人狼議事


227 【完全RP村】Etude of NIGHTMARE

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【人】 ろくでなし リー

  男の スカートの ノーパンは まじでいらねえ。
  むしろ履いてろ、頼むから履いてろ。

[>>86ひどく真顔のドス声が出た気がする。
真っ赤なドレスの女男の胸にまだ鉄塊が入っていたんなら
どーしてそんなもん入れてんの?何に使うの、修行なの?
なんて事を聞いて蹴られる位はしたかもしれない。
蹴り際、ちらっとTな中身が見えようもんなら
SAN値が心配なくらいはダメージを受けるだろう。]

  耳はぜってー嫌がらせで生えてるにちげーねえ…

[身長よりよっぽどヤバイだろ耳と尻尾の間抜け加減、
と思いつつ、たいしてちげーねえし。]

(96) 2015/06/23(Tue) 00時頃

【人】 ろくでなし リー

  無力なやつを守るのがたのしーと思えるほど、
  あいにく俺は強くねーんで。

  不思議のほーは空色シャツの爽やかスーツルック。
  当然のよーに  男だ。
  ……可憐どころか、女いねーんじゃねーですかね。

  まー、女が死ぬのは気が引けるからいーけども。

[はあ、と ポケットに仕舞ったカードを思い出して溜息。
まだ自分はどー見を振るのか決めてないとはいえ
女は殺すのも死なれんのも気持ちのいいもんじゃない。

ウサ耳ウサ耳と弄る男>>87に、そろそろ根負けをして
うへえぇ、と イタズラに笑う顔に溜息をふりかけて
反論のかわりにした。*]

(97) 2015/06/23(Tue) 00時半頃

【人】 ろくでなし リー

― 悪夢の後 ―

[ オレンジ色の水面が ぽうんと打って
 声>>88がどこか遠くから聞こえてくる。]

  ………は、   は………っは………

[ 突然焦点の合った目が
 さっきまでウサ耳だとかなんだとか言っていた男を
 突然大写しにする。

 握りしめたテーブルクロスから ひとつ、ひとつ
 指を離していって]

  な、……………なんでもねー。

[ まだなみなみと入ったカップも
 ティーキャディーもあけっぱなしで、 ふらり。
 一歩 一歩 とテーブルから離れて
 トサリ と立ったまま椅子の背もたれに腰を預けた*]

(98) 2015/06/23(Tue) 00時半頃

【人】 ろくでなし リー

[まだ歪んでる視界の端っこで、赤い影>>99が動き

【 瞼の裏に 金色の山羊の目が蘇る 】

ぱしり、右手で顔の半分を覆い
左眼だけで、曲がる世界を僅かでも正そうとする。

( あーあ、ざまあねえ。あの島でも、あの時も、
  いつだって踏ん切りつくのはヘマ打ってからだ。)

凭れた椅子を押し返すように、前のめりに1歩2歩
向き直った先の、「赤」は堂々たるいでたちで ] 

  まー、確かに。あーたの陣営じゃーねーわなあ

[こいつはカルヴィンみてーに紙切れ見せて納得さすなんてこたーできねーと、火を見るより明らかだったものだから
僕は曖昧に言葉を濁し、向き直る。

( まだどーすっか、決めてねーしなあ )
( それに3:1ってーのは若干…主義に反するんだがなあ)]

(116) 2015/06/23(Tue) 01時半頃

【人】 ろくでなし リー

  嫌いじゃねーよ、そーゆー堂々とした奴。

[ まだ血の引いたままの顔で、口元を弓なりに曲げ
 女王よろしく 場の全員に処刑を宣告する男を見る。

  ( あーあ、なんとも愉しそうな ) ]

  俺はアンタの陣営でもねーが、
  アンタと対の ちびの女王の陣営でもねー。

  茶を飲み振る舞うだけの演者なんだが
  ヤマネのかわりにポットで寝てたら
  寝首をかかれちまいますかねえ?

