人狼議事


176 【traveling〜どちらまで行かれます?】

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パピヨンは、少し離脱しますわ**

sumizome 2014/05/25(Sun) 00時頃


【人】 寡婦 パピヨン

ー 機械化ハバネックス カフェ・レアー ー

あら…私の連れ合いが失礼いたしました。
お飲物などこぼされたりしてらっしゃいませんか?

[カフェに入って適当な席につこうとしたところでまたアリスが躓いて他の客に抱きついてしまっている。>>+80
その方には謝罪し、少しだけアリスの様子を観察する。

…なるほど。よく転ぶのも、何かと物に触れて確かめるようにするのも目が悪いから。
無意識に見えるその仕草からこれはここ数年といった程度ではないと推測する。

歩幅の問題か少し離れてしまっていた。
今まではすっと合わせられる側だったから他人への気遣いがそれ程できていないことを自覚する。
これからは気をつけよう。]

アリスさん、大丈夫?こちらに。

[アリスの手を引き一つのテーブルに腰掛ける。]

(27) sumizome 2014/05/25(Sun) 18時頃

【人】 寡婦 パピヨン

先に確認をさせていただくと…もうあまり視えていない、ということでよろしいかしら?

[目の状態を改めて聞き、自分の推測の裏付けをとってから。
アリスが話を聞いてくれるというのでゆっくりと話し出す。]

私、今回はできればチキュウに、と思っておりましたの。
チキュウはわたくしの故郷でしてね。

…私ね、チキュウではお金のために愛した夫を殺した、と決めつけられて指名手配されてしまっていましたわ。
それで私のことを信じてくださる方と一緒に逃げるようにチキュウを出て。
ですからもうチキュウを出てから随分になりますけれど、ずっと帰ることができないでいましたの。

[全部話してしまった方が自分のしたいことを説明したやすいので、そんな過去の話も明かしてしまう。
もっとも指名手配されたのはもう百年以上前のこと。とっくに死亡扱いになっているだろうから戻ってもよかったのだろうけど。]

(28) sumizome 2014/05/25(Sun) 18時頃

【人】 寡婦 パピヨン

今回、チキュウに帰ろうと思ったのには理由がありますの。

私、もう先はそう長くありませんの。

分かったのは数週間前ですわ。
宇宙錆、ってご存知かしら。
金属でもないのに体が徐々に錆びていって、いつかは動かなくなってしまう、という病気ですの。

今は不治の病というわけではないそうですけれども、治療はお断りしましたわ。
もうそれ程生きることに執着はありませんもの。

だから最後にどんな形でもチキュウに帰って、あの星で最後を、そう思っていたのですけれどね。
帰ってもいいかどうか、それは運命にお任せしていたのですけれど叶いませんでしたわ。

ここまでが私の昔と今までのお話。

[宇宙錆は本来何も治療しなければ、一ヶ月程度で体が動かなくなってしまうらしいけれど、老いることのない体のせいか、病の進行までひどく遅いらしい。
感染が分かってから少し経っているのにまだ目立った症状は出ていない。]

(29) sumizome 2014/05/25(Sun) 18時頃

【人】 寡婦 パピヨン

長くなってしまってごめんなさいね。

[話に一区切りつけてカップを傾ける。
アリスはジュースを飲みながら静かに聞いていてくれているけれど、いきなりこんな話をされて困惑していないだろうか。

長かった前置きを終えてようやく本題を話す。]

ですから、私はこの星に来ても、いえ、どの星に降りてもやりたいことというのはありませんでしたの。
強いて言うなら穏やかに最後を迎えたい、といったところかしら。

でもね、一つ、いえ、二つ、やってみたいことができましたの。

私はこれまで自分のためだけに、好き放題生きてまいりましたわ。
誰かを愛するのだって愛情を差し上げる代わりに見返りの対価をいただくため。
そのために必要なものは完璧に磨き上げてきたつもりでいますけれど、それに必要ないものはさっぱりでしたわ。

例えば、誰かのために行動しよう、なんて思ったことがありませんの。
誰かを助けたり、ですとか。

[自分がそんなことを考える日が来るなんて思っていなかった。]

(30) sumizome 2014/05/25(Sun) 18時頃

【人】 寡婦 パピヨン

ですから。

私にあなたの眼をなんとかするお手伝いをさせていただけないかしら?

[ほとんど初対面の相手にこんなことを言うなんて。
本当にどんな気の迷いだろうか。]

この星では確かに人体を機械化する方法だって当たり前ですし、もしかしたらその方が早いかもしれませんわ。

けれど、この星にはまだ見ぬ技術があるかもしれませんの。
私がかつてこの星に来た時には夢みたいなことを本当にする夢を見た研究者の方が大勢いらっしゃいましたのわ。

少ないですけれど、生身の体の方はいらっしゃるようですし、自身の体は機械化されてしまっていても、他の誰かがそうならなくて済む方法を研究し続けている方がいるかもしれません。

そういった方達を探して、あなたにとって一番いい形で眼が見えるように、お手伝いをさせていただきたいの。いかがかしら?

