256 【突発RP村】胡蝶の夢
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ハナは営利政府 トレイルに投票した。
アイリスはランタン職人 ヴェスパタインに投票した。
トレイルはランタン職人 ヴェスパタインに投票した。
ジェフは水商売 ローズマリーに投票した。
ヴェスパタインは営利政府 トレイルに投票した。
メルヤはランタン職人 ヴェスパタインに投票した。
ローズマリーは営利政府 トレイルに投票した。
ケヴィンは受付 アイリスに投票した。
オーレリアは営利政府 トレイルに投票した。
トレイルは村人の手により処刑された。
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ハナ! 今日がお前の命日だ!
2016/11/16(Wed) 00時頃
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時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
ハナが無残な姿で発見された。
現在の生存者は、アイリス、ジェフ、ヴェスパタイン、メルヤ、ローズマリー、ケヴィン、オーレリアの7名。
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―2日目 深夜―
[三人で番をしているとは言っても、深夜はうとうとしてしまう。 食堂には、自分とトレイルと、ヴェスパタインとハナのほかに、誰かいただろうか。
みなが寝てしまった頃。そろり、と起きだす。
少女――ハナにそっと近寄り、眠っていただろうが、念を入れて首の骨を折っておく。 静かに絶命した彼女をそっと抱き上げて、彼女の部屋まで運ぶ。
ここまで、誰にも見られていないはずだ。 もしみられていても、今なら寝ている少女を部屋に運んだだけに見えるだろう。
その部屋の真ん中で、まだ温かい首に牙を立てる。 それは――狼の姿。]
(0) 2016/11/16(Wed) 00時頃
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[あふれる血の香りに一瞬、ほんとに一瞬のはずだが、我を忘れてむさぼる。 血をすすり、肉を噛み、内臓をなめる。
ほかの何を食べるときでも味わえない、恍惚。
子供の肉は、予想通り、柔らかくておいしい。 けれど、やはり子供なので、量は少なくて。
夢中になってむさぼっていて、ふと、“仲間”の彼女に言われていたことを思い出す。
どれくらい、ほしいのかわからないが。 ほぼ胴体は食いつくした体をその場に捨て置き、人の姿に戻れば、血を洗いに水場へ行った。]
(1) 2016/11/16(Wed) 00時半頃
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[体についた血を流し、血を流した水も排水溝に捨て、きちんと証拠は消しておく。 自警団で身に着けた知識は、こういうときにも役に立つ。 素人がちょっと見たくらいでは、ここで狼が血を洗ったことには気づかないだろう。
何食わぬ顔――手洗いにでも行っていた顔で食堂に戻り、暖炉に薪を足す。]
これだけ寝てるんじゃあ、番の意味もないな……
[それは自分にも向けた言葉だったが、そんなふうに呟いて、自分もみなと同じように椅子に腰かけ、うとうととしながら、朝を待った。*]
(2) 2016/11/16(Wed) 00時半頃
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捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2016/11/16(Wed) 00時半頃
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……ハナの残りは部屋に置いてあるぞ。 トレイルが食う分までは、ないかもな。
[まだ“仲間”が誰かに殺されてしまったことなど、気づかずに。]
(*0) 2016/11/16(Wed) 00時半頃
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―二日目・夜―
[気にかけていたハナをそっと抱きよせたが>>2:234 次第に眠りに落ちていった少女を、どうしようかと迷って。 男性三人が見張っているこの場が、一番安全だと判断した。]
……後は、お願いします。
[三人に頭を下げて、二階へと上がっていった。 夜の夢を、見るために。*]
(3) 2016/11/16(Wed) 00時半頃
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― 記憶 ―
[今か今かと、待っている民衆たち。
わたしは処刑台に連れて行かれ、 ギロチンを眼前にし、唇をきゅっと引き結ぶ。
執行人は、灰色の眸をわたしに向けた。 何を見ていたのだろう。 彼も痛みを、感じたのだろうか。
ギロチンにわたしを導こうとした彼の足を うっかり踏んでしまった]
あら、ごめんなさい、わざとではないんです。
――――でも靴が汚れなくてよかった。
(4) 2016/11/16(Wed) 00時半頃
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[お祭りのように、沢山の人が居て―――…
彼らはわたしの死を待っているの。
横たわるわたしは、特別に空を見ながら刑を受ける。 落ちてくる鋭利な刃はスローモーションのようだったが 痛みを感じるまもなく、暗闇に、落ちる。]
(5) 2016/11/16(Wed) 00時半頃
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[ "三つめの感覚が脱ぎ捨てられ、" ]
[ "代わりに、古くの感覚が宿る。" ]
(6) 2016/11/16(Wed) 00時半頃
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[ローズマリー・アルヴィエという個の概念を超越し、 夢に見る、或いは仕草や無意識に残るもの。
それは、輪廻転生を証明する。]
[ローズマリー(あなた)の見る世界は 偶像(わたし)からおしえてあげましょう。**]
(7) 2016/11/16(Wed) 00時半頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/11/16(Wed) 00時半頃
捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2016/11/16(Wed) 00時半頃
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― 2日目 夜 ―
[ローズマリーがハナを見つめてから、一人で立ち上がり、食堂を出ていく。>>3]
ハナは、いいんだ、さっき、ここにいるって言ってたから。
[一応そう告げて、ローズマリーを見送る。
部屋まで送ろう。
言いかけて、口をつぐむ。 彼女を。トレイルを人狼だと言いふらしそうな彼女を、このままにしていいのか。 人に疑いを持たせる言動こそ、悪ではないか。
なんて理論で、殺すことも考えてはみたが。
急がなくてもいいだろう、彼女にトレイルが人狼だと告げた人物も、知っておきたい。
そう思い直して、ただ彼女を見送り食堂に残った。]
(8) 2016/11/16(Wed) 01時頃
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嘘だ・・・・・・ 嘘だ、嘘だウソだうそだうそだウソだウソだ! ハナちゃん、なぜ君が襲われなくてはならない!
ははっ、ハハハハハハ、あー、よかった。
これは夢だ。
[明け方、姿の見えない少女を探せば、 誘われるように部屋まで辿り着く。 扉を開ければそこには。
意識の糸がプッツリ切れた。]
(9) 2016/11/16(Wed) 01時頃
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分かった。 ありがとう。
[おぞましい食事の音を聞き届ける、二回目の夜。 人狼の仲間が犠牲に選んだのがハナであることにすら、私は何も感じない。
そして。 トレイルさんの声がいつの間にか聞こえなくなっていたことに、まだ気付かず。]
(*1) 2016/11/16(Wed) 01時頃
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— 3日目/早朝 —
[食事の残りを部屋に置いた、という声を聞いて、寝ぼけ眼は覚醒する。 向かうのはハナの部屋。 ドアを開ければ漂う死臭。キャサリンのものより瑞々しい血のにおい。
胴体は食い尽されていたけど、伝えていたお願いを聞いてくれたらしく、 それ以外の部分は十分に残っていた。]
……ハナ。かわいそうに。
[こんな子まで、こんな有様になるなんて。 なんて残酷なのだろうと思い、泣けてくる。
だからといって私は仲間を止めるなんてことはしない。 おぞましいけれど、これは必要な食事らしいもの。]
(10) 2016/11/16(Wed) 01時頃
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待っててね。 ハナの子供も、つくってあげる。
[肉片を拾い集めながら、遺骸の頭を優しく撫ぜる。 この子が羨ましかった。きょうだいがいる、しっかり者の長女。 ハナの子供ならきっと可愛いだろう。期待が膨らむ。
……ただ、キャサリン、ハナと、女性の肉片は順調に手に入ってるものの、 男の人の遺骸が手に入らずにいるから、まずいかも。 いくら寒い冬といえど、屍のにおいは少しずつ隠せなくなってくる。]
相手は誰がいいかな? ランタン屋さん? ケヴィンさんは、オーレリアさんとだから、だーめ。
[明るく微笑みながら、腕の中に拾い集めた肉塊をタオル越しに撫でる。
部屋を検めるが、ジェフさんは流石の手際というべきか、ほとんど証拠を残さずに事を済ませていたから。 あとは特に手をつけるまでもなく、自室に戻った。*]
(11) 2016/11/16(Wed) 01時頃
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— 日が昇って —
[ベッドの下に隠した遺骸は2人分。 タオルで厚く包んであるから、今はまだ、においが強く漏れてはいないはず。 部屋を捜索されれば見つけられてしまうものだけど、 昨日はジェフさんがうまく誤摩化してくれた。
この状況に、この行為に、慣れつつある自分。 おかしいかな? 分からないや。
死者への敬意を払う方法は、教えてくれた覚えがない。
吹雪が未だ止まない不可思議も、もう諦めが勝って、 まだ帰れないなら仕方ないよね、と自分に言い聞かせる。]
(12) 2016/11/16(Wed) 01時半頃
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[ハナの部屋の前を通りかかった時、そこには誰かがいて。>>9]
ランタン屋さん?
[彼の意識は落ちていたのだろうか。 その身を案じるように近付き、目を覚まさないようなら肩を叩いてみた。
もちろん、私にとっては既に見た部屋の中の惨事に、驚くことはなく。**]
(13) 2016/11/16(Wed) 01時半頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2016/11/16(Wed) 01時半頃
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─ 2日目/図書室にて ─
[ ── … ぼう、と目蓋を持ち上げます。 微かな光を取り入れていた窓の外は、 僅かな変化であれど、鈍く宵を迎えていたのでしょう。 ランタンの灯りもない、暗闇の中では、 たった一人の空間が、酷く不気味なものに思えました。
今は、何時なのでしょうか …… ? 何もせず、ただ時が過ぎるだけ、でした。]
… それじゃ、ダメなのよ、オーレリア。
[ 私が、なんとかしなければ。]
(14) 2016/11/16(Wed) 02時頃
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[ 腕を摩りながら、その場を後にしましょう。 私が向かうのは、 トレイルと話をする、為。
修道院の中は、既に静まり返り、 みなが休んでいるだろうことは予想されます。 トレイルの部屋をまず訪れますが、姿がありません。
── ごくり、嫌な、予感がします。
私の頭は、もう、人狼で、 トレイルのことで、いっぱいになるのです。]
やめ、て もう、だれも 傷付けないで …… !
