人狼議事


207 Werewolves of PIRATE SHIP-2-

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【人】 道化師 ネイサン

 À Dieu. ヘクター。

[神の御許に。

眠るように目を閉じた彼にそう言い残すと、くるりと振り向く。
道化の目に映るのはセシルの手を握るジェレミーの姿。
それを見つめる道化の瞳の色にはもはや憎悪の焔はなかった。

道化は無言で二人に近づき……その横を通り過ぎようとする。]

(112) 2014/12/16(Tue) 00時半頃

【人】 紐 ジェレミー

殺されない。

[何度でも繰り返すつもりだった。
 恐らくはヘクターももう息絶えてしまうだろう。この船に乗って以来の無力さを感じていたが、それでも言葉を違えはしない。]

言われなくても。
――如何すればいい。

[たすけてと力なく紡ぐ姿に、是の声はすぐに返った。
 が、己に何が出来る。僅かの逡巡の後、セシル自身に求める介添を聞いた。]

(113) 2014/12/16(Tue) 00時半頃

ネイサンは、ヘクターを刺した返り血が少しばかり服に付着しているのに気がついた。

2014/12/16(Tue) 00時半頃


【人】 地下鉄道 フランク

[阻む手があれば、目的を、書き損じる。

阻む手がなければ
デスポワール号と共に沈む心算は、ちゅうちゅう俺様には
毛頭無いが、采配を、見聞きしたものを、付け加える。


リーの名前の横に、狼みてえな黒いケダモノ。
船長の名前の横に、ぐりぐり、黒いカタマリ。

悠長に、これを最後まで書かせてくれるか如何か。]

(114) 2014/12/16(Tue) 00時半頃

ジェレミーは、通り過ぎようとするネイサンに、ついと視線を向けただけ。

2014/12/16(Tue) 00時半頃


【赤】 墓堀 ギリアン

 ア゛ァ゛ …… ゥ゛

 ミナカ ミナカ、居ない  ッ
 ア゛ァ゛、

[まさに今、
キイチの刃を受けてこうも血を流しているのに。
治療をしてくれるミナカは、もう居ないのか。
何処にも居ないのか。]

 カシラ 、おれ は、居ないならナイ

[戦闘の只中、疎らにでも意志は聲となり伝う。
不自然に途絶えがちな聲は
悲しみに暮れるせいだと感じられるだろうか。

けして、殺り合っている最中だとは、悟らせまい。
はじめて使う、誰かを騙すための知恵と、嘘。]

(*13) 2014/12/16(Tue) 00時半頃

セシルは、俯いて、船長のほうには視線を向けられず

2014/12/16(Tue) 00時半頃


【人】 肥代取り 置壱

[床に頬を擦り付ける寸前、首が力強い指に捕まり、締め上げられる。
片手のくせに、と音もなく唇が動くか、圧迫されてせりあがる舌に邪魔されて、それすらも上手くできやしない。
柄を握る両手はふるふると震えている。
力をこめすぎての震えは、その振動すら助けにして少しずつ、少しずつ鈍い刃を筋肉を裂き、柔らかい中へ、と潜り込んでいく]

 ぅ  あ   …ぁ、は …ひ

[手の震えが激しくなる。
洩れる呻きは笑いに似て、
意識とは無関係にずれていく黒目は、酒に身を任せた時のようだった]

(115) 2014/12/16(Tue) 00時半頃

道化師 ネイサンは、メモを貼った。

2014/12/16(Tue) 00時半頃


【人】 奏者 セシル



 ごめん……。舵を見に行く。

[うなだれて、そう告げる。

 船長が横をすぎる時、視線を向けられない。
 それは、おそらく、凄まじい劣等感に近しい感情だった。
 誰よりも、弱い。
 その事実は、誰よりも強いものを見る勇気さえ。]

