226 【突発誰歓】君の瞳に花咲く日【RP村】
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―回想:昨日―
[何時だか看護師に言ったことがあった。庭先で小さな虫を見かけたと。冗談か何かだと思って流しただろうな、彼女は。仮に誰かのことを示していたと分かったとしても
――――彼のことだとは、分からなかっただろうね。
その瞳はあの時と変わっちゃいない。]
(46) 2015/06/11(Thu) 21時頃
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[人の言葉に動揺する術はどこかに落としてしまった。]
[(――――嘘でも、見届けるって言ってくれてもいいのに。 )
皮肉を込めたその一言は憚られる。何故だかは、分からない。でもやっぱりどこかで勘付いていたのかもしれない。彼が言いたいことの、彼が隠していることを。
そういう仲だった。それでよかったのにな。]
[表情を変えることも、引き止めることもできずに。]
お互い面倒な性格してるよな、メルヤ。
[扉が閉められた、かなり後。呟いた言葉に、自分で笑って。そこからは……嗚呼、そうだ。そこで意識は、ぷつりと音をたてて切れたんだ*]
(47) 2015/06/11(Thu) 21時頃
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―現在:自室―
[はっきりと意識が戻ったは、もう日がかなり昇った後だった。――笑えない。重い体を起こせば、頭がずきずきと痛む。
今までろくに医者の世話になったことなんてない(なんて、ここ(びょーいん)で言ったら皮肉にしかならないのだけれど)いたって健康体だった。たぶん。
少なくとも風邪だとか、そんなものの類には滅多にかかったことがない。他の患者と違って、痛みを伴わないのが俺の病――――だった、はずなのに。]
…………ったく、ついてない……っ。
[それでも指は、白い紙とペンを求める。]
(51) 2015/06/11(Thu) 22時半頃
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[昨日、一昨日。 書き連ねるのは、また、患者たちのこと。
廊下で仲睦まじい二人にあったことを思い出す。これは、まだ落としていない。小さく息を付けばそれを印そうと動いた指が――止まる。]
[ケイト(彼女)の色が、思い出せない。俺は彼女の 何を、恐れていたのか。俺が逸らした視線の意味が分からない。その時メルヤは]
[…………メルヤ? ]
[昨日の言葉も、いつかの吐露も、全部全部覚えているのに。 浮かぶ姿は――――7年前の彼、だけ。ピエロに纏わりつき、俺が嫌い、そして頭を撫でてやった、あの小さな姿だけ。
気を抜いたら、あれが7年前と分からなくなれば、それこそ昨日ここにいた彼が幼かったのではないかなんて錯覚すら起こしそうでくらりとした。]
(52) 2015/06/11(Thu) 22時半頃
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[息をのむ。 そして気づく。]
[左手でかきあげた髪の下。固く冷たい――よく知ったものが指に触れた。嗚呼、そうだよ。よく考えればそうじゃないか、誰もここが“消えない”だなんて、言ってはくれなかった。]
[ひとの心は――――心の臓でなく、こちらに。 そのことを、忘れていたよ。]
[髪を下して整えれば、昨日から何も腹に入れていないことを思い出す。この頭痛の原因の一割でもそこに……あるはずもない。食欲なんて、ちっともわかなかった。それより
しなきゃならないことが、あった。]
[頭痛をかき消すように、奥歯を強く噛めば。2、3本。淡紫を手折る。薄く甘い香りが漂って……痛みが和らいだ気がした。何故だかは、分からないけれど。]
[それらをもって向かうのは――――図書室へ*]
(53) 2015/06/11(Thu) 22時半頃
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トレイルは、キルロイあたりには悟られないようにしないと。なんて柄にもなく思いつつ、廊下を歩く
2015/06/11(Thu) 22時半頃
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―廊下―
[急いでたつもりでも、足はついてきてはくれない。駆けられた声に、いつもみたいな笑みを浮かべられているか一瞬身構えたが――――現れた人物にその必要がないのはわかって、苦笑染みた笑みを零した]
やぁ、オスカー。 ……ああ、確かにあったよ。俺の記憶が“零れ落ちて”いなければ。
[肩をすくめて、言外に君と同じようなもんだと告げる。唯一、自分のことを隠し通さずに言えるのは、たぶん、彼だけ。でも、無意識に花は体の後ろへ。
散歩かい?なんて他愛のない言葉を振った。]
(56) 2015/06/11(Thu) 23時半頃
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そっちの方が厄介そうだ
[くすりと笑えば軽口には軽口を。退屈な日常を過ごすための一手段、なんて言ったのはいつだったか。]
爺じゃなくても、ここじゃ一緒だけどね。 本は……俺はからきしだから、さ。
[昔から……かどうかは分からないけれど、少なくとも、性分は本というものに合わないらしい。物語は好きだったけれど、それは良くできた映画だったりで見たものばかりで、文章の美しさに触れることは、ほとんどなかったかもしれない。]
…………探し物では、あるんだけど。
[歯切れは、悪い。それは本の話題だからではなくて。左手の指に少しだけ力が入った。]
(66) 2015/06/12(Fri) 00時半頃
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なぁ。君は……。 戻らないと分かった記憶を、追おうと思ったことはあるかい?
