222 【完全RP】湖畔の村【誰歓】
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人
狼
墓
少
霊
全
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
パルックが無残な姿で発見された。
噂は現実だった。血塗られた定めに従う魔物“人狼”は、確かにこの中にいるのだ。
非力な人間が人狼に対抗するため、村人たちは一つのルールを定めた。投票により怪しい者を処刑していこうと。罪のない者を処刑してしまう事もあるだろうが、それも村のためにはやむを得ないと……。
現在の生存者は、ノーリーン、ヒュー、レティーシャ、サイラス、チャールズ、ダイミ、マーゴ、フランシスカ、ヤニク、メアリーの10名。
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―前日夜 湖畔―
………はは、確かに。 お互いこんな時間に何してんだ、って話か。
[掴まれた手を引いて湖から引き上げる。 ずぶ濡れになってしまったのはかわいそうだが。 どうしようもないので放っておくことにした。]
気持ち悪いって……ケンカ売ってんのかテメェ。 ……いや、夜でもおふくろの目があるときは女の格好さ。 今はお忍びで外に出てっからな。 そういうお前は誰かと待ち合わせか、スミに置けねぇな。 とりあえず風邪引くし、なんか物騒らしいから帰るか?
[自分は濡れないようしっかり距離をとっている。]
(0) 2015/04/20(Mon) 01時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2015/04/20(Mon) 01時頃
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― 前日・歌うあひる亭 ―
[食事を終えて、席を立つレティーシャの姿>>1:71を見れば。]
レティ。
[名を呼んで。 こちらを見てくれたなら、小袋をひょいと放り。]
レティへの、土産。
[以前泣かせてしまった>>1:106お詫びも兼ねて。
小袋の中には、色とりどりの、星みたいな形をしたお菓子。 コンフェイトとかいうらしい。
あの時は、レティーシャみたいな女の子には幽霊なんかの話より、きらきらと星が瞬く様な、ロマンティックな優しいお話の方が良かったよなぁなんて。 後で、反省したんだった。 だから、旅先の街でこれを見た時に、この時の事を思い出して手に取ったのだ。]
(1) 2015/04/20(Mon) 01時半頃
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[ただ、こう。 泣かせてしまったのは、勿論申し訳ないと思ったんだけど。 可愛いな、とも思ってしまった俺は、意地悪だとも思う。]
(2) 2015/04/20(Mon) 01時半頃
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―夜明け前・屋敷―
[夢を見た。 つつましく家族で過ごす、小さな家の夢。 突然空が暗くなり、見上げればそこに誰かが嗤っている。 天から伸びる手がめちゃくちゃに家を壊したところで跳ね起きた。
息がととのうと乱れた髪をかきあげた。 ベッドからおり、寝間着の上に一枚はおる。 部屋の隅にひざまずき、小さな十字架に祈った。
胸のざわつきは止まらない。 目を閉じれば幼子の哀しげな顔が浮かぶ。]
(3) 2015/04/20(Mon) 01時半頃
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[祈りをやめ、窓辺へと寄る]
主はお許し下さらないのですね。
ずっと悔いてまいりました。 あれからあの方に何度望まれようと、ずっと拒んでまいりました。
[けれど、苦しみの消える気配は一向にない。 自らの神に悔い改めよ、と牧師は言った。]
わたくしの神はどちらにいらっしゃるのでしょう。
(4) 2015/04/20(Mon) 01時半頃
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―― 翌朝:薬屋 ―― [意識が浮上したのは、もうすっかりお日様が顔を出した頃。がばりと飛び起きてキッチンに向かえば、祖母が朝食を用意し終えたところだった。]
ごめん、ばっちゃん。俺…
[と、此方がなにか言う前に、祖母はくいくいっと顎で暖炉の上を指して。見れば、採取籠にいっぱいの薬草が。]
ばっちゃん、ばっちゃんが行ったの!?
[ふふふ、としたり顔で笑う祖母に、申し訳ないやら、気恥ずかしいやら。でもそんなやり取りが、なんだか楽しくもある。]
…ごめん、ばっちゃん。ありがと。
[それから二人して席について。いつもと変わらぬ、朝の時間をゆったりと過ごすのだった。]
(5) 2015/04/20(Mon) 01時半頃
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[窓の外では満月が、完璧なまでに丸い月が、 こうこうと村を照らしている。
妙に美しすぎる日は何かの前触れ。 ――そう、たとえば、人狼がでるとか。]
何もかも、消えてしまえば楽になれるかしら。
[再び目を閉じれば、真っ赤に染まった村が浮かんだ**]
(6) 2015/04/20(Mon) 01時半頃
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[ヒューの言葉>>1:95には。]
俺、家空けてる事が多いから、 酒は置いてないんだけど。 酒調達して、家飲みするか。 [つまみは、適当に俺が作れば良いか、なんて。 旅なんてしているせいで、ある程度はできるから。
それなのに、食事を自分で作らず、わざわざこの場所へ来たのは。 幼馴染のフランシスカに、会いに来ただけ。 そして、あわ良くば他の村人達にも会えるかなと思ったから。]
(7) 2015/04/20(Mon) 01時半頃
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気持ち悪いもんは、気持ち悪い。
[口が悪いのは元々だが、彼には更に容赦がない。こいつに、そんなのは無用だ。]
あっそ。
[女の恰好を嫌がっているのは分かるし、同じ男として、同情もするが、無理やりにでもやめることは出来るはずで。だから、大変だなとも、頑張れよとも言わない。返すのは、素っ気ない言葉。]
ちげぇ。眠れなかったんだよ。
……
[その理由を思い出して、一瞬黙って。]
(8) 2015/04/20(Mon) 01時半頃
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[ヒューに、家の場所を教えて>>1:96。 酒を飲み、食事を終えれば。]
あぁ。またな。
[小さく手をあげて、ヒューを見送ろうとしたけれど。>>1:97]
えっ。知らないのかよ。
[目を丸くすれば、丁度、チャールズの姿が見えた>>1:107。]
(9) 2015/04/20(Mon) 01時半頃
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……物騒って人狼とかいうやつだろ。ばかくせぇ。
[続く言葉に答える形でごまかした。]
まぁ、そうだな。誰かのせいで、冷てぇし、ぐしょぐしょして気持ち悪い。
[そう言って、彼が距離をとっているのが分かって、この野郎という目で彼を見る。]
(10) 2015/04/20(Mon) 01時半頃
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[そうして、二人で帰路につくだろうか。その時、だんだん白んできた空を見上げて。]
……うわ。
[もうしばらくすれば、ケーキの仕込みが始まる時間。
結局一睡もできないであろうことは確定であった**]
(11) 2015/04/20(Mon) 01時半頃
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チャールズさんか。久しぶり。 そう。今、帰ったとこなんだ。
あぁ。チャールズさんの都合が良い時に。
[なんて、くすりと笑って>>1:109。 続く言葉には。]
――……ただいま。
[笑みを深くして、そう、返す。
帰りを待つ家族は、もう一人も居ないけれど。 この村へ帰ってくると、おかえりを言ってくれる人が居る。 そんな時、俺の帰る場所は、この村なんだなって思う。]
(12) 2015/04/20(Mon) 02時頃
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[いつもよりずいぶん遅めの朝食。 話題に上るのは、ヤニクの帰還、幽霊屋敷の少女、怪我人のヒューのこと。 そう、そして。いつもと違うことと言えば。]
「採集の帰りに村長さんに出会ったのだけど、 噂は本当だったって騒いでたわ。
…パルックさんがね、どうも、人狼に襲われたらしいのよ」
[持っていたスプーンが、カランと音を立てて落ちた。昨日、相も変わらず御託を並べていたあの男が? 死んだというのか。 あれほど憎み、忌み嫌っていた相手だったけれど、 死んだといわれると、なんとも心地が悪かった。 それよりも何よりも]
(13) 2015/04/20(Mon) 02時頃
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オマエの方がきもちわりぃけど。 オレのかわいさよりも、数十…いや百倍は。
[売り言葉に買い言葉。 続けても仕方ないのは分かっているが引く理由にはならない。 溜息を1つ零してから続いた言葉に悪い浮かべる。]
お?眠れねぇ悩みとな。 もしや、恋か!恋してんの少年! ……嘘だよ、嘘、冗談だって。 それより、噂だよな、噂。
[そうからかってどんな反応が返ってくるか。 今は殴り合いに発展する、なんて事態は避けたかったので早急に場を濁すことにした。]
(14) 2015/04/20(Mon) 02時頃
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人狼が出たって、本当に?
[祖母は、聞いただけだからわからない、けれど余所者が現れたり夕日が紅過ぎたりと、随分村が騒がしかったから、と曖昧に言葉を濁した。
ヒソヒソと囁かれる噂話は、意図的に聞かないようにしていたけれど、確かに昨日は村中の空気がざわついていた気もする。]
ばっちゃん、俺、ちょっと確かめてくるね。
[そう言って食器を片付けんと立ち上がれば、祖母は悲しそうな瞳で此方を見つめてきた。 が、すぐに言っても聞かないことを悟ると、気をつけなさいねとだけ告げて、自身も食器を片付けるため立ち上がった。
腰に革袋を下げて、家を出る。 目指すは、パルックの住む家。]
(15) 2015/04/20(Mon) 02時頃
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負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2015/04/20(Mon) 02時頃
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[ばかくせぇ、という言葉に。]
あー……ホント、アホらしぃわ。
[それでも―――胸騒ぎがするのは。 考えすぎなんだろうか。]
……水も滴るいい男ってやつか。 さっすがイケメン。 睨んでねぇで帰ろうぜ。
[こちらを睨むように見る相手をさらにからかって。 足元に置いた花を摘んだ籠を拾って帰宅を促した。]
(16) 2015/04/20(Mon) 02時頃
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[空が白んできた。 森の木々の向こうに朝日が見えるのは時間の問題だろう。]
………あーねみぃ。 昼までぐっすり寝てやる。
[わざとダイミに聞こえるよう。 彼が早朝から頑張っていることは実は知っている。 それを知っているということを伝えるつもりはないが。]
いや……無理か。
[おそらく朝の光と共に―――花が事実を告げるだろうから。]
(17) 2015/04/20(Mon) 02時頃
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―朝・屋敷―
[鶏の声と共に目覚めた。 身じたくをし、卵を拾いに外へ出る。
それが終われば水をくみ、やかんを火にかけパンを焼く。 そろそろ薪割をしなくてはならない。
朝は簡素だ。オレンジを絞り、産みたての卵を目玉に焼く。 パンにバターといちごのジャムを添え、紅茶を淹れて階上へあがる。
主人の食事が終わるとリネンの点検もかねたベッドメイキングを行い、パンの切れ端で自分の朝食をすませる。 いつもの朝だ――死の知らせが届くまでは**]
(18) 2015/04/20(Mon) 02時頃
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― 丸い月が浮かぶ、夜 ―
[静まり返った深夜。人っ子一人いない、村。いや、必死に逃げる男が一人居た。ポルック、だった。 対して、闇から闇へ移る様に追いつめるのは鋭い爪と牙を持った男。紅く濡れた、人のそれではありえない鋭い爪。黒光りし、先端は釣り針のように湾曲している。皮膚を切り裂き、肉をこそげ取るのに、最適化した形状。]
(19) 2015/04/20(Mon) 02時頃
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夜遅くに出歩いては駄目だって言ったじゃないですか。 言う事も聞けないなんて悪い子ですね?
[いたぶるようにして、その鋭い爪で切り刻みながら逃る男を追う。避けようとしてバランスを崩した足がもつれてその場に尻餅をつく、男。]
神に助けを求めるよりも私に許しを乞う方がマシなんじゃないですか?
[男は助けを求めるように天に伸ばしていた。だが、神に期待しても何もしちゃくれない。ああ、貴方自身が神様なんでしたっけ、と嘲る声。まあ、自分に許しを乞いたところで逃がす訳がないが。
ただ、ただ、神も人狼も無慈悲なのは同じで。]
自分の信ずる神に好きに祈れば良い。 精々、自らの神に懺悔しろ。
[ぷつりと音を立てて、ポルックの首に突き立てた爪が皮と肉を裂いた。]
(20) 2015/04/20(Mon) 02時頃
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[喉元から血が噴出す。パクリと開いた傷口が石畳を赤く染める。 鋭い爪から滴る血を舌で舐めとった。]
…ん、 甘い。
[吐息ともに感想を零す。爪から指に、掌へと伝う血の筋をゆっくり舌で辿った。 けれど、肉の方は筋張っていて食えたものではない。 きっと、あの子は美味いに違いない。柔らかくて甘いのだろう、それに何より少女に恋する少年の悲しみが極上の香辛料になると確信していた。]
(21) 2015/04/20(Mon) 02時頃
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[ポルックの死体は広場の中央へと放置する。 悪戯に死体を切り刻んで、無惨な死体を目立つ様に晒した。 人間の恐怖を煽る行為が、このゲームを愉快するからだ。]
人間達よ、疑い合うが良い。 汝の隣人を殺しなさい。親兄弟も恋人も、みな平等に人狼の可能性を孕んでいるのだから。
さあ、惨劇の宴を始めましょう―!
[三日月のように美しく弧を描く、唇。薄らと開く口元から鋭い牙が覗いた。]
(22) 2015/04/20(Mon) 02時頃
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[そうして、思い出すのは、まだ10代も初めの頃の事。 教会の裏庭で、まだ赴任したての牧師に出会った時。]
――……神様って、本当に居るのかな?