[ 多分こいつは、そんなこたー望まねえと知りながら
 冗談めかした口調は、あいつの世界の「兎」のもの。

 ふざけんなと一蹴されれば致し方なく
 いつもいつも遅い覚悟を 決めるだろうけれど**]

(117) 2015/06/23(Tue) 01時半頃

ろくでなし リーは、メモを貼った。

2015/06/23(Tue) 01時半頃


ろくでなし リーは、メモを貼った。

2015/06/23(Tue) 08時半頃


【人】 ろくでなし リー

[名乗りもしねー空色シャツと
義なんて簡単だと笑った「アルヤス」と
俺の中ではだーいたい天秤は決まっちまってはいるんだが
(まーでも、"決めて"ねーしなあ。)

ぽつり、ぽつり、誰へでもなく語り出す。]

  俺は、二足の草鞋の三月兎。
  「どちらかのアリス」を選べと言われたが
  「まだ」選んでねーのよ、まだ…ね。

  それに兎は気狂いときた。そんなんだから……
  「味方」になりそーな奴等に
  うっかり噛み付いちまう事もあるかもしれねえよなあ。

[ふへ、と漏れるのは自分への呆れを含んだ嘲笑]

(147) 2015/06/23(Tue) 09時半頃

【人】 ろくでなし リー

[仁王立ちで殺意を飛ばす、巨躯の赤いドレスへ
真っ直ぐに差し出した拳を向けて
今度は思い切り、叫ぶ。]

  アンタんとこのアリスは正直気に食わねーが
  3:1のタコ殴りやぁ、もっと俺の気に食わねえ。
  それにな。

  ……敵のど真ん中で茶をしばく気概は気に入った。
  うちのカシラといーい勝負だ。

[拳を上げたまま、にや、と笑って。]

(148) 2015/06/23(Tue) 09時半頃

【人】 ろくでなし リー

[邪魔だ、と宣うちび>>139に「はいよ」と一言。
直ぐ隣から響いた涼やかな音>>143に踵を回して]

  トゥィードルダム、トゥィードルディー。
  ……双剣なんだ。


  きぐーーだねぃ?


[手の中には「まだ」何もないが
男の眉間を指すように腕を上げた構えは、
極東の島国の刀を模したもの。


――見えない切っ先と黒水晶の視線が、「    」を刺す。]

 

(149) 2015/06/23(Tue) 09時半頃

【人】 ろくでなし リー


  噫、まだ名前を聞いてねーや。
  俺は李 禹向。気狂いの「三月兎」さ。

[それに応えがあろうと無かろうと
「ワルツを舞うように殺す」と称された兎は
前にではなく真横へと地面を蹴る。

ふわ、と  柔らかな黒い猫毛が浮いた頃には
膝を落とし、体を一回転させた勢いと共に

右手に携えた脇差が、膝盤骨の直ぐ上を

横薙ぎに*襲う*]

(150) 2015/06/23(Tue) 09時半頃

ろくでなし リーは、メモを貼った。

2015/06/23(Tue) 09時半頃


ろくでなし リーは、メモを貼った。

2015/06/23(Tue) 12時頃


【人】 ろくでなし リー

  死んでも名前は遺るだろ。

[お綺麗とでも何とでもいえばいいさ、と 
脳裏に蘇るのは見送った数人の顔。

あえねーからこそだろう、と 金の長髪だという彼の本体へちょっとした哀を向け、空を斬る脇差しを手元に戻す。]

  ふーん?さすが、弱いアリスを守りてーなんて言う位だ

[見せてもいなかった脇差の一閃を軽々しく避ける男に
ニヤリ顔の端っこを持ち上げて
呟かれた”言霊”のよーなモン>>181に たん、と
兎よろしく 背面へと宙を舞う。

”いつも”のつもりで動いてるから ”いつも”ねーものには
まーったく気を配れねえわけで]

(191) 2015/06/23(Tue) 16時半頃

【人】 ろくでなし リー

  いってーーーー!!!!!!!!

[ (そーでした 今の俺にゃー余計なモンがあるんでした)
地面に着地すると同時、
ぼと っと音を立てて落ちるのは薄茶色の耳が半分。
一瞬走った痛覚に、血でも出てんだろうと触れるけれど

?  ( もう痛くねえ )
耳自体は幻みてーなもんなのかね?と小首を傾げ、
「切り裂け」の声と、剣をあわす仕草。

幻じゃねーほうの「力」に刀を構えるけれど ]

(192) 2015/06/23(Tue) 16時半頃

【人】 ろくでなし リー


  へええ、音は刀じゃ受けれねーなあー。
  こいつは難儀なこって。

  じゃーそのふたっつを 合わさせなきゃいーのかな。

[遊んでいた左手は、すらりと足元へ沈んで
次の刹那に手に在るものは 刃渡り30cm程の白鞘の短刀。

対の双剣 2振の日本刀。 傍らの椅子を踏み
跳躍と共に それぞれの刃へ刃をぶつけて]

  それがアンタの選んだ「能力」ってーやつ?

