78 光環の戦溟 ― bloody searoar wars ―
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2012/02/01(Wed) 00時半頃
風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2012/02/01(Wed) 01時頃
風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2012/02/01(Wed) 01時頃
風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2012/02/01(Wed) 01時頃
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封印された厄災は後五つ。
この背中に広がる"死"の力が完全になるには未だ時間が掛かるな。
[太陽《サイモン》の妻にして、たった今、その太陽《サイモン》を打ち砕いた女。 その背中から広がる、二対の翼。 それは、解放された禍の匣《BOX》の数と比例する]
今に、始まるぞ? お前の楽しみにしている崩壊《ケーキ・カット》が。
[世界の中心。そこは、世界をぐるりと眺める特等席。 傍らに、外宇宙《そら》の翼広げる人形と共に、世界を眺め]
(18) 2012/02/01(Wed) 01時頃
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六極の泉《ラキ・ユニヴァー》を中心に星が割れるぞ。
当面の間、酸素の心配等は無いだろうが。 太陽《サイモン》を失い、円環世界に維持が効かなくなる。
この星は、端からボロボロと崩れゆくだろうな。
六極の泉《ラキ・ユニヴァー》は…… 恐らく、真先に消滅するか。 それとも、外宇宙《そら》でぽつりと、その中心部だけが生き残るか。
[数分と立たないうちに、崩壊は始まるだろう]
(27) 2012/02/01(Wed) 01時半頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2012/02/01(Wed) 01時半頃
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ふふ……白無垢など着てはないさ。
"黒無垢"なら今この通りだが。 これでは神棺《カンオケ》を前にした葬式になるな?
ふふふ……。
[崩壊の序曲を見届けるまでもなく、飛び立つ人形。 引き止める事はしない]
では、また後程。
生命≪Kloso≫を見つけたら、私にも教えておくれ。
(36) 2012/02/01(Wed) 01時半頃
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[ ――――イィン]
……?
[この世界で最もその音色が交差する場所。即ち中心部。 今崩落を始める世界のあらゆる大地から、星の音色が響く]
これは星命《テュケー》の。 …!?
[南極星《セレスト》が、膨大な星命《テュケー》を吸い尽くそうとしながら、こちらへ向かってくる。 父親《サイモン》を殺したのだ。彼等とは、一応の所は、義理の母子の関係と言えなくもないが。その話は別に]
(55) 2012/02/01(Wed) 02時頃
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愚か者! 星《はは》の命までも完全に失くす気か!!
[白銀色と夢色の色彩《ハーモニー》が太陽へ向かう。 これ以上こちらへ向かう為に星命《テュケー》を星から吸い取り続ければ、ヴェラの目指す、"破戒の再生"は叶わなくなる]
……くそ。 手ずから止めるしかないか! 面倒な!!
[二対の不完全な、"死"の翼を羽ばたかせる。 まるで大地へと尾を引く様な、白銀色と夢色を目指し、太陽から勢いよく翔け抜ける。 恐らく三人の姿は、丁度大地と太陽の半ば頃で鉢合わせる形になるだろう**]
(58) 2012/02/01(Wed) 02時頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2012/02/01(Wed) 02時頃
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…………?
[実は一度。それは南極星《セレスト》と接触する前。 "死"の翼を広げ降下するその身が、急静止する]
(*9) 2012/02/01(Wed) 14時頃
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今、懐かしいあいつの《生命》が……?
(*10) 2012/02/01(Wed) 14時頃
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………気の。 せい、か……?
[白銀色の星命《テュケー》に錯覚に陥ったのかと。 頭を振った。そんな一瞬。]
(*11) 2012/02/01(Wed) 14時頃
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― 内天《そら》の中間地点 ―
『………スカー。 ………聞こえるか。 ………オスカー』
[目前には白銀を棚引かせる南極星《セレスト》。 不幸の星《ディスティヒア》の異名の如く、世界から星命《テュケー》の尽くを吸い出し近付いている。 丁度それが、地上から遠ざかった頃]
『……オスカー!
