283 突然キャラソンを歌い出す村2
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視点:
人
狼
墓
少
霊
全
この村にも恐るべき“人狼”の噂が流れてきた。ひそかに人間と入れ替わり、夜になると人間を襲うという魔物。不安に駆られた村人たちは、集会所へと集まるのだった……。
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日差しがプリーツからこぼれると、パンをくわえた黒髪はもう、庇からの校舎入りを達成していた。
ごめんね! 急いでるから、拳遊びは放課後!
おはよー。宿題やった?ちょっと教えてー ああうん、食べちゃうし、上履きはね、持ってる。だいじょぶ。
(0) 2018/09/06(Thu) 21時頃
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― 夏休み明け一日目 ―
[夏休みが終わった。
夏休み明け一日目を遅刻寸前で迎えたあたしこと 許鼓ナツミ(ここ なつみ)は、 担任教諭到着前に全力疾走ギリギリ滑りこみセーフで めでたく教室入りを果たしたのだった!
───こんなことになってしまったのには、 ちょっとした理由がある。あたしなりにだけれど。
恐らくは先生に説明してみたところで、 「ナルホドそれは仕方ない!」……とは 言って貰えないことなのだけれど……
あたしは咥えたパンを口から放して、欠伸をした。]
(1) 2018/09/06(Thu) 21時半頃
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[じつは、あたしの両目はちょっとおかしい。]
(2) 2018/09/06(Thu) 21時半頃
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[原因についてはみんなが補足してくれるカモ しれないものとして とにかくこの忙しい朝、朝のHR中にも収まるように、 まずはどうおかしいかのお話をしましょう!
あたしの両目はいわゆる “ヘンなもの”をみる目になってしまったらしい。 霊感があるとかいう人たちには、 こんな風に世界が見えていたのかしら?]
(3) 2018/09/06(Thu) 21時半頃
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[まさかよく会うご近所さんが、 人だと思っていたけれどホントは猫や狸や狐の類で、 夜道のテールランプは火の玉、 お隣の庭の小人の置物が置物じゃなくて本物だったり 道の脇で青い顔した酔っ払いかと思えば幽霊とか……。
この目のおかげであたしは、 人間社会にさりげなく紛れ込んでいる 怪異とかいうヤツにも気付いてしまい 夏休みはヘンな出会いだらけ。 怒涛の勢いで終わってしまった。 ……昨日の夜も、例外ではなくて。]
(4) 2018/09/06(Thu) 21時半頃
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◆ヒロインについて
彼女がヒロインの『許鼓ナツミちゃん』です。
なんか怪異をみる能力・怪異を殴る能力を得たそうです。
ヒロインはダミーなのですぐ襲撃されます。
これはあくまでヒロインの描写がめんどくさいからであり、普通に登校してきているていで扱ったりして下さい。
ヒロインの動かしは自由です。みんながヒロインです。
最終的にどんな人物になっちゃってもいいです。
また、導入部分に誰がその立ち位置に入ってもいいような設定を
いくらか入れてみていますが、どれも使われても使われなくても構いませんし
設定も各々で好きに盛りましょう。
後述しますが、この村にはたくさんの人形使いをいれる予定があります。
(#0) 2018/09/06(Thu) 21時半頃
◆舞台設定
ここは九尾塚(くびつか)市、九尾塚学園!
二年生の許鼓ナツミ(ここ なつみ)は
フシギを見る目とフシギを殴る拳を持った女の子だ!
妖精、妖怪、魔物、魔法使い、幽霊、超能力者、未来人……
ナツミの周りには、一体なにが集まっちゃうっていうの〜〜!?!?
夏休みのおわり、ナツミは首のない誰かが歩いているのを見てしまう…!
デュラハンは自分の姿をみられるのをいやがるというけれど……?
あるデュラハン(首無し騎士)たちとの、ちょっぴりトクベツな夏の終わりの物語!
……て感じのフレーバーとなるつもりです。
各々キャラの属性をバラけさせることを意識してご参加ください。
(#1) 2018/09/06(Thu) 21時半頃
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― 回想:夏休み最終日 夜 ―
うん、じゃあまた明日、学校でねー。 ていうか、明日から学校かあ……。 あっというまだったねえ、夏休み。
[明日どーせ学校で会うっていうのに 幼馴染と電話をした後、 実は後ろ三分の一が手つかずの夏休みの宿題を 一気にやっつけてしまうべく、 コンビニに飲み物とおやつなどの オトモを買いに外に出かけたあたしは、 まんまと見てしまったのだ。]
(5) 2018/09/06(Thu) 21時半頃
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[鎧を纏った首のない “なにか” を………!]
(6) 2018/09/06(Thu) 21時半頃
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♪ 『Followme!真夏の青い鳥』 歌:九尾塚オールスターズ
「…まだまだ暑いね 明日も寝不足かな」
探そうよ(僕らだけの)宝島 ついてきて Followme! 眩しい太陽にも(焼ける肌にも) 目もくれないでね
Fly so high! 眠れない夜は お喋りしようよ キミと僕と 内緒で手をつないだりしてさ 星空の下でダンスしよう 既読スルーは なしんこなしなし
(7) 2018/09/06(Thu) 21時半頃
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引き出しにしまった願いごとを 叶えられるのは僕らだけ 瞳を閉じて1・2・3 いつもの場所で君を待ってる!