[何も持たぬ兎は ふたつの刀の合間から問う。
力と力で反射するように、 剣と刀を押し合わせ

     ―――ガキ、ン !!!!
               弾かれ  飛ぶ。]

(193) 2015/06/23(Tue) 16時半頃

【人】 ろくでなし リー

[頭のなかにどーしたって過る、カードの中のあの文字。

  「バーサーカ(狂戦士)」

―――見た瞬間
選ぶとか、考えるとか、そーゆーのを全部飛び越えて
「思い出し」ちまったのは、

屋敷の使用人を何人殺したかすら覚えてねー自分と
薄影伸びる宵闇の中で、僕の「仲間」を殺した神主の顔。

薄笑いを浮かべて、ただ只管 「殺す」 享楽に酔う姿。]

  俺はね、もう二度と… あーはなりたくねーんだよ

[ 口の中を汚す鉄錆の味を吐き捨てて、この宴の主催者へ
 大と小、ふたつの隕鉄を見下ろしながら ふは、と笑う。]

  悪魔サン、あんた いー趣味してるよ、まじで。
  …………だけどなあ。

(194) 2015/06/23(Tue) 16時半頃

【人】 ろくでなし リー

  俺はコレを握ってる限り、狂ってなどやるめえよ。

[  脇差しは あのひとと同じ武器だから。
右手は指が白くなるほどに得物を握り、
視界を割るように立てた銀刃は 彼誰時の宵を映して]

  手前に恥じねえよーに生きる。
  もう二度と見捨てもしねえ、逃げもしねえ。

  それで死んだら仕方がねえ。
  会いてえ奴とは いつか彼岸で会えましょうや。
  そん時に正面向いてらんねー方が よっぽど辛い。

[  短刀は しょーもねえ事に囚われる馬鹿みてーな俺に
  カシラが”貸して”呉れたモンだから。
左手は白鞘に包まれたままの短刀が、眼前の男に向かう。]
  
  2振り どっちも、俺の魂みてーなもんだ。

[ 浮かんだ笑みは、ひどく優しく ]

(195) 2015/06/23(Tue) 16時半頃

【人】 ろくでなし リー

[カードを受け取った瞬間、問答無用で描いちまった”能力”に
クーリング・オフが効いたもんなら もーちっと「まとも」な願いでもしたんだけども

  ――どーやら返品不可らしーし。

頭のなかにちらと映る「自分の姿」に奥歯を噛む。
刀も何も持っていない、右手そのものをチェーンソに変えて
狂うように跳ね踊る赤い眼の兎。 

ぶるり、頭を振って 消す。]

  便利なモンがあっていーーねえ?

[また視えない音の斬撃をされちゃーかなわねえと、
太刀筋は二つの刀の間を割るように。
身体ごと下から撫で上げた刃は 胸元と腕目掛けて*]

(196) 2015/06/23(Tue) 16時半頃

ろくでなし リーは、メモを貼った。

2015/06/23(Tue) 16時半頃


【人】 ろくでなし リー

  …そう? そいつは光栄。

[哀しげに伏せた眼に、鋭く射抜くような眼が返されれば
どーにも”道理”がちがう相手>>199との手合わせに笑む。
湿っぽいのは僕だけでいい。]

******

  命がけをおもしれーと思った事は あんまし…ねーなあ。

[剣と刀がぶつかり合う音が、目の前に火花を呼び
音と火花が前髪を焦がして嫌な匂いを出す。
刃に近ければ近いほど、舞うような音の刃は鋭く裂き]

  っつ、   俺のでも出るわけ、それ。

[自分の力に慌てる様子>>201の男に、一言
めんどくせー力だなあ、と苦言をぽろり。]

(208) 2015/06/23(Tue) 19時半頃

【人】 ろくでなし リー

  あーーーーすげー覚えがあるわ、この
  勝手に疵が付いてく感覚。

[顔にゃー無かった筈なんだけどな、と、皮手袋の甲で
暖かいものでぬるつく頬を撫で、刀ごと振り下ろせば
赤い飛沫が茶会の床にドットを描く。

”実験”なんて言われりゃ>>202、うーんざり、って顔で
目の前ではたはたと手を振って”おことわり”ってしておこう。

自分の口上を笑う男に抱くのは、いっそ清清しい心地。]

  アンタにゃアンタの”道理”がある。
  俺にゃー俺の道理がある。
  だからこーして得物を構えているってもんさ。

[だから己は笑いもしない。気にも負わない。
”死んだとしても” 曲げたくねーと思ってしまったんだから]

(209) 2015/06/23(Tue) 19時半頃

【人】 ろくでなし リー

  ―――― ああ 。

[ 賛辞>>202を受け取る声は、臓の底から。 ]


[言葉>>203と共に身を翻し、入った懐から刃を剥く>>196
僕としちゃあ、どーしたって音が出ちまうんなら
気にするほーが太刀が鈍っていけねえと 思いっきりで。

  ガチン!!!!!!!

