人狼議事


202 月刊少女忍崎くん

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【人】 鷹の爪団 マドカ

[自分の身長のこともあるし、今近づくのは無理かな、と
まどかは離れた平均台の上から保と栗栖へ向かって
声をかけて手を振った]

 クリスー! 保くんーーー!
 おつかれさまーー!!すごかったよーー!!

[今じゃなくとも二人にはクラスの片付けなり、
部活展示の片付けの方なりで後でまた会えるだろうと踏んで。
写真とれてるからあとで渡すねー、と
自分のカメラを掲げて言う]

(46) 2014/11/18(Tue) 18時頃

【人】 鷹の爪団 マドカ

[聞き覚えのある声が、名前を呼んだ>>47]

 ! 忍崎くんっ

[人ごみの中にこちらに向けて手を上げる忍崎の姿を見つけて、
まどかは栗栖たちへあとでね、ともう一度手を振ると、
今度は忍崎へへ手を振りかえす。]

(48) 2014/11/18(Tue) 18時頃

【人】 鷹の爪団 マドカ

[合流するときにメールしようと思っていたが、
いらなかったか、と思い、なんとなしに携帯を見る。
メール着信の光がちかちかとポケットの中で光っていた。

確認すれば、こちらに手をあげている忍崎本人からだった。>>31
どうやら急ぎすぎて着信に気付かなかったらしい。]

 わっ… あ ぅええっ 

[慌てて平均台を降りてそちらへ向かおうとしたが、
やはりこの身長では人ごみは難儀だ。
向かうよりも先にこちらに来た忍崎へ手を合わせる]

 ごめんね、メール気付かなかったや
 パフォーマンスは見れたんだけど…
 

(49) 2014/11/18(Tue) 18時頃

鷹の爪団 マドカは、メモを貼った。

2014/11/18(Tue) 18時半頃


【人】 鷹の爪団 マドカ

 そっか。 じゃあ安心かなっ

[首を振る様子>>63に、一つ頷いた。
もう日も暮れている。
彼と一緒に、文化祭を回れるのももうすぐ終わりだ。

色々と……本当に、いろいろとお腹一杯の量の
おかしなことも起こり、振り回されたような気持ちもあるが。
やはり、終わりが見えるとどこか惜しい。]

 うん、わかった!
 あとでね。 

[いつか公園で話したように。
彼と別れて、まどかは部室へと足を向けた]

(65) 2014/11/19(Wed) 01時半頃

【人】 鷹の爪団 マドカ

 ―写真部 部室―

[日の暮れた教室に、西日が差す]


[プリンターからは機械音が上がっている。
出てくるのは、今日撮った資料写真。
忍崎が機械が苦手なのも相まって、
資料写真はいつも現像してから渡すことにしていた。

まどかはその中の一枚を拾い上げて確認をとる。
屋台の写真だ。出来上がりに不満はない。

やがてそこそこの枚数になったそれを、
自分のスペースに置いてあったコピー用紙で
適当に封筒を作ってその中にしまう。]

(66) 2014/11/19(Wed) 01時半頃

【人】 鷹の爪団 マドカ

[それとは別に現像したのは
書道部のパフォーマンスの写真だ。
保と栗栖の二人に渡すつもりだし、
氷見山に頼まれてもいる為だ。

撮りなれていない被写体なのもあって、
現像された写真たちを一枚一枚丁寧に確認していく。]


 (んー…やっぱいまいちなのも多いな…

 でも、こういう資料も撮ることもあるよね…
 そのうち真理についてって、運動部撮りに行くのもありかも…)

[全体写真や個々のパフォーマンスのアップなど。
様々な写真を見ていく中で、やがて一枚の写真に目が留まった]

(67) 2014/11/19(Wed) 01時半頃

【人】 鷹の爪団 マドカ




 ( ……これたぶん、あの時の )


[栗栖と保の二人が最後の文字を書き入れている写真だ。
目の前の紙に向かっている二人の姿がそこにあった]

