42 廃棄人形ーeverlasting love marionetteー
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[がやがやと沸く会場内に、ソフィアの姿は見つからない。 どうやら完全に別れてしまったようだ。]
仕方ないね。 …ん、もうすぐ開演かな。
[不意に落ちた照明に、期待の眼差しで舞台を見つめた**]
(9) 2011/01/15(Sat) 00時半頃
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―回想・舞台―
[一番最初に息を飲んだのは、彼が呼気を放った瞬間>>43。 折り重なる筝曲が耳を捉え、金の扇が視界を捉え、次第に舞台に釘付けになっていく。 何より心を捉えたのは、舞い踊るような水流の中で、すっと背筋を伸ばす男。]
…綺麗。
[圧倒された。 華やかな舞台に、まるで幻想の中に連れ込まれたようで。 やがて放たれた>>47気合の一声に、どくりと心臓がなる。 それと相反して、光が落ち、しんと静まる舞台と客席。]
(87) 2011/01/15(Sat) 07時頃
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[それから始まった本座もどれも面白く、 時折歓声を上げながら見入っていたが、 それでもなぜか頭の片隅から、彼―華月斎―の姿が離れなかった。 舞台も結びにさしかかり、再び彼が姿を現すと、また心臓が跳ねる。不思議な感覚だった。今まで、味わったことがないような。
彼が最後に紡いだのは、人形の物語。 心を持つゆえに苦しみを抱いた、人形の物語。
舞台が終わり、客席が拍手に飲まれても。 しばらく、動けなかった。]
回想・了
(88) 2011/01/15(Sat) 07時頃
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―昼・学校の教室―
はぁ…。
[机に突っ伏しながら、また溜め息をつく。 これで何度目だろう。 級友たちからは『何してんの』と声をかけられたが、自分でも何をしているのかわからない。 昨日の舞台は、素晴らしかった。 生来芸術が好きな自分、目は一般より肥えているつもりではいるけれど、 それでも、素晴らしかった。 焼きついて離れないのは、それを生み出し自在に操る、鮮やかな色彩を放つ男の姿。]
んだー、違う違う! 私は!舞台に感動したの!
[誰への言い訳だろう。 くしゃくしゃと髪を掻き、不機嫌に頬杖をつく。 それでも彼の姿を思い出すと、何か暖かい感情が湧いてくるようで。]
(89) 2011/01/15(Sat) 07時頃
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なんかインスピレーション…でもないね。 なーんも手につかねー作業はかどらねー。
[ばらばらと机に置かれた、アクセサリーのパーツに、 今度は途方にくれて机につっぷした。**]
(90) 2011/01/15(Sat) 07時頃
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ミッシェルは、サイモンのニュースを知らされるのは、もう少し後**
2011/01/15(Sat) 07時頃
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[授業が終わって、中休み。 友人の一人が、血相を変えて教室に飛び込んできた。]
あ、おはよー。何、どうしたのよ。 はあ?サイモンが?
…え?
[一気に捲し立てられて、差し出されたのは新聞の一部。 どうやら一面記事らしい。見出しに大きく書かれているのは、
―――『開発者トロイ・サイモン、襲われる』の文字。]
(91) 2011/01/15(Sat) 10時半頃
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何これっ。 意識不明って…ちょっと待ってよ。
[ぞくりと背筋が凍る。 震える手で新聞を支え、記事に目を通す。 そこから得られた情報は多くない。ただ、サイモンの身の上が案じられるような内容だけ。]
病院行ってくる。 ごめん午後代返しといて。
[緊急事態に友人は快く承諾してくれるだろう。 サイモンの行きつけの病院は知っている。 手元がおぼつかず、しまおうとした製作品のパーツは端からぽろぽろと地に落ちてしまう。 それでも急いで荷物をバッグに押し込めると、教室を飛び出した。]
→病院へ
(92) 2011/01/15(Sat) 10時半頃
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―病院―