そっちは無事か? 今お前はどこで何をしている』
[世界中の誰にもその音無き言葉は伝わらない。 ただひとり。 囁く様な聲を聴く。 その者の分身体を受けた、破壊の黒鋼持つ、魔人《カオス》の少年以外には。]
(*12) 2012/02/01(Wed) 14時頃
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― 内天《そら》の中間地点 ―
[夢色の星命力《テュケイリア》放つ北極星《シメオン》は堕ちる。 白銀色の星命《テュケー》奪う南極星《セレスト》は迫る。
翔ぶ南極星《セレスト》が、崩壊した太陽との中間地点。 その場所に差し掛かろうとした刹那
――シュッ!
交わされる言葉は存在しない。 この星の大罪が紡ぐ二対の"死"の翼広げる女の破壊が一閃。 南極星《セレスト》の頬向けて、正確無比な張り手が衝突《インパクト》しようと迫った]
(140) 2012/02/01(Wed) 14時頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2012/02/01(Wed) 14時半頃
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/*業務連絡《イドバタカイギ》2 匣蹴飛ばす桃乐茜に恐々しつつ、無理せずに。 私も熟女同士絡みたいので、少しずつこちらかも振らせて貰ってるが、遠慮なく話し掛けてくれると嬉しい。
LWについては、了解したぞ。(わかると同時に戦慄したが) まぁ、半狼もまだ存在する訳だ。今はゆっくり考えても支障は無さそうだと思う。
今日からの襲撃とかでも、明日頃扱いに困りだしたら早めに相談しよう。 弟子に少女に賞金稼ぎ。デリケートな役職も多い事だしな。 まぁ、今日に関しては、空気襲撃《エア》もありだと思っている事をあらかじめ。
では芝《ダークマター》との健闘を祈る。切実に。切実に。
(*13) 2012/02/01(Wed) 15時頃
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― 内天《そら》の中間地点 ―
[破壊の黒鋼。零の欠片は、少年の声を正確に拾う。 もし隣に何者かが居れば、さぞ奇異に映るだろうと、くつくつと笑いながら]
『でかい鳥?
………私は……。
ドゥ・シアーラ。 其処からだと随分と遠い。諦めろ』
[自治区の西に位置する王国。 その更に西端に位置するのが港町ドゥ・シアーラだ。
まさか真実を語るつもりも無く。 言外には『今お前とは会えない』と言う意味も込めて]
(*14) 2012/02/01(Wed) 16時頃
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『私が悪いのではない。世界が悪いのだ。
直前の地割れで座標を狂わされた。 無事な様でよかったじゃあないか?坊や。
それで、どうだ? アイドルの周りにはどれだけの観客がいる?』
[恐らくそうからかえば、あちらでは面白い事になるだろうなと。 そんな期待を籠めながら、南極星《セレスト》からも意識は外さない]
(*15) 2012/02/01(Wed) 16時頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2012/02/01(Wed) 16時半頃
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[ バサァ………
初撃の正否を確認するでも無く。 刹那の交差の直後、再び女は南極星《セレスト》へと反転する。 その背中に、新たな三対目の"死"の翼が羽ばたいた]
(188) 2012/02/01(Wed) 17時頃
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第一の匣《BOX》――"狂妄"。
幽宴と悲終の死天使。 パロニア・イゾラ。
この私のお気に入り。 そして、外宇宙最強にして最狂の"死"の右腕――
[黒曜の剣を携える人形は今どうしているのか。 これ程迅速な立て続けの解放に、怪訝な表情を浮かべはした]
(189) 2012/02/01(Wed) 17時頃
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――お還り。 よくぞ私の手に戻ってきた
(190) 2012/02/01(Wed) 17時頃
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[ 破壊と混沌総べる妻は うっそりと愛すべき彼等を喚ぶ ]
(191) 2012/02/01(Wed) 17時頃
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私は、零《死》そのもの――。
(198) 2012/02/01(Wed) 17時半頃
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死とは具象
素敵な生の上に立つ前提因果
命と言う名
其れは総て大輪に咲く零ノ華
静謐なる華
(199) 2012/02/01(Wed) 17時半頃
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螺旋の頂上には零
生とは常に頂上を越えた雲
故にこそ私は螺旋を駆け抜ける者《Vera Trophospira》
死とは常に静謐なる安らぎ
螺旋の最下層もまた零
(200) 2012/02/01(Wed) 17時半頃
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故にこそ私は総てに安ら静謐なる死を与えよう
静謐なる眠りを恐れるな
眠りは安らかな命の楽園
万物も。
万象も。
運命も。
総てを零《カオス》へ導き、そして破壊の恵みを降す。
(201) 2012/02/01(Wed) 17時半頃
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私は、螺旋を駆け抜ける者《Vera TrophoSpira》――否。
(202) 2012/02/01(Wed) 17時半頃
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― V e r A t r o p h o s P i l l a r ― 三女神一柱 安ら静謐なる死の具現《- アトロポス -》
(204) 2012/02/01(Wed) 17時半頃
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――私こそは外宇宙《そら》の執行者《エピディミオス》!!