[急に話を進めすぎただろうか。
全部思いつきでうまく行くとは限らないのだけれど。

アリスはこんな突然の申し出にどんな反応をするだろう。]

(31) sumizome 2014/05/25(Sun) 18時頃

パピヨンは、いえ、そんなはずはありませんわ…(じー

sumizome 2014/05/25(Sun) 23時頃


パピヨンは、ジュースは、ということはお酒が出るのかしら…(じー

sumizome 2014/05/25(Sun) 23時頃


パピヨンは、トリさんの頭を撫で撫でした。

sumizome 2014/05/25(Sun) 23時半頃


【人】 寡婦 パピヨン

…そう、ですのね…

[最初はごまかそうとしたようだったけれど、ごまかそうとしているのは明白で。>>58
アリスもそれを自覚しているのか、そう経たないうちに耳をしゅんとさせて認めてくれた。
一晩眠れば、とも言うが、どれだけ期待できるのだろうか。
笑顔を浮かべてくれてはいるけれど、がんばって笑っていることは分かった。]

(69) sumizome 2014/05/27(Tue) 12時半頃

【人】 寡婦 パピヨン

[話の途中、こちらがアリスを助けた、という件については>>62]

あら。写真のことは誤解ですわ。

私、ジェームスさんの護衛対象があなただと勘違いしていましたの。
娘に護衛をつけて旅に出すなんてきっとあなたのご両親は地位のある方なのかと思って。
ですから接点があった方がいいと思ったのですわ。
つまり自分のため。あの時はこの星で降りるなんて思っていませんでしたもの。

[何でもないことのようにさらりと言う。
この星でのことはともかく、写真のことは紛れもない事実。
これからどうなるか分からない以上、富裕層と接点を作れそうなときには作っておいた方がいい。
列車内で隣の女社長と長話をしたのも、もちろんチキュウに着いた時のため。
アリス一人であれば素通りしていた。]

(70) sumizome 2014/05/27(Tue) 12時半頃

【人】 寡婦 パピヨン

…そうでしたわ。二つ、と言いましたものね。

もう一つは簡単なことですわ。

[そういえば二つと言ったのだった。
けれどもこちらは本当に、ただのおせっかい。]


あなたに淑女としての振る舞いを教えて差し上げたいの。

[こちらに身を乗り出して尋ねるアリスに余裕のある態度で返す。
アリスの口調にはそれを意識したものは多いけれど振る舞いがなっていない。
彼女がこれからどうなっていくのかは分からないし、きっとそう長くは見ていられないのだけれども。

自分がスラムから抜け出すため、最初に身に着けた技術。
生まれを隠すため、立場と金のある人間に近づくため。
経験上、身に着けておいて困るものではないと思ったから。]

(71) sumizome 2014/05/27(Tue) 12時半頃

パピヨンは、と、落とすだけ落として時間切れですの。また夜に。**

sumizome 2014/05/27(Tue) 13時頃


パピヨンは、フランクには完全に背を向けて発言した。

sumizome 2014/05/27(Tue) 20時頃


パピヨンは、どう手にすればよろしいのかしら…

sumizome 2014/05/27(Tue) 23時半頃


【人】 寡婦 パピヨン

― Ifのお話。 アリスの目が見えているのに ―

[この機械化された星の中、生身の人や、かつてそうだった人。
研究への夢を捨てずに追いかけてきた人。
そんな人を探し続けて、やっと見つけた1つの研究所。]

「はい。治療には成功しています。
 視神経に電気信号が通っていることは確かです。
 視覚刺激に脳も反応していることも検査で確認できています。
 いまだに見えないのだとすれば精神的な原因かと…」

[この研究者の話によれば物理的な障害はなくなっているので、後は精神的な問題だという。]

…そう、ですのね…
ありがとうございましたわ。これで失礼します。

[自身の検査のついでにそんな話を終え、浮遊する車椅子に乗って研究所を後にする。
すでに宇宙錆はゆっくりと体を蝕んでおり、下半身は動かせなくなっている。
これまでの進行具合から見て、おそらくもって後1年だという。
様々な技術によって日常生活には困らずに済んでいる辺り、この星が終着地になってよかった、そう思う。]

(153) sumizome 2014/05/29(Thu) 00時頃

【人】 寡婦 パピヨン

…まさか、ですけれどもね…

[一人になってから考える。
もし、アリスの眼が本当はもう見えていて、それなのに見えないと嘘をついているとしたら。
それが、自分に原因があるのだとしたら。
勝手な思い違いかも知れないけれど。]

…もう少し、もう少しでいいですから。
嘘をつき続けていただけないかしら…

[自身の瞳に何も映らなくなるその遠くない日まででいいから。
自分自身も、何も気づいていないと嘘をつき続けよう。]

だって。あの子はまだまだ淑女見習いですもの。

(156) sumizome 2014/05/29(Thu) 00時頃

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