[ 疾る気持ちばかりが私の足を動かしていました。 漸く、開け放つ、食堂で。 目当ての、“ 彼 ”は眠っていたのでしょう。]
(15) 2016/11/16(Wed) 02時頃
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トレイル、 ……?
[ 恐らく、自警団の男、ジェフと、 小さな子、ハナは既にいなかったのでしょう。>>0 傍には、ヴェスパタインと、他に誰がいたでしょうか?
寝顔は、昔と変わらぬ通り。 前髪を、さらりと掻き上げるように撫でました。 彼が、人狼だなんて、思いたく、ありません。]
(16) 2016/11/16(Wed) 02時頃
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[ キャサリンを慕う彼が、襲うなんて。 メルヤと相棒と言いながら、共に遊んでいた彼が。 誰よりも家族を大切に想う彼が。 無邪気な笑顔が愛らしかった彼が。 ── … 人狼だなんて。
唇を噛み締めるのは、もう何度目になりましょうか。 私の手で、彼を止めることができるとしたら、 今しかないのでは、と。眠る彼を見下ろしました。
懐にはもう、身を守るための短剣はありません。 食堂ですから、武器など何でもありましょう。 出しっ放しになっていた、包丁を、 私はそっと、握り締めました。]
(17) 2016/11/16(Wed) 02時頃
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[ 話を、したら、分かり合える筈と、 そう思いながらも頭の中に浮かぶのは、 ── 両親の、姿。 そして、キャサリンの、 ……… 笑顔でした。]
ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい
[ 呪文のように、言葉を紡ぎましょう。 私はやはり、
人狼を、赦すことなどできないのです。]
(18) 2016/11/16(Wed) 02時頃
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[ 切っ先を、彼の心の臓付近につと、添えます。 此の儘、押し込んで仕舞えれば、 トレイルが手を汚すことも、もうないでしょう。 トレイルを止める為に、 他の誰かの手が汚れることはないでしょう。 誰かが襲われることも、ないのでしょう。]
……… っ 、
[ 息が詰まりそうになります。そんな、私は …… 。]
(19) 2016/11/16(Wed) 02時頃
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[ 大きく、鉛の刃を振り翳します。]
トレイル、安らかに、 神の身元へ、貴方を、…… ──
[ 非力な女でも、無力な私でもできること。 勢いをつけて、刃先を彼の胸元を目掛け、 素早く振り下ろすのでした。]
(20) 2016/11/16(Wed) 03時半頃
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[ 自分の宝を地上にたくわえるのはやめなさい。 そこでは虫とさびで、きず物になり、 また盗人が穴をあけて盗みます。 自分の宝は、天にたくわえなさい。 そこでは、虫もさびもつかず、 盗人が穴をあけて盗むこともありません。
『マタイによる福音書より』 ]
(21) 2016/11/16(Wed) 03時半頃
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[ 何度、駆ければ良いのでしょうか。 足はまるで、重石がつけられたかのように、 重たく感じ、前へと中々進まないでしょう。 私の手にはまだ、包丁がキツく握られたまま。
そして、私が赴く先はやはり、聖堂だったのです。 神に祈りを、捧げます。 そして、問いかけるのです。
私は、間違っていないのだろうかと。 私は、何を大切にすればよいのかと。 止まぬ自問、答える私は迷子のようです。 道に迷う私は、ただ、必死になって、 “ 真実 ”を求め続けるのでした。 あの人は、…… 人狼では、ないのか、と。]
(22) 2016/11/16(Wed) 03時半頃
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[ 神は、答えを私に与えます。 ]
(23) 2016/11/16(Wed) 03時半頃
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[ はく、と息を深く吸いました。 力の抜けた足腰は、崩れ落ちましょう。 ふわりと広がる黒は、 顔を覆う、両の掌には、ぽたりと雫が落ちます。
── … よかった、 と。]
……… ああ、神よ。
[ 案ずるあのひとは、“ 人狼ではない ” その真実を知れた私は、安堵からでしょう。 包丁を握り締めたまま、聖堂の中央で、 意識を手放したのです。*]
(24) 2016/11/16(Wed) 03時半頃
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[ 私の衣類は、血に塗れてなどいませんでした。 黒に、黒が重なって、 見えなくなっている訳でもないのです。 私の身体から、血の臭いさえしないのでしょう。
私は、この掌で、トレイルを、 …… 殺せなかったのですから。]
(25) 2016/11/16(Wed) 03時半頃
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[ …… ── 切っ先は、彼の心臓へ、 深く刻まれることはなかったのです。
決意を固めた私の判断を鈍らせたのは、 食堂の戸の開く音の所為でした。>>2 咄嗟に、物陰へと隠れましょうか。 暖炉に蒔きを足す男の鼻が別の何かで、 占められていて、私の匂いに気付かなければよいと、 願うばかり、…… でした。
息を飲み、彼が眠りに落ちるのを待ちましょう。 すやすやと寝息が聞こえ始めてようやくです。 最後にもう一度、トレイルの寝顔を見ましょう。
…… 額に軽く、口づけを。 その後、半ば逃げるように、駆け出したのです。]
(26) 2016/11/16(Wed) 03時半頃
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[ 此の手は、救う為にある筈なのです。 どんな形となろうとも、救う為にあるのです。
…… しかし、私たち人間には口があります。 対話をせずして殺すなど、到底私には、 出来ない行為だったのかもしれません。]**
(27) 2016/11/16(Wed) 03時半頃
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―三日目・早朝―
["わたし"が心に入り込んだ"あなた"は 目を覚まし、違和感を覚えるでしょう。
いいえ、もはや、あなたはわたしであると言っても 過言ではないのかもしれないわ。
目覚めは、空が白んでゆく頃合。 けれど雪に閉ざされた室内は暗く、 まるで牢屋に入れられていた時のような 冷たさを感じます。]
(28) 2016/11/16(Wed) 08時頃
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……人狼
[昨日の朝に見つかったキャサリンは 一体いつ、殺されたのかしら。
きっと、そう、夜中。 獣が動く時間は夜と相場が決まっている。そうでなくて?
それが誠であったからこそ、 あなたが目覚めたタイミングは、 少々遅かったと言わざるを得ないでしょう。]
(29) 2016/11/16(Wed) 08時頃
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[部屋を抜け出そうとして、 咄嗟に扉を開けるのをやめたのは 誰かの気配が、廊下を歩んでいったからでした。>>10>>11
こそこそする必要はありません。 ただ、もしその足音が人狼のものであるのなら。 咄嗟に働いた防衛本能なのでしょう。
この部屋の前を通り過ぎて 進むべき個室は限られています。
心音が速くなるのは、当然のこと。 もしかしたらその足音は、 まさに今から人を襲おうとしているのかもしれませんから。]
(30) 2016/11/16(Wed) 08時頃
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[足音が静まった頃、今度こそ扉を開き足音が向かった方向を見ますが、不意に鼻をついた血の匂いに息を呑むのです。 匂いの元はどこなのかわかりません。
その血と人肉の塊が、たった今廊下を通り過ぎたばかりだったのですから、廊下にもその匂いは、微かに残っていたのです。]
……、ッ
[既に匂いがするということは、 誰かが犠牲になっているのでしょうか。
ただ、一つの疑念。今扉の前を通った存在が、この奥の個室で今まさに人を襲ったにしては、匂うのが早すぎるのです。
焦りに唇を噛み、足音が向かった方向とは反対へと進んだ先で、あなたは強くなる血と死の匂い気づき、一つの個室の前で足を止めました。
犯行は、終わったあとでした。 震える手で、扉を開けた先で
幼き亡骸を、目にします。]
(31) 2016/11/16(Wed) 08時頃
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……。
[少女の死を、受け入れがたい思いは 同じ心からよぉく伝わってきます。
けれど、あの時も>>2:45、今も、 あなたが声を上げなかったのは 理解をしていたのです。
何の理解かというと、死というものへの理解です。]
[人が殺される場面を、わたしは見てきました。 革命戦争のときに、襲撃された私たちの宮殿では 多くの召使や衛兵が、義勇兵によって殺されたのです。]
[あなたは死を目にしたことがなかったけれど、 わたしが同居していたゆえに、"識って"いたのです。]
(32) 2016/11/16(Wed) 08時頃
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……赦す?
[自問のような声が漏れました。 愛くるしい少女の命を奪ったその存在を、 赦せるのか、と己に問うたのです。
マタイによる福音書にはこのような一節がありましたね。
「しかし、わたしは言っておく。悪人に手向かってはならない。 だれかがあなたの右の頬を打つなら、左の頬をも向けなさい。」
あなたはその意味を知っていますか?