静謐なる死と破壊を司り安らかなる眠りを奉る! 総てを素敵な生へ還る零《カオス》の縦糸を紡ぐ眠りの女神!!
太陽神《サイモン》が仔よ!
奴はこの私が静謐なる死の眠りを授けた!!
[南極星《セレスト》へ向けて。 死女神《ヴェラ》が高らかな威厳でその姿を止める。
背中に広がる三対の翼は、女が司る"死"の具象]
(205) 2012/02/01(Wed) 17時半頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2012/02/01(Wed) 17時半頃
ヴェラは、オスカーの浮かべているだろう表情を想像して、一瞬だけ破顔した
2012/02/01(Wed) 22時頃
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く、くくく、くく……
[余りにも期待通りの反応を得て>>169、堪え切れないとばかりに肩を震わせる。 どうして、この少年はこれほど面白いのか]
『ぼいんの姉さんと、でかい兄さん。 ……そして鳥…………。
あぁ、無事にあの二人と出会った様だな。
奴等なら教えてくれるだろう。 この世界の崩壊を止める事が叶わなくとも。 責めて足掻く力の磨き方を』
[それは恐らく、そう遠く無い内に。 この少年とも敵対する運命を予見した上での事だが。 未だ少年は知る由もないか]
(*16) 2012/02/01(Wed) 22時頃
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『――禍の匣《BOX》。ドゥ・シアーラで次なる封印が解放される。
星を終焉の終末《ハルマゲドン》へと導く七罪の匣だ。
既に、禍の匣は三つがその封印から解放された。
封印の解放は順不同。 しかし、最後に解放される事が第七の匣《BOX》のみ決まっている。
この星を零に還したく無ければ。 精々歩みを止めぬ事だよ。坊や』
(*17) 2012/02/01(Wed) 22時頃
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[――もう、近付いてきている。 死の眷属《パロニア・イゾラ》が、具現の膝元にまで]
……談笑もこれまでか。
『それじゃあ、坊や。
今すぐ傍にいてやる事は出来んが。 また後で逢おう。
案ずるな。 お前の正直な気持ちのままに動けば。
この世界の空に再び、七星が煌いてくれるだろうさ』
[ほんの少しばかりの名残惜しさが混じった。 聲として響く少年に、それは伝わらない方が良いだろうなと思いながら]
(*18) 2012/02/01(Wed) 22時頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2012/02/01(Wed) 22時頃
風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2012/02/01(Wed) 22時頃
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[ ィイン―――… ]
[星の啼き声が響く>>242]
済まない限りだが、嘘ではない。
総ては再生《アルメヴィア》の為。
理解はしていたぞ。あいつも。
[納得はしていなかっただろうが。
随分と遅れて、ゆらりと飛来する石を手に取った。 「それ」が何であるかを知った上で、耳を塞ぎ、両目を閉じる銀糸の星に投げつける。 傷付ける為でない。その石に渡す為だ]
(245) 2012/02/01(Wed) 23時頃
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―――亡骸《サイモン》だ。
[突き付ける様に。 四散し、掌に収まる程小さな破片にすら別たれた太陽《サイモン》を明確に示す]
(246) 2012/02/01(Wed) 23時頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2012/02/01(Wed) 23時頃
風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2012/02/01(Wed) 23時半頃
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[ ィイン―――…!!!! ]
[絶叫に近い星の啼き声が虚空(そら)に反射する>>253]
星命《テュケー》ある存在は何れ潰える。 それは創造主たる太陽《サイモン》とて同じ。
――不幸の星《ディスティヒア》がその程度の覚悟もしていなかったのか?