[総合案内の窓口で早口でサイモンの名前を捲くし立てると、看護師が眉を顰めた。 それでも落ち着くことなんてできない。なんとか頭を働かせて知人であることを伝えると、やっと病室の場所を告げられた。 エレベーターに飛び込んで、上へ。彼は個室に眠っているようだ。]
サイモン?入るよ。
[返事を期待出来そうもないが、それでも聞かずにはいられなかった。 当然のごとく、病室は静まり返ったまま。 息をついてから静かにドアを引くと、横たわった創造主の姿。]
…なんで、 こんなことになるかなぁ。
[実際彼を目の前にして、全身の力が抜けて。 くたりとその場に膝を付く。 涙が出てきたのか、視界が滲んだ。]
(93) 2011/01/15(Sat) 11時頃
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誰よこんなことしたの。 死なないよね?サイモン。 私、まだ君に、何も教わってない。何も見せられてない。何も作れてない。
[『愛する人は出来たかい?』と、問いかけて>>1:59きた彼。 知っていた。彼は彼なりに、自分を慮ってくれていたのだ。 一方的に追いかけていただけの、自分を。]
昨日、舞台のあと別れなければよかった? 一昨日みたいに、資料室で眠ってしまえばよかった? そしたら私、君を守れた? あるいは…。
[そこで、口籠もる。 もし、自分が傍にいたとしても、きっと自分には何もできなかった。 却って迷惑を掛けるだけだ。 …自分のほうが、襲われる理由は深い。「人形」なのだから。]
(94) 2011/01/15(Sat) 11時頃
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私。何も出来ないのかな。
[自嘲気味に笑って。そのまま彼の横たわるベッドに突っ伏して声を殺した。]
(95) 2011/01/15(Sat) 11時頃
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―人形資料室前―
[病院を後にして、ふらふらとおぼつかない足取りで歩く。 本来なら直接帰ってもよかった。けれど、無意識に足は資料館に向いてしまったようだ。 習性というものは怖い。 これで手にパンの入ったバスケットまで持っていたら完璧だ、と、意味のわからない自嘲をした。]
やっぱ入れないかぁ…。
[テープが張り巡らされ、揃いの制服をまとった男達が資料館を出入りする。 通いなれた場所の雰囲気が一変したことに慣れず、悲しげに眉を下げる。 何か手がかりでも、とも考えたが、その望みも叶いそうにない。]
せめて、サイモンが襲われた時の状況がわかれば…。 最後に会った人、誰だろう。
…聞いても、わかるはずないか。
(185) 2011/01/15(Sat) 21時半頃
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[男たちに目をやり、すぐに諦めの表情。 彼らから見たら自分は一介の野次馬にしか見えないだろう。事件の詳細など、教えてくれるはずもない。]
華月斎、ならわかるかな。 でもなー、どこにいるかもわかんないしな。
[自分が最後にサイモンに会った時、確かに彼が向かったのは楽屋。 自分が知る、最後の彼の足取りだ。 だからといって何になるのだろう。 思考はぐるぐると回って、やがて行き詰まりその場に立ち尽くす。]
(186) 2011/01/15(Sat) 21時半頃
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[聞きなれた声>>196に振り返る。 そこにいたのは、同じ「人形」である隣人の姿。 最も、彼は自分の正体を知らないが。
見知った顔とやっと巡り合えてほっとした気持ちが半分、 同じくらい、焦燥に駆られたこと半分。 ぐい、と彼の腕を強く引くと、小声で、しかし強く彼に言った。]
馬鹿! 何してんの、こんな所で。
…ニュース、聞いたでしょ? 君だって他人事じゃない。こんな所うろうろして…。
[そこまで言って我に返る。 自分は心配性なだけだろうか。 それとも、サイモンの姿を見て、神経質になっているのだろうか。]
(199) 2011/01/15(Sat) 22時頃
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[他人事ではない>>204という言葉に、そりゃそうだけどと内心。 けれど不思議と自分の懸念より、他人に対する懸念のほうが強く。]
ん、帰ろうかと思ってたんだけど。 お風呂って…喫茶店の? あのさ、ちょっと聞きたいんだけど。喫茶店って確か、サイラスも住んでるって言ってたよね。
…大丈夫なの?
ああ、変な意味じゃないよ。 サイラスに限らず。既に「知ってる」人以外に知られる危険があるなら、同じこと言ったから、 そこ、誤解しないで。
[それからしばらく逡巡して。 おずおずと切り出す。]
余計なお世話かもしれないけどさ。 もし送ってもらえるんだったら、ついでにうちのお風呂使ってけば?
