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[ 背を丸めて、首から上だけを持ち上げ 男の笑いは途切れ途切れに。
”それ”>>3:92を視界に収めようと 歩みに合わせ首を回しながら、 動かぬ指先でコルトのグリップを押し上げる。
銃は下手だ。銃相手ですら、勝算をナイフに見た。 そうまでして抜かなかった。 けれどもう残されたものはこれしか無くて
( 懐のカードなど、何の役にも立たぬ )
はやく取り出して立ち上がらねば けれど立ち上がれば、きっと拳銃は掴めない。
焦燥に駆られながらも嗤った奥歯から、 血の味がした。]
(6) kanko 2016/04/14(Thu) 14時半頃
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……ええ、思っていましたよ。
私を ”怖がっていた” cowardなら さぞ扱い易いだろうと、ね!
[ 地に落ちたコルトを、利き手ですらない左で拾って 足裏は体を回しながら立ち上がらんと 靴の下の砂を捻る。
ハンマースパーを下ろす指、振り上げた腕 その先のターゲットを認めるや否や
狙えやしない発砲を、2発。
内のひとつは彼の背後 車のウインドウで、蜘蛛の巣を張った。]
(7) kanko 2016/04/14(Thu) 14時半頃
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っふ、 ははは、 はは、 は。
[ 左手が弛緩する。
付き出した腕の先、引き金にかかった指を軸にして コルトローマンの銃身が、くるり。
男の眼球と同じ速度で回転し ひとつしか無かった黒目は、眼球の裏に消えて。
脳天に風穴を開けた男は 最後の最期まで嗤ったまま
掻き消されたグリーンの血痕の道の上に、堕ちた。**]
(8) kanko 2016/04/14(Thu) 14時半頃
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[ 全身を打ち付けるように前へ斃れた衝撃も、 遠のく意識の中では まるで上等なウォーターベッドの上と紛うほど たゆり、たゆりと揺れていて
肩は燃えるように熱いくせ 背は凍えるように寒い。
( Owner of a lonely heart、Owner of a lonely heart )
今朝、自宅を出る前 腕時計を留めている男の横で、Radioが唄っていたが
……――――バツン。
無機質なスイッチが倒れるのと共に、無音になった。]
(23) kanko 2016/04/15(Fri) 00時半頃
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[ 死に絶えてゆく言語野は、 男の最期の思考すら奪っていって
暗から明へ >>11
男がたどれたのは そこまで。
31年と247日ぶりにかけられた
「 おやすみ 」は >>12
舞い戻った一匹の鴉だけが聞いていた。**]
(24) kanko 2016/04/15(Fri) 00時半頃
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[ つい先刻、男の身にも覚えがあった脳の揺れ>>3:41
血を流すばかりの右目と 血を求めるばかりの左目が なにか>>3:65を皮切りに、揺れた瞳>>64を確かに見る。
コントロールを失った腕>>65が放った一発が ”運良く” 男の左耳を吹き飛ばしていった。
過ぎていく爆音に ぐわあり、 と また 酩酊にも似た心地。
既に口火を切った一手>>3:70は 十分に速度を乗せていたが、 即座に腹から引き抜き、首を狩ることは出来そうにない。
男の思考は冷静に、次の一手を。 この手の中にある銃に次手を塞ごうと、廻る。]
(71) kanko 2016/04/17(Sun) 01時頃
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[ 埋めたナイフを脇腹相手に突き上げる。
逆光。色濃い影の中でまだ光を失わぬ獲物の目>>65から 足が崩れるのに比例して、力が消えてゆくのを感じる。
性交渉をしたことがない男にとって この瞬間が、最も興奮するひとときだった。
途切れ途切れに荒れる息>>3:71 この至福の時を終わらせはせぬと 押さえつけた、銃持つ腕。
視界が埋まるほど近づけたパープルの身体が発する 溢れるばかりの血の芳香に ゆらり 笑んでは 拒絶の言葉>>66を嘲笑うかのように
彼のスーツの上へ舌を伸ばし、血を探した。 ]
(72) kanko 2016/04/17(Sun) 01時頃
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[ 足が腹を蹴れば>>66 顔が歪むが その隙間を無くすように身を屈め また、ひと舐め。
男の命を狩らんとする影>>3:75が居るとも知らずに
身体の下で蠢く蟲>>66に打ち込んだ欲望の塊>>3:70を 横から縦へ、刃の向きを変え 流れ出る命の嵩を増やしながら
手元を濡らす暖かい血と 傷付いた自分の身体そのものに、男は欲情していた。]
童貞は、まだ捨てられていませんが。 久方ぶりに勃起しました。
[ 向けられた悪態>>67へ返すのは、唯の事実。]
(73) kanko 2016/04/17(Sun) 01時頃
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[ 挿れる場所の無い男根のかわりに 暖かい暖かい ”そこ” をナイフで掻き回す。
ひと突き ふた突き
ヤり方なぞ知らぬ男は、執拗に 知識でのみ知っているピストンを ”穴” に向けて
熱篭もる股間を持て余しながら 夢中で腰を<ナイフを>振るばかり。
寂れたモーテルでもない、場末のバーのトイレでもない 抜けるような晴天の下で 男は短い息と 汗とを溢れさせながら>>3:71
この世で最も嫌いな何か>>0:84に近しい十字>>67を 穢し、殺した。**]
(74) kanko 2016/04/17(Sun) 01時頃
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