赦すことは悪人のためにするのではなく、 自分自身のためにすることです。
死という結果が残った時、 今、出来ることを考えなさい。]
(33) 2016/11/16(Wed) 08時頃
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……ゆるす。
[今度は疑問形でなく、ただぽつりと。 少女の亡骸に背を向け、ひとりの人物を探します。
彼がどこにいるかは知っていましたから 食堂へと足を向けました。
三人の男性が、椅子やソファで、 眠りに落ちている様が目に映ります。
あなたは絞り出せぬ声を、胸中へ落とします。
大の男が三人もいるのに、何故あなたがたは 止められなかったの?と。]
(34) 2016/11/16(Wed) 08時頃
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[それもこれも ひとりの男性の所為だ、と。
視線を向ける先にいるのは トレイルという名を持つ、茶色い髪の青年。
赦しましょう、ローズマリー。 目を覚ましたら、罪を告白させ 贖罪へと導くのです。]
(35) 2016/11/16(Wed) 08時頃
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―――ぃ、や
[浮かぶのはわたしの笑顔ではなく あなたのくしゃりと歪んだ泣き顔でした。
ほろほろと頬に伝う涙は、 最早、何を悲しみ、何がつらいのか
あなた自身にも理解ができません。
理由を聞きたいと、あなたは言いました。>>2:71 けれど、あなたは昨日それを実行しましたか? 見えた茶色の髪に、声をかけることをしましたか?>>2:180]
(36) 2016/11/16(Wed) 08時半頃
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[逃げたのです。 あなたは、眼前にある恐怖から 死を齎される恐ろしさから逃げたのです。
会話で理解するつもりなど、 元々なかったのかもしれません。]
――――――…ちがうわ。
[あなたは、微かに声をあげました。 その"違い"について、語るより先に。
トレイルに歩み寄り、短剣を取り出します。]
(37) 2016/11/16(Wed) 08時半頃
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[迷いがなかったのか 何も考えることができなかったのか
あなたの胸中は空っぽで わたしが知ることはできませんでした。
短剣は勢いをつけ、トレイルの胸元へおちてゆきます。
―――突き刺さった瞬間、肉を貫く感覚に ぐっと目をつむって。
ひゅう。ひゅう。
トレイルが苦しげに呼吸音を漏らしました。 ひとを殺したことなどない、かよわい腕が 一度で心臓を貫くことはできません。
引き抜いて、返り血を浴び、 再び刺して、その繰り返しを何度行ったのでしょう。]
(38) 2016/11/16(Wed) 08時半頃
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[ヴェスパタインとジェフが 目覚めぬことが不思議です。
起きていても、おかしくはなかった。 それほどに、殺気と肉を抉る音で 死に満ちた場所と化していました。
やがて絶命を悟った頃に、 短剣から手を離し、深く息を吐きます。]
(39) 2016/11/16(Wed) 08時半頃
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[遺体のそばに短剣を残したまま、 食堂から去り、やがて駆け出すあなたは どこへたどり着いたでしょうか。
返り血を浴び、緋色に染まった衣服と身体。
頬についた血を拭いながら 言うのです。]
(40) 2016/11/16(Wed) 08時半頃
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これが、私の
赦し、です。
[愚かなほどに、無邪気な笑みを浮かべて。**]
(41) 2016/11/16(Wed) 08時半頃
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[御伽噺を囁くのはきっとキャサリンだろう。 人狼は人間を食べてしまう。 止めるには殺すしかない。 そんな話をしていた事を思い出した。
人間を襲う獣がいれば、 森に分け入り容赦なく屠るだろう。 殺すか殺されるかの関係ならば、 その道が自然と浮かぶのに――。
人の姿をして、人の言葉を操る相手。 ましてや既知であるなら判断は鈍る。 言葉を交わして確かめようとするのは、 誰がそうと知れぬから冤罪を恐れるもあり。]
(42) 2016/11/16(Wed) 09時頃
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[アイリスの部屋の扉を叩き、 もう一度話をしてみようか。 そう思いながらもそれを先送りにしてしまう。
焼きあがったばかりのパンをかじり、 暫くはもつであろう量の残りのライ麦パンは、 調理場の片隅に置いておく。
力尽くで止めるという方法がありながら その日は誰かを疑いきれず 何もせぬまま部屋に戻り眠りについた。]
(43) 2016/11/16(Wed) 09時頃
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ケヴィンは、ローズマリーの“赦し”を知るのは、翌朝のこと。
2016/11/16(Wed) 09時頃
オーレリアは、ローズマリーの身を案じながら、微睡むのでした。
2016/11/16(Wed) 09時半頃
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― 三日目 ―
[朝になれば自然と目覚める。 よほどのことが無い限り寝過ごすことはなかった。 この天井を眺めるのも三度目。 窓を叩く吹雪の激しさはまだ変わらぬようだった。 自分たちを閉じ込め隔離する不思議な力でも働いているのか。 誰かのように御伽噺じみたことを考えてしまうのは、 雪がここまで降ることが珍しい地域だからで、 外に出られない現状に圧迫感を懐いているからだろう。]
――… 生きてる。
[胸に手を置いて確認するように呟く。 キャサリンを殺した、人狼なる存在が此処にいるならば また犠牲が出ることは予想がついた。 だから、己の生を確認した次は、 他の者の無事を確かめようと思い部屋を出る。]
(44) 2016/11/16(Wed) 10時頃
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[廊下に出ると開けられた扉があり、 其処にはヴェスパタインの姿>>9と 声掛けるアイリス>>13が見える。
ハナの部屋の前まで歩み寄れば、異臭が鼻をついた。 少女の首筋に見えるは牙の痕。 中を喰われたようなその惨状はまるで 獣が獲物を喰らったようなあとを彷彿させる。]
……ハナが襲われたのか。 ヴェスパタイン、……
[名を呼ぶもすぐに動けぬ状態と思えば]
他の人に、知らせてこよう。
[言い置いてから、二階にある部屋の扉を一通り叩き、 ハナの死を伝えにまわる。]
(45) 2016/11/16(Wed) 10時頃
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[二階をまわり終われば、一階へとおりる。 食堂に足を踏み入れると、また、異臭。 団欒の場にはそぐわぬ血の匂いが其処にも漂う。
キャサリンの次に犠牲になったのは、ハナで、 では、この血の匂いは――。
考え、その元を探そうと辺りを見回せば 血に濡れた短剣>>40と動かぬトレイルの姿があった。
歩み寄れば胸に刺し傷が見える。 トレイルの傍らで膝を折り]
…… トレイル ?
[声を掛けて、肩へと手を置くは、 まだ、息があるかもしれない、目覚めるかもしれない、 そんな淡い思いがあったせいかもしれない。]
(46) 2016/11/16(Wed) 10時半頃
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―聖堂―
[二階には戻れませんでした。 着替えようとも、隠そうともしませんでしたが、 ただ、いっときでも良いから、あなたは逃げたかったのですね。
この修道院で血まみれのあなたが見つかるのは、 時間の問題でしょうけれど。
赦しを与えた、はずなのに 聖堂へと足を踏み入れたのはなぁぜ? 心のどこかで、赦しが欲しかったのかもしれません。]
(47) 2016/11/16(Wed) 10時半頃
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[かつ、こつと、静寂に響く靴音は止まり 横たわる女性の姿を見つけました。>>24
駆け寄って、その姿を見つめ、呼吸に上下する胸元に心底安堵して、隣でへたりこむのです。]
貴女まで、失いたくは、ないの。
[オーレリアの、伏せられた目元にかかる銀糸をそっと梳き、その顔ばせを見つめているあなたの想いは。 全ての人へと与えたいと願う、博愛なのでしょうか?]
(48) 2016/11/16(Wed) 10時半頃
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[オーレリアの無事を確認して微笑みますが あなたは、彼女の傍にはいられないと 立ち上がり、場を後にしようとします。
美しく、慈悲深い彼女に、 この汚れた手を伸ばしたことすら、 罪のように思えてしまったのですから。*]
(49) 2016/11/16(Wed) 10時半頃
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─ 3日目 ─
[ …… 目蓋を持ち上げた時、 身体は酷く、冷えていたのでしょう。 ふると、睫毛が震えて、体を起こします。 まともに寝ぬ日が続いた所為か、 全身に痛みが、走りますが気にしている余裕はありません。 脈打つ鼓動、胸に掌を添えましょう。]
…… 生きて、います。
[ 私の力が、誰かに漏れていたならば、 私が、“ 占い師 ”であると、 人狼に気付かれてしまっていたならば、 命はないかもしれない、と。
手にした包丁を見詰めます。 私のこの、掌は。私のこの、力では。]
(50) 2016/11/16(Wed) 10時半頃
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[ すん、と鼻を鳴らせば、 …… 赤の香りを感じ取りましょう。 傍に、誰かがいた気配があるのです。>>49 床を見下ろせば、僅かに残る赤い血でした。
瞠目し、自らの身体に、触れましょう。 けれど、何処にも怪我はなく、 私は、無事であることを確認します。]
だれ、なの ……… ?