Follow me Baby! 止まれない朝は ジャンプしようよ 僕のとなりで 君は爆笑炎上中 太陽の下で走り回ろう 水分補給も 忘れないでね
忘れないでね 忘れないでね
It's still very hot
(8) 2018/09/06(Thu) 21時半頃
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[ 『突然キャラソンを歌い出す村』
― 2nd Season ― ]
(9) 2018/09/06(Thu) 21時半頃
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◆襲撃
ヒロインはダミーなのでそっこう襲撃されますが、これはヒロインの描写がめんどくさいからであり、
普通に登校してきているていで扱ってください。
ヒロインの動かしは自由です。みんながヒロインです。
襲撃は面倒ならパスでもいいですが、
バトルソングを歌う使命感にかられた時や
または半狼におもしろい歌をうたわせるためなどに襲撃先を選んでもよいでしょう。【死ではありません。】
◆吊り
吊り票は、その日それっぽい吊り先をでっちあげるか、
そうでなければ誰が離脱するともわからぬと覚悟するといいでしょう。
どんな理由かはそれぞれだと思いますが、ストーリーからの離脱であり【死ではありません。】
墓下でヒロインとのイベントをでっちあげていてもいいです。
(#2) 2018/09/06(Thu) 21時半頃
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― 夏休み明け一日目 ―
(……で。 あの首無し鎧にビックリして ちっとも眠れなかったというわけです。)
[すっかりパンは食べ終えて、>>0 歌っている間にHRは終わり! いまは次の授業前に大急ぎで 宿題を写させてもらっているわけで……
あ。 通学路の曲がり角で派手に誰かと衝突しかけるなんて ベタなプチイベントもこなしたナツミさんですけど 通学路を走ってるその時点でもう遅刻しかけだし。 *遅刻の原因はずばり寝坊だよっ!*]
(10) 2018/09/06(Thu) 21時半頃
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◆進行
プロローグ:夏休み中〜夏休み明け一日目からOPムービーが始まります(?)
ナツミの発言で夜〜朝へ時系列を変更しますが、登場しやすい時間に登場すればいいなって思います。
キャラクターのプチ自己紹介などしながら、役職をとっとと配るため、なるはやでプロローグを〆ましょう。
参加者は速やかに参加してください。
一日目:その一週間後……夏休み明けのある登校日。放課後をガンガン使おう。
二日目:その日の夜……謎の濃霧!ど〜なってるの〜!?
三日目:残った人におまかせ。とくになければ雨がいいです。(雨に濡れながら歌う人がいるかもしれないので)
四日目以降:三日目同様おまかせ。
なるべく一日に一回以上、それらしいタイミングで歌うようにしてください。
どうしてもリリックが捻出できないこともあるでしょうので、責めすぎず、ただしかしなるべく一日一歌…!
もちろん歌いすぎてダメってことはありません。すごいのでどんどんやろう。
(#3) 2018/09/06(Thu) 21時半頃
◆役職
♪ ダミー(村人):1人
許鼓ナツミ(ここなつみ) ちゃんはヒロインです。即襲撃されますが、ナツミちゃんの描写は皆で適当に書いていってください。
最終的にどんな人物になっちゃってもいいです。設定も好きに盛りましょう。
選択肢を選び間違ったようなものです。
♪ 首なし騎士:2人
九尾塚市、または九尾塚学園にいる・またはやってきたデュラハンという妖精です。
首がとれます。誰かの首を装着することで人間や他の怪異を騙ることもできます。
この世界における最高位の怪異のひとつで、怪異たちから恐れられています。
人や怪異を襲う理由や、襲いっぷりや能力描写はおまかせしますが、
怪我・眠る・解除可能な死の宣告などを推奨し、
明確な殺しを推奨しません。(絶対殺しのが面白い場面ならいいです)
突然自分の正体をミュージカル形式で歌い上げてかまいませんし、
タライいっぱいの血の代わりに死のリリックを浴びせるのもいいでしょう。
(#4) 2018/09/06(Thu) 21時半頃
♪ 一匹狼:1人
あなたは孤高のロンリー怪物です。
人狼という種族にこだわる必要はありません。
己の胸に潜む孤独に打ちひしがれながら歌うのもいいでしょう。
群れません。この学園の首無し騎士たちからも、あなたの何かしらの不思議な力(任意)は
どんなものだか謎につつまれています。
突然自分の正体をミュージカル形式で歌い上げてもかまいません。
襲撃は首なし騎士と同じかんじです。
人狼陣営も食えるのでイイカンジに役立ててください。
♪ 賢者:1人
あなたはデュラハンや一匹狼や半狼を
なんらかの能力や道具で見つけることができます。
妖精ハンターだろうと会いたい用事があろうと因縁があろうと何でも構いません。
人間でも人間じゃなくても構いません。
とにかく見つけられます。
(#5) 2018/09/06(Thu) 21時半頃
♪ 半狼:2人
狼にこだわる必要はありません。
襲撃されてしまったとき、スゴイパワーのせいで正気を失ったり、
一般人なのにバーサクの呪いをうけたり、真の力に目覚めたりします。
そういう感じの宿命を背負っています。
人狼陣営たちと様子みながら適当に合わせてください。
もちろん予め未だ目覚めていない謎の能力や未来の可能性について歌い襲撃を誘っても構いませんし、
容赦なく狙われ人狼になってしまったら、各々ヤバい変化について歌うことになるでしょう。
自由度は高いですが、なんかヤバい変化が起きてください。
♪ 笛吹き:ウォレスさん
【ウォレスさん以外は希望しないでください】
突然名指しですみませんが、ウォレスさん専用役職です。
二日目に処刑します。
笛や口笛が得意です。
任意の二人にダンスミュージックを歌わせることができます。
人に歌わせてばかりもなんなので、歌わせたいときは自分も歌うといいと思います。
(#6) 2018/09/06(Thu) 21時半頃
♪ 人形使い:残ったひとぜんぶ
いわゆる村人のかわりです。
本来狂人的何かですが狼と対立する必要が出ることもあるかもしれません。
(ストーリーが想像できなさすぎてわかりません)
デュラハン以外の生き物です。
妖怪大戦争村が趣旨ではないので【パワーバランスは気にしましょう。】
一般人かもしれませんが、そうとも限りません。(ちなみに一般人は大大大歓迎です)
設定はおまかせしますのでだいたいなんでもありです。
ヒロインの描写をヒロインの顔を出しながら喋れます。
でも、全員がヒロインの描写を好きにしていいので、ヒロインについて描けるのはあなたたちだけではありません。
人形使いにもご自身のログがありますので
周囲の人的にも「喋った!うれしー!」くらいのさじ加減がちょうどいいかと思います。
齟齬があった場合も読み切れてないだけだと思うので、やさしくメモで話し合いなどしてもらえれば。
期待しすぎず、ヒロインを喋らせたい時は基本は自前で。
ヒロイン持ち上げ等も個人の趣味で楽しんで!義務ではないです。
(#7) 2018/09/06(Thu) 21時半頃
【役職希望で「ランダム」を選ぶことを禁止します。】おまかせは大丈夫です。
(#8) 2018/09/06(Thu) 21時半頃
七星拳 ナツミがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(七星拳 ナツミは村を出ました)
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― 夏休み明け一日目・通学路 ―
…はあ、暑い…。 9月はもう秋じゃないんですか…。
日焼けはシミの元なんですよ…!?