[慰みを掛けても、星動力《イリアコトン》をいっそ無秩序に生み出す力は収まらないだろう。 現実を認識させようと、敢えて突き放すような言い方をする]
(258) 2012/02/01(Wed) 23時半頃
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[はぁ、と文字通りに嘆息する。 嘆かわしい。だがその対象は、金の瞳を揺らがせる>>262南国星《セレスト》より]
あの男。 つくづく子育ての出来ない奴め。
………いや。 私に口出しの権利は無いか。
[そして、くつくつと、ひとりでに自嘲めいた笑い声を小さく]
(274) 2012/02/02(Thu) 00時頃
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――行け。 太陽《サイモン》の仔。 義理の仔へと与える責めて物の温情だ。
私の望みは破戒の再生。
もしこれ以上北極星《シメオン》と離れ、 この星の星命《テュケー》を、"命"を、無秩序に枯らすつもりなら。
お前をこそ、私が零に還してやろう。
[追い払う様に右腕を奮う。 今すぐに引き返さない限りは、容赦しない。 死を司る具現《アトロポス》の厳然たる圧力を以て、命じる如くに追い払おうと]
(275) 2012/02/02(Thu) 00時頃
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[イィン…………]
[星の啼き声が止む。
まるで啼き疲れた子供の様に。 瞼を閉じ、地上へと堕ちていく姿に手を出す事はなく]
……。
………………感傷か。私らしくもない。
[ほんの小さく、息を吐き、頭を振った]
(277) 2012/02/02(Thu) 00時頃
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ヴェラは、セレストの堕ちて行く先を、その白銀《テュケー》の尾が見えなくなった後も見据えていた
2012/02/02(Thu) 00時頃
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少しだけ、昔の事を思い出したか。
[地上へと堕ちていく、子供の姿。 白銀の尾を引く星命《テュケー》は、ともすれば、子供の涙の様にも映っていた]
(*21) 2012/02/02(Thu) 00時頃
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『……どこで聞いていたのだお前は』
[呟きに返されれば、ハッ、とした様に渋面を作る。 如何にも不機嫌そうな表情だったが、頬には微かな朱が混じる。 ちなみに、化粧などには殆ど頓着しない]
『……太陽《アイツ》がとんでもない罪作りなのは認めるがな。 全く』
(*23) 2012/02/02(Thu) 00時半頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2012/02/02(Thu) 00時半頃
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『盗聴と言う物は、立派な犯罪として、"執行"されるのだぞ? 次は私の着替える音にでも聴きいるつもりか?』
[冗談を返しながらも、"むすっ"、とした渋面は変わらず]
『……あぁ。 瞬きにも満たない程度の、昔《きのう》だ』
(*25) 2012/02/02(Thu) 00時半頃
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『…………………くくっ。 わかったよ。私の負けだ』
[ついに堪え切れない様に折れてしまった。 作っていた渋面も、ぽろ、と崩れて、小さな笑みを零す。 聴こえたくない物でも聴こえてしまう事は、執行者《エピディミオス》たる自身もよく知っている]
『………あぁ。 まぁ、そんな所だよ』
(*27) 2012/02/02(Thu) 01時頃
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[と、そこで表情を真剣な物へと戻し、眼下。 美麗に咲く華の如く、"咲けた"大地に眼を向ける]
『――南極星《セレスト》が堕ちた。 あの様子だとすぐに北極星《シメオン》と見える事は無いだろう。
