204 Rosey Snow-蟹薔薇村
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――うん。
……ごめんね、ありがとう……
[強く握り締める手。 衝動を堪えているようすに、瞳を伏せて。
訴えられる言葉に小さく頷いた]
……いまは、一緒にいないほうがいいね……
[フランシスが言った方法を試す、手もあるけれど。 フィリップの様子に、そっと手を放して、距離を開ける]
(361) 2014/11/18(Tue) 22時頃
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――――フィリップ。
[食べられたら、フィリップの一部になる。 けれど、声は聞こえないし。
温かさも、感じられるか、どうかわからなくて]
……たべなくても、いっしょにいたいのに、ね。
(*86) 2014/11/18(Tue) 22時頃
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[こぼれる涙を、拭うことはできずに離れ。
衝動の辛さはわかるからこそ、静かに頷き]
うん……、呼んでくる。
――フィリップ、俺は、大丈夫、だから。
[抑えてくれた相手に、もう一度だけ告げて。
立ち上がって、ホレーショーを呼ぶために、二階へと向かった]
(363) 2014/11/18(Tue) 22時頃
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――うん。 いっしょに……それだけでいいのに。
[衝動の、抑えることのできない強さ。 それは、どうしようもないもので。
フィリップを、ただ案じている。
それと同時に――
同じものを感じてしまったら。 きっと、抑えることなどできないと、思う]
(*89) 2014/11/18(Tue) 22時頃
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― 二階へ ―
[シャツににじむ赤は隠しようがない。
このまま、居間に入ればフランシスに心配させるだけで。
先に着替えに行くかと思案する。
シメオンがいるのとは、違う階段を通って、二階へと上がり――]
っ!
[居間の扉が開いているのが見えた>>332]
(367) 2014/11/18(Tue) 22時半頃
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――……悲しい。
[傷つけられてもいいと、思えた。
食われるのも、悪くないと、一瞬。
それは、危険で。 たったひとり、フィリップを残したくなくて。
けれど、傍にもいられない、それが]
かなしい、ね……
(*91) 2014/11/18(Tue) 22時半頃
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― 二階 ―
[フランシス>>370と目が合った。 とっさに、肩の傷を隠すように手で覆ったけれど。
にじんだ赤は隠せる範囲ではなくて]
ええっと……ホレーショー、いる、よね。
ちょっと、彼に話があるから。
[呼び止められる前に、居間にいるホレーショーを探そうとした]
(372) 2014/11/18(Tue) 22時半頃
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[どうしようもない。 悲しさだけが、つのる。
あんなに、暖かかったのに]
…………衝動を、抑えるすべを覚えたら。
そしたら……
[覚えるまで、 それまで、衝動に負けずに。
そうしたら、きっと。 そんな、夢を思う]
(*93) 2014/11/18(Tue) 22時半頃
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――……フィリップ
[案じるけれど、遠い。
止めることも、できない。
いつか、フィリップと同じようになるのが、わかる。 きっと、それはきっと、遠くない先の話で。
だからこそ、フィリップを案じている]
(*96) 2014/11/18(Tue) 23時頃
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― 二階 ―
[フランシス>>370の傍を通る。
保護者に隠し事のひとつやふたつ、ある。 それでも、いまは。
一人耐えているフィリップの保護者を呼ぶのが先で]
……ホレーショー。 下に、フィリップがいるから、彼のところにいってあげて。
[まっすぐにホレーショーの傍へと向かって、頼んだ]
(385) 2014/11/18(Tue) 23時頃
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……いま、ホレーショーに伝えたから。
だから……
フィリップ、……
[衝動を堪えるの、無理をさせるのと同じだから。
無理しないでとも言えず。
ただただ、案じる気持ちだけを向けて]
(*98) 2014/11/18(Tue) 23時頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2014/11/18(Tue) 23時頃
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― 二階/居間 ―
うん……フィリップが、衝動に負けそう、だから。 ホレーショーを呼んで欲しい、って……
[こくり、と頷く。 小さな声で、ホレーショーにだけ、聞こえるように伝えて]
彼、一階にいるから、早くいってあげて。
[案じる気持ちのまま、ホレーショーを見た]
(389) 2014/11/18(Tue) 23時半頃
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[伝え終わって、少し、安心したところで、 フランシス>>386の声]
――フランシス。 ……だいじょうぶ、だよ。
[へら、と笑って誤魔化そうと、してみたけれど。
じわり、と、にじむ赤は隠し切れなくて。
噛み付かれた傷、噛み千切られたわけではないから、それほど深くはないけれど。 きっと歯形はくっきりと、肉をえぐっている。
その痛みも、まだ、感じている]
(390) 2014/11/18(Tue) 23時半頃
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――――
[かろうじて、届く。 その伝わる思いに、ただただ、案じている]
……すべて、終わったら。
きっと、……
[衝動をおさえることができたら。
できなくても――大事な人たちが残っているのなら。
きっと、やり直せる、はずで]
(*100) 2014/11/18(Tue) 23時半頃
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うん……
……――フィリップ。 さむい、ね。
(*102) 2014/11/18(Tue) 23時半頃
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[フランシス>>396に手をとられて、隠していた傷がばれる。
血に汚れた傷口からは肉も見えていて。
空気に触れる痛みに、顔をしかめた]
……フランシス。
大丈夫、だから……
[袖を引きちぎる姿を見ながら、いまは隠すことはせずに、されるがまま。 ドナルド>>399が水を汲んでくるのをみている]