[なんて。 揶揄するわけでもなく、もしかしたら、少しだけ昏い瞳で笑みながら、ぽつりと零した俺に、彼は何と言ったっけ。*]
(23) 2015/04/20(Mon) 02時頃
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―朝 花屋『パライソ』― [自室の窓は全開放だった。 吹き込む風に1枚の花弁が舞い込んでくる。]
……はいよ。待ってましたよっと。 ありがとうな。
[誰もいない外に向かってそう呟く。]
……ま、はずれだわな。
[村の奥の屋敷に匿われているかのように暮らす少女。 その姿を捉えようとしてみたが、どうやら勘違いだったようだ。 顔もほとんど合わせたこともないが、ここ数年は1人で歩いているところも見かけていた。 何がしかの理由があって―――というところで、人狼かもしれないとか考えてみたが。]
もう一眠りすっかなぁ。
[そうして布団に潜った。 村で起きている――この家にとっても一大事となる災厄について知るのはもう少し後。**]
(24) 2015/04/20(Mon) 02時頃
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[そうして、今宵。惨劇の幕が上がったのだ。がらがらと日常が崩れる音がそう告げている。 村人にも聴こえただろうか、平穏に思い描いていた筈の日常はいとも簡単にひび割れて。 健やかな日常を捨て、新たな災厄を待って、人狼達は村人達全てを食らい尽くす為に!**]
(25) 2015/04/20(Mon) 02時頃
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―― 昼前:道中→広場 ―― [家から出て村の中を歩いていると、すぐにその異様な空気に気がついた。行き交う人々の顔には多かれ少なかれ恐怖と、不安と、疑念の色が滲んでいて、口を開けば人狼という単語が飛び交っている。
そうして広場に辿り着いたとき、青年は思わず口を押えた。
広場の中央、既にシーツが被せてある「それ」は、右手を大きく伸ばした姿でそれは息絶えていた。 …誰かに助けを求めていたのだろうか。 あたり一帯の地面は、血を吸ったのかどす黒く変色している。
あまりにも凄惨で俄かに信じがたいその光景は、不思議なことにちっとも現実味を湧かせてくれない。 これから教会の裏手の森を進んだところにある墓地へ、この遺体は運ばれるらしい。 人払いのために立っている男性から聞いた。
その横で、村長を囲んだ数名の老人たちが、なにやらヒソヒソと話し合っている。]
(26) 2015/04/20(Mon) 02時頃
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[ヒューとチャールズを見送り、少し、フランシスカと歓談した後。]
じゃ、またな。
[そう言って、代金を支払って、店を後にした。]
[その後は、顔馴染みの店なんかを回ったりしてから、帰路へ。*]
→回想終了
(27) 2015/04/20(Mon) 02時頃
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―回想:昼下がりのキッチン―
[ちいさな、嘘を吐いた。 おばあ様が居ない事を確認したのは、帰宅してすぐの事。
今もまだ屋敷の中に居ないかどうかは、私は知らない。 けれど彼の対応をしていないから、居ない事は多分本当。
以前帰りが遅かった時に、なんとなく尋ねてみたら 薬屋に、そう教えてくれた事が何度かある。 昔なじみの友人で、ついつい長話を、と。 だから、今回もそうだろうと思い込んでいるだけで、出掛けた先も、本当は知らない。
ただ、そう伝えた方が、少しでも、お話出来る気がして… あぁ、謝らせてしまった。罪悪感に胸がちくりと痛む。だから緩く首を振って]
折角届けに来て下さったのに、ごめんなさいね。
[本当は、嘘なの。ごめんなさい。 言葉の裏にそっと本当の謝罪を隠した]
(28) 2015/04/20(Mon) 02時半頃
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やっぱり、人狼の仕業、なんでしょうか?
[おずおずと、険しい顔の集団に声を掛けてみたら、一斉に睨まれて一瞬怯む。それでもなかなか返答がないから、此方も訝しげに見つめ返していたら、やがて村長が口を開いた。]
「あの噛み口、あの爪痕、人間の仕業とは思えぬ。 …人狼が現れたんじゃ。この村にも紛れ込んだんじゃ!」
[唾を飛ばしながら、白髪の髭だらけの口をもごもごと動かして、村長はなおも訴える。]
「先程、村の衆から人狼が出ても「無事だった」村の話を聞いた。その村では疑わしい村人を毎夜一人ずつ選んで処刑していったらしい。」
[―――――今、この老獪は、なんと言った?]
(29) 2015/04/20(Mon) 02時半頃
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[私の手を冷やすために、彼の手も随分と冷えてしまった。 けれど如何していいか判らなくて、されるが侭に 処置を施してくれるその手元を物珍しそうに眺めている。
大事そうに、労る様に、 そんな風に扱われているその手が、まるで、 自分の一部ではなかったような気がしてくる。 ぼんやり見惚れて居れば>>75突然始まる彼の昔話。
彼が、最初の『天使様』だと知らない私は、 その後何度か出逢った探検隊の誰かだったのだろうと、 そんな風に納得して]
ふふっ…、この村で子供時代を過ごした方は、 皆通る道なのかしらね。 私も、やってみたかったわ、幽霊屋敷のお化け探し。
[友達と外で遊び回るだなんて、あの頃の私は知らなかった]
(30) 2015/04/20(Mon) 02時半頃
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見付かったのがおばあ様じゃなくて、 貴方きっと、とっても運がよかったわ。 おしりが真っ赤になるまで叩かれた子も居たもの。
私は、…私はどんなお客様であれ、 多分きっと、嬉しかったと思うから…
…だから、遊びに来てくれてありがとう。
[懐かしむ様目を伏せて、微笑んで、 彼の心の中に眠る幼き日の彼に、そっとお礼を返す。
きっとずっと気に病んで居たのだろう。 大丈夫だと伝えたくて、処置を受けるその手でそっと、 彼の手を握り返せば、途端に彼が戸惑ったから、
勘違いをして慌てて放して ごめんなさい、と謝罪の言葉を一つ紡いだ]
(31) 2015/04/20(Mon) 02時半頃
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[薬代に少し色を乗せて代金を支払う。断られるなら、 火傷の治療分と配達代にはたりなかったかしら?と 更に追加しようとすることで、そのまま収めさせただろう]
配達、ご苦労様。
[>>76「また。」 次の約束をくれた彼の言葉を素直に受け止められたのは、 牧師様とのやり取りがあったからだろう。 はにかむように、それはそれは嬉しそうに微笑んで、 手を振り見送った。
例えば叶えられない社交辞令の言葉だったとしても、 其れでも良かった。純粋に嬉しいと、そう思えた*]
(32) 2015/04/20(Mon) 02時半頃
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―回想:夕暮れの湖畔―
[微かに波打つ湖面にオレンジ色の夕焼けが煌めく景色は 確かに綺麗だったけれど、いつもより綺麗かどうかは やっぱり私には、わからない。
>>70飛ぶ鳥の影を追いかけて居たら、声を掛けられて、 其処に人が居た事に気付く。
牧師様と一緒に居た、女性と同じ給仕服。 同一人物かどうかまでは判らないけれど]
……ごきげんよう。
[にこり微笑んで深くお辞儀を返す。 彼女の纏うぎこちなさは私にとっては 慣れ親しんだものだったから、何を思う事も無い]
(33) 2015/04/20(Mon) 02時半頃
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[>>74おばあ様の所在を問われて、少し考え込む。 なんとなく、私からの逃げ道を探して居る様に見えて。 それなら他の大人達の様に、 ただ立ち去れば良いだけなのに…
細やかな疑問にほんの少し悩んだその間に >>77新しい人影が増えた。 さらさらの金の髪が、夕陽の色を吸い込んで艶めく様に 幼い日の『天使様』をなんとなく思い出して、見惚れた。
>>80給仕服の女性が迎える様に手を振るのを見て、 彼女が私の傍で足を止めざるを得なかった 本当の理由に気付く。
二人はきっと、此処で待ち合わせをしていたのだろう、と]
(34) 2015/04/20(Mon) 02時半頃
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[ならば私が立ち去れば丸く収まる話だ。 給仕服の彼女とは別な理由で…
…――その場を辞すつもりで一歩、退いたけれど、 女の子の、明るい声に呼び止められる。
あどけない笑みが愛くるしくて、見惚れている間に 手を取られて、驚きに目を丸くする。
今日ひとに触れられるのは、二度目。 こんなこと、今迄だって、滅多に無かったのに…
素敵な一日の魔法はまだ続いていたのね、なんて 曇り無い笑顔を向けてくれる彼女に、そっと微笑み返した]
(35) 2015/04/20(Mon) 02時半頃
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[牧師様のお知り合いなら、彼女もきっと、大丈夫、 そんな風に前向きに考えられる細やかな勇気が、 知らず心の内に生まれていた]
マーゴです、…えぇと――……
[何と自己紹介したらいいのかしら? そう考えるのは今日二度目で、 …一度目の彼とのやりとりを思い返して、 ふと、思い付く、多分きっと、この言い方が 誰にとっても判り易い、そんな気がして]
…――幽霊屋敷の。
[おどけた風に笑って伝えれば、彼女は 彼女たちはどんな顔をしただろう?]
(36) 2015/04/20(Mon) 02時半頃
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[掴んでくれたその手を怖々と握り返す。
…言ったら、困らせるだろうか? けれど、言ってみたかった言葉がある。 今なら言っても、いいかな?
逡巡したのは一瞬だけで、思い切って、声にする]
『どうぞ、よろしくお願いします』
[よろしく、だなんて。初めて使う言葉。 どんな反応を返されるだろう? 恐怖はあったけれど、不思議と、後悔は無かった]
(37) 2015/04/20(Mon) 02時半頃
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[>>124給仕服の女性の慌てた様子で、 あぁ、私も帰らなくちゃ、そう気付く]
今日は……何時もより湖が美しいんですって。 きっと何か素敵な事が起こる、前触れだろうって、 …牧師様が。
[私にはたくさん訪れたから、だから、きっと]
お二人にも、素敵な事が訪れますように。
[暗くなる前にと頭を下げて別れの挨拶を伝える前に、 ふと思い出したように話し出す。 突然何を、と、変な子だと思われたかもしれない。 けれど誰かに伝えたくて。
慌てて帰る給仕服の彼女の耳にも届いただろうか? 彼女は牧師様に別な事を>>0:155言われていただなんて、 私は知らない*]
(38) 2015/04/20(Mon) 02時半頃
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[「無事だった」だと?
百発百中、人狼だけを狙って処刑することなど、ほぼ不可能だろう。それができているなら今頃すでに人狼は捕まえられている。
つまり、罪もない人間が、少なからず殺されているのではないのか。
青年は目の前が真っ白になった。 あまりの衝撃と怒りに頭がくらくらしてきた。
……そうしてその方法を、この老獪どもはどうする気なのだ。青年は言葉を待った。 いや、待たなかった方が、よかったのかもしれない。]
「この村でも、その方法を実行したいと思う」
[嗚呼、なんてこと。 それでは無差別に人を食い殺す人狼と、何ら変わらないではないか!]
(39) 2015/04/20(Mon) 02時半頃
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[思いは言葉として口から出ていた。]
…無実の人は、どうするんですか。 本当に、人間だった場合は、どうするんですか…!
[握りしめた拳が痛い。 精一杯、怒り、喚き散らさないように、己を抑える。 しかし返ってきた言葉は、青年の心をどん底に突き落とすものだった。]
「多少の犠牲は、しょうがなかろう」
[青年は駆け出した。 信じていた者に裏切られた気分だった。 いや、正確には、村全体に。
こんな時に牧師さまの言葉が頭をよぎる。
「私はこの村が好きです」
牧師さま―――今俺は…そうは、思えません。]
(40) 2015/04/20(Mon) 03時頃
|
|
―― 村奥の屋敷前 ―― [無我夢中で駆けていたら、こんなところまで来てしまったようだ。昨日、数年ぶりに訪れた、幽霊屋敷。
疑わしきものに投票を、そう言われた時真っ先に頭に浮かんだのは、この屋敷の少女と、怪我をしたあの旅人だった。
まさか、その二人が人狼だとは…思わない。 思わないが、その投票とやらでもっとも票を集めやすいと、そう思ってしまったのだ。
会ったところで何ができよう? ―――いや、何もできない。
それでも。 昨日、「遊びに来てくれてありがとう」と笑った少女が。 握り返された手のぬくもりが。
忘れられなかった。**]
(41) 2015/04/20(Mon) 03時頃
|
サイラスは、マーゴのもとを訪ねるか、止めるかで迷っている。**
2015/04/20(Mon) 03時頃
薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2015/04/20(Mon) 03時頃
|
─ 歌うあひる亭前 ─ [チャルに会えた>>107続く言葉に]
そうか、心配させて、すまん。 俺も、すっかりだった。
[と言えば、ははっと笑いが零れた。
チャルが、中に声を掛ける>>108 その様子を外で見ていた。
チャルも、中に居る奴らも皆この村に住んでいて、生きている。何だか、皆が羨ましかった。親切にしてもらって嬉しいと思う自分と、その反面結局は自分はここの人間ではない。
そんな事は分かってる。
男は、こっそり故郷を思い出し、小さく息を吐いた*]
(42) 2015/04/20(Mon) 03時半頃
|
|
─ →教会>>110 ─ [チャルに連れられて、教会へと歩いていた。 チャルの話で、酒場に居た女は、フランシスカという名前だと知った。]
ああ、かなり美味かったなー。 …踊り子なのかぁ。見てみたいな。
[と、他愛のない話を交わしたか。]
(43) 2015/04/20(Mon) 04時頃
|
|
[湖の側にある教会に辿り着いた。 初めに、この湖畔の村に来た時は、気付かなかったが、それ程大きくはないが、立派は作りだった。 故郷の村に居た時は、教会に行く機会も無かった。しかし、教会のはとても眺めが良い。]
…へぇ。良いとこに立ってるな。
[と、目の前の湖に血の様に真っ赤な夕焼けが映えて、昼間とは違う表情を見せていた。]
(44) 2015/04/20(Mon) 04時頃
|
|
[離れに案内されれば。 とても、シンプルな作りだったろうか。ならば、男にはそちらの方が好ましくて]
……ありがとうな。恩にきる。 俺、感謝してんだ、これでも。 素性の分からない、外から来た俺を チャルも、村の奴らも、親切にしてくれる。 なんて言うか……
[嬉しいんだ。なんて続けるのが恥ずかしく思えて。言葉が続かなくても、恐らく顔に出ていただろう。 ”皆に会えて良かった”と*]
(45) 2015/04/20(Mon) 04時頃
|
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[チャルがベッドを用意してくれた>>128何か香りがして] …ハーブか?植物は詳しくねーけど、 いい匂いだな。
[ベッドに座り込めば、さらに香った。よく眠れそうだ。怪我を治すには、寝るのが一番だ。 チャルにまた礼を告げた。
彼が部屋から出れば、男はベッドにその重たい体を投げ出した。]
…石鹸の匂いが…する…
[相当疲れていたのだろうか、男は横になった途端に眠りに誘われた**]
(46) 2015/04/20(Mon) 04時頃
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負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2015/04/20(Mon) 04時頃
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―屋敷の外―
[大き過ぎる真っ黒の男性の外套だけを羽織って、 裸足に靴だけを履いて。中に服は着て居ない。 着替えは風呂敷包みの手荷物の中に下着から何まで、一式。
何時も以上の不審者の体で、代々探索の子供たちが潜った 塀の綻びを潜って、外へ。 少し無理矢理潜り抜けて、埃を払う。
着替える前に、身を清めたい。 全身べたべたして、気持ちが悪かったから。 けれど、何処に行こう? 湖の水では冷たいかしら?