[まっすぐに、楽しげに紙に向かう二人の横顔に、
最初の忍崎の写真を思い出す]


[まるで感情までも映し取ったような、あの一瞬]


 ……………、

[まっすぐひたむきな、彼のあの顔を]

(68) 2014/11/19(Wed) 01時半頃

【人】 鷹の爪団 マドカ


[静かな部室に、メールの着信音が鳴る。]
[そこに書かれた、短い文字を追って]

[印刷された写真達をポケットに。
カメラを掴んで、まどかは部室を後にした。]
 

(72) 2014/11/19(Wed) 01時半頃

【人】 鷹の爪団 マドカ


[後夜祭に向かう生徒も多いのだろう。
昼よりまばらになったクラス教室が並ぶ廊下を抜ける。]

[2−3の教室を過ぎ去った。
春。あそこで、彼に告白した]
 

(73) 2014/11/19(Wed) 01時半頃

【人】 鷹の爪団 マドカ



 ( そうか、 わたし きっと )


[屋上へと向かう足は自然と足は急ぎ足になる。]
 

(74) 2014/11/19(Wed) 01時半頃

【人】 鷹の爪団 マドカ


[廊下から階段を登る。
一年生のクラスが並ぶ廊下が踊り場から見える]
 

(75) 2014/11/19(Wed) 01時半頃

【人】 鷹の爪団 マドカ


[階段を駆け上れば息が切れた。
まるで心臓破りの坂を昇るようだった。

屋上までの階段を、
まどかは顔を赤らめて昇っていく]
 

(76) 2014/11/19(Wed) 01時半頃

【人】 鷹の爪団 マドカ





 ( 忍崎くんの、 )




[薄暗い屋上までの階段を最後まで駆け上がり、
切れた息を静かに吐いて、

少し重たい屋上の扉を開けた。]
 

(77) 2014/11/19(Wed) 01時半頃

【人】 鷹の爪団 マドカ

  ―屋上―

[屋上の扉の向こう。

遠く遠景に薄紫に染まった雲が浮く。
茜色に染まった街並みに、灯りがいくつも見える。

うす紫から茜に染まるグラデーションの空の下。
フェンスが区切る屋上に、忍崎の背中があった。]


[まどかは赤い顔のまま。
切れた息を整えて、彼の背を見つめた]

(85) 2014/11/19(Wed) 01時半頃

【人】 鷹の爪団 マドカ

[こちらを見ることなくかかる声に、
彼の背に見とれていたのか、慌てたように返事をして。
まどかは忍崎の傍らへと歩く]

 …っ う、うん!
 だいじょうぶ!

 でも、なにして――― 、

[まどかには少し高い、彼の手元を見る。
そこに描かれたものを、わずかに見て、
目を瞬かせてから小さく笑った後。

彼の顔に視線が映り。まどかはそこで言葉を切った]


 ―――し、忍崎くん!

 そ、 そのままっ! い、今撮ってもいい!?
 

(86) 2014/11/19(Wed) 01時半頃

【人】 鷹の爪団 マドカ

[一度止まる手。

まどかの視線が彼の顔から、手へと移る。
あ、と音にならない程小さくのどを開けて、
少し焦ったように再び彼の顔を見る。

カメラを握る手に力がこもった]

[そこにかかった言葉を全く想定していなかったのだろう、
まどかは少々間抜けな声を上げた]


 えっ?
 