(402) 2014/11/19(Wed) 00時頃
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[伝わる嘆きに、 胸が痛い]
……フィリップ。
[ただ、名前を呼んで。
衝動にのまれたのがひどくならないようにと、願う]
(*104) 2014/11/19(Wed) 00時頃
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うん……
そこまで、ひどくはないから……
[フランシス>>401にゆっくりと頷く。
ドナルド>>409の言葉に、視線を向け]
無理しないで。 ――ごめん。
[自らの血で酔うことはない。 けれど、それがドナルドにはきつい様子に、眉を下げた。]
(410) 2014/11/19(Wed) 00時頃
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うん……よかった。
[ホレーショーが階下へと向かったのに、ほっと吐息をこぼす]
っぁ……
[傷を洗う痛みに、うめく。 大丈夫じゃないと言われて、眉を下げた。 薬を求めるフランシスに、大丈夫と繰り返そうとして。 けれど傷の様子を見れば納得してもらえそうもなくて口をつぐむ]
――そりゃ、怪我する、つもりはなかったし……
[ドナルド>>417の問いに、琥珀がかげる。 ふるり、と首をふって]
俺が、怪我しただけだよ……
[誰に、とは口にしなかったけれど。 ホレーショーを呼んだことで、わかってしまうだろうとは、思った]
(419) 2014/11/19(Wed) 00時頃
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[伝わる思いが、痛い。 悲しい]
フィリップ。
――……いま、ホレーショーがそっち、いくから。
だから、大丈夫……
[ただ、大丈夫だと信じたくて。
言葉を重ねた]
(*106) 2014/11/19(Wed) 00時頃
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……フィリップ
―――……きっと、助けてくれる、から。
[そう願う。
なにもできない無力さが、痛い]
(*108) 2014/11/19(Wed) 00時半頃
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……ドナルド……
[困ったような声>>422に、情けなく眉を下げる]
俺が悪かったから、しかたない……
[出て行くその背に、小さく呟く]
フランシス、ごめんね……
[傷薬を探す保護者>>428に、小さく謝る。 結局、心配をかけてばかりで。
手当てが終わらない限り、おとなしくその場にいる]
(429) 2014/11/19(Wed) 00時半頃
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―――っ
[伝わるものに、息をのむ。 ああ、痛い。
壊れる。
こわれて、しまう]
……フィリップ。
(*110) 2014/11/19(Wed) 00時半頃
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――っ、……
[傷口にまかれる布の上からさすられ、痛みにうめく。 うなだれるフランシス>>432に、琥珀が揺らめく]
……しかた、なかったんだ…… トレイルの、血をみて……
箍が――
[外れてしまったんだと。 ぽつりと、呟く。
あのとき。 ノックスに気をとられていなければ。 そうなっていたのは――]
(433) 2014/11/19(Wed) 00時半頃
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……
[フランシス>>443が告げた名前に、何も答えなかった。 それが答えになるとは、わかってはいたけれど。
頷くことはできなくて]
――……衝動を、感じやすく、なってる。 俺だって……いつ、そうなるか、わかんない……
[ぽつり、とフランシスに呟く。
肩の噛み傷に手をやる。 瞳を閉じて、うずくまるように、膝に額をつけた]
(446) 2014/11/19(Wed) 01時頃
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[痛くて、苦しくて。 辛い、それが伝わってくる。
でも、どこかで。
血を、味わってみたいと思う]
……フィリップ。 ――
[ただ呼びかけることしかできない。
きっと、いま、いけば。 血の匂いに酔ってしまうだけになる]
(*112) 2014/11/19(Wed) 01時頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2014/11/19(Wed) 01時頃
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― 二階/居間 ―
……だめ、だよ。 そうなったら、フランシスは、近寄っちゃ、だめだ。
俺、フランシスは、食べたくない、よ……
[ふる、と首を振る。 背に触れる手>>455が、まるで旅を始めた子供のころに戻ったようで。 落ち着くけれど。
落ち着かないものが、ある]
……っ
[ふ、と聞こえたものに、視線を上げた]
(463) 2014/11/19(Wed) 01時半頃
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[助けを求められて、はっと顔をあげる。
伝わる、はらわたの、その感覚。 自らの血の匂いが、腹を割いたものであるかのような錯覚
くらり、めまいがする]
……うん……
――――いま、いくよ……
[いったところで助けになるかわからない、けれど。 それでも――]
(*114) 2014/11/19(Wed) 01時半頃
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止められない、とおもう…… だから、近寄っちゃ、だめ、なんだ……
[止められなかった彼を思い。 ホレーショーは、もうフィリップの傍についただろうか。 不安に琥珀が揺らめく。 座り込んでいたけれど、気になって仕方なくて]
俺、……ちょっと、……
[怪我してるのに、うろつくのはきっとフランシスは許してくれないけれど。 それを気にする余裕もなく立ち上がり]
ごめん、ちょっと、いってくる……
[居間を出て、階下へと向かおうとした**]
(475) 2014/11/19(Wed) 01時半頃
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[下についたときにはきっとすべてが終わった後。
ただ、血に染まったフィリップを見て、呼びかける]
フィリップ――
[助けは、間に合わなかっただろうか**]
(*115) 2014/11/19(Wed) 01時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2014/11/19(Wed) 01時半頃
ラルフは、フィリップを見つけて、かけよった**
2014/11/19(Wed) 02時頃
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