恐らくは西端の海だ』
[飽くまで冗談で進めるなら、ケーキカットか。 埒外にも考えながら]
(*28) 2012/02/02(Thu) 01時頃
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― 世界を傲然と見下す場所 星の虚空(そら) ―
………随分と寝坊したな。
私がこの世界を選んだ程の以前。 第一の匣《BOX》に封印された貴様ら。
嘗て、第一の匣が破壊された時。 さしもの私も諦めた物だが……。
[バサァ……。
そこは星明かりも存在しない、嘗て太陽が照らした宇宙《そら》。 何も存在しない場所へと、親しみも込めた言葉を送る]
(307) 2012/02/02(Thu) 01時半頃
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今一度、眷属の誓約を顕てよ、堕天使《パロニア》。 杖を持て。
[それは嘗て彼等が封印されるより以前。 その最強にして最狂たる、死の具現《アトロポス》が右腕へ語り掛ける]
(308) 2012/02/02(Thu) 01時半頃
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|
……。
["チッ"、と小さな舌打ちを零した。 嘘偽りなく情報を齎してから、西端へ行くよう仕向けた方が良かったか等と一瞬考えるが、しかしその様な些細な事、本気で気にはせず]
『そちらに関しては抜かりはない。
――第一の匣《BOX》が貫かれた。 それは即ち、"奴"の目覚めを意味する。
この澱んだ世界をそれでも、今に至って尚存続させようとするのならば。 面白い。 その摂理に反逆する意志と勇気に敬意を表し、私自らも、破壊と零の華を手向けてやろう』
(*30) 2012/02/02(Thu) 01時半頃
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[まさか、現世に蘇った≪L.O.S.T≫が。 この様な運命を運んでくるとは予想だにしなかった]
構わん。 我が眷属は我が誇り。
我が誇りが今、静謐の大宇宙《そら》に還った。 それ以上に求める物は無し。
[死を司る具現ですらも時に読み切れぬ、未来。 だからこそ、永劫の時間を生きる事にも飽きを覚えない]
(316) 2012/02/02(Thu) 02時頃
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|
[言葉を待つまでも無く。 黎《クロ》が捧げる杖。
満足気に唇を微か開き、手にする。
杖を。 唇を。 合わさると同時、長き封印の中に弱まりを見せる頂の紫水晶が。 ゴウ、と闇をより激しく燃え盛らせる]
(317) 2012/02/02(Thu) 02時頃
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[そしてもう半身。 皓《シロ》が捧げる輪。
捧げられる光輪を素敵な所作でつまみとり。
輪を。 唇を。 合わさると同時、長き封印の中に弱まりを見せる光輪の光輝が。 コウ、と光に死の力を含んだ虹色の煌めきを齎す]
(319) 2012/02/02(Thu) 02時頃
|
|
――貴様らの帰還に感謝しつつ。執行者の厳命申し付ける。
[ カァン!! ] [杖と輪。 黎と皓に別たれた相反にして同一の証が眷属の手に]
私が執行せし使命は、破戒の再生ただひとつ。
即ち。 この澱んだ星の破壊に抵抗する者達。
それらを試して来るといい。
力無き運命の反逆者には静謐なる死が降り注ぐ者と心得よ。
(322) 2012/02/02(Thu) 02時頃
|
|
[そこで、死≪アトロポス≫抱える女はふと感じ取る。 ……この世界にて動きを見ない者がもうひとり]
嘗て慣れ親しんだ匂いがするな。
この私、死《アトロポス》の眷属にありながら。
何れ来たるこの星の死を拒んだ反逆者
[嘗て、具現の反逆者が存在した事を]
(324) 2012/02/02(Thu) 02時頃
|
|
――死の反逆者、刻嗤いの悪霊《デモナ・クロノス》。
皓《シロ》の方。 堕天使《キサマラ》と双璧を為す、我が至高の片腕。 気配の残滓を感じる。
出会いながらにあの反逆者の存在を忘れたか? それとも、覚醒のばかりで、"寝惚けて"いたか?