[ 其れでは、一体 …… ? 俯けば、はらりと落ちる前髪がありましょう。 軽く梳かすように、指を滑らせて、 誰かに、あたたかく触れられたことに、>>48 気付くのでした。 辺りには、誰もいません。]
(51) 2016/11/16(Wed) 10時半頃
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[無骨な手が、トレイルの肩に触れた瞬間、 ケヴィンには黒いもやのようなものが視えた。 彼こそが人狼である、と、 墓守から譲り受けた力を教えてくれる。]
トレイルが、人狼――……、
[呟いて、口許を押さえる。 力が発動した反動か、心臓が悲鳴をあげた。 苦痛に眉を顰めて、うずくまりそうになるのを 床に手をつき、ぎりぎりのところで堪えた。]
……っ、
[知らせねば、と思うのに、体は思うように動かず 苦しげな、呻きが 落ちる。**]
(52) 2016/11/16(Wed) 10時半頃
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[ 誰がそばにいたのかすら、分かりませんから。 このまま、護身の為に、 包丁を持っていようかと思考を巡らせますが、 流石に其れは出来ぬと、 調理場へと返しに向かうこととしました。
道中、鉄錆の匂いを感じたでしょう。 意味すること、とは ……
── 新たな死者の存在でした。]
は、 …… だれ、 今度は、
[ 私が、判断を鈍らせた所為かしら。 其れとも、また、別の。 臭いの方へ、足を進めたくはありますが、 凶器を手にしたままでは、向かえません。 足早に調理場へと、踏み込むのでした。]
(53) 2016/11/16(Wed) 10時半頃
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[ 鼻腔にこびり付くのは、鉄錆の匂い。 でしたが、調理場を開けると、麦の香りが 私に届けられることでしょう。>>43
片隅に置かれたパンを、一つ手に取りましょう。 出来立て、とは言い難いですが、 キャサリンが作ったものではないことは分かります。 かぷり、と、一口齧ってみます。]
…… ── おい、しい。
[ 昨日は何も口にせぬままでありましたから、 空腹に流し込まれるパンは、もっとと求めます。 あたたかささえ、感じましょう。 パンの作り手は、おそらく。]
(54) 2016/11/16(Wed) 10時半頃
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─── …… ケヴィン 、
[ 私の案ずる者の、ひとり。 彼の名を綴る音は、豪雪の揺らす窓の音に、 掻き消えたことでしょうね。]
(55) 2016/11/16(Wed) 10時半頃
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ローズマリーは、オーレリアが立ち去ったことを確認し、聖堂裏でずるりと座り込みました。
2016/11/16(Wed) 11時半頃
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[トレイルの了承に、不満は募る。>>2:229]
そう……。 気を付けてね。
[言葉通りに、己の気持ちを収めることができはしない。 ただ、そんなのは嫌と言葉に出すことはなかった。
少しでも情報収集をしようと、食堂へと向かう。>>2:228 緩慢に歩けば、距離は二人と離れていく。]
(56) 2016/11/16(Wed) 12時頃
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[食堂に入れば、隅の方で時を過ごす。 誰が人狼なのか、 情報は少しも得ることはできなかった。 得たのは、その夜食堂に残ったのは、 トレイル、ジェフ、ハナ、ヴェスパタインの4人だという事。]
おやすみなさい。
[暖炉のある温かな食堂を去る際には、 挨拶を投げかけて、冷たい自室へと戻った。*]
(57) 2016/11/16(Wed) 12時頃
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[自室に戻り、寝台で毛布に包まっても、 眠りに落ちていくのに、時間がかかった。]
おねーちゃん、
[一人、部屋の中。 どうして信じてくれなかったの。 と、姉の声が響く。どーして、どーして? 責めたてられるように、どーして声が響くの。 姉は、意味もなくメルヤを咎めることはなかった。]
(58) 2016/11/16(Wed) 12時半頃
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私が、いい子じゃないから。
[姉の声が、知らぬ声へと変わる。 ──メルヤ、ここでいい子にしていてね。 いつか、もう忘れてしまったけれど、 誰かに言い聞かされた事。 いい子じゃないメルヤは、いらない。 家族に、捨てられる。*]
(59) 2016/11/16(Wed) 12時半頃
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[肩の辺りに感触を感じる。 おぼろげに覚醒した意識へ、凍えるような床の冷たさが襲いかかる。]
なぜ、僕はこんなところに?
[目線が床の位置でも、食堂ではないことは一目でわかる。 顔を床に擦り付けるように首を捻れば、心配そうにこちらを見るアイリスの顔があっただろう。 看板娘のきつけで徐々にはっきりし始めた意識であったが、思考を巡らすことはかなわなかった。 よろめきながら立ち上がろうとすれば、視界は自ずとベッドの上の少女を捉えるだろう。]
ハナちゃん?
[立ち上がろうと力を入れた足から、まるで操り人形の糸が切れたように力が抜け落ち、膝をつく。]
アイリス、教えて欲しい。
僕はこの部屋で一体何をしていた?
(60) 2016/11/16(Wed) 13時頃
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[意識は鈍い音で浮上させられる。 掠れた声で何事か、扉越しに問えば、 ハナの死が伝えられただろう。>>45]
そうですか……。
[もし、姉がケヴィンの立場にいたのなら、 扉を開き、その身体に縋ることもできようか。 不安で堪らないと訴え、甘えることもできようか。
考えても、わからぬこと。 用意をしてから食堂へ行くと告げれば、 部屋の前より立去る気配を感じた。]
(61) 2016/11/16(Wed) 13時頃
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[ハナが人狼に襲われた。 その事実を聞き、一番におもったことは。
──トレイルではなくて、よかった。 神に仕える修道女として、相応しいものではないことは、 確かだった。]**
(62) 2016/11/16(Wed) 13時頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/11/16(Wed) 13時頃
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[ 私が見つけられぬ聖堂裏に、 隠れるローズマリーの姿を見つけられていたならば、 彼女のことを救うことが、出来たのでしょうか? 慈悲深く、尊いマリィ。 何時でも優しく在る彼女の掌を、 取ることができていたのなら、 何かを変えることはできたのでしょうか。 私の託した短剣は、守護の祈りが込められています。 母が私の為に願ったものですから、 詳しく調べればわかるでしょう。
─── オーレリアと、刻印されている文字を。]
(63) 2016/11/16(Wed) 14時頃
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[墓守から託された力は命を削る。 それを知っていたからこそ 墓守は天涯孤独となった粉ひきに与えることを選んだ。 その後、墓守は村を出て行ったから 彼女が短い余生をどのように過ごしたかは知らない。
呼吸が漸く落ち着いた。 血に濡れた短剣をわざわざ拾おうとは思わない。 トレイルを眺め、は、と、息を吐き出す。]
キャサリンを、手に掛けたのか。 ハナを――…
[言い掛けて、止まる。 トレイルとハナ、どちらの死が先だったのか、 ケヴィンにはわからなかった。]
(64) 2016/11/16(Wed) 14時頃
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[ 満ち足りたお腹を、ゆるりと撫ぜました。 …… この腹に、子を宿すこと。 想像したことはないと言えば、嘘になるでしょう。 父と母のように、仲睦まじい姿に憧れもあります。 大切なひとは、 ……… ── いつの時までも、隣に在れと願えども、 いずれ失うことを思えば、手は伸ばせぬのです。 だからこそ、アイリスに問われたとき、 上手く言葉を返せなかったのだと、思います。
けれど、叶わぬ夢を想い描くことくらいは、 神はお赦しくださるのでしょうか … ?]
やはり、皆に伝えなければ、 … 誰が、人狼か どうか、を。
[ 決意を胸にその場を去りましょうか。]
(65) 2016/11/16(Wed) 14時半頃
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[ 私は、一度自室へと戻ります。 部屋の椅子の背にある、黒のストールを、 己の肩にかけて、気を引き締めました。
既に報せて回る男の姿は通り過ぎた後だったでしょう。 けれど、廊下を覗けば、集まる人々の様子が、 見てわかりますから、そっと近付き、そこで。
─── ハナの死を、知ります。]
(66) 2016/11/16(Wed) 14時半頃
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[誰がトレイルを手に掛けたか。 気になるのはそのこと。 手がかりともいえる短剣へと目を向ける。
人狼はふたり。それに与するはひとり。 キャサリンの言葉を信じるならば 注意すべきものはまだふたりいることになる。
そして、 トレイルが人狼と知るケヴィンには、 トレイルを刺した者が仲間ではないだろう事が想像できた。 仲違いゆえの可能性も否めないが、 その可能性は他よりも低いと見積もる。]
――……、
[自分がトレイルを殺した事にするでも良いかもしれない。 口数の少ない男はぼんやりとそんなことを考えている。]
(67) 2016/11/16(Wed) 15時頃
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[ 凄惨な姿に息を飲むことでしょう。 ヴェスパタインとアイリスは、 言葉を交わしていたでしょうか?>>60 二人の会話は、耳に入ってはきませんでした。 ただ、マリィがキャサリンにしたように、 手近にあった布を、ハナにふわりとかけましょう。]
…… ハナ 、 貴方の命は天に昇りましょう。 そして、新たなる生を受けることでしょう。
[ 膝をついて、神に、祈りを捧げます。]
(68) 2016/11/16(Wed) 15時頃
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[自警団である彼の捜査に進展があったか、も 多少は気になるところではあるが、 御伽噺じみた今の状況に それがあてになるのかという疑念もある。]
ああ、……トレイルの死も、知らせるべきか。
[ハナの死を知らせたように、 トレイルのことも知らせねば、と 苦痛に苛まれながら考えていたことを思い出す。]
……メルヤや、オーレリアは、かなしむだろうな。
[彼に近しそうな二人の名を綴り、眉を顰めた。]
(69) 2016/11/16(Wed) 15時頃
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[>>60ランタン屋さんは我に返った。 だけど立ち上がろうとしてまた崩れ落ちたので、支えられるなら支えようとした。 こんなところでどうしたんだろう、と、まず私が思ったので。 聞かれてもきょとんとして、確かめるように口に出す。]
ハナちゃんを殺したんじゃないよね。 ランタン屋さん。
[泣きそうな表情で、しかし落ち着いてそう言い放つ。 そうじゃないことは私はよく知っている。ので、これはあくまでも、 大丈夫だよと励ますつもりだったけれど、どう受け取られたか。
幼いハナの遺骸を横目に、今も悲しさと期待が同居している。**]
(70) 2016/11/16(Wed) 15時半頃
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[ 祈りを捧げ終えれば、私は立ち上がります。 此処にいるふたりに、私が占い師であることを、 告げてしまいましょうか?