困り果てた所に>>41見付けた彼がが天使に見えたのが、 実は二度目だなんて私は知らない]
(47) 2015/04/20(Mon) 06時半頃
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[男に生まれた彼ならばきっと知らぬ筈はない栗の花に似た青臭さと、まだ塞がりきらぬ、外からは見えぬ箇所に負った傷から滲む僅かな血の匂い。 外套に隠れ切らず襟から覗く白い肌に執拗に刻まれた赤い痣。
この身に何が起こったか、何とも判り易い風体で、 けれど昨日となにも変わらぬ気配で、 どこか困ったように微笑んだ。
お風呂を貸して下さらないかしら? なんて、昨日初めて言葉を交わした相手に、 我ながら、可笑しなお願い。
ああでもどうやって伝えよう。 声が碌にでないのだった。
考えている間に、強い日差しにくらりと目が廻って、 思わずその場にへたり込んだ*]
(48) 2015/04/20(Mon) 06時半頃
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―昨夜の出来事―
[散歩から帰った私を出迎えたのは、豪華な夕食だった。 私の誕生日は、明日よ?そう言わずには居られなかった。
けれどおばあ様は、揶揄する私の言葉なんて聞こえていないみたいに、険しい顔をしていたから、ああ、何か話せない事があるんだろうと、私はそれ以上問うのを止めた。
食後のお茶はなんだか不思議な匂いがして、 思わずおばあ様を見たら、真っ青な顔で震えていた。
ああ、これがお役目なのね。 貴方の、そして、私の。
きっと何か良くない事が起こる。 嘘の下手なおばあ様を見れば一目瞭然だったけれど、 私は構わずお茶を飲み干した。
おばあ様は酷く驚いた顔をして、そして、とっても後悔をしている様子だったから、大丈夫よ、そう伝えたくて微笑んだけれど…ぐらり、世界が廻って意識が遠のいたから、上手く笑えたかは判らない。
けれど、遠ざかる意識の端で、随分と久し振りにおばあ様が強く抱きしめてくれたのは判った]
(49) 2015/04/20(Mon) 07時頃
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[熱い…。 ぼんやり意識が浮上した時には、ベッドの上に居た。 傍らの姿見に映る私の姿は中々に笑えるものだった。
纏め上げた髪に、花飾りとレースのヴェール 爪先まで隠れるドレスに、肘で覆う手袋で肌を隠して 頭のてっぺんからつま先まで、純白で包まれた私が居た。
実物を見た事は無い、けれど、今の私が”何”の格好をさせられているのかはなんとなく判った]
(花嫁…。)
[一体誰の、なんて、問わずともいずれ判るのだろう。 何時も見ている天蓋がまるで檻の様に見えてくる。
檻なんてなくても、鎖なんて無くても、 私は逃げも隠れもしないのに。
身体が熱い、 内側からじわじわと蝕むような熱を持て余す]
(50) 2015/04/20(Mon) 07時頃
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[『旦那様』が現れたのは、夜が更けてからだった。
「ああやっと逢えた、僕のマーゴ。僕だけのマーガレット」 「出逢ったあの日のままの君にもう一度出逢えるなんて」 「もう二度と放しはしない、愛している…君だけをずっと」
壮年の男が、鼻息荒く喚いている。 強く抱きしめられて、身体をまさぐられて、
本の中の知識でしか知らないその先の行為に 与えられる熱と、痛みと、息苦しさに、 中々意識を手放す事は叶わず、 夜が明ける迄、ただ、ただ、男の下で喘ぎ続けた]
(51) 2015/04/20(Mon) 07時頃
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―早朝:自室―
[目覚めて最初に見たのは、肩の向こうに揺れる天井。 終わりを迎えた気がした行為は、いつのまにやら再び始まっていたらしい。
涙も声も昨夜の内にすっかり枯れた。 疲弊しきった身体は重く、けれど昨夜より感覚だけははっきりしているから性質が悪い。
昨夜の紅茶の……――薬が切れたのだろう。 薬なんて盛らなくたって、暴れも拒みもしないのに。 どうせ逃げる場所も、助けを求める相手も居ないのだから。 自害する事を怖れたのかもしれない。けど…]
(お茶会の、約束をしたもの)
[薄く微笑めば、何かを勘違いした『旦那様』を喜ばせたらしい。 嬉しそうに、夢中になってこの身を求め、貪る男の姿は、何だか微笑ましくて、重い腕を持ち上げて、抱き締めてみた。
欲に溺れたその顔は到底人間には見えなかったけれど、 大きい犬だと思えば、愛せる様な気がした]
(52) 2015/04/20(Mon) 07時頃
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[客も碌に訪れないであろうこんな片田舎の宿であったにも関わらず、この屋敷が広く、豪華な造りになっているのには、理由がある。
昔、忍びで貴族や富豪達が通っていたらしい。 所謂、逢引をする場として、使われていたらしい。
裏手を囲う森は、深く閉ざされている様に見えて、 隠された道がある。途中までは、馬車が通れるだけの道が。 この『旦那様』もきっと、其処を通って来たのだろう。
……――忍び、逃げ出す為に、この部屋にも抜け道がある]
(53) 2015/04/20(Mon) 07時頃
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[カーテンの隙間から差し込む光で、凡その時間を測る。
ぐっすりと眠る『旦那様』の隣から抜け出した。
別段、逃げ出したかった訳では無い。 逃げる場所なんて、ありはしない。 ただ少しだけ、一人の時間が欲しかった。 澄んだ空気を吸って、気持を整理する、時間が。
私の衣服はどろどろに汚れたドレスしか見当たらなかったから、『旦那様』の着て来た外套を借りた。 汚してしまう事になるだろうけれど、後で謝ろうと決めて。
彼一人で来たという事は無いだろう。 おばあ様独りで、私を着替えさせて運ぶだなんて出来っこないし。 だから、誰にも見つからないように隠し通路を辿って外へ]
(54) 2015/04/20(Mon) 07時頃
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[体中が痛むのが、なんだか楽しかった。 足許が多少ふらついたけれど歩けない事は無い。
裏口からこっそりと屋敷の外に出る。 おばあ様が居たけれど、何も言わなかった。 ただ無言で、靴と、何か柔かい物の入った包みを渡してくれた。
私が戻らなければ、おばあ様ははどうなるんだろう? 少しだけ、興味があったけれど、そうならない方が良いと思った。 おばあ様が私と距離を取っていたのは、多分、このため。 おばあ様が私にとっての足枷にならないように。
でもね、おばあ様。私、貴方が本当の家族じゃなくたって、 どんなにそっけなくして見せたって、 本当は優しくて、私の事を出来る限り愛してくれたって、知ってるの]
少し、お散歩にいきたいだけ、すぐに戻るわ。
[殆ど音にならない声で、けれど伝わっただろうか?]
(55) 2015/04/20(Mon) 07時頃
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― 昨夜、教会 ―
[教会へたどり着いた。 後ろを振り向けば、西日に赤く染まる湖畔があった。>>44]
はい、良い眺めでしょう。 とても気に入ってるんですよ。
[自分も好きな、目の前の景色を褒められて嬉し気に笑った。]
(56) 2015/04/20(Mon) 07時半頃
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[離れはシンプルな作りをしていた。飾っているものも特にないし、家具も少ない。>>45 彼を客室へと案内する。その途中、彼が口を開いて、]
…いえ、当然の事をしたまでですよ。どういたしまして。 ふふ、この村の皆さんは優しいひとばかりですからね……。
[彼の感謝の言葉に小さく首を振る。何かを言いかけて止めてしまった、ヒュー。だが、言葉にされずとも表情を見れば分かった。 穏やかな眼差しでヒューを見守り、優しい笑みを浮かべて、]
分かりますよ。私もですから。 この村に来て良かったと、皆さんと会えて良かったと思ってるんです。
(57) 2015/04/20(Mon) 08時頃
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[ベッドに座るヒューを横目に>>46、サイドテーブルにティーカップを置いた。無事に夢路を辿れるようにと淹れたハーブティーだ。どうか、悪夢を見ませんように。 ほっとするような、やさしい香りに寝室は包まれる。ふっと笑みをもらす息がひとつ落ちる。]
はい、裏庭で育てたハーブです。サイラスさんに教わったんですよ。 長旅でお疲れでしょう。今夜はゆっくり休んで下さいね。
[部屋を出て行く間際、扉の隙間からヒューのもとへ声が届く。]
おやすみなさい。
(58) 2015/04/20(Mon) 08時頃
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[月明かりが入り込み、廊下には規則正しく窓の影がならぶ。廊下の奥には、月光さえ届かずぽっかりと口を開けた闇が待ち構えていた。 牧師の笑みもまた闇に紛れる。ひっそりと息を潜めた。**]
(59) 2015/04/20(Mon) 08時頃
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/* 本日の襲撃先ですが、良ければマーゴでも宜しいでしょうか〜?占い師からも白を貰ってるし、縁故先にも悪くないかな、と。 そして、大変申し訳ないんですが、今夜の襲撃も良ければ担当させて貰いたいなあとか…。我が儘ですみません>< 勿論、その場合は、今後ずっと襲撃権はお譲りします!
(*0) 2015/04/20(Mon) 08時頃
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/* どうしてもやりたいRPが思いついちゃって! けれども、フランシスカがやりたいRPがあれば、こちらのお願いを聞いて頂いたばかりなので、フランシスカさんを優先したいです〜。
(*1) 2015/04/20(Mon) 08時頃
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[惨劇の幕が開けた。人狼騒動の始まりだ。]
ふふ、朝日と共にこの男の死体は村人共の眼下に晒される。 そうすれば人間共は恐怖して、愚かにも疑心暗鬼へ自ら身を投じるだろう。
(*2) 2015/04/20(Mon) 08時頃
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ー回想・歌うあひる亭ー
お土産…ですか?
[>>1ひょいっと飛んできた小袋を、両手でキャッチするよ。 小さい袋の中にはお星様の形が一杯。]
うわぁ…ありがとう、ヤニクさん。瓶に入れて飾って置いたら綺麗かな?
[にっこりと笑いながらそう答えたら、お菓子だって伝えられて。 今度はちょっと恥ずかしくなっちゃった。 ちょっとずつ食べるねって言って頭を下げてから、ニコニコとしてお店を出たよ。]
今度、旅とかのお話聞かせてくださいね。
[そう、声をかけながら。]
(60) 2015/04/20(Mon) 08時頃
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ああ、愉快だ。 そうだ、フランシスカ。私達の名前も決めましょう、二人だけの秘密の名前。
それから、お祝いをしないと。 ねえ、私と貴女の為に晩餐会を開きたいのです。貴女さえ良ければ招待されて頂けますか?
(*3) 2015/04/20(Mon) 08時頃
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―屋敷―
[屋敷には村長からの使いが知らせを届けた。 聞いてめまいがした。 壁に手をつき、使いが差し出した手は丁重に断った]
本当に、人狼が現れるなんて――!
[昨夜願った事が、現実になってしまった。 身震いがする。 ひとまず主人達のもとへ、報告に向かう。
食料を塔に運び込め、と主人達は言った。 処刑などに参加はせず、塔にこもると言う。]
わたくしもご一緒できますか?
[答えはNOだった。 こみあげる嗤いをこらえ、深々と礼をした。]
(61) 2015/04/20(Mon) 08時頃
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[がしゃん、と冷たい音を立て、塔の鍵が中から閉まった。
使用人部屋に戻り、ベッドに腰かけ途方にくれる。 少しして、立ち上がった。 村長に報告にいかなくては。
ふらふらと教会へ向かいながら、思い出すは昨日の会話*]
(62) 2015/04/20(Mon) 08時頃
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―昨夕・湖―
[>>34質問は答えにくいものだったよう。 気まずい空気が流れたところへやってきたレティーシャは救いだった>>35。 手を握られて驚きと共に微笑むマーゴを見れば、眉尻がさがる。 はたから見れば哀れみにも見える表情]
幽霊屋敷? ご自分でそうおっしゃるの?