振り下ろされる双剣と火花を散らす自分のそれを見上げて
また”音”が来るんだと思っていたんだけれど]

  ???

[ なに、言えば出ねーの? なんて思ったのは束の間。
剣圧に押されるように、足がじり、と音を立てる。]

(210) 2015/06/23(Tue) 19時半頃

【人】 ろくでなし リー

[振り下ろすのと、上げるんじゃあどっちが分がいいたあ
いっくら阿呆とばかにされる僕でもわかってるつもりで]

  …………っち、

[舌打ち。
逸らそうと弾いた剣は、肩口から胸元を縦に裂いて
キャメルのベストがだらりと垂れる。

  ( 邪魔だなあ……… )

ずる、と肩をずらして剣先へ布きれが行けば
それを刀で吹っ飛ばすように 相手へブン投げた*]

(211) 2015/06/23(Tue) 19時半頃

ろくでなし リーは、メモを貼った。

2015/06/23(Tue) 19時半頃


【人】 ろくでなし リー

  そのみょーなヤツ、めんどくせーなんて言うんなら
  オンオフスイッチ付けたほーがいーんじゃねーですかい!

[吼えると同時、
なぎ払うように吹っ飛ばした>>211キャメルのベスト。
定石ではあるけども、まー折角だし こさえた傷分くれーは
役に立ってくれねえかなあ なんて安直に、
遮った視界の中を跳ぶ。

    ッギ、   ン!!!!

上から振りかぶった剣が、なぎ払う剣に迎えられ
容赦なく散った音と火花が
刃に最も近い「布切れ」を「焦げた端切れ」に変える。]

  うへーーー、 

[踏み込んだ足そのまま、目の前に落ちる焦げたもの。
見上げた場所に敵影は無く――――
視界の端で 「黒髪」が 舞った ]

(215) 2015/06/23(Tue) 20時半頃

ろくでなし リーは、メモを貼った。

2015/06/23(Tue) 21時頃


ろくでなし リーは、メモを貼った。

2015/06/23(Tue) 21時頃


【人】 ろくでなし リー

[  ――回られた。>>218

気付いた瞬間、上半身を捻り刃を翳す。

お互いそれなりの場をかいくぐって来たからだろう
彼は当然のように僕のリーチの短い左を陣取る。
僕も当然のように左に回りこまれたと理解する。

それは皮肉にも、主義も道理も違う2人が
似たような仄暗い世界に身を置く事実を匂わせて ]

  ――――っ!!!  なかなかはえーじゃねーの!

[交差する刃の受けきらねーほうが左の肉を抉る。
変わらずお転婆な音は 腕を、肩を薙いで]

(224) 2015/06/23(Tue) 22時頃

【人】 ろくでなし リー

  俺もねえ、ちょおっと疾さには自信があんの  よ!!

[疵も構わず、脇に逃げる影を追う。
「走る」相手に 「跳ぶ」僕。
つま先と、脇差を握った手で地面を殴るように蹴って

虚空の間の後 そこにあるのは一辻の風――

   ひゅお、 という風切音を抱え込むように纏って
   体重ぜんぶをぶら下げた短刀が
   影の真上に舞い落ちよう。

脇差はその短刀を支えるように
いつもカシラを横で支える あのひとのよーに。*]

(225) 2015/06/23(Tue) 22時頃

ろくでなし リーは、メモを貼った。

2015/06/23(Tue) 22時頃


ろくでなし リーは、メモを貼った。

2015/06/23(Tue) 22時半頃


【人】 ろくでなし リー

[2刀で、はえーのだけがウリだっつーのが
よくもまあ合い間見えたもんだと苦笑がひとつ。
あんまりにも珍しーもんだから、組じゃあ滅多な時以外
するなって言われてるくれーなのに]

  アンタと組んだらたのしそーだったのにな!!!