…… いえ、皆を集めてから告げることが、 必要なのかも、しれませんね。 人狼は、二人。そして、協力者が一人。 彼女らが、そうでないとは、限りません。]
(71) 2016/11/16(Wed) 16時頃
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― 3日目 朝 ―
[久しぶりの“襲撃”に思ったよりも疲れてしまったらしく、満腹による満足感も手伝って、深い眠りに落ちてしまった。
ひく、と鼻をうごめかして目を覚ます。 血の――血の匂い。
それはきっとトレイルのものだったのだろうが、目を覚ましてはっとする。 まだハナの血と肉の味が舌に残るようだ。 見回すと、誰もいない。 トレイルとヴェスパタインはどこへ行ったのだろう。
それよりも。 この血の臭いを消さなければ。
立ち上がって水場へ向かう。
ソファの裏にあったのか、トレイルの姿には気づかずに。]
(72) 2016/11/16(Wed) 16時頃
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[水場で口をゆすぎ、自分の匂いを確かめる。 ……さきほど感じたほどの生々しい血の匂いはしない。]
……―? 俺も、神経が参っているのかな。
[目覚めたときはしかと血の匂いがしたはずなのに。 ハナの血が自分の服についていることもない。
部屋に戻って体を拭こう。 しかしその前に、もう一度だけ食堂を確かめよう。
そう思って食堂へ戻って扉を開ける。と、やはり血の匂いが鼻をかすめて。 少し眉を寄せて部屋を見回すと、男が立ち尽くしていた。>>69]
(73) 2016/11/16(Wed) 16時頃
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……ケヴィン?
[そっと男の傍による。 彼はうずくまっていたのだったか。
と、その奥にトレイルの変わり果てた姿と、血の海、短剣を認める。]
………―――!?
お前――…
[一瞬、彼が殺したのかと息をのむも、ケヴィンをよく見れば返り血はなく、短剣は血に濡れているのに、彼の手には血は見えない。]
何が、あった。
[努めて冷静に、トレイルの――“仲間”の死について、問いかけた。]
(74) 2016/11/16(Wed) 16時半頃
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捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2016/11/16(Wed) 16時半頃
捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2016/11/16(Wed) 16時半頃
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トレイルが………殺された。
[かすれた声で、それだけを、ぽつりと伝える。]
(*2) 2016/11/16(Wed) 16時半頃
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[呼ぶ声がして顔を上げるとジェフ>>74が居た。 ゆると身体を起こし、立ち上がる。
彼が言い掛けた言葉は――。 考える間にもジェフの視線が確かめるように動くのを感じ]
現場は、荒らしていない。 見たままの状況だ。
[偽証は状況から彼には通じないだろうことを察し 端的に問いに答える。]
誰かが、人狼であるトレイルを殺した。
[全員に伝えるつもりであったことを、彼に言う。**]
(75) 2016/11/16(Wed) 17時頃
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|
……そうか。
[荒らしていない。 おおよそ予想された答えを聞いて、息を吐く。 嘘をついているようには見えないが、この男はもともと感情が見えないからわからない。]
………は?
[人狼、と聞いて、間抜けな声を出して、ケヴィンを見つめる。 ローズマリーに、トレイルが人狼だと告げたのは彼だったのか。 殺したのがケヴィンでないとすれば、ローズマリーか。 そういえば、ヴェスパタインはどこにいるのか。]
(76) 2016/11/16(Wed) 17時頃
|
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[それらの疑問が頭の中に渦巻きながらも、言えるのは。]
なぜトレイルが人狼だとわかる。
[という問いだけ。 ちらりとトレイルをまた見て、遺体は人の姿であることを、そうと知っているはずなのに、確かめて。]
(77) 2016/11/16(Wed) 17時半頃
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|
―聖堂―
[オーレリアの気配が完全になくなった頃、 あなたは再び聖堂の祭壇の前にゆき、膝をつきました。]
……私を許して欲しいとは言いません。
……でも、これで ……終わるはずなの……。
[あなたはすっかり忘れてしまっているのね。 人狼は、ふたりいるという、キャサリンのお噺を。
血にまみれた格好で、 今はただ神に祈りを捧げるのでしょう。**]
(78) 2016/11/16(Wed) 18時頃
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|
[ジェフの反応>>76にも表情は殆ど動かない。 唐突にそんな話をされたのだからその反応は正しいと思う。 続く問い>>77を聞いたところで驚いたように瞬く。]
――…ジェフ。 人狼の存在を、キャサリンのあの話を、 キミは受け入れたのか?
[ケヴィンの目にはそうは映っていなかったから、 すんなりと人狼なる言葉を使い問いかけたのが意外だった。]
ああ、まずは質問の答え、だな。 トレイルの魂を、視たからだ。
[説明する気があるのかないのか。 相変わらず言葉が足りぬ答えを返した。]
(79) 2016/11/16(Wed) 18時半頃
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受け入れる?
[ケヴィンの瞬き>>79に、こちらも首を傾げる。]
ああ、人狼の存在か。 キャサリンという修道女の話を信じたわけではない。
……ただ、トレイルが人狼だと、君のほかにも言っていた者がいてな。
[またトレイルの遺体に目をやる。 と、質問の答えが返ってきて、今度は完全なる不審者を見る目でケヴィンを見つめた。]
魂?
それを、昨日誰かに言ったか。
[やはりローズマリーにトレイルが人狼だと教え、ローズマリーをけしかけたのは、彼か、と内には怒り、外には猜疑を色を濃くして相手に向き合う。]
(80) 2016/11/16(Wed) 18時半頃
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彼は……生きたいと、願っていたのに。
(*3) 2016/11/16(Wed) 18時半頃
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信じたわけでもないのに、 そうも自然に使えるものか。
[ジェフの返し>>80にそんな感想を漏らす。]
俺のほかにも……、……そうか。
[人狼に与する者や人狼その者が トレイルに関することをいうとは思いにくい。 群れや仲間という意識がなければそれは当てはまらなくなるが そういう意識があるものと仮定して考えていた。]
それが誰とは言わないんだな。
[ぽつ、と呟き]
――…魂。 昨日、トレイルは生きていただろう。 魂が見えるのは――、彼が死者となったからだ。
[猜疑の色を感じれど、淡々とした様子で応えた。]
(81) 2016/11/16(Wed) 19時頃
|
|
[アイリスに支えられて辛うじて床に手をつけば]
そんな、僕は。
[ やっていない。そんなことするはずもない。 僕が守ると誓ったのに。
怒り狂って目の前の彼女にに掴みかかる、ことはできずに。
ぼんやりとアイリスを見つめた瞳には、吹き消されたランタンのように光はなく。]
僕が人狼なのか。
[口にしてしまえば、それは体中に反響した。]
(82) 2016/11/16(Wed) 19時頃
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[自室を出れば、ハナに宛てがわれた部屋内を覗き見ることもできただろう。 3人、と、1人。 そこに求める、茶髪はない。
これからも続いて行くだろうその道は、 人狼によって閉ざされた。 悲しく思う。悲しくは思うのだけど。]
お姉ちゃんだけじゃ、足りないの?
[考えの本軸は、姉だ。 眸を伏せ、その部屋に姿はない、 残されたもう一人の家族を探そうと踏み出す。]
(83) 2016/11/16(Wed) 19時頃
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[トレイル。 わたしのだいじな、家族。 貴方だけは、何があっても信じきる。 姉のことは信じきることができなかったけれど、 トレイルだけは。
あなたがいなくなったら、わたしはひとり。]
(84) 2016/11/16(Wed) 19時頃
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[手摺りを持ち、一段一段下る。
おねえちゃんの敵討ち。 わたしは誰を討てばいいの。 階段に、修道院に滞在する人の顔を思い浮かべ、 踏みつけながら、下った。 考えても、やはり誰が姉を私から奪ったのか、 答えは出ない。]
(85) 2016/11/16(Wed) 19時頃
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………。
[「それが誰とは言わないんだな」には、お前が告げたやつがそうだろう、という視線を返す。]
……は?
死者の魂が見える? キャサリンの魂も見えたのか?
[死んだ人間の何かがわかると口にしているこの男性に、すでに死んでいるもう一人の者の名を出して問う。
キャサリンは確か――占い師と霊能者。そんなことを言っていた。 この男も、自分が霊能者だとか言い出すんだろうか、と軽い恐怖を感じる。 暴かれる恐怖、といった類ではなく、極限状態に追い込まれて精神が錯乱した人を相手にしなければならないのかという恐怖だ。]
(86) 2016/11/16(Wed) 19時頃
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[もの言いたげな視線>>86に怪訝そうに眉を寄せた。 ジェフの問いが重なり首を傾げる。]
キャサリンの魂を視る必要はないだろう。 彼女は人狼に襲われた、犠牲者だ。 ――俺たちが探しているのは、人狼、だろ?
(87) 2016/11/16(Wed) 19時半頃
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あなた“も”人狼なの?