[>>36目を丸くした後、くすくす笑った。 >>37よろしく、と言う彼女に目を細める。]
塔の屋敷にお使えしている、ノーリーンです。 よろしくお願いします。
[そういえば、一方的にこちらが知っているだけだった]
(63) 2015/04/20(Mon) 08時頃
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牧師様が、そんな事を? ――ええ、あなたにも素敵な事がありますように。 ありがとう。
[>>38牧師の言っている事は真逆で、疑問が浮かぶ。 けれど、マーゴがあまりに幸せそうな顔をするから、顔に出さないようつとめて彼女の幸せを願った*]
(64) 2015/04/20(Mon) 08時頃
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……
[じとっと彼を見る。オマエの方が気持ち悪いという言葉ではなく、オレのかわいさという言葉で。]
ばっ…!!
[恋か!と言われて、顔中に熱が広がる。]
かじゃねぇの!!そんなんじゃ…
[冗談だと言われれば、ぷいっとそっぽを向く。 すぐに話題は変わり、人狼の話題へと。]
(65) 2015/04/20(Mon) 08時頃
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[そうして帰路につき、白み始めた空。>>17昼までぐっすり寝てやる。わざとらしいその言葉に、ぶすっとメアリーを見る。
恐らく彼にはバレているのではないかと思うが、それを自分から聞くことはない。
眠れないと思ったら急激に眠くなってきた。ぼーっとし始めてきた頭に、一瞬の耳鳴り。
だから、いや……無理か。そう零した彼の言葉は気付かなかった。]
(66) 2015/04/20(Mon) 08時頃
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―教会―
[教会に向かえば村長がいた。 主人達の事を報告すると、仕方ないと唸った。 代わりに塔には交代で見張りがつく事となる。
報告を終えて、探すは牧師の姿。 彼を見つければ人目を避けてといかける*]
本当に良くない事が起きてしまいました。 なぜ、マーゴには逆の事をおっしゃったのですか?
(67) 2015/04/20(Mon) 08時頃
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ノーリーンは、マーゴに話の続きを促した。
2015/04/20(Mon) 08時半頃
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行商人…?の方が、何故か私でも買える位にまけてくれたんです。 折角だからって買っちゃいました。
[>>1:124帽子の事を尋ねられたら、そう言って笑うよ。 いつも綺麗なノーリーンさんに似合ってるって言われたら、とっても嬉しくなるの。
ノーリーンさんを見送ったら、目の前の女の子と二人っきり。驚くような彼女の表情に>>35、どうしたのって問いかけるように首を傾げたの。 綺麗にウェーブする髪の毛だとか、その肌だとか。 近くで見たら…あの時見た彼女の姿より可愛いって思っちゃうの。]
(68) 2015/04/20(Mon) 08時半頃
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[そっと微笑まれたら>>36私も嬉しくなるよ。 そういう表情が、一番だよね。]
マーゴちゃんって言うのね。幽霊屋敷って………、奥の方にある?
[>>63ノーリーンさんは知っているみたいだったから、頑張って思い出してみたら。ヤニクさんがいつか言ってた所かなって思うよ。 牧師様に言われたから、中には入らなかったけれど。外から見たことはあったんだ。
ゆっくりと、手を握り返されるよ。でもその手は何処か震えているような気もして、ドキドキしているのかなって思うの。 だから私はぎゅぅってもうちょっと手を強く握ったの。勿論痛くない位だよ。マーゴちゃんが、心配しなくていいように。]
「宜しく…」
[その言葉>>36に、パァッと顔を綻ばせて満面の笑顔を浮かべるの。手を離したけれど、その代わりにムギュってしてみようとしたよ。 ムギュって出来なかったとしても、距離を近くして言うの。]
勿論此方こそ!これでお友達だね、マーゴちゃん。
[殆ど高さの変わらない目線を合わせてニコニコってしたよ。 お友達って決めつけちゃった気がするけれど、大丈夫だよね…?]
(69) 2015/04/20(Mon) 08時半頃
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今日はマーゴちゃんとお友達になれたから素敵なことはもうあったよ。
[>>38 お友達って言葉に嫌がらないみたいだったらそういうの。 他にも良いことはあったけれど、この事はとっても良いことだと思ったから。]
えっと……それじゃ、またね? 今度一緒に、もっとお話したいな。
[離れていく彼女を、そう言って見送ったの。 やっぱり今日は、良い日だったんだね。]
(70) 2015/04/20(Mon) 09時頃
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[其の後は、ゆっくり歩いて家に帰るの。 家に着いたらお夕飯の準備をして、パクパクと食べる。
太りたい訳ではないけど、今より食べる量を減らして節約すると痩せすぎちゃうのは知っていたから…まずまず、しっかり食べるよ。
まだ残っている試食用ケーキと、コンフェイトっていうお菓子。 小さなお星様の方を口の中で転がしたら、頬を緩ませながら。
「もう1人の私」と入れ替わるようにして、眠りにつくよ。 夜のひとときは、「もう1人の私」の時間だから。]
(71) 2015/04/20(Mon) 09時半頃
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[靴の裏の「仕掛け」を確認する。ギザギザとした返りがついたナイフが何故か、両足に一本ずつ仕込まれていた。 コンフェイトという砂糖菓子をコロコロと舌で遊ばせながら、「私」が私の為に買ってくれた本の続きを読む。本は様々な知識を授けてくれる。それが役に立つかどうかは分からないけれど。靴のしかけもそうだ。ならず者とか小悪党位なら、余程の事がなければ何とかなるだろう。私は「私」の為なら、身体能力もギリギリまで用いる事が出来るから。
でも、噂に聞く人狼には、この程度で接近戦しても勝ち目はないのだろう。精々少し離れた所からこのナイフを投げつけて、抜けなくて苦しむ間に逃げる位、いや其れさえも出来ないかもしれないと思う。]
でも、「私」を守る為ならこれからは何でもしてみせる。 私は「私」の輝く姿が見たいの。
[あんまり本を読む気にはなれなくなってしまったから、閉じて。 歯を磨いたりだとか寝る前の事を一通り行なって、眠りについた。]
(72) 2015/04/20(Mon) 10時頃
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―― 昼前:マーゴ邸前 ―― [昨日、初めてに近い会話を交わしただけなのに、こうしてまた押し掛けるなんて―――しかも人狼騒ぎによる投票で君が票を集めてしまうかも、なんて。 無遠慮にも程があるだろうか。
そんな思いが過ぎるから、屋敷の戸を叩こうと振り上げた手は、何度も躊躇われる。]
ああちくしょう…! こんなに意気地なしだったかな俺!
[フランシスカあたりに、シャキッとしろ!とでも怒鳴られそうだ。……よし。 と、改めて息を吸い直し、拳を振り上げたところで]
(73) 2015/04/20(Mon) 10時頃
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あ、れ…マーゴ……?
[身体に合っていない大きな外套に身を包んだ人物は、昨日見かけたお人形のような少女とはあまりにもギャップがありすぎて、戸惑う。 歩き出す度にチラ、と見えるのは真っ白な足首。 此方に気付いたようだから、片手を上げて挨拶しようと思ったけれど…様子がおかしい。]
……ッ!!マーゴ!!
[ぐらり。 操り人形の糸が切れるように、彼女の身体が頽れる。 咄嗟に駆け出して抱き留めれば]
(74) 2015/04/20(Mon) 10時頃
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[ふわりと、鼻先を掠めるのは雄の匂い。 ……何故。
お日様の光をいっぱい吸ってそうな、その柔らかい髪の毛は、今は汗と、埃と、想像したくもない何かに塗れている。
思わず顔をしかめて、抱き留めた彼女の顔を覗き込めば、マーゴの顔からは極度の疲労と、軽いショック状態に陥っているのが見て取れた。顔色も良くない。貧血だろうか。
とにかく、今は彼女を何とかしないと。
屋敷から出てきたのだから、きっと此処に彼女の居場所はないのだろう。青年はそう判断して、マーゴの身体を横抱きに抱え、走り出す。
鳥のように軽いその重みが、酷く哀しかった。**]
(75) 2015/04/20(Mon) 10時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2015/04/20(Mon) 10時半頃
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[朝、村長がやって来て「挽歌を歌ってくれ」と言われたよ。詳細は何も教えてくれないのに。 連れて来られた中央広場には、昨日話しかけれた「変な人」の変わり果てた姿が其処にあったの。 その姿はまるで村人を煽っているのかなって、そんな事を思うよ。
「人狼だ」そんな声が彼方此方から聞こえて。現在の状況が何と無く分かってきたの。処刑していこうなんて声も…聞こえるけれど。]
人狼って決めつけちゃって…良いのかな。人の手で出来ると思いたいだけじゃないのかな。
[首を傾げながらそう言うの。でもこの声は小さくて、他の声に紛れてしまうみたい。村長に急かされるから…決められた場所に移動して、ゆっくりとした口調で歌い始めるよ。]
This ae nighte,this ae nighte…
[何方かといえば、あまり此処にいる人たちに聞かせる歌ではなくって…それにちょっと異色な歌なのに。何人かが私の近くで泣いているの。 何だかこれさえも仕組まれているような気がして…心の中で息を吐くよ。
長く、長く。繰り返し…繰り返し歌って。それに朝ご飯も食べていなかったから。 知っている人に見せる笑みには…疲れの色が交じってしまうの。気も滅入ってしまうから。]
(76) 2015/04/20(Mon) 10時半頃
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― 朝・自宅 ―
[朝、久しぶりの自宅のベッドで目を覚ます。]
[簡単な朝食でも作ろうかと思ったけれど、食材を用意していなかった事に気付いて、家を後にした。]
(77) 2015/04/20(Mon) 12時半頃
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ー早朝:ケーキ屋ー
の……のりきった……
[ぐてっと、突っ伏して。そう漏らす。
眠い眠い眠い眠い。
ほんっきで眠い。
そして、耳鳴り。
以前からたまにあったが、昨日からは、更に多い。]
(78) 2015/04/20(Mon) 12時半頃
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[まだ出さない試作品のケーキをちらりと見て。
ー表面に薄く白いクリームを塗った厚めのクッキー生地の上に、ベリー系のジャムでマーブル模様を描いたドーム型のケーキ。その回りのはみ出たクッキー部分に、あの菫の砂糖漬けをちりばめてある。
うっすら白いそれは、雪化粧を受けたようにも見える。
貰い物を商品とするのはどうだろうということで、まずは彼女に渡すこととなり、
姉にもし、来たら渡しといてと、それを預ける。]
(79) 2015/04/20(Mon) 12時半頃
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― 広場 ―
[外に出てみれば、村は騒然としていて。 広場へ着けば、赤く染まった地面。 人の形が浮かぶシーツに、そこからはみ出た右手。]
……パルックが?
[傍に居た人に、シーツの下に横たわっているであろう、人物の名を聞く。 自称神だと名乗っていたその男とは、そう交流も無くて、特に何を想っていたわけでもなかったけれど。]
(80) 2015/04/20(Mon) 12時半頃
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[そうして、立ち上がろうとすれば、また、耳鳴りが。]
……っ!!
[方耳を押さえて、離す。]
……気持ち悪い。
[眠くて気持ち悪いのと、まるで人の囁き声のように聞こえる耳鳴りに、イライラする。
思えば、これが酷くなったのは、あのおっさんと会ってからだ。
眠気とイライラとで、頭のごちゃごちゃと気持ち悪い。]
くそ……!!
[ーー全部、あの、おっさんのせいだ!!あんの、変態!!