[まだ午前中だと言うのに太陽がじりじりとアスファルトを焼き、熱が反射して肌を焼く。通学路にあるパン屋のガラスに映った自分の姿が目に入る。 視線の先に居るのは、暑さに負けて日傘を肩に携え背筋を曲げた背丈の大きな男。]
(11) 2018/09/06(Thu) 23時半頃
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[ガラス壁に映る自分とじっと見つめ合ったまま、日傘を閉じて背筋を伸ばす。首を少し傾けて挑むように顎を持ち上げれば、その姿にうっとりと蕩けそうになる。 ─…これだけは暑さのせいではない。
暑さで少し乱れた前髪を指先で大げさに払い整えれば、太陽も恥じらい木々の裏に隠れるだろう。日差しが弱まり、影になればガラスの向こうに居た女子生徒と目が合い、恥じらいからか気まずそうに目をそらす少女にこちらからふわり、と微笑みかけてやる。]
(12) 2018/09/06(Thu) 23時半頃
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…おはようございますお嬢さん。今朝も暑いですね。
[彼が上品な音色でそれを口にすれば、どこからか爽やかな風が吹き、軽やかなBGMが流れ始めた。]
(13) 2018/09/06(Thu) 23時半頃
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♪ READY?
振り回せStick 灼きつける太陽 届かない僕には 照らすだけでいい 焦がさないで
尽きつけてみろAnswer 届かない僕には 僕だけのREAL 君には見えない そうさ 君のREALも僕にはFICTION
探しているのさ 二人だけのTruth 偽りだらけの世界なんてトンズラしちゃってさ 僕を救えるのは君だけ 君だけだから
背中を押す優しい風 誰かの声も 月明かりも いつだって僕の味方 探しているのさ たったひとりを 僕を救えるのは君だけ 君だけだから
(14) 2018/09/06(Thu) 23時半頃
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[閉じた日傘をステッキ代わりに操りながら軽快な足取りで彼の職場への坂道を登る。
―九尾塚学園。
彼はこの学園の外国語指導助手だ。**]
(15) 2018/09/06(Thu) 23時半頃
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― 夏休み明け一日目 / 朝 ―
[九尾塚学園の1年生、伊吹セイカは二学期最初のこの日、 だいぶ時間に余裕を持って家を出ていた。]
[だから、遅刻しかけのナツミと曲がり角で衝突しかける なんてこともない。 その代わりという訳ではないけれど、セイカが ぶつかったのは――]
(16) 2018/09/06(Thu) 23時半頃
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キキィィィィイイイイイイイ …… ドンッ !!
[通勤中のサラリーマンが運転する乗用車だった。 Fly so high! とばかりにセイカの身は高く宙を舞い、 やがてぽとりと道に落ちた。]
[しん…と静まり返る通行人たち。]
[BGMが途絶えてからやや遅れ。 運転手が顔を蒼褪めながら車から降り、自らが跳ね 飛ばしてしまった女子高生の方へと慌てて駆け寄る。]
(17) 2018/09/06(Thu) 23時半頃
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――…てて、
[が、助け起こされる前にセイカは自ら身を起こす。]
ああ、っと。 スミマセン、その 大丈夫……大丈夫、です。から。
[『慣れてるんで』と不愛想に言うその様は、大した事じゃ ないと言わんばかり。 実際、多少の擦り傷は作っているものの、首や肩を ぐるぐる回す姿は事故に遭ったばかりに見えない。]
(18) 2018/09/06(Thu) 23時半頃
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『なあ、あの子、“鉄人”の娘の――』
[事故を目撃して足を止めていた通行人の一人―― 九尾塚学園の生徒がそう呟いた。 セイカは耳ざとく聞きつけて、そちらを睨みつける。 自分を撥ねた相手に向けるよりもよっぽど機嫌を損ねた 目つきで。]
『ヒッ、』
[声の主が悲鳴を上げると、セイカは小さく舌打ちして 視線を外す。]
(19) 2018/09/06(Thu) 23時半頃
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……じゃ、急ぐんで。あたし。
[その一言だけで、『念のため病院に…』と告げる運転手 を振り切って登校を再開する。 この程度の事で、二学期早々に皆勤を途切れさせる訳 にはいかない。 元不良(ワル)の身だけれど、一学期はちゃんと全ての 授業に出席したのだから。]
(20) 2018/09/06(Thu) 23時半頃
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♪ わかってるってば 自己マンゾクだって 昔をなかったことには できないんだって
だけどあの日あの時思ったの あなたが思わせてくれたんだ いつかあなたと一緒に 笑ってみたいって
どうすれば許されるのか どうすれば償えるのか バカなあたしには見当もつかないけど...
それでもいつかは来るのかな 胸張って あなたと踊れる季節なんてのが マジメにしてれば もしかして ...なんて 願ってみても良いのかな?
[更生途上の元不良は、ちょっとしたアクシデントにも負けず 今日もきちんと始業前に登校する。**]
(21) 2018/09/06(Thu) 23時半頃
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――教室――
[教室の一番後ろの席。ラッキーマンだけがそこに座る権利を得られる特等席で、小さく舌打ちをした。 すぐ横では夏休みにどこに行っただの夏期講習がどうだっただの話しているようだったが、片方をイヤホンに取られているこの耳では半分も聞こえない。何なら、聞く気もたいしてない。だって興味ない。 興味あるのは、音楽プレーヤーの奏でる音と、そのクオリティ。 夏休みは、溶けるように消えていった。 満足行く音は、想像したほどはいくつも産み出せなかった。]
(22) 2018/09/06(Thu) 23時半頃
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[不意に、その意識を寄せていた方の耳に物理的な引力を感じる。]
何。
[それでも開いたノートと睨み合っていたら、イヤホンを引っ張っていた前の席のクラスメイトから、今度ははっきりと声をかけられた。 どうせ横から聞こえてきたのと同じような、つまらない話だろうと当たりをつけながら、仕方なくイヤホンを外した。 外した先から、か細く作りかけのメロディーと仮歌が流れていく*]
(23) 2018/09/06(Thu) 23時半頃
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♪〜 Find out 探してるんだ この世界を この日常を この俺を壊してくれるHacker
生きるだけで雁字搦め 恨みつらみだらけの掃き溜め 時間つぶしの古いフィルム ステレオタイプのHeads-or-Tails 良いNEWS? 悪いNEWS? 選ぶ権利があるだけHappy 腐りきったこの現実に ダイヤモンドなんて落ちてない
Fail out 結局何も変わらないなら この世界を この日常を この俺を
F.O.