[>>82明かりの消えたランタンのような、そんな暗い瞳に、私はどう映っているのだろう。
私が囁き声を聞いた二人の人狼とは違うこの人は、ハナを食べてはいないと知っているけど。 人間だとか、人狼だとか、そんな些細な違いを螺子足らずの土塊は知らない。
そっと彼の耳元で、小さく楽しげに囁く。]
だいじょうぶ、黙っててあげますから。 ハナ、美味しかった? ねえ。
[彼が自分を人狼だと思うなら、それでいいんじゃない。 私は責めるでもなく、その様子を面白がる。
他に誰がこの部屋で、この様子を見ていたかは知らないけど、 声だけは彼にしか聞こえないように。**]
(88) 2016/11/16(Wed) 19時半頃
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[今のランタン屋さんと、トレイルさんの声が重なる。 食べたくなかったけど、食べちゃったあの人。
見ている私には、違いが分からないでいる。]
(*4) 2016/11/16(Wed) 19時半頃
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[御伽噺は身近なものだった。 御伽噺のような存在も、まだ信じられていた頃>>0:#2とはいえ 言葉の真偽に疑念を懐くのはケヴィンにとっては想定内。]
……ハナが襲われたことは、あらかた伝えた。 トレイルの件はまだ知らない者も多いだろう。 知らせようと思うのだが――…
[危機的状況において情報の共有は大事なこと、と ケヴィンの中では大きくあり]
なぁ、キミは自警団なのだろう? 犠牲者を増やさぬために、 人狼をさがす気はあるのか?
[ジェフへと言葉を向けて、 トレイルの件を知らぬ者に知らせるために食堂を出る。]
(89) 2016/11/16(Wed) 20時頃
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[ 二人の密会が始まれば、>>88 私は此処から立ち去ろうとするでしょう。 …… まだ、誰にも言えない、と。 伝えるならば、人狼ではないと分かった、 あの、人だろうけれど。
ふと、扉の方へ視線を向けます。>>83 其処には、立ち去るメルヤの姿があったでしょうか。 私は、その影を追いましょう。]
メルヤ、 …… !
[ 階段を下る肩に、軽く掌を乗せましょうか。]
(90) 2016/11/16(Wed) 20時頃
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[ キャサリンを慕う彼女は、 恐らく酷く疲弊している筈なのです。 彼女の心の支えであった、キャサリンは … そして、相棒と呼ぶ友は …
トレイルが人狼であると、メルヤは、 この子は、知っていたのでしょうか? 其れとも、この子も、
人狼
では、ないのでしょうか。]
(91) 2016/11/16(Wed) 20時頃
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[歩み寄る音は、トレイルのものではない。>>90 後ろを振り返ることはない。
肩に載せられた手と名で、漸く存在を認めた。]
オーレリアさん……。
[進む足は止め、眸にオーレリアを映す。]
(92) 2016/11/16(Wed) 20時半頃
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[ … だめ、なのです。 こうして、疑心暗鬼になってしまっては、 自らの身を滅ぼすことになりかねません。
彼女の眸に映る私の顔は、>>92 どんな姿を示していたのでしょうか?
浮かぶ疑念を振り払うように、 メルヤに伸ばした掌を、彼女の頭に乗せました。 叶うことならば、このまま腕の中に抱き締めたいとも、 そう、思ってしまうことはいけないことでしょうか。]
…… メルヤ、 私は、貴方の、敵ではありません。
[ この思いが、どうか、伝わりますように。]**
(93) 2016/11/16(Wed) 20時半頃
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[どのくらい祈ったでしょうか。 そしてその祈りは、本当に神へ向けたものだったのでしょうか。
あなたは立ち上がり、信徒席の中央を通って 聖堂をあとにします。
会いたい人がいます。 いいえ、会いたいというよりも、確かめたいことが。
廊下の先、階段の方へと向かいましたが 声が聞こえれば、足を止めてしまうでしょう。>>90>>92]
(94) 2016/11/16(Wed) 20時半頃
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[人狼を探す、というケヴィン>>87にまた怪訝そうな顔を返す。 先ほどから、微妙に話がかみ合っていないようだ。]
ハナ?
[続く言葉>>89にまた問い返し。]
あの子供か。彼女も襲われたのか。 そういえば、私が起きたときには食堂にはいなかったが。
[去り際の質問には]
人狼?
私たちが探すべきは、殺人犯だろう? キャサリンという修道女と、トレイルという青年を殺した。
[ハナも殺されたのなら彼女を殺した犯人も含まれる。 トレイルだって、被害者なのだ。]
(95) 2016/11/16(Wed) 21時頃
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[ケヴィンが去っていくのは止めず、トレイルの遺体を調べる。 心臓を短剣で何度も刺したらしい。]
……―――ちっ
[久しぶりの襲撃で疲れていた? 仲間が同じ部屋で殺されたというのに気づけなかったなんて。 助けられなかったなんて。 彼は――生きたいと願っていたというのに。
誰もいない食堂で一瞬だけ苦しみの表情を見せるも、すぐに元の無表情の顔に戻す。
トレイルの遺体もきちんと片付けてあげたいけれど、ハナを見に行かなくては。 そう思い、食堂を出る。]
(96) 2016/11/16(Wed) 21時頃
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[次の段は、オーレリアの顔を思い浮かべる番。 姉の血に染まるその顔と、 眸に映るオーレリアは異なる。 立ち止まるメルヤは、オーレリアの顔を踏むことはなかった。
移動する白い手に、身を硬くし、 より、手摺りの固い感触を感じる。]
何故……、 ──いいえ、貴女が言うのならそうなのでしょう。
[言い切れるのか、問い質す言葉は飲み込む。 受容の態度をとるのは、得意なはずだった。
眸を縁取る黒は、笑めば、深まった。]
(97) 2016/11/16(Wed) 21時頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/11/16(Wed) 21時頃
|
[話が微妙に噛み合わない。 それはジェフに対する違和感として残る。
ハナのことは知らないらしい言葉>>95が ジェフより聞ける。 質問に対する答えには微か目を伏せた。 先ほど人狼という言葉を使いながら 今は殺人犯という彼。 彼にとって御伽噺は遠いのかもしれない。]
(98) 2016/11/16(Wed) 21時半頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2016/11/16(Wed) 21時半頃
|
え? トレイルさんが?
[聞こえてきた赤い声は、唐突な知らせで。 でも確かに、起きてから姿を見ていない。]
……そっか。
[次々に人が死んでいくこの場所で。 人狼だけは安全なのかもと思っていたけど、そんなわけなかった。 ただそれを知る。
死を悼む感情は、今の私からは抜け落ちている。 それは全てのいのちに等しく。]
(*5) 2016/11/16(Wed) 21時半頃
|
|
[聖堂から階段へと続く廊下には ローズマリーの姿があった>>94]
ローズマリー、
[呼び掛ける声をひとつ、投げ]
トレイルが殺された。
[ハナの件は伝えていたかどうか。 念のためにハナの事も口にして]
(99) 2016/11/16(Wed) 21時半頃
|
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[思い返すは、幼き頃の記憶。 彼の思い出の中には優しい母がいた。 いたずらをして怒られた時も、我が子の反省を読み取れば、頭を撫でてくれた。
そんな母がある日蒸発した。 もう15年も前になるだろうか。 何の前触れもなく、何も痕跡もなく、ただただ消えた。 その日を境に、父は自分へ厳しい態度を取るようになっていたように思う。
母に一体何が起こっていたのか。 もしや、僕が原因だったのではないか。 頭の片隅でホコリを被っていた感覚が、今は彼の思考を支配していた。]
(100) 2016/11/16(Wed) 22時頃
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[ 何故、と。問い質す声が聞こえたならば。 私は、何と答えたのでしょうか? 私の、願いと述べたところで、 身を固くする彼女に、通じるかどうかは、 わからぬところでは、ありました。]
…… メルヤ、辛い時は、泣きなさい。
[ あの夏の日のように、 腕に抱きとめることはできませんでした。 底の見えぬ暗き瞳は、私を映してなど、 いないかのよう、でしたから。 代わりに、彼女の目元を親指で撫ぜましょう。]**
(101) 2016/11/16(Wed) 22時頃
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[なぞかけを解く時にように集中はしていなくとも、普段であればアイリスの言葉にこう質問しただろう。 あなたも、とはどういう意味ですか、と。
ただ、今は複数犯だとか、協力者だとか、そんなものはもはやどうでもよかった。]
美味しい?ハナが?
[人を喰らって幸福を感じるなど、そんなものはもはや人とは呼べないだろう。 ましてや相手は自分が守りたいと願った、幼き少女なのだから。]
何が大丈夫なものか!僕は化け物かもしれないんだぞ! わからない、わからないんだ、もう何も。 アイリス、僕はどうすればいいんだ?
[湧き上がるは怒り。己への怒り。 こんな時でさえ、何も自分では決めることができないのか。]
(102) 2016/11/16(Wed) 22時頃
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[笑みを作る唇の端が歪む。 メルヤは修道院で生きていくことが決まった時から、 姉の傍でしか、泣けなかった。]
おねーちゃんの、仇をとれたなら、 その時に、 ……。
[姉の代わりは、誰にもできない。 それは幼き頃より、時を共にしていたオーレリアにさえも。 それ故に、目許は濡れることなく。>>101
トレイルを探しに行くと告げ、メルヤは再び歩き出す。 オーレリアが隣を歩いても、拒絶の意は表さない。*]
(103) 2016/11/16(Wed) 22時半頃
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[>>102声を荒げられて、びくりと肩が跳ねる。 ランタン屋さんの感情の揺れ動きのように、その灯火は弱まったり、激しく燃えたり、不安定。]
……化け物でも、みんないっしょです。 こわくなんかない。
[悲しい目で彼に、じいっと視線を合わせる。 私だって人間じゃない。ただの土塊。何にもならない役立たず。 それでも私にできることがあったんだから。 怒ることも、悲しむことも何もない。
きっと、ランタン屋さんが感情を露にする相手が私じゃないなら、 もっと違う答えをあげられたのかも。]
(104) 2016/11/16(Wed) 22時半頃
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それなら。 ハナが寂しくしてるといけないから。 ハナと一緒に、ハナの子供を作りませんか?