[それは、叶いそうで 叶わなかった。
俺が自分以上に「義」を捧ぐ相手が居りゃあ
「あいつ」がそれを許しゃあ
黒髪の双剣ふたりが メーワクな”音”に文句をブチ撒けつつ
駆けて跳ぶさまが あったかもしれないが。

そんな”ありもしねーこと”を 跳ぶ兎は思い描いて]

(247) 2015/06/23(Tue) 23時半頃

【人】 ろくでなし リー

  ――――っりゃああああ!!!!!

[ ”相変わらずはえーでやんの”
そいこらの雑魚なら脳天に旗のひとつでも立ってんのにねえ、と、振り上げられる剣を笑みで迎える。

  ( 脇腹、くれてやんよ )

跳ぶ軌道は変えようとしたってそーそー変わるもんじゃねえ。
体幹をナナメにして せめて”ど真ん中”を避けようか。

振り下ろした短刀は相手の刀身を滑り降り
振り上げられた剣は俺の脇腹から”中身”を連れて行く。

どタマに振り下ろす筈の30cmの隕鉄は
肩口へと切っ先を潜り込ませて 腕を裂く。]

  ………ッチ、

[”腕ひとつかあ。見合ってねーなあ、”とぼやくのは、
どこか冷静な脳。]

(248) 2015/06/23(Tue) 23時半頃

【人】 ろくでなし リー

[
    キャイン―――!!!!!

耳の裏を撫でるような高音が走り過ぎ
刹那、周囲全てを切りつける”鎌鼬”が踊り狂う。

]

  ………ぃってえなあああ!!

[吼え、翻すは脇差の煌き。

音はこいつじゃ防げやしないと知っているから
首へと振り下ろされる剣を  ふたつの真っ黒な目で見上げ
身を横へと反りながら 下腹から内へと振り上げた。]

(249) 2015/06/23(Tue) 23時半頃

【人】 ろくでなし リー



    [     首を撫でた刃は  ひどく静かに    ]


 

(250) 2015/06/23(Tue) 23時半頃

【人】 ろくでなし リー

[胸元のシャツが生暖かい血ではりついて気持ちが悪い。
腕は刀が重なるたびに薄い切り傷が増えてゆき
左腕のシャツの隙間から無数の蚯蚓が這う治癒痕がのぞく。

右手にチェーンソーをぶら下げて、踊り明かした血の朝は
両足も、今以上にずたずたで、肋骨も折れてて
左腕なんか関節がまるっきり逆を向くほど…
寸分違わぬ「満身創痍」だったのに

( 声があったから。 あのひとの為に 立っていられた )

どうしてこうも動かない。
どーーして俺は      ぼく、は。 ]

  ほんっ、と  ダメだねぇ……………。

[傍にゃ居ねえと決めたくせ>>0:18
己の命の為にゃあ どーにも気持ち良く得物が振れやしない。
僕の刀はいつだって あの人のために在ったものだから。]

(251) 2015/06/23(Tue) 23時半頃

【人】 ろくでなし リー

[   ぜひ、   と喉が鳴り。

 血で滑ろうと 肉を削がれようと 腱を断たれたとしても
 離す気なんざ さらさらねえふたつの魂を握りこむ。

 「恥ずかしくねえ闘り様を」

 噛み締め、吐いた息が血泡を立たせ
 歯の隙間から 滲み 弾け

 ニィ、と笑ったのは 此れが最後と悟ったからだろうか。

 もう既に声は出ない。 視界も人影を結ぶのに手一杯。
 それでも相手を追う”本能”が 膝を折る事を許さない。]

(252) 2015/06/23(Tue) 23時半頃

【人】 ろくでなし リー

[     た、 た、  た、たた、たたたたた  

      どか、っ  !

首から夥しい血を流しながら、身体ごと相手にぶつかって
覆いかぶさる様に自分も倒れ

        その背が地面につくかどうか、

        首ごと地面に縫い付けるように
        喉ごと地面に串刺すように

        振り下ろした2つの魂は    ]

(253) 2015/06/23(Tue) 23時半頃

【人】 ろくでなし リー

      ―――――― ざくっ ―――――――


[  耳の直ぐ下 薄皮に 紅い筋を遺して 地面に刺さる。



その時既に、黒い瞳に光は無く
半開きの口からは呼吸でなく はたりはたりと血が滴るだけ。



   ―――――そうまでしても、まだ
           両手は柄を掴んだまま―――――  ]


 

(254) 2015/06/23(Tue) 23時半頃

ろくでなし リーは、メモを貼った。

2015/06/24(Wed) 00時頃


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