(24) 2018/09/06(Thu) 23時半頃
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― 回想:九尾塚市・夏休みのある夜 ―
[ カラン コロン
カラン コロン……
カラン コロン
カラン コロン…… ]
(25) 2018/09/07(Fri) 00時頃
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♪ 世の中はちろりに過ぎる二枚舌 閻魔の窯の火の加減 ちょろちょろぱっぱの蒸し風呂が ボヤけた頭にゃチト暑い あゝ
灯りを点けて頂戴な ちろりちろりの赤い舌 燃えて盛って油照り 消して黒炭 煤まみれ 火を入れてちょうだいな 舐めるように燃やしてサ
灯りを消して頂戴な ちろりちろりの沢の水 流れて忘我の墨流し 奈落の水底 涅の色 水向けてちょうだいな 舐めるように湿ってサ
暮夜にゃそいつは暗すぎる あゝ 野暮も承知で あのコの秋波恋しさに 煙もないのに白くけぶって 小火にゃいささかぬるすぎる あゝ 火を入れてちょうだいな 舐めるように燃やしてサ
(26) 2018/09/07(Fri) 00時頃
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[ナツミは夏休みのある夜、"彼"と出会った。
夜の涅色のアスファルトに下駄の音。鼻歌まじりに猩々緋の着物を引き摺って"男"がぶらぶらと歩いてきた。 痩せぎすの体に、着流しというにもだらしない羽織っただけのような着物。瓢箪ひとつ手にぶら下げて、時折中身を飲んでいる。
人の体をして見える。けれど人ではないようだ。 いや人であるにしろそうでないにしろ、現代人としては奇妙寄りの井出達なので、場合によっては変質者カウントをしてもよいだろう……だからナツミはちょびっと覚悟を決めたようだった。
酒やけのがらがら声で、着物の男はこう訊ねた。]
お嬢ちゃん。 キツネ頭を見なかったかえ?
(27) 2018/09/07(Fri) 00時頃
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[突然声をかけられたナツミは戸惑った様子で……けれどこの異常に少しばかり慣れた風に、見ていないと首を振る。]
探してるンだ。 助けとくれよ。
(28) 2018/09/07(Fri) 00時頃
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アタシたちが見える人間ってアンタのコトだろ? なあ拳遊びのお嬢ちゃん。 ちょいと評判になってるってンで、 アタシもあやかりにきたんだ。
キツネ頭を探しとくれ。 こいつが中々見つけらンなくってねェ。 見掛けたら、アタシに教えてくれりゃあいい。 [ナツミの頭の先からつま先までを値踏みが如く舐めるが如くに眺めて、男はシシシと笑った。]
(29) 2018/09/07(Fri) 00時頃
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それじゃあ、また聞きにくるからね。 逃げるや忘れたは、なしんこなしなしだ。 アタシゃしつこいタチだからよ。
[再び鼻歌交じりに道の先へ闇の先へと歩を進め、あっという間に男の姿は闇のなか。 すぐに見えなくなってしまった。**]
(30) 2018/09/07(Fri) 00時頃
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― 夏休み明け一日目・九尾塚学園 ―
[日差しがプリーツからこぼれると、瓢箪のクチを咥えた黒髪はもう、いつの間にかに校舎入りを達成していた。
痩せぎすの体に当たり前の顔してセーラー服を纏い、あの晩ナツミに「また聞きに来るからね」といった怪異は今学校にいる。
彼の名前は「おもん」。尾者と書いておもんだそうだ。 所謂うわばみ。蛇の怪異である。**]
(31) 2018/09/07(Fri) 00時頃
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― 夏休み明け一日目・校門 ―
おはようございます!
おはようございます!
[校門の前に立っているのは小学生と見紛うほど身長の低い少女。 しかしその威風は堂々と、張り上げた声は生徒たちの喧噪に負けることなく響き渡る。 右の制服の袖に付けられた、【風紀委員】と書かれたワッペンが朝日に煌めいた]
(32) 2018/09/07(Fri) 00時頃
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銀行屋 ザーゴは、メモを貼った。
2018/09/07(Fri) 00時頃
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あの子、まだ来てない……。
[一度時計に目を向けてから、眼の前の長くキツイ坂道に視線を戻す。 ノロノロとだるそうに坂を登る生徒達。 こんな時間に登校してくる者達だ、だらしないのもしょうがない。 ましてや、夏休み開け初日の登校日なのだから。 だけど、心はじりじりと焦れる。 右足が自然、リズムを刻む。 その中に、元気に揺れるポニーテールが見つからないから]
(33) 2018/09/07(Fri) 00時頃
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♪ 輝ける光の中 新しい朝が来る 晴れ渡る青空 一日が始まる
スカートの丈は大丈夫ですか? 制服はきちんと着ましょうね 不要物の持ち込みはNO! 今日も一日頑張りましょう!
だけどあの子の ポニーテルが見つからないの 早く来て すぐに来て gateはまだ開いているけど
(34) 2018/09/07(Fri) 00時頃
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緑の風香り 希望の朝が来る 響き渡る鐘音 HRが始まる
明日はちゃんとしてくれますね? まだ暑いからしょうがないですね お母さんの形見……ならOK! 今日も勉学励みましょう!
だけどあの子の ポニーテルが見つからないの まだ来ない すぐに来て gateはもう閉まりかけている
(35) 2018/09/07(Fri) 00時頃
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伝えたい言葉があるの あの子の顔を見て 笑顔で 笑って
やっとあの子の ポニーテールが見つかったの! 早く来て! すぐに来て! ここまで! gateはまだ開けておくから
おはよう!
(36) 2018/09/07(Fri) 00時頃
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おはようございます!ナッちゃん! ギリギリ……アウトですけどセーフです! もう一走り、先生が来る前に教室に行きますよ!