私、お手伝いしますから。
[真面目な顔で提案したら、さあ、どう思われたかな。 でも、どうすればいいかと問われても、そうするのが一番だと思うから。
私は、目元は泣きそうなのに、笑った。 かなしいね。うれしいね。もう何もわからない。]
(105) 2016/11/16(Wed) 22時半頃
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[少し歩けば、二人の姿が見えようか。 閑かな廊下に響く声>>99に、立ち止まることを余儀なくされる。
姫の衣服が紅く染まっているように見えるのは、気のせいか。>>78]
──…… 冗談は、やめてよ。
[囁くような、声。 家族がもういないなんて、冗談に違いないのだ。]
(106) 2016/11/16(Wed) 22時半頃
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[乱暴に大きな歩幅で、ケヴィンの許に近づいて見上げる。 もう一度強い口調で、声を放つ。]
冗談はやめて。 ケヴィン…、さんが、そんな人だと思わなかった。
[此度、しっかりした声の大きさは確保できた。 意志の強い目で、それだけ言って、と通り過ぎよう。*]
(107) 2016/11/16(Wed) 22時半頃
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[頭の中が混沌としている。 人狼、ハナ、アイリス、自分、林檎。 アイリスの言葉は、僕をどんどん暗闇に沈めていく。]
人と人狼は一緒じゃない。人と人も一緒じゃない。 一緒ではないんだ、僕と一緒にいてはいけないんだ!
[まるで敬虔な信徒のような言葉を紡ぐアイリスに、喚くように話続ける。]
(108) 2016/11/16(Wed) 22時半頃
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……寂しくなるな。
[彼女の淡々とした返事はいつものこと。 気にせず、自分の気持ちをこぼす。]
(*6) 2016/11/16(Wed) 22時半頃
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[メルヤの囁くような声>>106が聞こえた。 彼女の方へと顔を向ける。]
冗談じゃない。 胸を刺されたようだった。 ――食堂にいけば、会える。
[トレイルと彼女が近しいのは知っている。 けれど伝えることは躊躇わなかった。 会うであれば朽ちゆく前に、と、 そんなことを思っていたが表情は渋く]
トレイルは、人狼だった。
[通り過ぎようとする彼女>>107の背にまた一つ声をおくる。]
(109) 2016/11/16(Wed) 23時頃
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……。
[ケヴィンからの報告のような言葉に>>99 あなたは押し黙って、少しだけ視線を逸らしました。 知っている、という証明のように。
言葉を返すより先に、通りかかるメルヤの声に>>106 唇を噛み締めます。]
……知っているわ。 二人とも、この目で見たもの。
[その事実以外に語る術を持たぬあなたは 通り過ぎようとするメルヤを止めることも>>107 ありませんでした。]
(110) 2016/11/16(Wed) 23時頃
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ハナちゃんとの子ども? 一緒に子どもを作る?
[突拍子のない質問に、一時的に混沌は混乱に変わる。 子どもはコウノトリが運んでくる、なんてお話が絵空ごとであることぐらいこの男でも知っている。 あの商人は、彼の知らない世界をたくさん知っていた。そしてそれを酒の肴にしながら彼をからかうのだ。 子どものできかたも、そんな肴の一つだったと思う。]
アイリス、君は一体何を言っているんです? そんなこと、今はもう無理に決まっているじゃないか。
[死んだ人間に子どもは作れない。 アイリスがその前提をきっかり半転させているなど、誰が想像できようか。]
(111) 2016/11/16(Wed) 23時頃
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["人狼だった。"
ケヴィンが、確信めいた口調で紡いだ言葉には ぱっと顔をあげて、背の高い彼を見上げます。]
本当に……!
[あなたの表情に浮かぶのは安堵。]
ああ。本当に、人狼だったのね? 私は間違っていなかったわ……!
[言葉と緋い衣服を見れば、それが何を意味するか 理解できる人がほとんどでしょう。*]
(112) 2016/11/16(Wed) 23時頃
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[ローズマリーの様子>>110を認め、緩く目を伏せる。]
知っているなら。
[それで十分。 続く言葉はまた端折られる。 視たものを、ケヴィンにしか視えぬものを伝えれば 彼女の顔には安堵が浮かぶ>>112のが見えた。 それが意味するものを考えようとして]
――…間違っていなかった、というのは、 人狼と疑い、彼を手に掛けた?
[ならば彼女はケヴィンが疑うべき候補から外れる。 言葉と緋い衣服から導き出されるものを確認するように 彼女に対し言葉を綴る。]
(113) 2016/11/16(Wed) 23時頃
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ローズマリー。
[再び名を呼び掛けて]
ジェフに、 トレイルが人狼だと言ったか?
彼は、俺の他にそういっていた者がいると言っていた。
[ジェフとの会話を思い出し>>80 状況を知るために、またひとつ問いを。]
(114) 2016/11/16(Wed) 23時頃
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[馬鹿なことは言わないで。>>109 二人して騙そうとしているのに、違いない。>>110 怖がらせて楽しんでいるに、違いない。 姉のように、戯れに御伽噺を、 メルヤに聞かせているのだろう。きっと、そうだ。 家族の死を知らせる言葉は辛く、都合の良いようにメルヤは解釈した。
もしオーレリアが傍にいたのなら、一言添えていたのだろうか。]
トレイルが人狼なわけないでしょう。 おねえちゃんを私から、奪うわけない。
ローズマリーさんも、やめてよ。
[背中に掛けられた言葉たち。 姉の仇は、家族のトレイルだと突きつけられる。 振り返って、甲高く自分の主張を投げつけて、 食堂へと走る。]
(115) 2016/11/16(Wed) 23時頃
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そう。そうよ。 この服はその時の、返り血。
[ケヴィンに首肯を返し>>113、 メルヤの背は、まだ見えたでしょうか。]
私が、トレイルくんを、殺したわ。
[メルヤの心情を深く知ることもなく、 聞こえる声量で告げることが、どんなに残酷か あなたは理解していません。
オーレリアの告発ゆえであるということを伝えることは するつもりはありません。 もし問われようと、その名は出さないでしょう。]
(116) 2016/11/16(Wed) 23時頃
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[紅く染まる衣服は見えない。認識したくない。>>112]
トレイルは、いきているもの。
[紅も言葉も、仕掛けの一つに違いない。
自分に言い聞かせるように、 いきていると繰り返しながら、食堂のドアを開いた。]
(117) 2016/11/16(Wed) 23時頃
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[ケヴィンの続く問いは>>114 聞かれて然るべきものでしょう。]
……ええ……ジェフさんに言ったわ。
[トレイルを疑っていたのでなく、 オーレリアを信じていました。
だからこそ、広がる安堵があるのです。 オーレリアへの信頼は、深く深くなってゆきます。*]
(118) 2016/11/16(Wed) 23時頃
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[戯れのような御伽噺はキャサリンの得意とするもの。 ケヴィンがそれを真似できぬのはメルヤも知っているだろう。 表情の薄い男のささやかな変化に気付くようや細やかさも 同じ場所にいるだけで寄り添うような安堵を与えてくれた彼女はいない。]
――… 人狼はふたりだ。 キャサリンをキミから奪ったのが彼とは限らない。
[食堂へと走る彼女>>115に声を向けるが、 慰めにもならぬだろう言葉は落ちゆく。]
(119) 2016/11/16(Wed) 23時半頃
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もういい、やめてくれ!
[極限まで追い込まれると、人はすがれるものならなんでもすがる。 すがれるものがなかったら、後は壊れていくだけだ。 男はアイリスを置き去りに、自室へと走った。 手に取るべきものがある。 鍛冶師であった父から褒めてもらえた最初で最後の作品。
熱した鉄を打つための槌。 家を飛び出した時も、放浪の時も、手放さなかった。 今は無用の長物とかした宝物。
狂乱の炎がともった瞳は、人が大勢集まっているだろう食堂への道だけを見つめて。]
(120) 2016/11/16(Wed) 23時半頃
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[槌を引きずるように食堂へ現れた男は、人々の目にはどのように映っただろうか。 狂気に奔った人間か、はたまた人とは違う化け物か。]
皆さんに決めていただきだい。
[男は静かに、しかしはっきりと話し始める。 いつものように、委ねる問いを。]
僕は人狼かもしれないのです。 だが、わからない。もう何もわからないのです。 だから、決めて欲しい。
僕のはらわたを引きずりだし、ハナちゃんだったものがあるかを確認するか、
ここにいる、僕が決して疑えない人以外を、僕がこの槌で殺しつくすか。
さぁ、決めてください。
[男の表情は悲しくも安らかであったか。]
(121) 2016/11/16(Wed) 23時半頃
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[食堂を出ようとしたところで、メルヤとかち合う>>117。
勢いよく駆けてきたようで、興奮している様子の修道女に、一瞬戸惑う。
ああ、そうだ。 彼女はトレイルと親しかった。
昨日の逢引の現場を思い出し、ケヴィンから知らせを聞いて急いできたのだろうと察する。
黙って、メルヤに向かってトレイルの遺体のある場所を手で示した。]
(122) 2016/11/16(Wed) 23時半頃
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[と、続けて昨夜一緒に番をしようと言った男が入ってくる>>121。 その言葉に眉間の皺を深くし、はあ、とため息をつく。]
落ち着きなさい。論理がめちゃくちゃだ。 自分が人狼かもしれなくて、誰かを殺しているかもしれないというのなら、なにも殺さなくてもいい。
きつく縄で縛っておこう。
望むなら、そうするが?