(116) 2014/12/16(Tue) 00時半頃

【人】 肥代取り 置壱

[死にたかったのだろう、と声がする。
けれど此処は墓場じゃないんだ、と否定する声もあった。

死にたいのか、殺したいのか
終わりにしたいのか、終わりにしてほしいのか、
――そんな難しいこと、考えてもわかるわけがない。


手の震えは、不衛生に伸びた爪と柄によってカチカチと音がなるほどに高まり、やがて音は止み

指が、離れる。

腕、そして肩、最後には首からも、力が抜ける。
刀が落ちる音は、耳に届かなかった*]

(117) 2014/12/16(Tue) 00時半頃

【人】 ろくでなし リー

[先程置いたばかりの酒瓶へ手を伸ばす。]

 クソが。
 さっさとテメエもヴェラちゃんみたいに
 変身してみろってんだ。

[その方が楽しそうだと笑い。
鼻を掻く様子に>>105、]

 は。
 そのまま暴発すれば鼻かむ手間も省けるな?
 ついでにその顔も変わって
 モテるようになるんじゃねーの?

[実際そうなれば面白いのにと。]

(118) 2014/12/16(Tue) 00時半頃

【赤】 道化師 ネイサン

 ギリー。
 お前まで馬鹿をするつもりかい。

[彼の聲の調子を聞き取って、けれども。
彼の矜恃を損ねないようにゆっくりと階下へと戻っていくことにする。
私が戻る前にそのお相手を片付けておきなさいと。]

(*14) 2014/12/16(Tue) 00時半頃

【人】 ろくでなし リー

[銃とのこぎり。
どうしても初動が遅れるのは此方のほうだ。
ただ、懐に飛び込んでしまえば、
有利なのは此方であることが多い。
銃は、近すぎる的は狙いにくいのが普通だ。
だから、そのタイミングを計るのは仕方がない。

壁に手を伸ばす様子が見える>>108
その瞬間、手にした酒瓶の中身をぶっ掛ける。]

(119) 2014/12/16(Tue) 00時半頃

【人】 道化師 ネイサン

[道化はゆっくりと船内へと降りて行く。
来たときと同じように第二甲板を無視して。
愛しい子の待つ第三甲板へ真っ直ぐ。]

(120) 2014/12/16(Tue) 00時半頃

【人】 奏者 セシル


[ヘクターが死んだのがわかれば、碧色はすっとひいて、
 そして、状況整理をはじめる。

 きっと、船長は、航海士にかける言葉などないだろう。
 ただ、船を動かせばいい。その仕事のためだけに生かされている。
 ローレライの呪いの名前をもってもなおも、強運と戦おうとする……。]

 シャルル……。

[ふと、さきほど名乗った船長の名前を口にしながら。
 ゆっくりと立ち上がると、船尾楼のほうへ]

(121) 2014/12/16(Tue) 00時半頃

セシルは、ジェレミーと、二人で話がしたいと思っている。

2014/12/16(Tue) 00時半頃


【人】 革命家 モンド

― 第三甲板通路 ―

[道化へと振り下ろされた刃は、肉を裂くでも空を切るでもなく、
男の手に硬い手応えを伝える>>14

漸く届いた。
長いこと追い続けた、その時に――。]


 あ゛ぁ゛… あ゛ぁ゛…… っ、 あ゛ぁ゛ぁ゛……


[耳がギギギギと競り合う音を拾う。

鼓動が、呼気がそれに重なり、
未だ終わらないとばかりに音楽は流れ続ける。


その音はまるで、
チカチカと弾けながら頭の中を浚う色彩の洪水。]

(122) 2014/12/16(Tue) 00時半頃

【人】 革命家 モンド

[刃を合わせている男に、
おかしな話だが感謝せざるを得ない。

男は何度も、
この時を迎えずに闇へと落ちる夢を見ていた。

だが同じく何度も、この男と刃を届かせることもなく、
一太刀で殺される夢を見た。


「殺してやる」と心中呟きながらも、
実際に同じ船に乗り、その力量差に怖気づいていた。

虫を潰すかのように殺され、
あっけなく死んで行くのが怖かった。

だが、それ以外に男には何もなかったから。


                      だから――]

(123) 2014/12/16(Tue) 00時半頃

【人】 革命家 モンド

 うぐァっ……!! ウっ ……ごほ、がぁ、あ゛ぁ゛……!