[朝の挨拶を手短に済ませ、ナツミと共に全力で廊下を駆け抜け(>>1)教室へ。 緊急事態だから廊下を走るのはしょうがないし、先生はまだ扉に手を掛けたところだから完全にセーフだ。 なお、走っている最中のどさくさに紛れたナツミお願いにうっかり頷いてしまったため、授業が始まる前に*宿題を写させてあげることになるのだった*]
(37) 2018/09/07(Fri) 00時頃
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銀行屋 ザーゴは、メモを貼った。
2018/09/07(Fri) 00時頃
旅籠 おもんは、メモを貼った。
2018/09/07(Fri) 00時半頃
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ー 回想・夏休み ー
[辺りを彩る煌びやかな装飾に、豪華なご馳走、優雅な音楽、着飾った人々。 そんな中、一人の少女が、気品溢れる立ち振る舞いの紳士淑女に囲まれていた。]
ごきげんよう、皆様。 本日はお集まり頂き、ありがとうございます。
[少女が淑やかに挨拶をして微笑むと、さらりと美しい髪が揺れた。]
(38) 2018/09/07(Fri) 00時半頃
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|
パンッ
[瞬間、照明が落ちて少女にピンスポットが当たる。 先程までの喧騒は嘘のように静まり、まるでこの世には少女ただ一人。 そして唯一流れ続ける優雅な音楽は音色を変えて、徐々にテンポを上げ始めた。]
(39) 2018/09/07(Fri) 00時半頃
|
|
♪
ごきげんよう ahもう、うんざりだわ 張り付いた笑顔 うわべだけの言葉 あと何万回聴いても 1ミリだって満たされない
ごめんあそばせ unもう、いいかしら こんな猫かぶりも見破れないなら お帰りはあちらね お話にもならない
抜け出せない退屈な毎日 足りない”何”かをただ求めて今日もまた… 運命なんて言葉で片付けたくない 胸に燻るものをなくしたくはないから でも答えは未だ見えないままで とけない Frozen Heart
♪
(40) 2018/09/07(Fri) 00時半頃
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[少女が歌い上げると照明は明転し、辺りの喧騒も何事もなかったかのように元通りに。 憂いを帯びた少女の表情もまた、花のような微笑みに戻っていた。
これは、夏休みに開かれたパーティの一コマ。 真堂財閥の一人娘、真堂麗亜の誕生日パーティでのことである。]
(41) 2018/09/07(Fri) 00時半頃
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ー 夏休み明け一日目・校門 ー
[黒塗りのいかにも高そうな車が校門の近くに停車する。 運転席を降りたロマンスグレーの紳士が後部座席のドアを開けると、ふわりとフリルのついた日傘が咲いた。 まだ暑さの残る日差しの下、嫋やかに降り立つ。]
じいや、ありがとう。 いってきますわね。
[麗亜はじいやに微笑み、軽やかに踵を返した。]
(42) 2018/09/07(Fri) 01時頃
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― 回想:夏休み最終日 夜 ―
ほんっとだよ。 まだまだやりたい事あったのによぉ〜。
まあ…宿題とかな。
[電話の相手は幼馴染み。>>5 宿題を写させてほしいと連絡したら、 見事に向こうも三分の一やってない。 不毛だ。不毛すぎる。 お互いの状況を伝え合った瞬間の空気、 別の幼馴染みであるこころなら 想像がつくだろう。ここにはいないが。]
(43) 2018/09/07(Fri) 01時頃
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[じゃあお互い自力でやろうに落ち着いた。 今から二人してこころに頼むという案は考えた。 考えたが、なつみ一人ならまだしも俺は絶対怒られる。
そんな確信があったので、 一人だけ美味しい思いをさせてなるものかと お口にチャック状態だ。]
おったがいさまだろ? ば〜〜〜〜〜〜〜〜〜かっ。
はははは、んじゃな!
[文句が聞こえた気もするが、ぶつっと切る。 さてと。 こちらはまだ深刻な問題が残っていた。
すなわち。 ──── 残り三分の一も残っている、宿題だった。]
(44) 2018/09/07(Fri) 01時頃
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♪ 「NO!NO!NO!」
終わる終われば終わる時、 終わらぬモノなどないなんて
戯言 虚言 迷信 迷言!
だって実際終わってナイじゃん! ナイ、ナイ、ナイ!
ふと思いだす頼りになる 友人たちの顔は 一瞬でくるり た・よ・れ・な・い!
世の中こんなもんさ non sugar days 持ちつ持たれつ 努力がもの言う
世の中こんなもんさ bring on oneself だから自分で 地道に一歩ずつ やろうか ♪
(45) 2018/09/07(Fri) 01時頃
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もう遅いってレベルじゃねーけど。 はあ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜…。
…やるかぁ。
[そうして。海より深いため息を吐いて、 残りをやるべく机へと向かったのだった。
明日の裏切り行為>>37なんて、まだ知らずに……。*]
(46) 2018/09/07(Fri) 01時頃
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旅籠 おもんは、メモを貼った。
2018/09/07(Fri) 01時頃
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[校門にさしかかり、元気に挨拶をする小さな姿>>32を目にする。]
ごきげんよう。
[と、頑張って声を張り上げる彼女に挨拶を返し、いつものように微笑んだ。 そう、いつものように。 夏休みが終われど、何も変わりはしない。 憂う気持ちとため息は胸の奥にしまいこんだまま、麗亜は歩みを止めることなく校門をくぐった。 麗亜が脇を通る際には甘く清潔感のあふれる香りがして、ほんの一時、残暑を和らげたかもしれない。 余談だが、一部の生徒間では真堂麗亜からはマイナスイオンが出ていると噂になっていることもあるとか、ないとか。**]
(47) 2018/09/07(Fri) 01時頃
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― 夏休み明け一日目 / 朝 ―
[校門近くの倉庫の上に乗り、カメラを覗き込むのは利光レン。 急ブレーキに反応してすぐさまレンズを向け、シャッターを切る。
パシャッ パシャッ パシャッ パシャッ!
激しい衝撃音と共に宙に舞った“鉄人”の姿をカメラは捕え、 レンはすぐにそれをディスプレイで確認する]
ちっ、いつもと変わんねー! こんなんじゃ記事になんねーな!
