299 さよならバイバイ、じゃあ明日。
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ギロチンは、インティJrに、モイの肉もあるよ!と飛び跳ねた(ぽい〜ん)*
sunao 2019/10/16(Wed) 01時頃
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わー。 だいじょうぶ?
[喉を詰まらせる様子に、毛玉はンゴティエクの背中をさすさすとんとん。>>4:43]
たくさん、しんじゃった。 さみしくなる…。
[ンゴティエクのしんみりとした呟きと同じく、毛玉もしんみりとした声になる。 ふと、ソルフリッツィだったものに目を向けると、片方の耳が齧られてとても縮んでいた。]
ンゴティ、もうたべない? たべたら、きれいになる。
ソルも、モイも、ロゴスも、コーラも。 ぜんぶ、たべられない?
[毛玉は毛からにゅっと手を出すと、ンゴティエクの身体をつんつんとつついた。]
(10) sunao 2019/10/17(Thu) 23時半頃
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インティ。 うん。モイ、しんじゃった。
[現れた姿に毛玉は一度だけぴょんと跳ねたが、葬儀屋の死を肯定すると毛はしんなりとした。 ンゴティエクに全部食べられないのかと無理難題を言い放ってはいたが、インティJrが居るのであれば亡骸を火葬場に運んで貰えるのではないかと、毛玉は彼を見たが。]
…インティ?
[どうしたのだろう。 彼の様子が時折おかしくなるのはいつもの事だが、それとは違うと毛玉は感じた。 ぴりぴりとした緊張が毛玉にも伝わって、思わずンゴティエクの身体のつぶつぶに隠れるように身を潜めた。]
(26) sunao 2019/10/18(Fri) 01時頃
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どう、したの? …どこか、いたい?
[そろりとした声で尋ねる。 彼はどこか辛そうで心配だが、とても近寄れる雰囲気ではなく。 おろおろしながら声をかけるのが精一杯だった。]
(27) sunao 2019/10/18(Fri) 01時頃
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[ワーーーーーッ!!!>>30 ワーーーーッ…… ワー………
鳥の放った声が、毛玉の中で反響する。 突然の叫び声に毛玉は例の如く毛を膨らませてフリーズしたが。]
…! び。びっくりした。
[同じくダメージを受けた軟体動物の粘液に被弾した感触でハッとした。 自慢の毛が鮮やかなねとねとでぺっとりしている。]
……イナリの、すきなやつ。
[粘液の感触はあまり良くないが、毛についた粘液はカラフルな模様のようでもあって、悪い気はしなかった。]
(56) sunao 2019/10/20(Sun) 03時頃
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うん。おそうしきまちのみんな、やく。 かそうすると、けむりといっしょにおそらにいける。 ギロ、しってる。
かそうばにはこぶ、てつだってほしい。
[毛玉は自慢げに話した後、ぽい〜んと飛び上がって鳥に希望を伝えた。>>39]
そのあと、どうしよう。 [それから、を思って、毛玉はぴたりと跳ね止み、その場にしんなりした。 葬儀屋も逝って、毛玉はまた帰る場所を失った。 今の寝床に居続ける事は不可能ではないだろうが、毛玉だけで住むにはやはり広すぎて寂しく思う。]
…むかえに? [ううん、と唸っていたが、鳥が死を迎えに行くと言うと毛玉は首を傾げた。 そして太陽の方を見た鳥を見て、それを見ている軟体動物を見て、毛玉も同じく空を見上げる。]
(57) sunao 2019/10/20(Sun) 03時頃
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そら?そらにいくの? ギロも!ギロも、インティ、みおくる!
[毛玉はしんなりしていた毛をぱっと広げて、ぴょんぴょんと飛び跳ねた。 死を迎えに行くという事がどういう事なのか、毛玉にはよくわからない。 ただ、何処かへ行くなら見送りたいと毛玉は思う。 旅立ちを見送る事。 それが毛玉がこの街で出来る唯一の仕事なのだ。*]
(58) sunao 2019/10/20(Sun) 03時頃
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─ インティを見送った日のこと ─
[その日は、とてもよく晴れた日だった。 勇敢なる鳥の挑戦を真っ向から受けるとでも言わんばかりの、澄み渡る青。 その戦いに、毛玉はついて行く事を許された。 かの日と同じように、毛玉は軟体動物と共に鳥の話を聞く。 自分たちを街へと帰してくれる籠は初めて見るもので、不思議そうにまじまじと見てしまった。
そして、鳥が高らかに声をあげると、ざわついていた広場がしんと静まり返った。 鳥が語るは、強く尊き志。 熱く、心を揺さぶるようなその声に、観衆は何を思うのか。 舞台前の最前列に居た緑色の毛並みをした鳥は、陽光の主となる鳥の話を妨げぬよう布で口を覆い、声を殺して泣いているようだった。]
(115) sunao 2019/10/21(Mon) 00時頃
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ん!だいじょうぶ。 ギロ、おちない。 ンゴティも、おちない。
[出立前の最後の念押しにはそう答えて、毛玉はにゅっと手を伸ばすと軟体動物をぎゅっと掴んだ。 どうやら、落ちないようにしっかり掴まえておく、といった意味のようだ。]
[そしてついに、鳥は空へ。
一声の後、羽ばたいて。 風を裂いて、空へと昇る。 どこまでも高く、まっすぐに。
おちない、と毛玉は言った。 しかしそれは考えが甘かったかもしれない。 乗せてもらった籠は風に煽られて、籠の中身は右へ左へ、上へ下へ。]
(116) sunao 2019/10/21(Mon) 00時頃
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あわ〜…。
[さすがに毛玉も情けない声を出す。 目をぐるぐるさせながら、それでも必死にしがみついていると、揺れはそのうちおさまった。
別れの時が、来たのだ。]
ん。わかった。 ギロ、みんなにつたえる。 まかせて。
[ぴ、と毛玉は鳥に向けて敬礼した。 そして、鳥が続けて語る言葉に、ぱちりと瞬いた。]
(117) sunao 2019/10/21(Mon) 00時頃
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まいにち、あえる。 すごい、すごい! インティ、そらにいる、さみしくない。
[毛玉は思わず飛び跳ねそうになったが、狭い籠の中なのでぐっと堪えた。] んー。 インティには、ばいばいじゃない。 ばいばい、おわかれのことば。
まいにちあえるなら、またあした、インティ。
[そう言って、毛玉は鳥に手を振った。]
(118) sunao 2019/10/21(Mon) 00時頃
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[それからの事は、あまり良く覚えていない。 鳥から離れた籠は風に遊ばれて、帰りもあまり快適なフライトとは言い難いものだった。
そんな中、覚えているのは、誰よりも高く飛んだ勇ましき鳥の姿と。 空から見下ろした、街と、この世界の景色。 それがどんなものだったか、ほんのひと時でこの景色全てを言葉にして持ち帰るには難しいが、とても美しい景色だったと毛玉は記憶していた。
そして、次に目を開けた時にはもう、毛玉は街に居た。 振り落とされていなければ軟体動物も一緒だっただろうか?或いは。
何はともあれ、毛玉はこれから忙しくなる。 勇敢なる鳥の話を伝えていくという新たな仕事を任されたのだ。*]
(119) sunao 2019/10/21(Mon) 00時頃
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