(209) 2011/01/15(Sat) 22時頃
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何気にしてんだか。 ついでにご飯でも食べてく?なんか作るよ。
[遠慮がちな隣人の姿>>213に、らしくないと笑う。 いい機会だ、自分が人形であることを打ち明けてみようか。]
ま、大丈夫でしょ。 だって、私も、
…人形、だもの。
[耳元に唇を寄せて、さらりと暴露。 だから自分たちの間に何かあることはないと、勝手な思い込みで。 だって「人形」は「人間」に愛されるものなのだから。]
(214) 2011/01/15(Sat) 22時半頃
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ミッシェルは、ソフィアのパン屋に寄る口実が減ってしまったとちょっと悲しげ。
2011/01/15(Sat) 22時半頃
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ありがと、心配してくれてんだね。 んーなんだろうなぁ。やっぱり危機感が薄いあたり、人形の性、とか? 普段は意識してないしね。
[急に強い口調になった>>219ことに、気遣いを感じて嬉しく思い。 続く問いにはふるふると首を横に振る。]
君と、サイモンしか知らない。 特段、言うことでもなかったし。
まーこうなったら私だけ隠しておくのもフェアじゃないでしょ。
(221) 2011/01/15(Sat) 23時頃
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―自室―
[少し玄関で待ってもらうように告げてから、簡単に部屋を片して。 ラルフを自室に招き入れて、まだ上がったことがなかったならお風呂場の説明。 すぐに入ると言うならば、その間に夕飯の準備に取り掛かって。]
何作ろう。 喫茶店で出てこないものがいいよね。
[一人暮らしはそこそこ長い。慣れた手つきで冷蔵庫を漁る。 最近は、もっぱら他人に料理を振舞う時は、和食を作るようにしていた。 確実に、近所の道場主の影響である。]
ああ、後でついでに慶三郎さんとこに持ってってもいいか。 といってももうご飯食べちゃったかなー。
[そんなことを言いながら、夕飯作り。 出来上がる頃にはラルフもお風呂からあがっているだろうか。]
(227) 2011/01/15(Sat) 23時頃
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[歩きながら話していた中に出てきた名前>>229に、あの場でも頷いたけれど。 ふと野菜を刻みながら、確かに、と思い返す。 本の虫とも噂される彼女とは、喫茶店で何度か顔を合わせているが、 なんというか、浮世離れした子ではあった。]
あちこち心配かけてくれる人ばっかり。
[その中に自分も含まれていることなど全く気にも留めず。 はぁ、と溜め息をつく。 明日あたり、喫茶店に寄ってみようか。彼女とも会えるかもしれない。]
(234) 2011/01/15(Sat) 23時頃
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ミッシェルは、慶三郎の好きな食べ物ってなんだっけかと考えている。
2011/01/15(Sat) 23時頃
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[豚肉の生姜焼きに、お味噌汁、後はつけ合わせに簡単なサラダ。 お手軽メニューではあるが、その辺りは目をつぶってもらって。 ああこれじゃ慶三郎の所には届けられないメニューだなぁと遠い目。 決して広くはないテーブルに2人分の食事を並べると、音楽をかけて隣人が上がってくるのを待つ。 あがってくれば、また話を切り出して会話を再開するだろう。]
(236) 2011/01/15(Sat) 23時頃
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はいはーい、お帰り。 お、水も滴るいい男の風呂上り。 …と思ったら普段とあんま変わらないや。残念。
[からかうように笑って、向かいに座るよう促す。 美味しそうと言われて、顔をほころばせて。 同じように>>240いただきますと言ってから料理に手を伸ばす。]
まぁ、うん、やっぱりさ。 自宅のほうがこう、気を使わなくてしゃべれるよね。
…人形であること、黙っててごめんね。 隠してるつもりはなかったんだけど。
[少し気まずそうに苦笑いしながらそういった。]
(242) 2011/01/15(Sat) 23時半頃
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ミッシェルは、ラルフが食べる姿を見て嬉しそう。
2011/01/15(Sat) 23時半頃
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そ、っか。 よかった。
[別に、と言われて、安心して息をつく。 今まで人間として振る舞いすぎていたのだろうか。全く意識していなかったけれど、 いざ、自分が人形であると自覚すると…色々と、恐れは生まれて。 例えばそう、サイモンに言われたような。
そこまで考えて、急に聞こえた「お嫁さん」の言葉。 ものすごい勢いで赤くなった。]
ちょ、ちょっと何言ってんの?! わた、私は、それより今製作のが大事でっ…!
[意味のわからない言い訳をする。 それから話をそらすように、カウンター。]
ラルフこそさっ なんかないの?!言いなさい。ほら言いなさい。君友達多いし結構硬派でもてそうだし。
(251) 2011/01/15(Sat) 23時半頃
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ああもう大丈夫?! 水みず。
はー、この反応はどっちもどっち、かな。
[手を相手に伸ばしながら苦笑い。]
ラルフはいい男だと思うけどね。 お嫁さん…かぁ。なれるかな、私たちにも。
[そこまで言って、またはっとする。 今までだったら、そんなこと思わなかったのに。まるで愛されるのを望んでいるような。]
そんなことないそんなことないんだってばもーなんなの私昨日から変じゃない?!
[混乱する自分は、目の前の青年にどう映るだろうか。]
(263) 2011/01/16(Sun) 00時頃
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[妙な話の流れになったせいで、脳裏に時折ちらつくのは昨日見た鮮やかな色彩。 いくら探しても、手を伸ばそうとしても今どこにいるかもわからない。居場所の定まらない、男の姿**]
(269) 2011/01/16(Sun) 00時頃
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