153 unblest blood
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露店巡り シーシャは、メモを貼った。
helmut 2013/12/08(Sun) 00時頃
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そういうのを企てるなら、観客が大勢いる時に限る。 ――相手一人なら、もっと効果的な方法を選ぶさ。 奇策なんてぇのはリスクが多すぎるだろうよ。
[面白い論だとサイラスの言葉>>3:123を聞き口の端を釣り上げる。 紳士などと言われた片鱗はない。 今はただ非情なまでの殺意を宿して サイラスの肩をダガー持たぬ左の手で掴み、 その勢いのままに床へと押し倒そうとした。]
(0) helmut 2013/12/08(Sun) 00時半頃
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/*
自分に出来る精一杯やったんだったら別に土下座することもないだろ。 と、思うんですよ。
(-5) helmut 2013/12/08(Sun) 00時半頃
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/*
なにはともあれ楽しめるといいよね! メモでも言ったけどこっちでも、おつかれさまです。
(-6) helmut 2013/12/08(Sun) 00時半頃
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[目の前にいるサイラスがダンピールかどうかなどシーシャに知る術はない。 それでも刃向けるのは疑わしきを屠り仇なす者を消していけば 呪詛という二度目の死を避けられると思っているから。
サイラスの苦笑>>3を見据えながら、 返された言葉にまた喉を鳴らした。]
――ああ。 お前さんなら良い職人になれただろうよ。
[時計の取引をするはずだった相手が 時計に対して思い入れがあるのを感じていた。 職人として時計に情熱を傾けられたなら――、 言葉通り、彼は名のある時計職人となっていただろう、と。]
人里離れた山奥か、こんな人も訪れにくい小島で 職人として生きてみるか?
[害ある者なら屠るのみ。 なれど、仇となるかどうか見定めるように柘榴が静かに光る。]
(9) helmut 2013/12/08(Sun) 01時頃
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ま、俺なら成功させるだけの下準備して 盛大に奇策を披露するだろうよ。
[押し倒した手はそのままにサイラスを床へと押さえつける。 馬乗りに見下ろす男が見たのは彼のわらう顔>>5。]
――さあな。 人だった頃が忘れられず 人恋しさの末に、――…ダンピールを産む。
[己の経験と、知己の女吸血鬼の事を思いながらサイラスに答え]
殺せねぇのは断ち切れぬだけの情があったからだろ。
[断ち切った男は断ち切れぬ女を思う。 きっと彼女もまたダンピールを産んだのだろう。 音信不通となったのはそれしか考えられなかった。]
(13) helmut 2013/12/08(Sun) 01時頃
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[自白めいたサイラスの言葉>>6に少しだけ眉が寄る。]
殺して欲しかったのか?
[誰にと言わずとも伝わるだろう。 過去形の問い掛けをぽつと投げて
ダガーの刃を、サイラスの喉骨の上へと宛がう。]
(15) helmut 2013/12/08(Sun) 01時頃
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ジリヤの死亡フラグはみえてた。 死にたがりめーっ。 だが過去話聞けるまでは殺しにいけなかったん。
(-12) helmut 2013/12/08(Sun) 01時半頃
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グロリア襲撃のロールが見えたあたりで 非狼というのを隠さなくなったな。
>>-14 ジリヤ フラグかなり立ってたよ! くっ、過去話きけないままとか無念すぎるw
(-15) helmut 2013/12/08(Sun) 01時半頃
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[“「人」だったなら”とサイラス>>22は言う。 彼の中ではもしもの話でしかないのだとぼんやり思った。]
――望まない。 いや、望めないのか。
[サイラスを見下ろす男の声に残念そうな響きが滲む。]
だろ。
[自信家な男は、確かに>>23なる肯定を受け取り 次の瞬間には自信に満ちた笑みを浮かべる。]
(27) helmut 2013/12/08(Sun) 02時頃
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[化物なる言葉がサイラスの口>>25から漏れるのを聞く。 少し前にも同じ言葉をジリヤから聞いていた。]
――俺も化物だ。 親殺しでなく子殺しの、な。
[ダンピールをうむ事は生まれながらに親殺しの性もつ子をうむ事。 産声あげる前に屠った存在がどう思うかは知れぬが その性を己が持っていたなら苦しむと思うから 己の手で己の過ちとおもうものを消し去った。
サイラスが奪われた情にちらと思いを寄せ唇を噛む。]
(30) helmut 2013/12/08(Sun) 02時頃
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想いは言葉にしなければ伝わらない。
[サイラスが首動かしても其処に宛がうダガーの刃は動かぬまま。 彼の視線が灰となったマドカに向くを見て>>26]
――…、伝えに、行くか? 愛する者に、殺す前に 愛する者に、殺されたかった、と。
[問い掛ける声を訥々と零した。]
(33) helmut 2013/12/08(Sun) 02時頃
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/*
観客が増えてて、照れてしまうね! 色々待たせているんだろうか。 好きに動いていいんだよ。
(-20) helmut 2013/12/08(Sun) 02時半頃
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/* >>3:-40クラリッサ PLは判定の部分で PCは足チラだね!
