218 The wonderful world
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―7d:展望台にて―
[>>11抗う拳の如き 黒き円柱が 雑音を その圧で弾き飛ばす。
展望台の端に どさり 重いものが倒れ込む音が響き それが のそり と また立ち上がる。
クナイをひとつ弾かれれば、舌打ちひとつ。]
―― …… チッ。 これくらいには 気付くでござるか。
[生憎、毒なぞは仕込んでいない。 本式の忍とかけ離れているのも また確かで。
―― 故に、その分 小細工より火力を持つのだが 其れは未だ。]
(22) 雨京 2015/03/20(Fri) 19時半頃
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[>>16突きつけられたその鈍色を 理解するでも無く 緩やかに起き上がる黒は 巨躯を揺らして 更に速を増しながら、駆ける。
そして 獰猛な獣は、 銃を取り落とした所を見逃す筈も無く。
今度は吹き飛ばさん と ばかりに 手を広げ 取り落とされた金属の音がした方へ 薙ぎ払おうとする ―― 。*]
(23) 雨京 2015/03/20(Fri) 19時半頃
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[――― べきょり
>>25重々しい、銀色の光沢が 禍々しい光を差しながら 二本を叩き斬り。
薙ぎ払おうとする凶爪は その軌道を歪ませ 重力に従い 下げていく。
逸れゆく爪よりも 前のめりにその巨躯が沈もうとする方が 危うかったかもしれない。 ]
―― 茶番など 行っているつもりは 皆目無いでござるよ …… ‟こちらも”必死なのでな。
‟急ぐと死ぬ”。 ―― 唯 機を見ていただけ也。
(28) 雨京 2015/03/20(Fri) 21時頃
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[>>27浮かべられた嘲りの色。 その挑発に眉根一本動かさぬが。 代わりに応じるように バッジを弾く。
今度 出づるのは 雑音では無く 揺らめく鬼火が六つばかり。]
…… しかし そうだな。 刻を待つばかりでも退屈する上 何より つまらぬもの。
…… ここは。
――― ‟アブハチトラズ”、 さっさとケリをつけるでござらん。
(29) 雨京 2015/03/20(Fri) 21時頃
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その身を 火遁に焦がすがよい
[其のコトバと共に バッジを弾く音と同時に また空を裂く。
その姿が消え 鬼火は三つに分かれたりて 上空に躍り―― 小さな花火の如く ふたつの影の上で 弾けんとす。
それと共に、二人から少し離れた先。 展望台の開けた
ヒラサカ区の一帯が見下ろせる その硝子の手前。
逆光を帯びて顕れ 実体を掴ませずに 影絵のように浮かび上がる輪郭は ‟人の姿”のものでは無い。 ]
(30) 雨京 2015/03/20(Fri) 21時半頃
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[轟 と、 音に気付けば 今まさに 空気が真空の中に呑み込まれ
真空の刃―鎌鼬―が 形成されゆくのを 見ることが出来たかもしれない。 *]
(31) 雨京 2015/03/20(Fri) 21時半頃
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[ >>38その挑発には黙した儘。 散る花火の音を合図として、 影は、地を蹴る。
其の黒は 人の輪郭を持たず 二足で駆け 手の先に鋭き鎌を持つ 黒きイタチの姿 ―― 。]
―― …シノビたるもの、身を隠して当然。
[>>40がなり立てる弾幕の雨の音に、 黒影の鼬の藍色は 微動だにしない。
身体の周囲に纏う真空の刃が、 向う道の 無作為にバラ撒かれる弾丸の勢いを殺し 二つに 鉛を裂きながら、『強行突破』する。
最もその旋風の如き 刃も 永続する訳でも無く、再生成される前に 散った風の後から 肩口に二発、脇腹に一発。]
(41) 雨京 2015/03/21(Sat) 01時頃
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[幕が開ける前に 風穴が闇色を穿てば 体勢を崩しかける、が。
そこは、シノビ故。
声も無く 其の 獣の脚力で無理矢理 地を一段を蹴れば、虚空へ跳び上がり
其の儘、アクロバットでもするように くるり 回転して体勢を立て直せば
そのまま 弾幕を‟飛び越えた”儘 散弾の中心へ 手にした鎌を、
頭上から振り翳さんと――。 *]
(42) 雨京 2015/03/21(Sat) 01時頃
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…… ―― ぐっ …!!