……あるいは。 非常に良く似た。"別人"か?
[訊き様によってさまざまに。 その責を追及する様にも、あるいはおどけ、からかう様にも。 だがそれ以上は気にすまいと頭を振る]
(326) 2012/02/02(Thu) 02時頃
|
|
黎《クロ》の方。貴様に奴の沙汰を一任する。
[視線を向けるは、黎《クロ》の杖携える半身。 反逆者の元へ、死女神は命じる]
今再びこの私に恭順を誓うならばよし。 貴様半身で敵わぬを思えば深入りはするな。
(331) 2012/02/02(Thu) 02時半頃
|
|
皓《シロ》の方。貴様は鳥と龍を。
[視線を向けるは、皓《シロ》の輪携える半身。 鳥と龍の元へ、死女神は命じる]
太陽《サイモン》に死を与える直前に見えた五色の光。 "アレ"を使うのはこの世界でただひとつ。 貴様等も良くしる、"アレら"だ。 無論、敵わぬを思えば深入りはするな。
(332) 2012/02/02(Thu) 02時半頃
|
|
近く、第二の封印が西の果てで解放される。 それまでの命となろうが。
[眼を伏せ、頭を垂れる眷属へ。 彼等への、信持つ声色《ゴクジョウノホマレ》を以て]
――引き受けて貰えるか?
(333) 2012/02/02(Thu) 02時半頃
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|
頼んだぞ。我が忠実なる大宇宙《そら》の堕天使。
[黎《クロ》と皓《シロ》が弾け、融け込み、消える。 そして、彼等、堕天使《ケンゾク》が姿を消した直後。
死女神《アトロポス》は、その翼を隠し、女統領《ヴェラ》と戻る]
(340) 2012/02/02(Thu) 02時半頃
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|
――――ひゅう…っ!!
[虚空《そら》から地上へ堕ちる疾走感。 真に選ばれし者にしか決して味わう事を赦されないこの得も言われぬ解放感ある風圧。
一時の快感と共に、女統領の身体は、眼下。 今なお真下に座す、六極の泉《ラキ・ユニヴァー》へと堕ちる。
地上へとその姿が足を着けるのは、崩壊の中心にして、今にも崩れ落ちそうな、六極の泉《ラキ・ユニヴァー》が桂冠の根に支えられた頃だろう**]
(344) 2012/02/02(Thu) 02時半頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2012/02/02(Thu) 03時頃
風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2012/02/02(Thu) 03時頃
|
―禍解き放ちし黒曜の剣突き立つ六極の泉《ラキ・ユニヴァー》―
[それは突然降り立った。 人の身にありながら、まるで上空から舞い降りた様に。 黒曜の柄に、素敵な爪先立ちで屹立する仮面の女]
ほう。 面白い気配が中心からすると思えば。
なるほど、天使か。
[『零ノ華』女統領―ヴェラ・トロフォスピラ。 破戒の封印解き放つ黒曜の上で敢然と現れた]
(364) 2012/02/02(Thu) 13時半頃
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― 黒剣聳えるも禍打ち払われし六極の泉《ラキ・ユニヴァー》 ―
胸は関係ないだろう。 それに……。
[ちら、と視線を少女めいた顔づくりの天使に。 微かに意地の悪い笑みを浮かべながら]
ここには男は居ない事だしな。
女二人で禍の匣《BOX》を抑え込むか。 ある程度の力はあるようだな。
(385) 2012/02/02(Thu) 17時頃
|
|
……ヤナ感じ?
あぁ、私の気配に混じる、禍の匣《BOX》の残滓か。
[この女、あの時とは随分と態度が違う。 あの時は、聖火の勇者が目覚めた、それも仕方がないかも知れないが]
だがひとつ教えて置いてやろう。 万象とは、光と闇の対比を前にしてすら善悪を区別はできん。 光が世界を滅ぼす事もあらば、闇で世界を救う事もある。
生《クローソー》と死《アトロポス》が手を取り踊り回る事に、何の不思議もないだろう?