[口をついたのは、純粋な疑問だった。]
(67) 2015/06/12(Fri) 00時半頃
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[素敵だと、思う。
彼の冗談に思わず笑いを浮かべさせられる。じゃあありがたく、なんて此方も悪戯っぽく帰すけど。叶わないな。なんとなくそう思ったし、これから先もそうなんだろう。(どれぐらいあるかは分からないけど)
こちらの問いへの答えだって。]
――……すごいよ、ほんと。 俺も、もっと時間があったら、そうなれたかな
[漏れる零れる本音。苦い笑いには、諦めと悔しさの混じった感情が浮かぶ。でも、もう。へらっとした笑いは消えない。]
俺ね……落したものを拾いに行こうと思ったんだ。
[ぽつり、零す。]
(80) 2015/06/12(Fri) 02時頃
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――――……ひとつ追うぐらいなら、いいかな。 それ以外はもう、全部、諦めてしまったから、さ。
[落として見えなくなった記憶たちに。あの白い手紙の海に。嗚呼、俺は別れを告げたかったのか。“ただの紙”に。視界が少しだけ霞んだ*]
(81) 2015/06/12(Fri) 02時頃
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[彼の言葉を、ひとつひとつ噛みしめて。俺なんか、大したことないよ。ぽつりと呟いたのは決して謙遜ではなく、己の醜い部分までちゃんと知ってるから。
見上げられた視線に、こちらの視線をぶつける。彼の瞳の色に吸い込まれそうで何故か――安心した。
いつからか誰よりも遠く誰からも近くに立とうとしていた俺が。唯一……かなわないな、なんて素直に思えた人。
彼になら、頼めるかもしれないと思ったんだ。いつの間にか足は、図書室の扉の前へ。]
取りに、行くよ。 だからと言ったらなんだけど……
[足をとめて。困ったような笑みは、いつもの通り。見詰めるのは、手の内の淡紫。]
(140) 2015/06/13(Sat) 00時頃
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“もしも”、俺に何かあったら。 ――――誰かに、こいつらの世話を頼んでもらいたいんだ。
[記憶を零す彼に、いつかの頼みを告げる意味。]
俺の部屋を見れば分かる、ってね。 キルロイはきついだろうし、タルトにあれを任せるのはちょっと酷かな。シーシャに花の育て方なんて分かるのかな…………ヒナコ、あたりに。たぶん彼女なら引き受けてくれるかなぁ。
[思い起こすのはひとりひとりの顔。見詰めるのは、目の前の彼の顔。]
お願いして、いいかい。
[手向けるのは、ひと房。自由の利かない右手に支えられた花々は、か細く揺れていた。]
(141) 2015/06/13(Sat) 00時頃
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―ある花の記憶―
[ある日、彼が私にいいました。お前は綺麗だね、と。彼女もそれにつられて言いました。貴女みたいになりたいわ、と。]
[私はただ、揺れるだけ]
[次に彼にあったのは、私が白い部屋にいた頃でした。彼女の細く白い指が、私を撫でました。彼は言いました。お前みたいになりたいよ、と。彼女は何も言いません、言えません。彼は悲しそうに笑いました。]
[彼が私の名を呼んでも。私はただ、揺れるだけ。]
[彼の腕に抱えられたのは、黒い黒い場所でした。誰も、何も言いません。笑うのは、真白の頬した彼女だけ。]
[私は、彼の涙で濡れるだけ。]
(155) 2015/06/13(Sat) 01時頃
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[彼が私に触れたのは、白い白い場所に連れられた時でした。彼の瞳は、虚ろ。諦めに澱んだ瞳が揺れています。私を撫でれば、苦しそうに笑顔がゆがみました。理由は、私にはわかりません。彼は真白の紙に、黒いペンで何かを綴って、綴って、綴り続けて]
[彼は私に言いました。――“お前の名前は、なんだい? ”]
[私はただ、揺れるだけ。]
[彼は言いました。――“この気持ちは、なんなんだ”]
[私はただ、揺れるだけ。揺れるだけ。]
(156) 2015/06/13(Sat) 01時頃
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[私の名前は――――――――……*]
(157) 2015/06/13(Sat) 01時頃
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あれだったら、俺が返しておこうか?