>>3:-41マドカ さすがマドカ嬢! 後でダビングしてください。
(-22) helmut 2013/12/08(Sun) 02時半頃
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[親殺しの性もつ子がうまれていたなら サイラスの思うように情を抱いていたかもしれない。 己が絆されやすいことなど、イヤというほど知っていた。 こうしてサイラスと言葉交わす度、彼を知る度、 少しずつではあるが思いが重なってゆく。 サイラスの苦しみは憶測の域を出ないが]
――…苦しんだ、か。
[重い息と共に吐き出して]
会って存分に詰ってやれ。 あっちにも情があるなら、待っててくれんだろ。
[紡がれた呪詛を受け止めるように、 自信家な男は、にっ、と、唇を歪める。]
(45) helmut 2013/12/08(Sun) 03時頃
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[見逃した同胞の子が一瞬サイラスと重なり 鈍い痛みを男の胸に齎した。]
――ああ。 苦しみを終わらせてやるよ。
安らかに、逝け。
[サイラスの首筋に宛てがったダガーに己の体重全てを預け 鋭利な刃は連鎖を断ち切るように 力任せに獲物の向こうにある床めがけ下ろされた。**]
(46) helmut 2013/12/08(Sun) 03時頃
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/*
ジリヤにイケメン言われてた、やったね! ジリヤはおかあさんだったね。
とりあえず投げれるだけサイラスにあいを投げて寝る。 諸々おまたせしちゃってごめんね。**
(-30) helmut 2013/12/08(Sun) 03時半頃
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[サミュエルとクラリッサがリビングで ジリヤが廊下からこちらの様子を見ている事に シーシャは気づいていない。 今、意識傾けるは対峙したサイラス>>51ただ一人。]
想いが残るなら、待っているさ。 見当たらなきゃその足で走って追いかけろ。 言いたい事があるんだろ。 ――…とっつかまえてお前の想い、聞かせてやれ。
[極寒の地にしんと降る雪のように注ぐ言葉。 貿易商として過ごした時間は長く芯まで商人の基質に染まる男が こうして己の言葉で語るのは稀な事。
サイラスの傾けた信頼のほどは知れないが 彼の声音や表情から受け取った何かに応えるように シーシャはゆるく、彼の映る柘榴を細めた。]
(54) helmut 2013/12/08(Sun) 14時頃
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――じゃあな、
[穏やかな笑み浮かべたサイラスの別れの言葉>>52に シーシャは同じを返す。 「オナカマ」と彼が言うように、同じダンピールであれば また違った先があったのかもしれない。 化物同士、「オナカマ」として歩む別の未来を心に描きながら その可能性を、シーシャは自らの手で刈り取る。 己の手で断ったそれが、ごろ、と転がり、マドカであった灰との距離縮めた。 紅く紅く染まりゆく床。 白き灰に届く、生きた証の色。 彼の想いもまた届けば良いと思いながら]
……「相棒」。
[シーシャはその耳朶に秘そやかで柔らかな声を降らせた。]
(55) helmut 2013/12/08(Sun) 14時頃
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[――時めぐり]
[貿易商はめぐりあう]
[子を望まなかった男が]
[代わりにのこした多くの時計]
[眠る時計を喚び起こし]
[作り手の名が刻まれた時計は]
[眠る男の代わりに]
[海を渡り]
[貿易商と共に 世界を 旅する**]
(56) helmut 2013/12/08(Sun) 14時頃
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露店巡り シーシャは、メモを貼った。
helmut 2013/12/08(Sun) 14時半頃
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/*
相棒ってんの、聞かれてて恥ずかしいわぁ。 サイラスのロールの拾いっぷりが嬉しくてごろごろするねん。
>>-66 未来軸になるがそこは即拾わなきゃと思ってね! クラリッサのマドカ追悼にもほろりする。
>>-71 紳士とかくすぐったいです。ちょい口の達者なただの商人ですよん。 へへへ、ありがとう。マドカもかわいかった。 酒と肴のチョイスがめっちゃ好みでリアルで飲みたくなったんだ。
(-85) helmut 2013/12/08(Sun) 23時頃
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サミュエルは占ってるんだし サイラスにでこちゅーするといいと思う。
(-87) helmut 2013/12/08(Sun) 23時頃
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[今ある結果は自身で選びとったもの。 それなのに失った感覚ばかりが胸を占める。 あの時――、最愛の、婚約者と、 彼女の腹に宿った小さな命の灯火を 屠ったあの時の感覚と似ていた。]