(90) 2014/11/19(Wed) 02時頃

【人】 鷹の爪団 マドカ

[その先に続いたそっけない声に、
まどかは目を瞬かせて。
やがて顔を顔を綻ばせた]


 …………………、

 …え、えへへっ ……じゃあそうする。

 ありがと。
 

(91) 2014/11/19(Wed) 02時頃

【人】 鷹の爪団 マドカ

[再びシャーペンを走らせる彼を、
カメラのファインダー越しに見る。

狭い視界の中に、彼と茜色に染まる空。
灯った街の灯りが収まった]


[すっかり耳に慣れたシャープ芯が
紙を走る音を聞きながら]

[まどかはすっかり整った息を静かに吐いて。
ゆっくりと、シャッターボタンに力を入れた。]

(92) 2014/11/19(Wed) 02時頃

【人】 鷹の爪団 マドカ

[軽いシャッター音の後。
撮れた写真を、画面で確認する。

手のひらに収まる、小さな画面の中に、

あの日のような真剣な表情で
まっすぐ、絵に向かう忍崎の横顔が映った]



[いつも近くで見ていた。
漫画にひたむきに向かう、あの顔が]

(93) 2014/11/19(Wed) 02時頃

【人】 鷹の爪団 マドカ





 …、うん、 ありがと、

 すっごくいいの撮れた


[まどかの目に、遠くにきらきらと灯る
街の光が小さく反射して。

今日一番満足げに、笑った]

(94) 2014/11/19(Wed) 02時頃

【人】 鷹の爪団 マドカ

[カメラの画面をうれしげに指で撫でて。
まどかはそれから、また顔を赤く染めた]


 ……………………、

[口を開きかけて、また閉じて。
ためらうように、それらを少しだけ繰り返す。]

(97) 2014/11/19(Wed) 02時頃

【人】 鷹の爪団 マドカ


[春に、教室で告白した時は
誤解と紆余曲折で、彼に近づくことはできたけど。
結局彼に、正しく想いは伝わらなかった。

あの時は、まだ彼のことをうまく撮れなかった。
その理由に気付けていなかったから。


うまく撮れなかった理由に気付けた今なら。

……ちゃんと彼に、伝わるはず。]
 

(98) 2014/11/19(Wed) 02時頃

【人】 鷹の爪団 マドカ

[一度きつく目を閉じて、また開く。
見上げた傍らに、彼がいる。


やがて、まどかは小さく息を吸って声を出した]



 ――――ねえ、 忍崎くん

 

(99) 2014/11/19(Wed) 02時頃

【人】 鷹の爪団 マドカ






 あのね わたし、
 いろいろ、考えたんだけど、




 わたし、きみの


 

(100) 2014/11/19(Wed) 02時頃

【人】 鷹の爪団 マドカ


 [―――彼のどこが好き?と言われれば、

 「彼の顔」と答えるだろう。


 あの時撮れた彼の横顔に、胸をうたれたのだから。

 でも、それはもっともっと手前の話。]

(101) 2014/11/19(Wed) 02時頃

【人】 鷹の爪団 マドカ


 [今まできっとうまく撮れなかったのは、そのせいだ。
 もっと奥にあるものを写せてなかったんだろう。


 まるで感情までも、写し取ったような
 あの写真に惚れた理由。

 彼が、好きな理由。
 
 彼のどこが好き、と言われれば きっと、何よりも。

 あの写真の奥にも映った、]

 

(102) 2014/11/19(Wed) 02時頃

【人】 鷹の爪団 マドカ




 まっすぐで、真剣なとこ。

 いちばん、好きだよ 




[茜空の下。
まどかはまっすぐに、彼の顔をみつめた]
 

(103) 2014/11/19(Wed) 02時頃

【人】 鷹の爪団 マドカ

 …………


[……それも、十秒程が限界で。
沈黙の空気に思わず、少しずつ俯いていく。]


 … ………… って いう…


[いや、それではいけない、と
尻込みしそうになる声に、まどかは無理矢理顔を上げて
もう一度、忍崎の顔を見る。
上げた顔は今の空の色に負けぬほどに、赤く染まっていた。]


 …………、あっ…あの! だ…っ、だからね?

 し、忍崎君は…っ ど、どう 思う…?
 

(104) 2014/11/19(Wed) 02時頃

【人】 鷹の爪団 マドカ

  ……………… え …っ ?

(108) 2014/11/19(Wed) 02時頃

【人】 鷹の爪団 マドカ

  ………………………………………… え゛っ?

(110) 2014/11/19(Wed) 02時頃

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