[道化の蹴りが内臓を押し潰す>>15
壁に打ち付けた瞬間、背中の肉が裂け新たに鮮血が滲んだ。

見えなくなった目玉はどちらを向いているかもわからない。
どこまでが目玉で、どこからが自身の体内なのかも。

頭に、右肩に右脚に硬い物を感じ、
倒れているのだと気付くにも時間がかかる。


ダンと足で床を鳴らし、
起き上がろうと手を突こうとして。

けれど方向を間違えたのか、
腕に力が入らなかったのかわからないが、

再び背の傷が裂けるのを感じた。]

(124) 2014/12/16(Tue) 00時半頃

【人】 革命家 モンド

 あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛……… ぁ゛あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ………


[威嚇するような声と、
サーベルを持った腕が床を殴る音を響かせて。

――みっともない姿だ。
けれど今はただ、立ち上がろうと……、
足を腕を、自身を鼓舞するように叩き付ける。

身の内に響く音楽は徐々に速く、

それは、
心臓がまだ生きたいと叫びをあげているかのよう。]

(125) 2014/12/16(Tue) 00時半頃

【人】 革命家 モンド

[――道化の声が、仰いだ天から落ちてきた。>>15

道化にも、ギリーにとっても一瞬>>31のことであったが、
男には長らくの時間と思えた。

思えば

長い、長い余生だったのかもしれない。
色を失ったあの時か、暴力を思えたあの瞬間か。

男は、臆病に生きながらえながらも、
どこかで終わりが来るのを待ちわびていた。
終わらせる決心のつかない事を悩み、苦しんでいた。]

(126) 2014/12/16(Tue) 00時半頃

【人】 革命家 モンド

  ―――っ ごぽごぽご……… ヒュー  ヒュッ

       ヒュー…… ヒュ、 ――


[遠のく意識の中、声帯が溺れ息が漏れる音がする。

                                それと――]


 (あぁ…… 、 何言ってんだか、 わかりゃしねぇ……)


[聞いたことの無い呪いを唱える道化の声を最後に、
幕は降りた。>>17



死の幕の色は白でも黒でもないのだな、と、
幕引きを迎えた男だけがその色を見た。**]

(127) 2014/12/16(Tue) 00時半頃

【人】 墓堀 ギリアン

[音を伴わない聲が届き、その聲が語った短い話に、
キイチに触れていた左手が微かに震え…――

グズグズ腹を拓かれゆく痛みに、熱に、刃の冷たさに、
この傷を診る“船医”はもう居ないのか……と
思ってしまった。

こうも深く負った傷は、
死に損なってもあの手失くしてどう治癒すれば良いか。

おれが命落とせば、主の化粧がまた厚くなりはしないか、
悲しんだりはしないだろうか
独り、独りに、なりはしないだろうか……

――…余計な思いは、
愚直に殺すためだけに全てを掛けていた男の力を奪う。]

(128) 2014/12/16(Tue) 00時半頃

【人】 墓堀 ギリアン

 ゥ゛ゥ゛…… 、

[泣くような唸り声を漏らしたと同時に、
ほんの一瞬、おれの腕からは力が抜け落ちた。**]

(129) 2014/12/16(Tue) 00時半頃

【人】 紐 ジェレミー

わかった。

[セシルが船尾へ向かうのを、付き従うように追う。
 声は震えていたように感じたが、瞳の色は落ち着いているように見えた。]

――シャルル・ド・ポンメルシー。

[道化の口から語られた名を、フルネームで補完する。]

(130) 2014/12/16(Tue) 01時頃

奏者 セシルは、メモを貼った。

2014/12/16(Tue) 01時頃


【人】 奏者 セシル

― 船尾楼 ―

[その舵はやはり、まだ、動きはしない。
 風は今、まだ吹かない。

 空を眺め、また落ちていく夕日は確かめた。]

(131) 2014/12/16(Tue) 01時頃

【人】 地下鉄道 フランク

 
 Woooooof...