――――……。
[いつも笑みばかり浮かべていた男は 俯いたまま堪えるように顔を歪める。]
……。
[これで終わりか。 終わらなければ自分以外の誰かを屠ればいい。 単純明快、簡単な事だとシーシャは思う。 何にせよ、己がそうでないのは熟知しているのだから。]
(73) helmut 2013/12/09(Mon) 00時頃
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[マドカを悼むクラリッサの声がして 彼女の存在に漸く気付いた。 彼女の特殊な力は知らぬまま。 少しだけ絆されて仇討ちの助けを申し出はしたが その約もすでに満了となっているだろう。
肩に触れる硬質な感触>>67に男はゆると顔をあげる。 銀糸の間から覗く柘榴が見慣れた鞘の装飾を捉え、瞠り、 ややしてふっと、微かにわらう。 鞘の向こうにサミュエルの姿を映して]
――もう必要ないか。 ああ、確かに受け取った。
[サイラスの肩を掴んでいた手を緩め 己の肩に触れたダガーの鞘をその手に握った。]
(74) helmut 2013/12/09(Mon) 00時頃
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[シーシャの家に古くから伝わるダガーは 成人した折り、護り刀として父から受け継いだ。 将来の伴侶を護り、子を護り、家を護り、血脈を護る。 そんな意味合いで託されたダガーで 男は伴侶となるものを屠り、子を屠った。 何も護れはしないのだと悟ったから それからは大事なひとを作らぬようにもしていたのだが。]
――また、か。
[護るためのもので誰かの命を奪う。 業の深さに小さな吐息が漏れた。]
(75) helmut 2013/12/09(Mon) 00時頃
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[サイラスの額にサミュエルがくちづけるさまが見える。 怪訝そうに眉を跳ねさせたところで 彼がクラリッサにもくちづけていたことを思い出した。 フィリップへの行為はみてはいないがそれでも]
サミーはキス魔なのか。
[そんな風に結論付けて肩を竦める。]
(76) helmut 2013/12/09(Mon) 00時頃
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/* >>-89 へへ、こちらこそありがとう。
>>-90 人数多いと大変だよね! 拾い拾われするのは楽しいし嬉しい。わかる!
>>-92 フットワーク軽いとか嬉しい! 自分では動き鈍めかなーと思っていたのでほっとしました(*ノノ) >>-93 お色気スケール、ふいた。なんぞ。 >>-96 書いてたの消しちゃう消えちゃうは、つらい(なでなで)
>>-97 こちらもいっぱい悶えさせてもらったのでお返しのおあいこだ!
(-98) helmut 2013/12/09(Mon) 00時半頃
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/*
今回、役職情報がまったく触れる機会がなくて ちょーっと進行に悩んだかなぁ。 全く言わない系ならそういう方向って割り切るんだが ちらちらっと一部にだけというのでちーっと疎外感があったかも。
(-101) helmut 2013/12/09(Mon) 00時半頃
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[サミュエルの低く掠れた響き>>86に怪訝そうに眉を寄せる。 クラリッサの問いの後、告げられる判>>87に、は、と息を吐く。
サイラス当人から聞いたから 知っている、というかのような頷きが一つ落ちた。]
――だから、殺した。
[でなければ手に掛けた意味がない。 相棒、と呼んだ男の明るい毛色を見遣り唇を噛む。]
(89) helmut 2013/12/09(Mon) 01時頃
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/*
今回の設定での能力者は能力者同士しかわかりあえない(そも村人がそういう存在がいるのを知っていていいのかもわからない)感じだったので、よく考えたらそうなるよなぁという流れではあるんですが。
ちょっと寂しかったのでした。それだけ。
はっ、眠った人はお疲れさまのおやすみ。 ちょっ!?ジリヤの〆きてた! きれいなまとめを読みふけろうとしたら…… 死んだとか焦るじゃないかっ。うわん。
(-111) helmut 2013/12/09(Mon) 01時頃
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/* >>-105マドカ ガチから離れてだいぶたつけどその頃もあったよ、グレスケ! へへ、お色気という単語への動揺がでました。 そういやエピで色んなスケールつくってあそんだなぁ。
(-112) helmut 2013/12/09(Mon) 01時頃
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