[黒曜の柄につま先で立つ、その姿勢を崩さず、くすりと笑みを浮かべた**]
(386) 2012/02/02(Thu) 17時頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2012/02/02(Thu) 21時半頃
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― 黒剣聳えるも禍打ち払われし六極の泉《ラキ・ユニヴァー》 ―
南極星《セレスト》。 その忌み名を自分で呼んだか。
[声が、届く>>407。 穿つべき禍の匣《BOX》の存在を知った黒曜の大剣が、ぶるぶると震える]
……そう。 第六の匣《BOX》、"貪慾"。
それはこの世界のありとあらゆる生命たる星命《テュケー》。 それを吸い上げる不幸の星《ディスティヒア》その者。
幼いあの性格には、さぞ重たかろう。
(429) 2012/02/02(Thu) 22時頃
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だがな。アレを不幸の星《ディスティヒア》と呼ぶのは大間違いだ。
(430) 2012/02/02(Thu) 22時頃
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星命《テュケー》には生命のみが籠ると、どこの星詠みが言った?
この星の、"星命《テュケー》"がひとつの"それ"を抱いた時。 星動天核《ティケイルコア》が産まれるのは何故だ? そしてそれは何故、北極星《シメオン》には絶対に産めない?
――私に言うところの、デカい方の女。
実に簡単なその答え。 お前には理解できるか?
[そして突然逸れた様な言葉を。 星詠みの娘へ、試す様に仮面の女は送る]
(431) 2012/02/02(Thu) 22時頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2012/02/02(Thu) 22時頃
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[[ ―― ズゥン!! ]]
……おっと。
馬鹿な真似は止せ。 中々につま先でバランスを取るのは大変なのだぞ?
[黒曜の剣の足を止める樹枝が足場を揺らす。 だが、当の仮面の女は、何の痛痒も感じる気配みせず、愉しげな笑みを浮かべる]
(436) 2012/02/02(Thu) 22時頃
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『――私の右腕《ケンゾク》だ』
[呆れかえった聲が、桃乐茜に届く>>447。 それは、当の眷属当人には恐らく聴こえないだろう聲。 死女神は、眷属の瞳を、闇を、光を通じ、映す世界を認識する]
『……時折聴こえた声は、お前だな?
反抗期など。見ればわかるだろう』
(*31) 2012/02/02(Thu) 22時半頃
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『――――万年反抗期な事くらい』
[この堕天使《ケンゾク》は、元からその嫌いはあったのだ。 尤も、気にはしないが]
(*32) 2012/02/02(Thu) 22時半頃
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『そう。そしてそれに立ち向かうがこの私の左腕《ハンギャクシャ》。
だが。 ……これは、違うな?』
[黎《クロ》越しにその姿、その気配を微かに感じるからこそ理解できる。 これは完全な、あの反逆者本人ではなさそうだ]
(*34) 2012/02/02(Thu) 22時半頃
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『………………………っ……』
[万年ではなかった。彼等は永遠の反抗期《リッベリョーネ》。 これは間違えて済まなかった? 否。 自分で言うな世話の無い愚か者! 眼の前にいれば、呆れ顔でそう言うだろう言葉を堪える]
(*35) 2012/02/02(Thu) 22時半頃
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『……構わんぞ?遠慮の必要は』
[笑う声。……嗤う声だろうか? その姿と、立ち振る舞いは既に認識しているが]
『私とて、気になっているのだ。 ……お前は、果たして、何者なのか』
(*37) 2012/02/02(Thu) 23時頃
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さて。その質問の答えを聴くまで
[黒曜の剣から降り立つ>>451 ぱしゃり、と水しぶきの立つ音。 其の場所に屹立したまま、仮面の女は素手の身で拳を上げ]
――試してやろう。お前の力。
この私の、瞬連撃《アクセルフィスト》で!