思考能力もだいぶ低下中**]
(81) 2015/04/20(Mon) 13時頃
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[村長や周囲の人から、これからの話を聞く。 レティーシャの姿>>76が見えて、広場に、歌声が響いた。]
[よく通る歌声は、変わらず美しいものではあるのだが。 だからこそ、心を震わせる歌声は、奏でたその歌は。 死を悼むというよりも、村人達の不安や恐怖を増幅させる様な気がした。 これが、惨劇の始まりだとでもいう様に。]
[役目を果たす彼女に、声をかけはしなかったけれど。 こちらに気付いたかもしれない彼女の笑む顔は、疲れたのか、弱々しく見えた。*]
(82) 2015/04/20(Mon) 13時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2015/04/20(Mon) 14時頃
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[恐らくはただの疲労だろう。 慣れぬ行為を一晩強いられた、肉体と、精神の。 彼を見て、気が抜けてしまった。 ああ、日常に戻って来た、そう思えて。
『旦那様』が現れて、ほっとした部分もある。 昨夜のあれは、ずっと、訳の分からなかった私の生活の、 ほんの少しの答え合わせ。
誰に生かされているのかもわからなかったから、 誰に贅沢を許されているのかもわからなかったから。
だから、今宵からは、今迄の人生の分、 こうして支払ってゆくのだろうとすとんと受け入れられた]
(83) 2015/04/20(Mon) 15時頃
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[けれど頭では受け入れられても、どうやら、 身体と心の方は上手く行かなかったらしい。
楽しんでいた筈の痛みが一気に大波となって押し寄せる。 普段使わないような筋肉、関節に、 熱い杭で貫かれた、身体の内側。
朝方まで何度も何度も、執拗に奥に注ぎ込まれたものが、 血と混ざってどろりと腿を伝う感触が気持ち悪い]
(……――何の、匂いだろう。)
[昨日近付いた時から、ずっと気になっていた、匂い。
>>74抱き留められた彼から香るのは、きっと、 染み込んだ、幾つもの薬草の匂いなのだろう。 不思議と心が落ち着く、やさしい匂い。
彼の服を汚してしまう。 頭では分かっていても、身体はさっぱり言う事を聞いてくれなくて]
(84) 2015/04/20(Mon) 15時頃
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[>>75抱き上げられた驚きに零れそうになった悲鳴。 けれど喘ぎ過ぎて枯れた喉では音にならず、代わりに少し咳込んだ]
(あったかい…)
[労り、抱き締めてくれる、その腕は、遠い遠い記憶。 まだ物心もつかないような、幼い頃にだけ おばあ様が与えてくれた、温もりと、安心感。 記憶には無い、けれど、身体はちゃんと覚えている。
彼の胸に甘えるようにそっと擦り寄って、深い眠りの淵へと沈んでいった。 枯れた筈の涙が、一粒だけ、零れて、頬を伝った*]
(85) 2015/04/20(Mon) 15時頃
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[伝える心算は無い、けれど、 お風呂を貸してください、と、もう一つ 彼に頼みたいことがあった。
「私を抱いて下さい」と。
今、抜け出して来たのが知れれば、きっと、 出歩く事が困難になる気がする。 屋敷に一人閉じ籠って 『旦那様』を受け入れるだけのものになる。 彼が私の身体に飽きる迄、何度も何度も、強いられる侭に。
じゃれ付く犬の様だと思えば『旦那様』を愛せる気はした。 けれど、そうじゃなくて、自らの意思で、一度くらい、 ひとに、抱かれてみたいとそう思ったとき、…]
(86) 2015/04/20(Mon) 15時頃
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[…――思い浮かんだのは何故だか、彼の顔だった。 真剣な顔をして、火傷の治療をしてくれた、横顔。
触れた掌は、骨ばって、大きくて、私とはまるで違った。 あの掌が、身体を撫で回して、 抱き上げてくれた逞しい腕がこの身を抱き締める。 手当をしてくれた時の様に、大事そうに、労る様に。
女の私を抱く彼は、どんな顔をするのかしら、 男の顔に、欲に歪む彼を考える。 …なんて、有り得る筈も無い、淫らな妄想という名の夢。 叶わない、叶える気も無い、夢。
痛むだけだった、身体の奥が疼く。 いやらしい子だなんて、知られたくはない。 だから伝える心算は、無い、けれど…**]
(87) 2015/04/20(Mon) 15時頃
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―― 道中 ―― [小さく咳き込む身体を、もう一度強く抱き締めて、青年は駆け出した。とにかくは祖母に見せよう。 男の自分にはきっと分からないことも、祖母ならわかってくれるから。
薬屋まで、なるべく人目につかない道を選ぶ。 しかし、そう心配せずとも村は人狼一色で、自分たちの身の安全しか執心していない村人たちが、自分を気に留めることもなく。
途中、彼女が己の胸に寄り添うのを感じれば、心が酷くかき乱された。見れば、眠っているようだけれど、彼女の頬を一筋だけ涙が伝っているのが見えて。]
――――……、…。
[音にならない名前を紡いで、そっとその涙を吸い取る。口の中に広がる、しょっぱさ。
早く、早くと脚に命令して、何とか自宅に辿り着けば。]
(88) 2015/04/20(Mon) 15時半頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2015/04/20(Mon) 15時半頃
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ばっちゃん!助けて!!
[扉を開けるなりそう叫べば、祖母は眼鏡の奥の皺だらけの目を大きく見開いて、何事かと近寄ってきた。 それから黙ってマーゴの様子を観察すると、すぐに風呂の湯を沸かしに行く。
とりあえず自分は、湯が沸くまでソファーに彼女の身体を横たえて。 工房に向かい、擦り傷や切り傷に効く軟膏と、化膿止めの薬、それから気持ちが安らぐようにハーブを何種か持ってきた。
風呂が沸けば、祖母が付いてくれるというから任せて。
自分は、何もできないまま、ただ膝を抱えて耐えた。 噛み締めた唇は、切れて血が滲んでいた。**]
(89) 2015/04/20(Mon) 15時半頃
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[その場を立ち去ろうとして、その前に、 とても気がかりだった事がひとつ。 村長へ。]
……被害者は、パルックだけ?
[そう、問う。 殺されたのは、と言わなかったのは。 怪我人が居ないかも含めて、聞きたかったから。]
[村長の返答に]
そ。
[そっと、小さく息を漏らして。]
[レティーシャの事は、少し心配だったけれど。 邪魔をするわけにはいかないので、その場を後にする。]
(90) 2015/04/20(Mon) 16時頃
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―少し前 中央広場―
[教会へ向かう前、無残な遺体があったという広場へ寄っていた。 パルックの身体は遠目にも尋常でない裂かれ方をしているのがわかる。
涙する者あり、ひそひそと話する者あり。 もっぱらの話題は処刑の是非のようで、今のところ否定の意見が優勢のようだ。 村人にはパルックを快く思わない者が結構な人数いたようで、それが余計に否定派を後押ししている。
パルックに近づくとレティーシャの歌>>76が大きくなる。 善行をつめば身に還り、神は魂を受け入れる。 善行をしなければ茨の道を進む事になり、けれど神は魂を受け入れる。 そういった歌。
慈愛深い神の歌のはずが、違和感で酷く胸がざわつく。 たとえば、まるでパルックの説法のような。
疲れの色濃いレティーシャに哀しげな瞳を向け、広場を立ち去った*]
(91) 2015/04/20(Mon) 16時頃
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……それどころじゃ、ねーよな。
[旅の話を聞かせて>>60と言ってくれていたけれど。 もう、そんな状況でも無くなってしまったなと。]
(92) 2015/04/20(Mon) 16時頃
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― 湖畔 ―
[湖畔の木陰。木に、背を預けて。 見聞きした事を、思い出しながら。]
人狼、ねぇ……。 本当なら、俺は……。 どうしようかな……。
なぁ。母さん……。
[思い出すのは、今は亡き、遠い面影。
遠い昔、人狼を手にかけた男が受けたという、呪い。 その血を、呪いを受け継いでいた父。 そんな父を、母は『視て』しまい、命を落としたらしい。]
[そして、その呪いは自分にも受け継がれている。 緩く、目を伏せた。**]
(93) 2015/04/20(Mon) 16時半頃
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/* すみません、今夜は矢張りフランシスカさんに襲撃を譲りたいです。 襲撃したい場所を言って下されば合わせます。
(*4) 2015/04/20(Mon) 18時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2015/04/20(Mon) 18時半頃
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/* 体調不良であまり顔をだせていないので、やりたい事があれば、優先してもらって大丈夫ですよ。
それでも譲ってくださるなら、ちょっと考えます。
(*5) 2015/04/20(Mon) 19時頃
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/* 私は今日襲撃させて頂いたのでー、 フランシスカさんがやりたい事があれば是非。
体調不良は仕方ないです。お気を付けて。
(*6) 2015/04/20(Mon) 19時頃
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―前日・昼・歌うあひる亭― [やって来たチャールズ。どうやらヒューを探していたようで>>1:107]
やだ!牧場さんたらお上手!ええ、是非見にいらして。
[そうしてヒューとチャールズを見送った。その頃には何時もの酒場の昼時見たいに人がいなくなっていた。残ったヤニクと軽く談笑。そんな彼も店を後にする]
ヤニク!
[出ていこうとする背中にとっさに声をかける]
や、またすぐ旅に出るのかなって。やっぱり顔馴染みが長い間いないのはつまらないっていうか、あー、いや、何でもない!今の忘れて!
[そうして深呼吸で慌てる自分をおさえれば]
改めてお帰りなさい。無事で良かった。
[そうしてヤニクを見送った]
(94) 2015/04/20(Mon) 19時半頃
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[ノーリーンとマーゴとで、それぞれに言ってる事が真逆だ指摘された。>>67 牧師は動揺はせず、あくまでもマーゴへの配慮だったと言う。]
無闇に怖がらせてはいけないと思って… まさか本当に人狼騒動が起きるとは思わないじゃないですか。
[若干、血の気が引いた顔をしていた。]
(95) 2015/04/20(Mon) 20時頃
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― 朝、教会 ―
[朝早く。村人達が教会に慌ただしく駆け込んだ。 人狼が現れたのだと言う。その報せをヒューも一緒に聞いただろうか。被害者が出たと聞けば、牧師は唇を戦慄かせて、]
そんな…っ、人狼が現れただなんて。…ほんとうに? それも…、村人が犠牲になってしまったなんて…。
[震える唇からは悲痛に満ちた声が漏れる。殆ど、悲鳴に近かった。]
(96) 2015/04/20(Mon) 20時頃
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[村長の話しを聞く牧師は顔は青白い。傍目からにも辛そうだった。 罪のない村人の死に心を痛めている様子だった。 けれど、実際には悲しい訳ではなかった。村人達が報せに来る前から被害者が出た事を知っていたし、そもそも牧師こそパルックを殺した張本人なのだから。 長い長い時を、チャールズは生きて来た。その間に皮は随分と分厚くなった様だった。人間社会に馴染もうと、笑顔の仮面の下でほくそ笑み、涙の仮面の下で舌を出す。 人の皮を被るのが上手くなってしまった。]
(97) 2015/04/20(Mon) 20時頃
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[暫くして、教会の出入りが少し落ち着いた頃。ノーリーンに捕まって、湖面で交わした会話について問い質された。 あくまでも、マーゴへの配慮。口ではそう言いながら、マーゴを探して教会の中を視線は彷徨った。今朝起きた出来事を知って彼女はどうしただろう。はたして、広場の死体を見ただろうか。死体を見て、青ざめる彼女。その悲痛たる表所を想像しては、あの子に言いたくて堪らなかった。
ね、素敵な事が起きたでしょう?]
(98) 2015/04/20(Mon) 20時頃
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負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2015/04/20(Mon) 20時頃
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[だが、彼女は教会に居なかった。見つけたところで言えずにいるのだろうけど。 女中の言葉に牧師は頷く。]
本当に、良くない事が起きてしまった。 ああ、恐ろしい。
――このまま この村は人狼の手によって滅ぼされてしまうんでしょうか。
[さめざめと嘆く。 このままでは人狼に村人全員を食い殺されかねないと懸念する声。その中には勿論、メイドの彼女が務める高い塔の住人達も含まれていた。*]
(99) 2015/04/20(Mon) 20時頃
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ヒューは、サイラス痛みが大分和らいでる。サイラスにお礼を言いたい(促し)
2015/04/20(Mon) 20時頃
ヒューは、チャールズハーブの良い匂いがする。美味いな(促し)
2015/04/20(Mon) 20時頃
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-前日・夕方・歌うあひる亭― [日も傾いてくれば、ちらほら客が入り始める。 日が沈み世界が宵闇に包まれる頃には酒場は酔っぱらいで一杯だ。
注文をとったり料理をはこんだりと目が回りそう]
フラン!そろそろ時間だ!
[そう言われれば、待ってましたとばかりにエプロンを投げ捨て壇上へ駆け上がる。
音楽が流れ出せば、体が勝手に動き出す。 何時もより体が軽く感じるのは、今着けている、美しい髪飾りのせいか。
ひとしきり踊れば、再び給仕へ。
これが私の1日で、ずっと続いてくものだと思ってた]
(100) 2015/04/20(Mon) 20時頃
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ヒューは、マーゴお化け屋敷という類の物には、行った事が無いな(促し)
2015/04/20(Mon) 20時頃
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[マーゴが風呂に入れられている間、只管に青年は相手の男を呪った。彼女も同意の上での行為だったのではと、考慮する余裕もなく。
ただ、マーゴが傷つけられたことが、口惜しくて、許せなくて。
―――……本当に?……―――
彼女の相手が、自分でなかったことに、ではないのか
ふと。頭の片隅から囁く声に、ぞっとした。 そうじゃない。そんなんじゃない。 そう言い聞かせてかぶりを振る。
そのまま、居てもたってもいられなくて、工房に戻る。 本棚に並んでいる、ありとあらゆる薬の調合術、毒草図鑑、薬の作用と致死量、劇物の取り扱い法…それらの背表紙をいっきに引っ張り出して。
パラパラとページをめくりながら、この近辺にも生息しているであろう植物の名前を探した。]
(101) 2015/04/20(Mon) 20時頃
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[たった一滴で。
人間を死に至らしめる毒薬がある。 それは、ある植物の根から抽出されたものと、とある薬品を混ぜ合わすことによってできる、作り方はいたって簡単なモノ。
そんな劇薬を生み出す材料が、今、この場所に全て揃っていた。
青年は躊躇う。
「人を助けるためだけに、私たちの知識は使う」という、 祖母との約束を破ることになるから。
けれど。けれど。]
作っても、使わなきゃ、いいんだ…
[言い聞かせるように呟いて。 青年は植物を栽培している植木鉢を、ひっくり返した。]
(102) 2015/04/20(Mon) 20時半頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2015/04/20(Mon) 20時半頃
薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2015/04/20(Mon) 20時半頃
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―前日・夜・湖畔付近― [酒場の仕事を終えれば、その足で湖畔までやって来る。
人目につきにくい所。お気に入りの場所。
昔、上手く踊れないのが悔しくて、でもそれを知られたくなくて隠れて練習した。
その場所が、今ではお気に入りの場所。
酒場で散々踊ったのに、まだ踊るなんて、やはり自分は踊るのが好きなんだろう]
(103) 2015/04/20(Mon) 20時半頃
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[選曲は、村長によるものだったの。 聞く人にとって優しさに溢れるようなものでも、良いと思ったから…違う曲にしたらどうでしょうかって言ったのに、聞き入れられなかったの。
歌のせいか、あの変な人に何か手向ける人は結構いるみたい。花屋としてはいいのかなとも思わなくはないけれど、どれだけの人が「信者」だったのかなって、不思議に思うよ。空気に飲まれているのかなって。
昼を回ろうとする頃には、疲労も色濃くなっていたのに。辞めさせてはもらえなくて。どうしようってちょっと、不安になるの。]
(104) 2015/04/20(Mon) 21時頃
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― 回想:前日・あひる亭 ―
[背中に名を呼ぶ声を受けて>>94、振り向き。]
まだ暫くは、居るつもりだけど。 行く前に、また、ここに寄るよ。
[いつもの様に。 ただ、暫くとは言っても、きっと『すぐ』にあたる位の日数しか居ないのだろうけれど。]
[少しの間の後]
……シスカも、いつか一緒に行ってみる?