[礼に、ね。なんて。茶目っ気を込めて、彼に言ったのは少しの強がり。頭の痛みは、増してきていた。でも、まだ、堪えられないほどじゃない。できるだけそれを出さないようにして、微笑む。渡されれば、素直に受け取ろうか。]
…………頼んだよ。 君が手伝ってくれるなら、安心だね。
[本当に、本当に。]
それはそれは――――楽しみにして、いいよね。
[情景を浮かべて。胸が熱くなった。そこに、きっと、ほぼ確実に、自らがいないとしても。紫を渡せば安心しきった顔を浮かべて。止められなければ、もしくは勧められれば。図書館のうちに足を踏み入れよう。彼に最後に見せるのは、笑顔が良い*]
(158) 2015/06/13(Sat) 01時頃
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[こちらを見つめる視線は何かを見通すようだったけど、嫌じゃなかった。ただ少し、申し訳ないくらいだったけどね。本とトートバックを受け取れば、瞳を輝かせた。]
それはいいね、こっそりいただいてしまおう
[悪戯っ子みたいに。ガンガンなる頭を無視して、昔みたいに? 今みたいに? ……だからオッサンでも童顔でもないって。俺の笑顔はいつだってこれだったはず。]
―――― ありがとう。
[落した感謝の言葉は、果たして彼だけに向けたものだったのだろうか。ゆっくりと足を、図書室の内部へ。一瞬だけ振り返って手を振れば、扉を閉じた*]
(168) 2015/06/13(Sat) 01時半頃
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トレイルは、キルロイの姿には気づかない*
2015/06/13(Sat) 02時頃
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―図書室―
[カウンターに、オスカーから渡された本を置けば。足はそのまま、真っ直ぐ。ろくに来たことも見て回ったこともないこの場所で、よく忘れていなかったな、なんて苦笑を零す。
早速ひとくちいただいたプティングは、すきっ腹には信じられないぐらい美味しかった。]
[そして、数刻もたたずに――――目当ての本を見つけた。]
[こんなに簡単に見つかってしまうなんてね。]
[少し飛び出したそれは、もしかしたら誰かが最近読んだのかもしれないし、借りていたのかもしれない。それが誰であろうと、愛しかった。反して、頭の痛みは増していく。ミシリ、と何かが欠ける音が響く。
諦めは、慣れは――――寛容に、受容に、変わる。あれほどまでに俺を苦しめていた、怖れはどこかに押し込めて。受け入れる心構えはできている。
あとは。]
(170) 2015/06/13(Sat) 02時頃
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[求めて、近づけなくて、遠ざけて、退けていたページは呆気ないほどすぐに見つかった。そりゃそうだよな、あれだけずっとずっとずっとずっと…………毎日飽きもせずに、眺めていたのだから]
[飾られた花の絵。]
[決して見まがうことの無いそれを、目を細めて左手でそっと撫でる。腰を下ろして。横に添えるのは、持ち込んだその集合花。ミシリ、ぴしり。何かの音は強くなるばかり。頭痛は増す一方。
それでも、俺は本に目を落とし続けた。]
(171) 2015/06/13(Sat) 02時頃
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[――――……シオン。]
[その名を、その愛しい名を何度も何度も何度も何度も零す。頬を零れる何かは、止まらない。何も思い出せなくても何かが俺の中に、確かに巣くっていたんだ。ミシリ、ぴしり、ガリッ。響く音など、気にならなかった。]
[花言葉は、『追憶』…………『君を忘れない。』]
[彼の手から“記憶”が離れて、地に堕ちる。]
[“瞳の割れる”音がした。
俺の視界は――――そこまで。]
(172) 2015/06/13(Sat) 02時頃
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[両の瞳が最後にとらえたのは、やっぱり淡紫で*]
(173) 2015/06/13(Sat) 02時頃
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―***―
[何かの足音が聞えた。]
[どれくらい気を失っていたのかは、分からない。何だ何だ、人が良い気分で眠っていたというのにね。ひとつ、ふたつ、みっつ。足音は徐々に増える。頭が割れるように痛い。身体を起こすことさえ、脳に拒まれる。]
[俺の名前を呼ぶ声は、知らない声。きっと、たぶん“知らない声”なんだと思った。]
[俺の躰に触れる手は正直好ましいものとは言えず。なんだよ、もうちょっと丁寧に扱ってくれたっていいじゃないか。不満は、形だけ。浮かべているのは笑み。体が浮かび上がる感覚がして。]
嗚呼 待って 。 忘れ物 が あるんだ
[取り残されたのは紫苑と、“誰か”のトートバック*]
(174) 2015/06/13(Sat) 02時頃
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―未明:自室―
[荷物は、既に無く。]
[真白の部屋に残るのは、淡紫だけ。]
[あれだけあった白い手紙は、もうほとんど残っていない。]
[開け放たれた窓の外、一枚。逃れた手紙が舞い上がる。]
[どれだけ空高くに上がっても、]
[返事は、まだ―――――*来ない* ]
(175) 2015/06/13(Sat) 02時頃
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