(48) 2018/09/07(Fri) 01時頃
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♪
パパラパッパッパッ♪ パパラパッパッパパ♪
スキャンダル 恋バナ 暴力事件 何でも撮っては記事に上げる 真面目なあの子のヒミツな事情 「でも知りたいんだろそういうのが」
Hot! お好きなんだよな More Shock! 誰もが刺激を Wont! 一度味を知れば Can't be Cool! もう忘れらない
(49) 2018/09/07(Fri) 01時半頃
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妖怪変化に首なし騎士ぃ? 肝試しにはちょっと遅いが いるっていうならそいつも記事! 「ま、撮れるまで信じねーけどな」
Shot! 過ぎゆく季節は Can't Stop! 誰も止められない Shot! だから納めるのさ for Scoop! 写真の中に and Truth! 真実を
二度と逃さない
♪
(50) 2018/09/07(Fri) 01時半頃
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[倉庫の上で太陽を背に、逆光で顔の見えないカットから、 レンは再びカメラを校門の方へ向ける。 何もなかったかのように歩いてくる“鉄人”セイカを、 一応近いてきたときにもう一度撮った。]>>5
誰が始業式に一番ギリギリで来たかなんて…… 間に合わせの記事にも出来ねーな!
[それでも、髪を見れば誰が髪を染めていたかだとか、 どれだけ遊んできたかは見れる。 ネタがあろうがなかろうが、 地道にシャッターチャンスを狙うのが重要だ]
って、俺が遅刻しちゃ意味がねー 急がねーと。
[クラスの女子二人がギリギリ駆け込んでくるのを見て、 レンは倉庫の屋根から2階の窓に入り、教室へと急ぐ] >>1 >>37
(51) 2018/09/07(Fri) 02時頃
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― 夏休み明け一日目 ―
ふぁ…ああ〜〜〜〜あぁあ
[教室で大あくび。 眠い、でも遅刻はしてない。 何しろ今まで無遅刻無欠席だ。
大きく伸びをした後、腕をぐるぐる回した。 近くのクラスメートと話す。]
(52) 2018/09/07(Fri) 02時頃
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んぁ〜〜、もうメッチャ眠い。 宿題? はあい、家に忘れてきました〜〜。 明日持ってきまあ〜〜す。
[軽く片手を掲げて言った。]
うるっせえよ。 夏休みはそれどころじゃなかったんだって。
[そう笑いながら、机に頬杖。 窓の外を見ると走ってる幼馴染み達の姿が見えて、口元が緩く笑った。*]
(53) 2018/09/07(Fri) 02時頃
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[二人が間に合ったのを見届けて、教室全体を撮った。 レンがカメラを向けていると、クラスメイトの何人かは あからさまに嫌な顔をする。
"九尾塚のパパラッチ"
そう呼ばれるレンが一人で発行している新聞に、 載りたいと思っている生徒はあまりいない。
それでもレンは気にすることなく、 撮った写真を見てうなずいた**]
(54) 2018/09/07(Fri) 02時頃
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― 回想:夏休み最終日 夕方 ―
[年若い学生たちで盛大に賑わう、 街の大きなバーガーショップ。
その一角に、九尾塚学園の生徒が二人、 並んで座っていた。 一人は金髪が目麗しい少女で、 隣にいる相手に寄り添うようにもたれて、 夏のイベントがいかに楽しかったかを語り、 今度は二人でいこうよと熱心に誘っている。
だが、誘われている当の本人は、 憮然とした表情を崩さないまま、 ただ黙って煙草をくゆらせるばかり]
(55) 2018/09/07(Fri) 02時頃
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[5本めの煙草がすっかり灰になった頃、 ようやく口を開いた。]
もう……こういうの、やめない? 迷惑なんだけど。
(56) 2018/09/07(Fri) 02時頃
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[唖然とした表情で固まる金髪の少女を尻目に、 肩から下げたエレキギターを構える。
ギュギュー……ン
掻き鳴らされた音色を合図に、照明が紫に変化。 背景に座っていた見知らぬJKが、 ドラムでリズムを刻み、イントロに入る。]
1… 2… 3… 4…
[モブの男子中学生とショップ店員が ベースとギターに加わり、 リズムはとたんにテンポアップ。
破裂するかのように激しいギターリフに、 吐き捨てるようなボーカルが重なる!]
(57) 2018/09/07(Fri) 02時頃
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架空惑星 レンは、メモを貼った。
2018/09/07(Fri) 02時半頃
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♪ 揺れるブロンド 優雅にかきあげ 綺麗なおべべに 優しい笑顔 繕う台詞は 台本通りで 響くは諸行無常の鐘ばかり
がらんどうのオレのココロは 底抜け そこのけ お馬が通る おまえの言葉も するりと抜けて 残るは有象無象の虚無ばかり ♪
(58) 2018/09/07(Fri) 02時半頃
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♪ Ah もう どうでもいいや ヒエラルキーに 飼い慣らされて
Ah もう どうでもいいや 見栄の張り合い 恋人トロフィー
Ah もう どうでもいいや 自分が一番 「いいね」をちょうだい
Ah もう どうでもいいや 愛をおねだり ビッチ プリンセス
Ah もう どうでもいいや 知らねぇ うるせぇ 勝手にやんなよ
Ah ほんと どうでもいいや どうなったっていいや ♪
(59) 2018/09/07(Fri) 02時半頃
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[曲が終わると、照明は戻り、 周囲の人々は何事もなかったかのように 談笑を再開する。]
……じゃ、帰るわ。
[金髪の少女を置いて席を後にすると、 背後から飛んできたコーラを浴びて、 ずぶ濡れになった。
葛籠 つづり(ツヅラ ツヅリ)。 九尾塚学園の二年生。 帰宅部であるにも関わらず、 いかなるときにもエレキギターを手放さない、 この街では、いたって普通な“少女”である。]
(60) 2018/09/07(Fri) 02時半頃
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独尊隊 ツヅラは、メモを貼った。
2018/09/07(Fri) 02時半頃
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―夏休み中・雨の夜―
[雷鳴が轟く、ある夏の蒸し暑い夜。 激しい雨音が地面を叩き、風が樹々を揺らすメロディを奏でる。
地を割るような轟音と共に、一筋の雷が学校の裏山にあるひときわ背の高い松の木に落ちた。]
……、フン。
[濡れた松笠を鼻で笑うように踏む人影…]
(61) 2018/09/07(Fri) 02時半頃
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[激しいギター音が雷や雨音に負けじとどこからともなく鳴り響く!!!]
