207 Werewolves of PIRATE SHIP-2-
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墓堀 ギリアンは、メモを貼った。
2014/12/13(Sat) 01時頃
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[ミナカの頭に乗せた腕からも力は失われて、ゴトリと床に落ちる。手の平から染み入った毒は、神経の末端を殺しながら全身を駆けた。蝕まれた血がミナカの処置で抜かれなければ、心臓を貫くのも時間の問題だったのだろう。
毒は、命までは届かなくとも。 意識を奪い取るには足りたようだ。
船長がサーベルを振るい、グレッグの血が散る瞬間を見る事なく、男は失神した。まるで屍のように。*]
(5) 2014/12/13(Sat) 01時半頃
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墓堀 ギリアンは、メモを貼った。
2014/12/13(Sat) 01時半頃
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―医務室―
[晦冥から浮上しかけた意識は、酷く混濁していた。
幾つかの命令や言葉の重なりの末、ミナカに嫌疑を向ける相手は殺そうと思っていた。気付いてしまう者が在れば、その可能性を感じた時点で殺ろう、と。或いは自身の命を呈して庇い立てるつもりでもいた。
男は、捕虜と仲間殺しの罪人が誰かを知っていた。 察していた、と言う方が正しいかもしれない。
男が探して殺すべきは、彼に迫る人間だった。]
ゥ゛ ……―― ァ
[眼を開く。 濁った両眼で最初に像を結んだのは、船長の姿。]
ア゛
[人狼も人間も、関係なく。 今の昔も、男のすべては、この道化師のために在る。]
(43) 2014/12/13(Sat) 11時半頃
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[セシルの声は夢現の淵まで、微かに届いていた。
言葉に刺激された脳が見せた淡い夢で、道化師と軍人に会った魔術師を見た。魔術師は、美しい碧色の瞳で、風を失くし鏡面と化した海を見つめている。夢の中、オルガンの音色が響いていた。
目覚めた時には既に彼の姿は無く、夢のあらましも忘れてしまっているが。ふたり夜に星と海を見ていた時間に感じたものに似た、穏やかな心地だけが残っていた。
まだ怠さと熱の残る体を起こし。 痛みに痺れたままの手を見下ろして。]
…… おれ、死二損なった
[ならば生きようと。 船長を見つめ、次の指針を探す。**]
(44) 2014/12/13(Sat) 11時半頃
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墓堀 ギリアンは、メモを貼った。
2014/12/13(Sat) 11時半頃
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[柔和な笑みと音声で落とされたのは、“命令”ではなく優しげな言葉だった(>>48)。命じられる事には慣れているが、漠然とした何かを望まれた経験は薄い。ムグと結んだ唇の奥で舌を丸め、無傷な左手の指でトツトツ腿を叩いた。]
生きル カシラ 大事、おれ 大事スる
[命令には従順を。 願いには忠誠を。
退室する船長を眼差しで見送り。 綻ばせた唇からホウと息を吐く。]
(99) 2014/12/13(Sat) 18時頃
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[毒に直に触れた右手はと言えば、宙を握る半端な形で固まっていた。肘の先がジンジン痺れていて、全ての感覚が鈍い。]
手 死んダ、が 手 もう一つ アる
[様態を気にしてくれるミナカ(>>59)に、ソロリ告げたのは、道化師の姿が部屋から消えてから。ミナカの腕にも同じ痺れが残っているとは知らず。生きている左手で、彼の頭をワシャクシャ撫でた。礼を言うかわりだ。
主も出て行き静かになった医務室。 ホウとまた息を吐き、男は言われたまま目を閉じて。 グウと寝息ひとつ零し、あとは再び夢の底へ。**]
(100) 2014/12/13(Sat) 18時頃
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墓堀 ギリアンは、メモを貼った。
2014/12/13(Sat) 20時半頃
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―医務室―
[どのくらい眠ったのか。 ミナカが戻った気配に応じて(>>118)、一度は浮上した意識も、眠りの波に攫われ再び深くへ落ちた。鈍い右手に触れた手にも気付けず。
目覚めた時、 廊下先の物音(>>103)は過去の音になっていた。]
グゥ …… ァ゛ァ゛
[眠っている間に乾いた喉を鳴らし、寝台を抜けて立ち上がる。枕元に置かれたパンや水には一度視線を送ったが、手を付けはしなかった。決まった時間、決まった場所でしか、食事はしてはならない物だと思っているが故に。]
(143) 2014/12/13(Sat) 22時頃
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[ジッと不動のまま時間を潰すのは得意だ。 そもそも大男の弱い頭には時間の概念が備わっていなかった。時間経過には、朝夕と寒暖の繰り返し以上の意味が無い。
医務室に留まり、壁越しのぼやけた音を聞き板目を見つめるだけの時間は、無意味に過ぎていく。これまでであれば、そのまま次の“命令”を得られるまでそうしていただろうが。]