[なんて誘ってみて、くすりと笑う。 ただ、彼女を危険な目に遭わせる様な事はできないから。 いつもの様な旅ではなくて、今までに行った事のある、自分のオススメの場所を巡る、いわゆる旅行的なものになるのだろうけど。]
(105) 2015/04/20(Mon) 21時頃
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[そうして、お帰りなさいと、無事で良かったという言葉に。]
ただいま。ありがと。
[そう、笑みを浮かべた。*]
(106) 2015/04/20(Mon) 21時頃
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[薬を作り終えて、リビングに戻る。 マーゴたちの様子が気になって、風呂の入り口あたりをうろうろと所在なく歩き回っていれば。
中から聞こえてくるのは、ちゃぷ、というお湯のはねる音と祖母の鼻歌。そして]
「お嬢さん、あんたにゃこのあと、二種類の飲み物を選んでもらうんだけどね、」
[嗚呼。この言葉は。 村娘が旅人や暴漢に襲われた時、ぼろぼろの格好で泣きながらやってくることがある。またはその両親だったりもしたか。
望まない妊娠を防ぐために、祖母が取る、応急措置。もちろんそれは確実なものではなかったから、どんなに手を尽くしても赤ん坊が生まれてきてしまうことはあった。だから、孤児院には子供が後を絶えないのかもしれない。
そういう時に、祖母は訊くのだ。]
「その子を産む覚悟があるなら、温かいレモネードを。望まないならば、苦いお薬を。あんたはどちらを選ぶかね?」
[と。]
(107) 2015/04/20(Mon) 21時頃
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[流石に踊り疲れて、その場に座り込む。
足の裏に鈍い痛みを感じて、そちらを見てみれば、僅かな出血。 どうやらマメが潰れたようだ]
あちゃー
[今日は少し調子に乗って激しく踊りすぎたのかもしれない。 側に置いた荷物から小さな入れ物を取り出すと、入っている軟膏を少量すくい上げ、患部に塗り込んでいく]
あいつの薬はよく馴染むからね。
[顔馴染みの薬屋の顔が浮かぶ。いつも頼りない彼だが、こと薬の事になると、とても頼りになる。 とても悔しい事だが、彼が薬を調合している時の横顔は少し格好いい。
薬の入れ物を、髪飾りの横にならべれば、自然、顔がほころぶ。 本当に良い友人を持ったものだ]
よし!もういっちょ踊るか!
(108) 2015/04/20(Mon) 21時頃
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/* 取り敢えず、襲撃パスして、ドナルドでも襲ったことにしましょうか
(*7) 2015/04/20(Mon) 21時頃
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― 回想:歌うあひる亭 ― [ヤニクの嬉しい言葉に>>7]
お、いいな。 じゃ、明日の夜でもいいか?
[と言えば、受けてくれただろうか。
続く言葉には>>9ははは、と笑って誤魔化しただろう。 酒場を出れば、一瞬耳鳴りがした。そしてチャルの姿が見えただろうか*]
(109) 2015/04/20(Mon) 21時半頃
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― 回想:夕暮れの何処かの道 ― [チャルの後を付いて行くと。 こちらをちらちら見ている奴らが何人か居た。何か話しているようだが、聞こえた「余所者…」>>67[人狼]「厄介事」>>68という声。チャルは気付いただろうか。どちらにしても]
(…まぁ、そうだよな。)
[もし、この湖畔の村にも人狼が出れば、真っ先に疑われるだろう。 人狼に故郷の村をやられ、親友も亡くした。人狼の恐ろしさ強さを垣間見た。だからこそ、もし疑われて追い出されたり、捕えられたりすれば、理不尽だなと思う自分と、生に執着せずに言われた通りにして、死刑でも自害でもして、醜い自分の人生を終わりにすれば良い、と思う自分が混在する。
ここで出会った人たちの事を思い出した。余所者にも関わらず、手を焼いてくれたり、優しい言葉を掛けてくれたり。 空を仰ぎながら、願わくばこの村に何も起こらない事を、切に祈った*]
(110) 2015/04/20(Mon) 21時半頃
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― 回想:教会の離れにて ― [チャルが、サイドボードにティーカップを置いてくれた>>58 とても、良い香りが部屋に溢れる様だった。]
へえ…育ててんのか。凄いな。 サイラスか…流石だな。
ああ、頂くよ。
[自分は植物なんて育てた事はないので、素直に感想を漏らした。 彼が出て行く際に届いた言葉。いつも寝るときは一人だった男。彼の言葉は、最初は驚いたものの、人のが居るっていいな、なんて思って。 そっぽは向きながらも、]
おやすみ…
[とぼそっと返した。別に聞こえていなくなっていい。 眠りに就く前、微かにまた耳鳴りがした。 その後、チャルが出掛けたことなんて知らずに、深い眠りについた*]
(111) 2015/04/20(Mon) 21時半頃
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[この方法は、決して安全ではない。 身体のバランスを植物の力で大きく崩すから、患者の負担も大きくて。
一時の不安から逃れるために、一生子供のできない身体になってしまった娘もいる。
彼女は、一体どちらを選ぶのだろう。 ぼんやりと、その場を離れて、キッチンで水を飲む。 答えを聞く、勇気がなくて。**]
(112) 2015/04/20(Mon) 21時半頃
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/* はい…。 襲撃はフランスシカさんで大丈夫ですか? あと、お願いがあるのですが、明日マーゴ襲撃して良いですか。 すみませんー!
(*8) 2015/04/20(Mon) 21時半頃
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/* 今日の襲撃は大丈夫ですー。 これと言って襲いたいとこも無いので、どうぞ襲っちゃってください。
(*9) 2015/04/20(Mon) 21時半頃
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/* 本当に有り難う御座います! では、後はロルで。宜しくお願いします。
(*10) 2015/04/20(Mon) 21時半頃
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―前日・夜・湖畔― よし!もういっちよ踊るか!
[そう言って立ち上がったときだろうか、背中に声がかかったのは]
"こんな遅くに一人でいるなんて危ないですよ?"
[その声に振り替えれば、目の前には、大きく開かれた、何かの口]
え?
[咄嗟のことで、言えたのはそれだけ。 最後に耳にしたのは、グシャりと何かを潰したような音だった]
(*11) 2015/04/20(Mon) 21時半頃
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―― 昼過ぎ:薬屋店先 ―― [投票は、どうなっただろう。 やっぱり、執り行われるのかな。 そんなことを考えながら、ふらっと店先に出る。
そうしたら、いつも頭痛薬を買いに来る床屋のおかみさんが]
「ねえ、聞いた?人狼が出たって話が広まったら、あっという間にあのお屋敷の奴ら、食料をうんと運び込んで、塔に閉じこもったらしいわよ。 使用人たちみんな置き去りさ。浅ましいよねえ」
[すぐに思い浮かべたのは、あの優しい女中のこと。彼女も、塔の中に入れてもらえなかったのだろうか。 屋敷の中に居られるのなら、安全なのかな…と。 そんなことをひとり考え込んでたら、おかみさんは行ってしまった。**]
(113) 2015/04/20(Mon) 22時頃
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―花屋『パライソ』―
……………あ、そう。 で、おふくろは?
[この花屋に情報が飛び込んできたのは昼過ぎだった。 客の1人からもたらされたものだった。]
いや、マジで湖に飛び込みかねないから。 いつかオレが殺してやろうとは思ってたけど。 ま、いいや。とりあえずおふくろの分の花届けに行くわ。
[急ごしらえの花束を片手に家を出た。]
(114) 2015/04/20(Mon) 22時頃
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―教会―
そうですよ、ね。
[>>95マーゴへの配慮へと聞いて、ほっと顔が緩む]
突然こんなことお伺いして、申し訳ございません。 昨日のお詫びすらせずに、失礼な事を申しました。
[湖でつい、さがない口を叩いた事を詫びる>>0:195 牧師の顔色が悪いのはこの騒ぎのせいだろうか?]
ご無理なさいませんよう。
[パルックの葬儀など、仕事が沢山あるのだろうから]
(115) 2015/04/20(Mon) 22時頃
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サイラスは、レティーシャは今日も歌っているのだろうか、と思い。
2015/04/20(Mon) 22時頃
サイラスは、ノーリーンからもらった薬草鋏を取り出し、見つめる。
2015/04/20(Mon) 22時頃
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悪い狼に食べられてしまいますよ?
[目前の女を一噛みで絶命させれば、もう遅いか、と可笑しそうに笑う。 そうして残った体を貪る。 彼女の構成するモノを、記憶を取り込むように]
やはり、同性の方が馴染みやすいでねぇ
[二つの影は今や一つに]
さて、準備は整いました。それでは舞台の幕を上げるとしましょうか。 オープニングは頼みますよ?
[後に残った、人の皮を被った狼は、ケタケタと、愉快そうに笑っていた]
(*12) 2015/04/20(Mon) 22時頃
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[>>99 牧師の嘆きに低い声で嘆きを重ねる]
よその村は何か所か滅んでしまったと聞いております。 皆、食べられて――!
[言いながら、顔を覆う]
でも、チャールズ様。 わたくしは、人狼よりもわたくしが恐ろしいのです。
[ゆっくりと、不安に崩れた表情で牧師を見上げた。 全てを知ってなお、仲良くしたいと言ってくれたこの牧師は、こんなことを打ち明けてもまだ同じことを言ってくれるだろうか?*]
わたくし、破滅を願ってしまいました。
(116) 2015/04/20(Mon) 22時頃
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― 早朝:教会の離れ ― [男は夢を見ていた。 故郷の皆が出てきて、何か自分に向かって言っているのだけれど、声が聞こえない。]
なんだよ!何が言いたいんだよ!
[責められているのか。友人や、彼女の顔が何だか暗くて。 そんな時、聞こえた叫びでめが覚める。]
…変態だと……?
[何が起こったのか分からないが、耳鳴りが酷い。 叫んだ声はどこかで聞いた事があったけれど、誰かまでは分からなかった。 この村の誰かだろうか。]
…俺は、変態じゃねーよ。
[そう言って体を起こす。節々にまだ痛みが残るが、大分体が動かせる。 これも、サイラスが手当てしてくれて、チャルが寝床を用意してくれたお陰だろう。]
(117) 2015/04/20(Mon) 22時頃
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[部屋を出れば、チャルを探す。ここには気配が無かったので、離れを出た。
教会の中にも居なかったので、教会の裏に顔を出してみれば、そこにチャルは居た。 そこにはハーブ等の小さな庭が>>1:58>>1:59 そこにひときわ目立つ一輪の薔薇。薔薇なんて育て事の無い男だ。それがどんなに大変な愛情を注がれているなんて、思いつきもしないが。]
綺麗だな…、それ。
[と声を掛ければ、チャルはこちらに気付いただろうか。 人に対してそれ程良い慣れていないので、「おはよう」なんて自分から投げかけられなかった*]
(118) 2015/04/20(Mon) 22時頃
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[チャルはこちらに気付いた>>60にっこり笑って、挨拶されれば]
…おっす。 ああ、お陰さまで。
[と彼に近寄り、薔薇を近くで見てみた。 ここも、ハーブの香りが漂っていて。昨日もハーブが側にあった。 自分はハーブの香りは嫌いじゃないなと、初めて知った*]
(119) 2015/04/20(Mon) 22時頃
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―広場―
…………死んでくれとは思ってたけど。 こんな死様はねぇんじゃねぇの。
[人の気配が少ない広場。 手向けられる花の数は奴の人望の顕れか。]
………………。
[どんな人間でも死はみたくない。 見たくはないが―――――]
聞いたけど、なんか処刑だって? ふざけてるわ。アホらしい。
止めるほどの力がねぇ、オレはもっと馬鹿だが。
[唇を強く噛めばじわりと鉄の味がした。]
(120) 2015/04/20(Mon) 22時半頃
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|
[打ち明けて、その結果糾弾されてもそれはそれで構わない。 主人達には見捨てられ、この村に居場所などもうないのだから*]
(121) 2015/04/20(Mon) 22時半頃
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― 朝の教会 ― [教会に慌ただしく掛け込んできた入ってきた>>96>>97 その只ならぬ様子を感じて、チャルの後ろで聞いている。 その内容が、耳に入れば。チャルの悲痛な叫びと共に男は目を丸くした。]
…人…狼…だと…!?
[擦れた声で、困惑と一緒に零れる。 また、あの化け物が出たのか。また、自分の周りであの惨劇が起こるのか。 信じたくない。受け入れたくない。折角、自分はここから何か見つける事が、生きる理由が見つかるかしれないと考えていたのに。
体が、一気に冷えて。胸が苦しい。
チャルは何か男に言葉を発しただろうか。 どちらにしても、上手く返事も出来ないまま、教会を出て行っただろう*]
(122) 2015/04/20(Mon) 22時半頃
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[牧師の薬指が女中の唇をそっと抑えて黙らせる。>>1166]
滅多な事を言うもんじゃないですよ。
(123) 2015/04/20(Mon) 22時半頃
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|
[耳を澄ませば、村人達の会話が聞こえる。誰が怪しいかと処刑の相談をしている。その連中に聞かれたら危うかった。誰かも分からぬ狼を退治しようと躍起になって、疑心暗鬼になっている。 そうだ、人狼に滅ぼされるのではない。 人間の手によって滅びるのだ。]
……その願いは本物ですか?