♪
ライ・ライ・ライ
ラララライ ライラ 雷(ライ)
雷鳴一撃!! 今こそ降臨の時だぜ!!!
(ライ・ライ・ライ)
空から降るのは 雨か?雹か?霰か? それとも人か!?
(ライ・ライ・ライ)
(62) 2018/09/07(Fri) 02時半頃
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― 夏休み明け一日目 / 1年教室 ―
[セイカが教室に入ると、夏休み明け特有のテンションで 賑わっていた教室が一瞬にして静まり返った。]
……、……。
[痛々しい沈黙を招いた本人は、無言で窓際の自席に向かう。 セイカに声をかけようとするクラスメイトはいない。 一学期の頃と同じ光景。]
[イジメを受けている訳ではない。 むしろ、怯えているのはクラスメイト達の方だ。 同中の生徒のリークにより、中学生時代のセイカの悪行は 早々に皆の知るところとなっていた。]
[いくら真面目に授業を受けていようと。 高校に上がってから暴力事件を起こさずにいようと。 一度付いた負のイメージは簡単には払拭できない。 スキャンダラスでなくなってもアンタッチャブルなのだ。]
(63) 2018/09/07(Fri) 02時半頃
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[セイカは席に着き、窓越しに校庭を眺める。 クラスの面々から視線を外すように。]
[やがて教室は思い出したかのように賑わいを取り戻した。]
……ふん。
[激しく、叫び歌いたい気分だった。 けれどまた皆を怯えさせるのは忍びない。 だから、ただ時間が過ぎるのを待つ。]
[一緒に夏を満喫する友達もいないから、宿題は 8月にもならない内に全て終わらせていた。 今更慌てて誰かに写させてもらう必要は無いし、 逆に誰かにお願いされる事も無い。**]
(64) 2018/09/07(Fri) 02時半頃
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風のマントを身に纏い 雷一発浴びたなら
SAY!(ライ・ライ・ライ)
ラララライ ライラ 雷(ライ)
嵐の申し子の誕生さァァ〜〜ッッ!!
[右手の人差し指を掲げてポーズを決める。 ギターがジャァァンとそれに合わせて鳴り響いた。]
(65) 2018/09/07(Fri) 02時半頃
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[頭から雨を浴びてズブ濡れ状態のまま、裏山から学校を目指し足を運ぶ。土と水が混ざった臭いと、若干の焦げ臭さが周囲に漂う。青年は手を握ったり開いたりを繰り返し、首を左右に倒しながら、仮初めの身体を確かめる。
嵐と共に現れて、雷のように暴れたと思えば、風のように消えている。そういう、「怪異」のひとつである存在だ。 風に誘われるように誰かを惑わせる存在…とも言われているとかいないとか。
とりあえず、暫くは学校の空き倉庫を仮住まいとして過ごす事とした。夏休みの間に転校届などの書類を適当にでっち上げて夏休みが明けるのを待った。**]
(66) 2018/09/07(Fri) 02時半頃
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|
― 回想:昨夜 ―
[そこはコンビニへ向かう、何の変哲のない道だった。 夜であるが故に暗く、ぽつぽつと設けられた街灯が アスファルトにスポットライトを落としている]
なーぉ、
[夜道、コンビニに向かうナツミの背>>5に ひとつ、猫の声が届いた]
[ミステリアスで悩まし気なピアノの音が、 どこからともなく流れ―――]
(67) 2018/09/07(Fri) 02時半頃
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♪
今宵 君が出会う you see me to night(丑三night)―――…
(以後Instrumental.verが流れている…)
(68) 2018/09/07(Fri) 03時頃
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―――夜の散歩かい? 感心しないね。
[…暗がりにどこからともなく声がする。 若い男の声だった。 落ちるスポットライトのような街灯の下にも、 湿度を含んだ夏の暗がりにも、そのような姿は無い。]
(69) 2018/09/07(Fri) 03時頃
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いーかい、君は女の子だ。 そして、夜っていうのは危ない時間だ。 襲われても知らないぞ。
[姿の見えない不審な声のせいか、小馬鹿にしたような説教口調のせいか。ナツミは少し不機嫌そうな顔で、背にかかる声を無視して夜道を進む。
声はナツミを追いはしなかったのだろう。 遠くなった声が、夜道に残った。]
僕は忠告したからな!
(70) 2018/09/07(Fri) 03時頃
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[――そうして彼女はその夏の夜、怪異に出会った >>6]
(71) 2018/09/07(Fri) 03時頃
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― 夏休み明け一日目・九尾塚学園 ―
[蝉の声がする校門脇。 登校する生徒が行き交う駐輪場の屋根の影。 その端っこに、一匹の猫が座り込んでいた。
三毛の柄をした、ごく一般的な猫であった。 欠伸を漏らし、尻尾でたしたしとゆっくり地面を叩いている。
――ただ。“ヘンなもの”を見ることが出来る目には、そうは映らないかもしれない。 そう、例えばナツミが見たならば。その猫は尻尾の先に、人魂のような小さな青い火が灯っているのだから**]
(72) 2018/09/07(Fri) 03時頃
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[九尾塚学園の、現生徒会長は、 人の顔を覚えるってことが、 とてもとてもとても、とても苦手だ。]
(73) 2018/09/07(Fri) 03時頃
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[そもそもの問題として。 誰も彼も同じような顔に見えてしまう。
目が二つ。鼻がひとつ。口がひとつ。
手足が二本づつあって、 頭が生えていて、髪の毛がのっている。
──それって、同じじゃない?