……
[部屋の隅で、トタタンッと軽い音がした。 在ろうことか医務室に、鼠が入り込んでいる。
グレッグ投げたナイフが、壁隅の板に走っていた罅を密かに広げたらしい。そこから入り込んだくせに、鼠は扉を開けろと強請るようにカリカリチョロチョロ我儘抜かす。
鼠に命じられて……というわけではなく、男は立ち上がり扉を開きに行ってやる。もしかすると、そのあたりで第三甲板へ降りてきたリー(>>109)を見つけられる、かもしれない。]
(168) 2014/12/13(Sat) 22時半頃
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墓堀 ギリアンは、メモを貼った。
2014/12/13(Sat) 22時半頃
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[逃してやった鼠は、廊下をタタンッと走る。 個室の鼠は、壁に穴が空いている証拠だ。鼠は、船大工の顔を一度見上げて「ザマァ」的ドヤ顔残して何処かへ行った。
リーとの遭遇には驚かず。 薬を渡されても驚かず。]
足 生きてル 死んだは、手
[感覚の失せた右手をグランと揺すって示してから、薬を受け取った。残念ながら、リーに向ける顔付きは、常よりほんの少し色が悪いくらいで、死人の顔はしていない。]
(171) 2014/12/13(Sat) 23時頃
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居場所、帰って良イ場所
ミナカ カシラ、帰る おれ、待つ
[医務室で大人しく板目を見つめていた時だったか。 聞こえた聲に、少しの間を挟んだ後に応えた。
「待つ」と言ったからには、待つ。 だから獅子を殺るとの聲を受け止め、 ただ信じる念を胸に抱いた。*]
(*21) 2014/12/13(Sat) 23時頃
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[要らないかと問われれば、要らない。 役に立たない部位はそのうち腐って全身に膿を流すようになる……と、潰れた右目や落ちかけ皮膚を支えに垂れた耳を廃する時、誰かに言われた。覚えている。
腕を見下ろす。 肩から揺すれはするが、肘より先は動かない。]
使うナイ 要らナイ 重い 切る、
[リーが冗談のつもりでも本気でも、男はろくに検討しないまま頷いた。ただ、全身が膿んで死ぬのは困るという単純な一心で。
考えるのは苦手だ。渡された薬が解毒剤で、それを飲めば毒の痺れが消えるのかもしれない……といった思考にさえ辿り着けない。]
(184) 2014/12/13(Sat) 23時半頃
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ギリアンは、リーをジィと見た。
2014/12/13(Sat) 23時半頃
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[他者の言葉の裡は探らず、全てを受け取る。
楽しげに説かれると、フンフン真顔で聞き入れて。床に胡座をかいて椅子にゴトリと右腕を置いた。座面の冷たさや硬さもろくに感じない腕を、やはり死んだのだと見限った。]
要るナイ 置く、腐る カシラの船、腐る ダメだ
[リーの顔を見上げ、さあやれ、と顎で腕を示す。 その仕草は、先のリーの動きを真似てみた結果。]
(195) 2014/12/13(Sat) 23時半頃
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[麻酔とは何か、解らないから頷いた。ミナカの治療を受ける時は大人しくするものだ。だから「暴れるな」と言われればそのようにする。
船医の治療は、乱暴な時もあるがいつも真っ当だ。リーが今するように、無機質をバラすようなやり方はしない。その違いにも気付かない。痛みが始まっても。]
グ ゥ゛ …… ゥ゛
[声は許しが無くとも漏れただろう。 何せ痺れが残っているのは肘より下。 二の腕に通っている神経は、生きている。まだ。]
ア゛、 ァ゛ ッ ―― ッ
[皮膚を細やかな刃が裂くと、鮮明な痛みが始まる。 筋繊維や血管がブチブチ千切れ、血が噴く。
男は、痛みに完璧に耐えられる程強くなく、 ヒィヒィ鳴いて気を失う程は弱くなかった。]
(210) 2014/12/14(Sun) 00時頃
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墓堀 ギリアンは、メモを貼った。
2014/12/14(Sun) 00時半頃
墓堀 ギリアンは、メモを貼った。
2014/12/14(Sun) 00時半頃
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――… ィ、ッ ア゛ ア゛ッ
[滲んだ汗が染みる左眼で右腕を見ると、傷口で肉が潰れているのが見て取れた。噴き出した血はリーの鋸をヌラヌラと濡らし、暴れまいと左手で掴んだ床板の隙間に流れ込む。血を吸った板はすぐに潰れてしまった。
痛みは、刃が削る箇所が深くなる程大きくなり。 尤もらしいリーの説明を意識から遠ざけた。]
……、 ウ゛ゥ゛ ―― ッ゛
[骨をゴリゴリ殺られる頃には血の気が失せ、理性の一切を欠いた叫びを上げた喉がカラカラ乾ききっている。
血は、未だつきて乾く気配が無い。 後から後から、傷口から脂を押し流し溢れて出る。……失血による目眩に、項垂れて全身を震わせた。]
(228) 2014/12/14(Sun) 00時半頃
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