[呆れの色は隠しきれなかったかもしれない。 人狼かもしれない、殺さないなら殺すぞなどという話を、そのまま受けるわけにはいかなかった。]
(123) 2016/11/16(Wed) 23時半頃
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えっ……?
[慌ただしい音を立てて、二階から降りてきたのはヴェスパタインでした>>120。そのただならぬ形相には、ケヴィンと顔を見合わせたでしょうか。後を追おうと促します。]
……どうしたの、ヴェスパタインさん、 何を……
[彼がはっきりとした口調で語る内容が>>121 廊下にも漏れ聞こえ、あなたは絶句してしまいます。]
(124) 2016/11/16(Wed) 23時半頃
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[>>108一緒にいてはいけない。 その拒絶の言葉を受けて、後ずさる。
そうか。そうだった。 私はそれが、嫌で、嫌で。]
うん。 それなら、いい。
[人でもない、狼でもない、 ただの土塊は、下がるしかない。]
(125) 2016/11/16(Wed) 23時半頃
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無理じゃないよ。 子供は、……“いのち”は、作れるもの。
[>>111首を横に振って、溜め息をひとつ。 私が信じ込んでいることを疑う理由なんかなかった。 林檎が赤い実をつけるように、花が種を残すように、いのちは作れる。 私の手だって、それができる。]
私が、やってみせる、から。
[光の宿らない目で、ひとつ笑って。 ゆらりと踵を返そうとした時、>>120怒声が私を追い越した。
それを見送って、間も無く聞いたのは仲間の声。 トレイルさんが、殺された。と。*]
(126) 2016/11/16(Wed) 23時半頃
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[ローズマリーの言葉>>116にゆると頷く。]
……なら、 キミは人狼でもその仲間でもないのだろう。
[疑わぬという宣言にも近い言葉を向け]
そうか。
[ジェフに伝えたと聞くと>>118少し考えるように間を置き]
人狼を探す気はあるのかとジェフに尋ねた。 彼は、探すべきは殺人犯だろうと問い返した。 彼の言う殺人犯は――… キャサリンとトレイルを殺した者だそうだ。
俺には彼の見ているものが、わからない。
キミがトレイルを手に掛けたのなら――… ジェフには気を付けたほうがいいかもしれない。
(127) 2016/11/16(Wed) 23時半頃
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アイリスは、ジェフからの報せに心が大きく動くことはなく。
2016/11/16(Wed) 23時半頃
ローズマリーは、ケヴィンをジッと見つめ、こくりと頷いた後に言葉を続けます。
2016/11/16(Wed) 23時半頃
メルヤは、ケヴィンの言葉に耳を傾けたくはない。
2016/11/16(Wed) 23時半頃
アイリスは、ケヴィンのことを昨日に引き続き考えている。
2016/11/16(Wed) 23時半頃
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[ヴェスパタインが二階から降りてくる音で声は途切れる。 ローズマリーと顔を見合わせ、それから頷き]
[反射的に彼の後を追った。]
(128) 2016/11/16(Wed) 23時半頃
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アイリスは、オーレリアと共に、私のしたいことを。
2016/11/16(Wed) 23時半頃
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[ "……でも私は、いのちを潰えさせたの。"
人狼でも仲間でもない、けれど罪を犯したのは同じだと。 赦しを乞うでもない、その事実は 今は胸に仕舞っておくことにしました。
ジェフに関する話には、寂しい色を浮かべて>>127 そう。と小さく相槌を返します]
わかったわ。 気をつける。
[ケヴィンと真摯に話したい気持ちではありましたが それよりも優先すべきことは、 取り乱したヴェスパタインでしたから。]
(129) 2016/11/16(Wed) 23時半頃
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[自警団の男はかくも冷静だ。 これから罪を犯そうとする人でも、彼の言葉に我を取り戻すことはあるだろう。 だが、理性の留め具が外れたこの男に、もはや理論は関係ない。]
ハナちゃんを殺した人狼を許せるでしょうか?
[男は首を横に振る。]
ジェフさん、あなたは誰が人狼か知っているのですか? 知っているのであれば、僕はそいつを殺すでしょう。 知らないのであれば、疑わしきを削るしかないのです。 もちろん、それが僕自身だとしても。
(130) 2016/11/16(Wed) 23時半頃
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[勢いよく食堂に駆け込めば、ジェフにぶつかる寸前か。>>122 御免なさいと小さく早口で告げ、足を踏み込む。 食堂を軽く見渡しても、トレイルの姿はない。]
ほら、やっぱり、御伽噺でしょ。
[呟けば、ジェフがソファの裏を指し示したか。 その黙っているのも、演出なんでしょ、 わかってるのよ、わたし。
唇を噛み締め、力が抜けてしまいそうな足で近寄れば、家族の無残な姿が目に入る。]
(131) 2016/11/16(Wed) 23時半頃
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[ケヴィンと共に食堂に入り 錯乱状態にあるのでしょうか、そんなヴェスパタインを 諭すような声も聞こえますが――>>123]
人狼を殺さなければ、また人が死ぬのよ。 甘いこと言わないで!!
[ジェフに向けたのは厳しい一視でした。 彼の言葉が期待はずれだった時のように>>210 今も、なにも信じていないような所作に苛立ちを隠せないのですね]
ヴェスパタインさん……あなたが人狼で 死を持って贖罪をすると……そう、言うの……?
[悲しかったのです。 食堂に置いたままであったランタンは、実りの秋であったのに、 今のヴェスパタインは、真冬に吹き荒れる嵐のようでした。*]
(132) 2016/11/16(Wed) 23時半頃
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[傍へと、へなりと腰を下ろす。]
ね、起きて。 なんで、ねむったふりをしているの。 ねえ……!
[トレイルの頬を触れれば、体温などないことが知れる。 ねえ、どーして。 どーして、貴方は冷たいのでしょうか。
縋るように握った手は、硬く冷たく、 知っている手からは程遠い。*]
(133) 2016/11/16(Wed) 23時半頃
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[ローズマリーの口から 気をつける、と聞けただけで十分だった。
彼女が占い師である可能性を考える。 同時に誰かが彼女に伝えた可能性を考える。
どちらにせよ、 ローズマリーがその情報をジェフに伝えるほどに 彼を信じているのかもしれない、と思ったからこその、 ローズマリーに危険が及ばぬように ローズマリーのかなしみが少しでも遠ざかるように 似合わぬお節介をやいただけだったのだから。]
(134) 2016/11/16(Wed) 23時半頃
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|
ヴェスパタイン、 ――人狼のひとりは、トレイルだ。
[役割を果たすように ヴェスパタインに己のもつ情報を与える。]
ハナの部屋の前でキミを見掛けた。 気を失っているようだった。 アイリスが声を掛けていたから俺は離れたが、
その時、キミは血に濡れている風には見えなかった。
(135) 2016/11/17(Thu) 00時頃
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|
[外套から一冊の手記を取り出すと、テーブルの上へそっと置く。 ローズマリーとケヴィンの姿を捉えれば、少し安堵の顔を浮かべた。]
ローズマリーさん、ケヴィンさん、僕はあなたたちを信頼している。
[初めて神に祈りたい。この二人の無事を。]
(136) 2016/11/17(Thu) 00時頃
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|
……私はまだハナの遺体を見てなくてね。 確認してこよう。
なあそれと、トレイルも殺されたよ。それは知っているか?
[許せるか、と言われても、まだ死んだことを確認していないのだから、許すも何もない。 疑わしきを削るしかない、には悲しみの色をかすかに目に浮かべ、息を吐いて]
死にたければ一人で死ねばいい。
[そう吐き捨てて、食堂を出ようとして、ローズマリーの言葉が耳に入る。>>132]
トレイルが死んだって、ハナが死んだろう?
[彼女の血濡れた服は目に入っただろうか、あるいは自分も気づかず興奮していて、あまり気に留めなかったかもしれない。 目の端にトレイルの傍に寄る修道女>>133を認めながら食堂を出て、ハナの遺体を探すべく、歩き出した。]
(137) 2016/11/17(Thu) 00時頃
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[先程同様に、乱暴に扉が開かれる。>>121
メルヤの家は修道院でした。 家族のあるところが家でした。 では、家族がいない修道院はなんでしょうか。 普段ならば、咎めるような扉の開け方に反応せず。]
ヴェスパタインさんが、人狼……?
[思考が纏まることがないのは、メルヤも同じ。 人狼は二人。>>119 トレイルが万が一億が一人狼だとしても、 姉を襲ったのは絶対にもう一人の人狼だろう。 許さない、許さない、絶対に許さない。
死角となっているだろうソファの裏で、報復を誓う。]
(138) 2016/11/17(Thu) 00時頃
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[一人食堂を出てハナの遺体を探す。 まだ階段にオーレリアはいただろうか。
ローズマリーにトレイルが人狼だと伝えたのは彼女か、と昨日疑念に思ったことを思い出す。
その白い肌を見て、こくり、と喉が鳴った。]
(*7) 2016/11/17(Thu) 00時頃
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[ケヴィンの口から、人狼という言葉を聞けば、きっと胸を撫で下ろしただろう。]
―――あなたも人狼なの?
[アイリスの言葉が蘇ってくる。 キャサリンの言葉がたしかであるならば。]
アイリス、あなたも、というのは一体・・・・・・
[ポツリと呟くような言葉は、誰かの耳へ届いたか。]
(139) 2016/11/17(Thu) 00時頃
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[ヴェスパタインの安堵の色そこが 悲しく感じられます。 ふるふると、頭を横に振って]
人を信じているのに 自分のことは……
[信じられないの?と 声にならずに、彼を見つめるしか できませんでした。**]
(140) 2016/11/17(Thu) 00時頃
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