 鳴き真似に騙されてんじゃねえよ、畜生。

[咽喉の奥から地鳴らす、鳴き真似。
真似は所詮鳴き真似で
船大工を楽しませる一発芸は持ち合わせていない。

唯一持ち合わせた女神の曲芸も
リーのお気には召さなかったようだ。]

 おいおいおいおい、だあれにモテろって?
 鼠も狼も俺様はお断りだッてえの。

[猫なら良いねえ、と、下世話に口端を歪めた。
そして、ペン先を途中まで滑らせて
顔を――――― ふと、上げた拍子に>>119]

(132) 2014/12/16(Tue) 01時頃

【人】 地下鉄道 フランク

 
 ぶ

                はッ。


[眼鏡のレンズが在るとは言え
アルコールが目に入れば、当然、痛いだろうがクソが!

瞬間、目を閉じたのは条件反射だ。
向けられたノコギリが振るわれないことに
切り替えの忙しない頭が、見切りを付けてしまった結果。
間合いを考えないのは、飛び道具持ちの悪い癖だった。]

(133) 2014/12/16(Tue) 01時頃

【人】 道化師 ネイサン

ー第三甲板ー

 ギリー。

[道化が愛しい子の名を呼ばわる。*]

(134) 2014/12/16(Tue) 01時頃

【人】 紐 ジェレミー

風が、吹いたら――どこの港が、一番近い?

[動かぬ舵に、然し未来を問う。早く終わればいい。惨劇も、無風も。
 陽は落ち、また紅い月が昇っていた。]

(135) 2014/12/16(Tue) 01時頃

【人】 地下鉄道 フランク

[酒は、手に持った船員名簿にも触れる。


書かれた名前が、染みた。
その名前は ―――――――― *]

(136) 2014/12/16(Tue) 01時頃

【赤】 墓堀 ギリアン

[死ぬのが怖いという事は、
大切なものがあるという事だ。

大切なものが。

死が間近に迫る恐怖の中で、
おれは、生まれてはじめて実感した。

希望と絶望は、表裏な物なのだと。
“絶望”の化身が与えてくれた物は、
おれにとっては、“希望”に他ならなかったのだと。]

 カシラ また、おれ
 死に損なったら 、        、

[聲は、そこで絶えた―――**]

(*15) 2014/12/16(Tue) 01時頃

【人】 奏者 セシル


 うん、それをジェレミーに教えようと思って。

[船尾楼で、夜になっていく。
 碧色は落ち着きを見せれば、新しい舵とりに、港の説明を。]

(137) 2014/12/16(Tue) 01時頃

【人】 肥代取り 置壱

 ひゅ、  …げ、はっ ぃ

[僅かにあいた喉の隙間から、勢いよく息を吸い込んだ。
掠れた笑い声と、微かに酸っぱい涎を口から零し

刀の落ちる音は聞こえない。
汚れた指は、柄から離れるのを嫌がって、
少し指を折り曲げれば、またほら、刀は吸い付くようにおさまり
握り締める。力を込める。

思考なんて、とっくに止まっている。
無意識の行動こそが、本当の欲で
それが叶えられるかは――**]

(138) 2014/12/16(Tue) 01時頃

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14回 (3d) 注目
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3回 (6d) 注目
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14回 (6d) 注目
置壱
3回 (6d) 注目
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0回 (7d) 注目

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