが多かっただろう
引いた手は温もりを帯びており、嗚呼 竹刀以外の−いや、人の肌など触れたのは幾許ぶりだったか]
盗まれて困るもの かァ…
[問いかけられては考えてみた 最悪、この竹刀−相棒−を盗まれても、拳ひとつで悪党に向き合えばいいだけの事 もっと大事な…と考えれば 思い至ったのは]
"信念"だッ!
[正義こそ善 この心だけは誰にも砕かせやしない そして「盗んできてほしい物」と聞かれれば、またちらりと悪い考えが浮かんでしまっただろう]
(9) 2015/01/26(Mon) 14時頃
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あァ… 別に盗んできて欲しい訳じゃぁ無いが… 「欲しい物」ならァ…
「刀」かなぁ…
[盗むだ盗まないだ、穏やかじゃない話を 呟くようにいい放つ こんな話をするのも、遊郭の空気のせいだ。 遊郭の雰囲気は 何時だって心を迷わせる]
(10) 2015/01/26(Mon) 14時頃
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門下生 一平太は、メモを貼った。
2015/01/26(Mon) 14時頃
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へへ、そう言われる程の事じゃあ無い!
[礼を言われればどこかこそばゆく。 大袈裟だ と照れ笑いを返すと、おずおずと続いた声には、何時もの調子で答えただろうか]
ん?あぁ、嫌だったか?
[くすくすと邪な笑いが二人を刺せば、遊女は悪趣味だ などと思ったが彼の整った顔立ちも手伝っての事だろう 別に笑わせておけばいい。真の事はこの二人が知っているのだから]
僕は、気にしないけどな! [何か有事の時に護り易い事もあるが、それを告げては「自分の身くらい護れる」と不快感を与えると思い、胸の中に留める]
(23) 2015/01/27(Tue) 03時頃
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信念があるから、僕は僕で居れるんだ… 正義を気取れなくなったら、僕はきっと怖くて怖くて生きていけない そんな気がする
[盗まれたら困る物 という話題に声の調子を変える そして竹刀をちらり と見られれば掛けられた言葉]
あァ…こんな偽物じゃなくて… やっぱり、もっと立派な すらりとした真剣が…
[言いかけた所でふと思う、真剣にはずっと憧れていたのだが。 もし、この竹刀を真剣に持ち替えたならば、それは人を致命的に傷付ける事になる訳で。 この調子で「正義」を押し付け、その名の下に、他人を殺めるのか。
そんな事が、自分に出来るのだろうか]
…このままでも、いいのかもなァ… [そんな弱気な事を考えたか]
(24) 2015/01/27(Tue) 03時頃
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ならば、気にする事も無いな!
[>>25 その手が拒む事なく、俯いた彼。 何故だろう この人を見ていると「護らねば」と思ってしまう それは決して、その姿が弱々しく映るからではなくーー]
そうなのかぁ 鏡の「盗まれたく無い物」、何だろうなぁ
[誰しも弱さは持っていて。 自分のそれを露にしたならば、聞いて見ても良かったか 独り言の様に呟けば、流されても構わなかったが]
(33) 2015/01/27(Tue) 15時頃
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…だよなぁ 「こいつ」とは長い付き合いだ 意外と僕の「信念」、こいつに宿ってるのかもなァ
[そのままで立派 だと聞けばそんな気がして あんなにも憧れていた、鉄で出来た鋭い刃 今は、それを手にする事に物怖じしている
もしかしてーー 自分が「盗まれた」のはーー]
…そんな事、無ぇよ…
[ーー勇気 なのではないだろうか そんな考えがちらつくと、彼の真っ直ぐな視線が痛くて目を伏せる]
(34) 2015/01/27(Tue) 15時頃
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/* 大丈夫かひとりよがり感否めない ごめんかがみくん…
(-20) 2015/01/27(Tue) 15時頃
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