[問いかけながら目を細める。*]
(124) 2015/04/20(Mon) 22時半頃
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―昼:ケーキ屋―
[客が多い日もあれば、少ない日もある。それは、どんな店でも一緒なのだろうけど。
今日はやけに少ないようだ。耳鳴りは止まないし、眠いしで、時間の進みも遅い。]
「あんた、眠いなら買い物行ってきなさい!」
「ダイちゃん、私、ケーキが食べたーい。」
食えば?
[寝ていいというほど、姉たちは甘くない。 追い出されるように外に出されれば、
ぶらぶらと歩き出した。
その先で何が起きてるかなど知りもせず]
(125) 2015/04/20(Mon) 22時半頃
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|
―― → ケーキ屋 ――
(甘いもの、食べたら元気になるかな)
[紅茶を飲んでたみたいだから、甘いものは嫌いじゃないだろう、と。思い立って歩き出す。
ケーキ屋までくれば、ショーケースの中は色とりどり、鮮やかで。どれにしようか正直悩む。
この村に来て、まだ日が浅いほうに入るケーキ屋一家は、ひび割れやあかぎれの治療薬を求めて何度か店に来たことがあった。 此方としては、ケーキなんて贅沢なモノはなかなか手が出せず。それこそ特別な日でも無い限り食卓に上ることはなかった。
カウンター向こうで店番の女性がにっこりと微笑む。 まだ迷ってるのかと勝手に圧力を感じて視線を泳がせた。すると]
ケーキの、名前?
[応募箱とやらを見つけて。ちらとショーケースの中を覗けば鈴蘭が可憐に縁取る真っ白なショートケーキ。どうやらこれの名前を公募しているらしい。]
(126) 2015/04/20(Mon) 22時半頃
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|
― 昼前:→広場 ― [思い足取りで、村の中へと足を進める。 正直、どこに行けば良いのか、何をすれば良いのか分からなくなって、頭中がごちゃごちゃと色んな声で埋め尽くされる。
怖い。嫌だ。見たくない。誰も死ぬな。生きてくれ。
そんな声達を追い出すように、心の中で、叫ぶ。]
(127) 2015/04/20(Mon) 23時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2015/04/20(Mon) 23時頃
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[叫ぶと、少しすっきりした気がした。不安が取り除かれた訳ではないけれど。
気付けば、周りに居た村人が、バタバタと騒がしい。 そりゃそうだろうと。人だかりが見えたのでそちらの方へと行ってみる。
そこは、少し開けた所だった。 そして、男は横たわった人間を見た。その光景は、全てを物語っていた。 人狼が出て、そこに横たわっているのは、恐らく最初の犠牲者。
友人の最期の姿と重なって、吐き気を模様し、その場にしゃがみ込む。]
(128) 2015/04/20(Mon) 23時頃
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|
[聞こえてきた。声に耳を傾けると「処刑」という対策を実行すると言う事。]
…はは、それって俺怪しいじゃねーか…ははは…
[とぼそりと、呟いた。 笑いしか出てこなかった。実際に人狼に襲われ、人狼に友や故郷の人達を殺され。 さらに、これから人狼疑われ、人狼として、殺される未来が見えた。
自分の人生って、こんなに笑える程、あっけなく情けなく理不尽なものだったのか。と、自分の心の闇に溺れて行きそうになった時。
それは聴こえてきた>>76]
(129) 2015/04/20(Mon) 23時頃
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[>>123>>124 唇に温かい物が触れ、頬が熱くなっていく。 その手をやんわりどかそうと掴んだ手は、あまりに想定外の問いで止まってしまった。
本当に? 本当に滅んで欲しいのか?
あの気持ちのいい若者達も、 可愛らしい娘たちも、皆?
うつろな瞳で小さく頷いた。 だって、みんな、まぶしすぎるから*]
(130) 2015/04/20(Mon) 23時頃
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― 湖畔 ―
……そーいや、ヒューが来るっつってたっけ。
[昨夜の話>>109を、思い出す。 こんな事件があった後でも、彼が来るかどうかは、分からないけれど。]
一応、用意だけはしとくか。
[そう呟いて、立ち上がった。]
(131) 2015/04/20(Mon) 23時頃
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[今回向けられた暗い感情は>>129、あのときの怪我している人のものだったの。 後悔と諦念、そんな感覚を受けて。辛さを感じながらも歌を歌い続けるの。こんな歌でも、何かが出来るように。]
(132) 2015/04/20(Mon) 23時頃
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― ケーキ屋 ―
[購入した食材と酒を手に、歩いていれば。 ケーキ屋の前、見慣れた金髪>>126が目に入り。]
サイラス。 ……ケーキ?
[何かをまじまじまじと眺めているサイラスの背後から、それを見てみる。]
(133) 2015/04/20(Mon) 23時頃
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……うぇ!?!?
[歩き出そうとすれば、誰かの声はっきりと聞こえて、思わず声を出して耳を押さえる。
あたりを見回しても誰もいなく、ぶんぶんと頭を振る。
誰もいないのに人の声が聞こえるなんて、そんなわけがない。]
……気のせいだよな。
[人狼なんて…くそくらえ…!!!!そう、あまりにもはっきり聞こえたけど、気のせいに違いない。]
………ってぇ。
[あまりに酷い耳鳴りに頭がガンガンと痛む。 やはり、戻ろう。
そう思って、ケーキ屋へと引き返す。]
(134) 2015/04/20(Mon) 23時頃
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[顔を上げれば、遠くで歌っている人が見えた。 よく見れば、昨日会ったレティーシャだった。 まさか、昨日の今日で彼女の歌を聴けるとは。
男は運が良いな、と思った。
心の闇に囚われそうな時。この歌声を聞いていなかったら、それこそ自暴自棄になっていた。心が、明るく晴れて行く様な。こんな自分でも。なんの助けにもならなかった自分でも。まだ、出来る事があるんじゃないかって。 正直な事言えば、過去に囚われているし、人狼を何とかできるなんて思っていないから不安が残るけれど。
人狼だと、疑われて殺されるのは理不尽だ。本当の人狼を知っているから、尚更。]
(135) 2015/04/20(Mon) 23時頃
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ノーリーンは、サイラスに話の続きを促した。
2015/04/20(Mon) 23時頃
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[その為には、養生して、動けるようになって、働いて、この村の信用を得なくては、時間の掛ることだし。ゆくゆくはこの村を出るのだろうけれど。
でも、ここで出会った奴らに貰ったものは返したい。そう思ったから。 それに返したい友人には、もう返せないから。奴の分まで、恩返しがしたいんだ。
何も考えずに、己の力を奢って生きた来た。 ここまで生きて来れたのは、他でもない、周りに居て優しくしてくれた人たちが居たからだ。それに、やっと気付いた*]
(136) 2015/04/20(Mon) 23時頃
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―ケーキ屋―
[店へと戻れば、>>126>>133二人の客がいた。
一人は薬屋。もう一人は…会ったことはあっただろうか。どちらにしろ、2人とも名前は覚えていない。
声をかけることなく、2人の側をすり抜けて、奥へと行こうと]
(137) 2015/04/20(Mon) 23時頃
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[もういいって言われたのは、誰かが止めようと説得したからかな?喉もカラカラになった頃に歌うのがようやく終わるよ。
何だか、寒くて。目眩がして。 負の感情を一手に引き受けたような気もするからか、ちょっと気持ち悪いの。
処刑とか、なんとか。こんな空気の中にいたくなくて。 でもまず何か食べないとなぁって、思うの。そう思うのは浅ましいよね…でもコンフェイトだけでも、持ってきたら良かったなぁ。]
(138) 2015/04/20(Mon) 23時頃
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ノーリーンは、ヒューに話の続きを促した。
2015/04/20(Mon) 23時頃
|
……。
[なんで書こうと思ったのか、わからないけど。 衝動的に、その場にあった紙に「白の福音」とだけ書き殴って箱に突っ込んだ。 そうして、また再度カウンターへ向き直れば、ケーキを選び始める。
と、そこへ背後に人の気配を感じて。>>132]
わ、あぁあ!?ヤ、ヤニク!
[心臓が飛び出るかと思った。 胸を右手で押さえて、はあはあと肩で息をする。]
(139) 2015/04/20(Mon) 23時半頃
|
|
[そうしたら、もう一人、少年が店の中に入ってきて。>>137客かと思ったその少年には見覚えがあった。確か…]
ダイミちゃん…
[花屋の倅とつるんでいるのを何度か見かけた気がする。女の子のような呼称で呼んでしまったのは、たぶん、きっと、名前のせい。*]
(140) 2015/04/20(Mon) 23時半頃
|
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― 広場 ― [男は、足りあがりレティーシャの元へ。
途中、耳鳴りがはっきりした声になって、耳に響いた。 なんだ?と思いながらも、ゆっくりと足を進める。
何だかお礼が言いたい気持ちで、頭がいっぱいだったのだ。彼女の美しい歌声は、自分のやるべき事を思い出させてくれた。きっかけをくれた。
近付けば、丁度歌が終わったようだった。]
ほんとに聖歌隊なんだな。…その…いい歌だな。
[可笑しいな。礼を言いたくて来たはずなのに、自分の口から出た言葉は、何ともお粗末な物で。
しかし、彼女の顔色が優れないようだが。]
…おい、大丈夫か?
[と心配そうに*]
(141) 2015/04/20(Mon) 23時半頃
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[奥へいこうとして、再び耳鳴りが。]
……っ
[耳を押さえて、収まるのを待つ。先ほどよりは、小さいため、一瞬で終わり。
再び足を進めようとしたところで]
……
[>>140金髪の男に名前を呼ばれ……は!?]
女みたいな呼び方すんじゃねぇ!!
[思わず振り向いて、怒鳴った。]
(142) 2015/04/20(Mon) 23時半頃
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|
[飛び上がりそうな程の反応>>139に、少し目を丸くして。]
お前、驚きすぎ。
[くすりと、笑って。 傍にあった箱に、視線を向ければ。]
ふーん。
[さらさらっと、『マリアの涙』と書いて投函。 ある地方に伝わる物語から、すずらんをそう呼ぶと聞いた事があったので。]
(143) 2015/04/20(Mon) 23時半頃
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[寒かったから、一枚上着を着るよ。そうしてぼんやりしていたら、さっき見たヒューさん>>141が近づいてくるの。
本当に聖歌隊なんだなって声にちょっと苦笑いするの。]
もう、信じてくれなかったんですか?
[クスクスと、笑うことが出来るように頑張るよ。でもなんだか、疲れが顔に出ちゃってるみたい。]
急に呼ばれちゃったから、まだ今日ご飯食べてないんです。 これから帰って何か準備しようかなって。
[救いを求められたりする気持ちが疲れに繋がるなんて言えないの。 だから嘘はつかないけれど、そう言って苦笑いしたの。]
(144) 2015/04/20(Mon) 23時半頃
|
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[その時、丁度その横を通ったのは>>137。]
えっと。ダイミ、だっけ?
[呼び止めるつもりはなかったので、ぽそりと。 自分は、以前、村に新しい一家が引っ越して来たというので、記憶に残っているけれど。 家を空ける事が多い自分を、ダイミが覚えていないのも当然の事。]
[けれどもサイラスは、『ちゃん』付けで呼んでいたから。]
ん?友達?
[なんて、言うけれど。 それを聞いたダイミ>>142は、何か怒っていた。]
(145) 2015/04/20(Mon) 23時半頃
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―― ダイミちゃんに気付く前>>143 ―― [くすり、と笑う旧友はなんだかとっても様になってて。小麦色に焼けた肌に、薄い金髪がよく映える。 昔から、彼はよくモテた。 当の本人はその自覚がないのか、それとも気にしてなかったのか興味がなかったのかわからないが、いたって涼やかな顔をしていたっけ。]
(現地妻とかいそう…だな)
[応募用紙にさらさらとペンを走らせる様を眺めながら、そんなことを思った。*]
(146) 2015/04/20(Mon) 23時半頃
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負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2015/04/20(Mon) 23時半頃
薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2015/04/20(Mon) 23時半頃
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[此方の言葉を拾ったのか、ギャンギャン吠えてくるダイミに>>142片耳を指で塞ぎながら]
怒んなよ…可愛いからいいじゃねえか。
[こんな言葉もきっとまた彼の怒りを買うんだろうな。でもやめないけれど。 友達?とヤニクに訊かれたから>>145]
や、なんていうか。お得意さんの、息子?
[そこまで親しくした記憶もないから、曖昧に。*]
(147) 2015/04/21(Tue) 00時頃
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[やめてくれと言っても上の姉と母は「ダイちゃん」と呼ぶから、そういった呼び方に少し敏感になっているのかもしれない。
『ダイミちゃん』と呼んだ男が、可愛いからなんて言えば、睨みつけて。
>>145誰だか良く分からない男の問いには]
違う。
[そう、はっきりと答えた。]
(148) 2015/04/21(Tue) 00時頃
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[レティーシャに信じてなかったのか、と聞かれれば>>144]
いや…別に。
[なんだ、女と会話するにはどうしたらいいんだ。 こんな時ヤニクが居てくれれば、と切に願った。
しかし、笑顔だが辛そうだ。 腹が減ってるみたいだ。そうすれば、自分の腹の虫が鳴く。 朝、教会で朝飯は食べたのだったか。食べたとしても]
俺も腹減ったみたいだ…はは。 これから……いっ………フランの所にでも行こうかな。
[これから一緒に飯でも?なんて軟派なセリフ、ヤニクのがお似合いだななんて思って、自分では言えなかった。こんな時、ヤニクはさらっと誘うんだろか。 それに、彼女は家に戻る様だったし。自分はどうしようかと悩んでいる*]
(149) 2015/04/21(Tue) 00時頃
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―夜 広場― [自分が来た頃にはまだ微かあった日はすっかり暮れてしまっていた。 どのぐらい、その場でそうしていたか。]
……………。 アンタみたいな人間でも誰かの救いになってたんだ。
………オレや親父じゃおふくろは救えない。 現実って残酷だよな。
[心底馬鹿馬鹿しい。 暫く、というには長い時間その場を動くことはできなかった。]
せめてさ。おふくろの幸せぐらいは願ってくれよ。 オレはアンタが嫌いだったけど。 おふくろがアンタの教えで笑ってくれたのは。
………悔しいけど、事実だからさ。
[花束を地面に叩きつけてその場を後にした。]
(150) 2015/04/21(Tue) 00時頃
|
|
それはともかく、俺はケーキを買いに来たんだよ。
[ダイミの「違う」はスルーして。]
なあ、なんつか、こう、その。 女の子が喜ぶケーキって…どんなんだ?