[>>43空に向けられた銃口。 其れを避けようにも、今度こそ体勢を直し切れず。
―― 空間を裂く余裕も無く、 その弾幕に 呑み込まれ、 弾かれ 近くの床に転がる。]
…… 拙者に動きに、気付くか
[恨めしそうな聲に滲ませ 無数の風穴から 黒いインクを空に融かす。 が、それでも 声に痛みは滲まず。
可視出来るだろう ハリネズミの如き毛を逆立て 跳ねあがるように 起き上がろうとするが 其れは、抗いようのない隙になるだろう。*]
(46) 雨京 2015/03/21(Sat) 01時半頃
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[跳ねあがる直前。 転がる獣を 追い討つ動きがあるならば。 きっと その前か。
>>47投げ出された重い音に 藍玉に籠る 刀の鋭さは見逃さない。
白い靄が カタチを整える前に 何方が悪役か分からぬ笑みを浮かべる主に、 向けるは 紛うことなき 殺意]
―― ……甘い。 … 甘味のように、甘いでござるよ
[刹那 獣の周囲の圧力が高まり
―― 風が鋭さを帯びて、 幾本かの 風の小さな刃が 金よりも 確実性を踏んだ 目先の汚れた白衣の方へ向かい 乱舞しようとする。*]
(48) 雨京 2015/03/21(Sat) 03時頃
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[風が牙を向けた直後 揺らぐ地の波紋に 咲く鉄の華。 その金属の匂いが 鼻腔を掠め。 囲むような槍の柵が 周囲を覆う。
ひとつ 舌打ちをするのと 切っ先が 抉るは同じ。 黒き獣の固き腕を 足を抉る。
文字通り串刺し ―― にしようとする槍が 貫く先は またしても空。 ]
…… ―― ッ、
(52) 雨京 2015/03/21(Sat) 15時頃
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[―― けれど、虚空から消える前。
確かに槍の幾許かは 黒の足を 手をを貫き、
其処に確かにあった 夥しい黒の水溜りが 空に昇華せんと 霧のようになっていた。]
――― …… 拙者は、
[―― 跳んだ先は 今迄のように背後を取らず 否 ‟取れず”。 槍の大群が処刑具のように誇る、その真後ろ。
―― 零そうとした続きは、 …… 轟砲によって 掻き消され。]
(53) 雨京 2015/03/21(Sat) 15時頃
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[ 真っ直ぐに。 そう 真っ直ぐに飛ぶそれを
風圧によって 軌道を捻じ曲げるのが関の山。 膨大で 凶悪な弾丸が、腕を貫いたかと思えば 左肩を 左の脇腹を以て
その浪漫とも言われる所以を見せつけるように 大きく抉るように ‟吹き飛んだ”。 ]
……く…、
貴殿らなぞにっ…! …… 御前達に!!
…… 未だ、 未だ!負けはしない!
(54) 雨京 2015/03/21(Sat) 15時頃
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俺は 此処で 果てる訳にはいかないんだッ…!
(‟ゲーム”に勝たねば、 この地は ―― )
[無感情に滲んだ 焦燥は 仮面≪キャラクター≫の内側を引き摺りだされ 藍を冷やかに輝かせ ――
散る花火の弾丸に 火が着いたように 方々の体に抗うように ‟吼える”。]
―― 散れ
……――― そして 霞に消え逝け!
(55) 雨京 2015/03/21(Sat) 15時頃
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[吐き出された執念が 黒き霧と成りて 足掻きの一手 四方の視界を昏くするだろう。
―― ドォン ッ、
凄まじい音が 木霊する。 其れは 不規則に 幾つも天に打ち付ける 間欠泉のような水柱。 狙いを定めるで無く 唯 無作為に圧殺せんと。*]
(56) 雨京 2015/03/21(Sat) 15時頃
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[再び 地を駆けようと 一歩。 脚を持ち上げ 下ろした瞬間――。
其処にあるはずの『固い感触』が無かった。]
…… ―― !
[広がるのは、波紋のような揺らぎ。 其の歪み 磔にせんと波打つ水に気付くのは 一寸遅れた後。
―― その刹那は、僅か、 しかし 地に留めるには 充分過ぎる程の時間。
獣が空に消えるより先、 地に繋ぎ止められる方が 瞬く程の違いであれど 速かった。 *]
(60) 雨京 2015/03/21(Sat) 17時半頃
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……―― こんな枷などッ…!!
[もがく。
―― 泥沼から足掻くように。 禁断化の反動のように 上手く動かない爪を 無理矢理地に立て。
呪縛から逃れようと、して ―― 。
――― パァン ッ
展望台に轟く 一声は。 最期に 運命に抗おうとする獣の体躯を 勢い良く 真中に風穴を開け 吹き飛ばし。]
…… が ッ ……!
(64) 雨京 2015/03/21(Sat) 20時頃
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[硝煙の奥。 血を口から零しながら、 ノイズ化が剥がれて 地をアカに染める。]
こんな、ところでくたばる訳には 行かぬのに、 …… ―― しかし これまで …。 眼前が昏く染まる中 抗おうにも 己の限界を否が応でも感じる。
そんな折に漏れるのは 何故だか 哄笑。 僅かにのみ動く躰は 悪足掻きよりも。 凝り固まった執念からの 自棄。 ]
(65) 雨京 2015/03/21(Sat) 20時頃
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―― く、 くくッ…… !
シノビはな 執念深いのだ ―― サムライのように 潔くは散らん
… 派手に 花火のように 四散してやろうッ!
[掠れ 妙に意志だけ籠った 残りものの滓のような聲に 何か気付く事はあるだろうか。
周囲の風が異様な静寂を生み 漂うは 何処か 火薬のような香。
―― バチリ バチリ と 火花が 風を打ち、
次の瞬間 爆風がフロアを支配せんとするだろう*]
(66) 雨京 2015/03/21(Sat) 20時頃
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―― ……‟ ”、
…… やはり 約束は守れそうにない な
[その直前。 呼ぼうとした名前は やはり 空白の儘。
何ひとつ してやることの出来なかった 一つの笑顔を思い出し、
伸ばそうとした手は動かず ―― 後は 散り行くのみ。 * ]
(67) 雨京 2015/03/21(Sat) 20時頃
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