そういう風に見える人間だった。]
(74) 2018/09/07(Fri) 03時半頃
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[勿論、パーツの数が違ったり、 猫と人間ほどに形が違えば、個体の判別はつく。
別に、人間に興味がないというわけでもない。 どちらかといえば『人』そのものは好きな方だ。
そうでなければ、生徒会長などやっていない。
ただ。彼はその自分の『弱点』を 周囲には、ひた隠すことにしていた。]
(75) 2018/09/07(Fri) 03時半頃
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[なにしろ学園の規範であり、 同時に全生徒の味方であるべき立場の者として、 個々の顔を覚えていられないなどということは
──恥ずべきことだ、と思っていたので。]
(76) 2018/09/07(Fri) 03時半頃
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― 夏休み明け前日 ―
[九尾塚市の西部に聳え立つビル。その一室からブラインドに手をかけ、首塚市の夜景を見下ろす青年が、 一人。]
(77) 2018/09/07(Fri) 05時頃
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明日から学校だな、じい。 いつものヤツを。
[片手にはバカラグラスを手に持った青年と執事と思わしき老齢の紳士。 老齢の紳士はレコードプレイヤーに手をかけ]
(78) 2018/09/07(Fri) 05時半頃
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♪ ブラインドから見下ろす 見慣れたはずの街 束の間のヴァケーション 喧騒の面影はない 街を包み込む蒼 眠りについたまま
(79) 2018/09/07(Fri) 05時半頃
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♪ バカラグラスから覗く 透き通ったワイン・レッド 沸き上がるイマジネーション 昂るこの想い グラスから透ける紅 目が醒めるような
(80) 2018/09/07(Fri) 05時半頃
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セイルズは、室内にはムードミュージックが流れている。
2018/09/07(Fri) 06時頃
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♪ バカラから見透かす この街は いつもより なぜか情熱的で
(81) 2018/09/07(Fri) 06時頃
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♪ この想い 伝えたくなる
(82) 2018/09/07(Fri) 06時頃
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君に逢いたい―――――
(83) 2018/09/07(Fri) 06時頃
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セイルズは、ブラインドを閉じ、バカラグラスの中味を飲み干した。
2018/09/07(Fri) 06時頃
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―回想:夏休み―
非科学的だ、そんなの絶対いるわけない。
[夏と言えば定番、肝試し。 ナツミと、みんなと、この僕と。 その結果と謂えば──何やら惨憺たるものだった。]
[フラッシュバック]
[────墓/新月/長く伸びる影/誰か/悲鳴/夜に光る眼/舞うこんにゃく/悲鳴/悲鳴────]
─────!!!!!
[絶 対 に 許 さ な い]*
(84) 2018/09/07(Fri) 06時頃
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このセイルズ・ビバレッジで作ったぶどうジュース、美味しいな。 今度から冷蔵庫に置いておいてくれ。
[青年の名前は、西 公翔(にし きみと)。セイルズコーポレーションの次期社長候補である。 お酒は二十歳になってからを守る、17歳――――**]
(85) 2018/09/07(Fri) 06時頃
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[夏は追い風を受けて過ぎ去っていく。
秋の気配の見えるころ──なんて謂うが まだまだ暑い9月のはじめ。 すなわち勉学の始まる季節である。]
……はー…。
[眼鏡のブリッジ押し上げて、少年はため息を吐く。]
(86) 2018/09/07(Fri) 06時半頃
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♪Enishi 〜Summer Dream Ver.〜
憂鬱な日々 夏の暑さにうだる 未だ 夢から覚めず 騒がしい日々 また始まると 窓辺に転がす シャープペンシル
間違い 間違われ 変わったのは僕 伊達眼鏡 似合わない 知っているのに────Ah…
虚ろに透ける双(ふた)つの硝子 ここに在るのはただの記号 隔てようとした足掻きの証
Enishi 切れないで まだそばにいて Enishi 終わるのは まだいまじゃない
だから どうか 僕を見てほしい────
(87) 2018/09/07(Fri) 06時半頃
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[ピアノは夏空に吸い込まれ、 登校風景と重なりフェードアウトする。 少年の心情が学校ではあまりに静かで聞こえないことを示すかのよう。序に夏休みの醜態も>>86無かったことになってほしいものだ、とは儚い願い。
校門をくぐる折、聊か不機嫌そうな眉は校舎傍の倉庫の上を見て更に皺を刻んだ。>>48] 肖像権の侵害だぞ利光。
[フラッシュの光を鞄で遮りながらむっすりとへの字口。 あのパパラッチが従うかなんて知らないが。]
(88) 2018/09/07(Fri) 07時頃
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[生徒会長そっくりを、隔てるための伊達眼鏡。 笑顔がもともとあまり得意ではない所為で気難しさが三割増しだ。
フラッシュや賑やかな声を避けるようにさっさと下駄箱に向かった。校門の方で賑やかで派手な音がしたのは誰のせいだったか、またも盛大なため息を吐く**]
(89) 2018/09/07(Fri) 07時頃
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旅籠 おもんは、メモを貼った。
2018/09/07(Fri) 07時半頃
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尊い………
―教室―
[教室の後方、窓際の席にて。
食事前の挨拶の様に目を閉じ、合掌する男子生徒が一人。拝む先では、二人の女子生徒が夏休みの宿題を写し写されるやり取りをしている。>>10>>37]
(90) 2018/09/07(Fri) 08時頃
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♪ 装飾を施し 護られた扉 星屑を集めたヴェールの向こう 覗いた先はWonderland
三次元はネタにしないのがお約束? Ah それでも やめられないとまらない このpassion
ココナツ?(ココナツ!) ナツココ?(ナツココ!) 花園の茶会は口当たり重視? 甘いお菓子に飽きたなら 塩スイーツだってあるからね
Sweet tea party メインディッシュでデザートな二人 Sweet tea party お腹一杯頂きます
(91) 2018/09/07(Fri) 08時頃
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(この夏も燃料投下が多かったな… 秋の連休イベントのネタに困らないだろう。)
[>>84夏休みの肝試しを思い返し、噛みしめる。
飛び交う悲鳴。揉みくちゃとなり阿鼻叫喚の図。 抱き合う彼女達の姿も見えただろうか?
尊さの余り、一筋の涙が零れ落ちた。**]
(92) 2018/09/07(Fri) 08時頃
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― 夏休み明け一日目 朝: 通学路 ―
[その日は珍しく、朝から学校へと足が向いた。赤いジャージの上下に、エレキギターを引っ提げて、スニーカーの踵を踏みながら、ぶらぶらと学校へ続く通学路を歩く。鞄はもたない。もとより勉強するつもりなどないのだから。]
(93) 2018/09/07(Fri) 08時頃
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独尊隊 ツヅラは、メモを貼った。
2018/09/07(Fri) 08時頃
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