[睨み、視線を向けてくる少女の様な少年に踏み込み、拳を振りかぶる。 鳩尾、肩口、右腿。姿勢も高度もお構いなしの瞬連撃]
(488) 2012/02/02(Thu) 23時頃
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/*業務連絡。おばさん井戸端会議3
後1時間と少しで更新ですが。 明らかに今、落ちフラグが、狂信者だろうセレスト以外ないです。 ので、襲撃は、虚実の蜃気楼《エア》を前提になると思いますが、如何だろうか?
半狼の場所はもう解りやすく割れているが、とりあえず今日は無さそうな感じだろうか。 こちらは状況を見ながら覚醒を掛ける事になりそうだが、殆ど半辺天《オトメ》にお任せする事になるが、大丈夫だろうか?*/
(*40) 2012/02/02(Thu) 23時半頃
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[ほぼ初撃で、小柄な天使の身体は吹き飛ぶ>>506。 息をも付かせぬ連撃も、初撃で決まれば宝の持ち腐れだ]
……今殴った時。
お前から懐かしい気配がしたな。
[腹を押さえて蹲っている。 背中の翼《ヒカリ》は霧散し、そこには小柄な少年ひとり。 ひと息のままに距離を踏み抜く]
この星のイノチだろうが。 私にも覚えのあるイノチはそうは多くない。
……この桂冠の樹枝、もう少しで思い出せそうだぞ。
[右手で、無造作に細首に手を掛けようとする。 もし抵抗も出来ない有様ならば、そのまま木に押し付けようと]
(517) 2012/02/02(Thu) 23時半頃
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半辺天《オトメ》……なるほど。
私の思い過ごしだったか? あいつ《クローソー》の気配がすると思っていたのだが、人違いか。
……それとも…………… いや、言うまい。
[残された磨かれていない宝玉。 この半辺天《オトメ》と名乗った者が、未だ幾つの謎を抱えているだろうかと、興味を持ちながら]
(*45) 2012/02/02(Thu) 23時半頃
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/* あぁ、パスの事です。再確認として。 最初はクラリスが狂信者かと思っていたら盛大に分裂してどこにいったと思えば南極星だった。余談だが。 */
(*48) 2012/02/02(Thu) 23時半頃
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[生理的な涙が紅眼に滲んでいる。 弱い。未だ、弱い。 だが、それでも目の前の敵を睨み付ける敵意は衰えを見せない]
…………。 思い出した。
貴様、千年前の終末《ハルマゲドン》の天界大戦に存在していた。
[エリクシエル。医術天使。 もうそれは、この少年が何度も耳にし、付き纏ってきた名前。 が]
(537) 2012/02/03(Fri) 00時頃
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――アマルティアか。
[異なる名前を、口出した途端。 何を感じたのか、その手をすんなりと解放して]
(542) 2012/02/03(Fri) 00時頃
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『引け、堕天使《パロニア》』
[その視線は虚空(そら)。 旗色の色彩が暗澹とした眷属への命を放つ]
『仔細は貴様等を通して眼に、耳にしていた。
一度手を引け。 死の宴を長く続けては生は黙らん』
(548) 2012/02/03(Fri) 00時頃
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[虚空(そら)へ向ける言葉はそれで充分とばかりに。 上へ向けたその仮面を、最後に。 少年をかばいも出来ず、立ちつくしていた女へと注ぐ]
……悪くない。
本質は理解っているようだな。
[質問にとりあわないぞんざいな態度。 だがそれすら心地いい。 応える気が無いはずなのに、既にその問いに応えていた女に、満足そうな音を鳴らす]
(553) 2012/02/03(Fri) 00時頃
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[だが今はそれ以上の言葉はないとばかりに。 激しく咳き込み、噎せこむ少年の足元に再び歩み寄る]
『審判の日は来たり
円環を守る殻は破られ、人々は真なる宙《そら》を視るだろう。
己が犯した罪と共に』
[そして、彼も嘗て聞いただろう、その言葉。 意図を言う事もなく、ただ告げるのみ]
(567) 2012/02/03(Fri) 00時半頃
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/* 何故死亡フラグを直前に( えと、とりあえず。 襲撃はこのままエアとして……時間もないので。 処刑のみの様子で
(*51) 2012/02/03(Fri) 00時半頃
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