[自分よりもそういうことに長けてそうなヤニクに意見を求める。その相手が、マーゴだということは、隠して。 ついでに]
なあ、ケーキ屋の息子。 今できたばかりの新作!とかないのか。
[と、問うた。*]
(151) 2015/04/21(Tue) 00時頃
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― 回想:朝の教会の裏庭 ― [チャルとの会話の中で]
あ、そういや。今日の夜はヤニクのところに行くから、 返って来ねーよ…あ、また戻って来てもいいか?
[一応聞いておかないと。ここにはまた戻って、ゆっくりチャルと話したいと思ったから*]
(152) 2015/04/21(Tue) 00時頃
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|
[ヒューのみならず、サイラスからも『現地妻』がどうとか思われているなんて、気付くわけもなく>>146。 可愛いからいい、という言葉に、ダイミはどう反応したか。 口は挟まず、やりとりを楽しそうに眺めて。
二人から関係性を聞けば、そっか、と小さく頷いて。]
(153) 2015/04/21(Tue) 00時頃
|
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―夜 教会前― [母のことを相談しようかと。 気付けば湖畔傍の教会の前まで来ていた。 静かな村とはいえ、今日はいつもに増して静寂に包まれている。]
…………。
[教会の重き扉を開こうと手を伸ばし。 伸ばしたままの手はそのままで暫し扉を見つめる。 視線を背後の闇へと移すと踵を返し歩き出す。]
……………。
[教会には何度も来た。その時のことを思い出す。]
(154) 2015/04/21(Tue) 00時頃
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― 追 憶 ― [今の己よりも背は半分もなかった頃。 声変わりなんてもちろんしておらず。 どこからどうみても女の子であった。 けれど、男であったから。]
………ぼくしさま。 ぼくはおとことしてうまれてきちゃだめだったのかな?
[今考えれば女として生まれていれば、男として育てなさいとか言われていたに違いないと思うが。 その時の己とても真剣だった。]
みんな うそつき っていうんだ。 ぼくはなにもうそついてないのにね。
[男だから泣かないようにしていた。 せめてもの強がり。
我ながら恥ずかしい奴だった。]
(155) 2015/04/21(Tue) 00時頃
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|
[そういう事に長けていそう、なんてサイラスが思っている事は、気付くわけもなく>>151。]
女の子が喜ぶケーキ?
[誰に贈るんだろう、とは思ったものの。 名前を伏せているのだから、あえて聞きはしない。]
女の子っつっても、好みは違うんだし。 その娘が好きそうなもの、 喜んでもらえそうなのにすれば?
[例えば、実際には好みと違っていても。 相手を想って選ぶのが、大切なのではないかなと。]
[相手が知り合いなら、一緒に考える事もできるかもしれないけれど。 名前が伏せられているので、言えるのはそれだけかなと。]
(156) 2015/04/21(Tue) 00時頃
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でもつらくないよ。おかーちゃんがよろこんでくれるから。
[嗚呼。
我ながら嘘くさい。 馬鹿馬鹿しい過去。
けれど、嬉しそうに笑う自分が。
なんだか眩しく思えた。 その時牧師様はなんと答えたのか覚えてはいなかったが。 神様とは違う、救いがほんの少しあったに違いない。]
―追憶了―
(157) 2015/04/21(Tue) 00時半頃
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メアリーは、ヤニクから飯をたかりそびれたことも思い出した。
2015/04/21(Tue) 00時半頃
メアリーは、ヒューの怪我も大丈夫だろうか、とほんの少しだけ考えた。
2015/04/21(Tue) 00時半頃
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[それから、贈り物といえば、と。サイラスへ。]
そーいえば。 こんな時に、こんなタイミングでなんだけど。 これ、渡しそびれてたから。
[そう言って、彼の手にぽふっと落としたのは。]
虫みたいな見た目だけど、 珍しいきのこなんだってよ。 なんか、身体に良いらしい?
[それは、冬虫夏草とか呼ばれるもの。 薬の事は、よく分からないけど。]
こんなんで、悪いな。 つーか、怖かったら使わなくても良いからな。
[人狼が出た、とか言われている中で。 こんな贈り物を受け取るのも、不安だろうかとも思って。]
(158) 2015/04/21(Tue) 00時半頃
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ヒューは、女を誘うなら、飯より甘いものか?と男は悩んでいる。
2015/04/21(Tue) 00時半頃
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……
[あるには、ある。が。]
試作品ならある、けど。
[ちらっと奥を見る。今日は彼女は来そうにないし、]
……
[奥から、試作品のケーキを持ってくる。]
別な奴に渡す予定だったんだけど、今日は来なさそうだから、そのまま持ってけってさ。置いてあっても邪魔になる。
[そう言って渡せば、どう反応しただろうか。]
(159) 2015/04/21(Tue) 00時半頃
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―夜 湖畔― [教会を後にしてそのまま。 誰にも会わぬよう湖畔のほとりを歩く。]
……………。 人狼か。
[肩からかけたポシェットから石を1つ取り出す。 暫く手元で弄んだ後、足を止めた。 そういえば、昨日、というか今朝というか。 ここで会ったあの男のことを思い出した。]
…………アイツが来たのはいつだったか。
[人狼は処刑する―――――。
例えば。 親しい相手が人狼だったとしてもそれは実行されるのだろうか。]
(160) 2015/04/21(Tue) 00時半頃
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[そう、例えば。 親しい人間が人狼じゃなかったとして。 その処刑を止めることはできるのだろうか。]
……………。 コレ、疑っている、って言うんかな。
[足元に手元の石を落とす。 そして、小さく呟く。]
Un hada del viento comunica las palabras de la flor
[一陣の風がツインテールを揺らす。 その行く先を静かに見つめた。
それが繋がるは闇か光か――――答えは今は得られず。]
(161) 2015/04/21(Tue) 00時半頃
|
|
[先にヤニクからアドバイスがあったので、ふんふんと頷きながら耳を傾ける。 流石というかなんというか。 相手も告げずに相談したのに、返ってきた助言は的確で。ただ問題なのは]
その子の好み、かあ…
[それがまったく分からないこと、である。けれど、まあ。それはこれから知っていけばいい。青年は前向きにとらえることにした。
それから、ヤニクが渡しそびれていたというお土産をくれれば]
う、わあーー!!冬虫夏草だ!! すごい、どこで手に入れたんだよ!?
[と、大はしゃぎ。 ここが店内だということを思い出せば、すぐにコホンと咳払いをして小さくなった。]
ありがとう、ヤニク!
[是非とも大事に使わせてもらう、と付け加えて。 青年は、ニッと歯を見せ、満面の笑みを浮かべた。*]
(162) 2015/04/21(Tue) 00時半頃
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―夜 屋敷―
[教会を出た後、屋敷へ戻って荷物をまとめた。 まとめたはいいが、行くあてはなかった。 村を出ようにも街道は村長が封鎖していたし、森を一人で通過するのは難しい。 結局屋敷で寝泊まりするしかない。
主人達が消えると、広い屋敷は随分と寂しい**]
(163) 2015/04/21(Tue) 00時半頃
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|
オレだって……誰かを………
[そこまで言って口を閉ざす。 吹く風に晒されて、切れた唇が痛んだ。
少なくとも今は。 こんな形でしか抗うことができずいて。]
……アホら…いや…馬鹿だな、オレ。
[自嘲することしかできない。**]
(164) 2015/04/21(Tue) 00時半頃
|
メアリーは、サイラスに頼んでいた薬はどうしようか、と少し考えた。
2015/04/21(Tue) 00時半頃
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― 少し未来:夕方 ― [レティーシャと飯は食っただろうか。一人で、歌うあひる亭に向かっただろうか。どちらにしても腹が膨れれば、薬屋へ向かうだろう。
村が何だか静かな気がする。まあ、人狼騒動が起きているんじゃ当然か。 過去がちらちらと顔を出して、胸を締め付ける。 今は、前に進みたい。邪念を取り払い、歩みを進める。 大分、早く歩けるようになった気がする。
薬屋の前まで来れば、扉を開ける。ドアベルが鳴る。 そこに、サイラスは居ただろうか。居るのなら、]
よう、サイラス。 ノーリーンと所で働く為に、サイラスの見立てがいるんだそうだ。 診断表…出してくれるか?
[塔が籠城しているとは知らず、男はサイラスの見た手を欲していた*]
(165) 2015/04/21(Tue) 00時半頃
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[ひとしきり感謝の言葉を述べて、興奮冷めやらぬ様子で手の中の冬虫夏草を眺めていたら、ダイミが試作品があると奥に引っ込んだ。 なんだ?と首を傾げて待っていれば、その手に抱えられて来たのは、品の良い紫のドーム型タルト。雪化粧の中に散りばめられているのは、紫の…]
菫?
[砂糖漬けなんておしゃれなモノ、みたことなかった。雪原の中、春を待ちわびた菫が、ひっそりと咲いているような、そのケーキ。]
え、いいのか?
[別な奴に渡す、といっているのに。自分なんかが買ってもいいのだろうか。うーんとしばらく考えて]
……わかった、じゃあ、ありがたく!
[そういってカウンターにお代を出した。*]
(166) 2015/04/21(Tue) 00時半頃
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分かんないのか。
[好みは、分からない様だけれど>>162。 新作とかないのか、という問いに、試作品>>159が出てきた様だ。]
[渡したお土産への、反応には。]
知ってたのか。流石。 ふらっと立ち寄った街で、見つけたからさ。 お前なら、何かに使えんのかなって。
[きらきら目を輝かせて、大はしゃぎする様子に、笑う。 同じ年の、大の大人だというのに、微笑ましく。]
喜んでもらえたなら、良かった。
(167) 2015/04/21(Tue) 01時頃
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ヤニクも、ケーキ?
[箱に詰めてもらうのを待って居る間、兄貴分に問いかける。]
…フランに?
[ちらっと横目で彼の顔を盗み見ながら。 どんな答えが返ってきただろう。どちらにせよ、この場所で、この素敵な空間で、人狼の話をするのは憚られた。 というか、嫌だった。
だからそんな、ごく日常の切れ端みたいな会話を―――いや、実際、姉代わりのようなフランと、この旅烏の関係は気になっているのだけれど。
そうしてケーキが包まれれば、箱を持って店を出る。 扉に手を掛けながら、まだそこに居たであろうダイミに]
なあ、ケーキってお前が作ってるんだろ? 良いセンスだな!
[と、告げて去ったろう。*]
(168) 2015/04/21(Tue) 01時頃
|
|
……いいんじゃねぇの?あんたが渡したい相手が、そいつなら楽なんだけどな。
[そう言って、お代が払われるのを見れば、それを突っ返して、後は姉に任せて奥へと引っ込むだろう。
恐らく、聞かれなくとも、上の姉が]
「その菫の砂糖漬け。ここのケーキが好きだっていう女の子がくれたのよ。
貰い物を商品にするわけにもいかないから、お金はいらなわよぉ?
本当は最初にその子に渡そうって話だったんだけどねー」
[と、ぺらぺらと説明するだろう**]
(169) 2015/04/21(Tue) 01時頃
|
負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2015/04/21(Tue) 01時頃
|
[奥へと引っ込もうとした矢先。>>168
ケーキってお前が作ってるんだろ?
と言う言葉に、びたっと動きが止まる。]
…なっ!!
[違う!!と否定する前に、彼は去って行ってしまい、]
………
[顔を赤くして、そっぽを向いて、立ち尽くすことしかできなかった。]
(170) 2015/04/21(Tue) 01時頃
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|
[ヤニクとはどこで別れたか。 どちらにせよ、別れ際、もう一度お土産の礼を言う。]
こんな辺鄙な片田舎じゃ、絶対に手に入らない代物なんだよ。 本当、嬉しい!
[と。ニコニコしながら喜々として語る。 けれど、次第にその笑顔は萎んでいって]
…ヤニク、また、旅に出るのか…?
[きゅ、と少しだけ冬虫夏草を握る手に力を籠め、問う。]
そうなんだとしたら、早く、去ったほうが良いよ。 この村、なんか、変になっちまってる気がするんだ。
[いや、正確にはなっていってる、か。 とにかく、逃れられるなら去ってほしいと、そう願いを込めて告げた。**]
(171) 2015/04/21(Tue) 01時頃
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[試作品を購入するサイラス>>166を眺めつつ。]
へぇ。綺麗じゃん。いーんじゃないの。 良かったな。
[背中を、ぽん、として。 店を後にしようとしたけれど>>168。]
いや。家に帰る途中で、お前の後姿が見えたから。
フラン? アイツには、もう土産渡したけど。
[などと、小さく首を傾げて。 ケーキを作っているのはダイミだと聞けば、そうか、と内心に思いつつ。]
じゃーな。
[そう言って、別れた。]
(172) 2015/04/21(Tue) 01時頃
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